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2019年1月29日火曜日

[CDアルバムレビュー]  JUNNA「17才が美しいなんて、誰が言った。」


JUNNA「 17才が美しいなんて、誰が言った。(初回限定盤)(Blu-ray Disc付)」
(2018/10/31)

1. Steppin’ Out ~extended version~
2. 狂ったカンヴァス
3. 紅く、絶望の花。  [公式PV]
4. 本当のことは言わない  [公式PV]
5. やってられないよ
6. Be Your Idol
7. 世界を蹴飛ばせ!
8. 情熱モラトリアム
9. もうヤダ!
10. 赤い果実
11. Here ~album version~  [公式PV]
12. CONTRAST
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)



JUNNAの1stフルアルバム。
アニメ「マクロスΔ」から飛び出した5人組ユニット「ワルキューレ」の
エースボーカルを務めた後にソロデビューを果たしたアニソン系歌手の作品。
シングル曲を聴いた時点からアルバムが楽しみだと思えたほどにボーカリストとしての
魅力に溢れている。リリース当時はまだ17才だったとは思えないほどの歌唱力。
声質的にはSALTY DOGの前ボーカルなどを彷彿させるような
欧米系の歌姫に近い歌声で、芯の強さを感じる。なぜ17才にしてこんな声が出せるのか、
骨格が良いのか乳製品を食べまくって育ったのかと思いきやwikiによると
好きな食べ物はおつまみと書かかれてたのには笑った。それもある意味17才離れしてるが。

楽曲の方も粒揃い。1曲目「Steppin’ Out」は開放感のあるデジタルポップ系の曲ながら
長めのイントロに加えて間奏部分ではラウドっぽいアレンジが入るなどの
編曲の活躍っぷりが素晴らしい。「♪誰かとやりあいましょう」って歌詞には笑ったが。
2曲目「狂ったカンヴァス」はイントロから民族音楽風のコーラスが荘厳で
なおかつ弦楽器系のアレンジも効いていてクサメロ好き歓喜の曲。
そして3曲目「紅く、絶望の花。」は作詞作曲がla la larksというのが意外なほどに
ソリッドなロックチューンで今作の曲の中でも一番のお気に入り。
アルバム前半からアーティスティックな曲が並んでいて高い歌唱力がより生きている。

それに対して中盤以降は洋楽ポップス風の楽曲も増え、より多彩な曲調で聴かせてくれる。
7曲目「世界を蹴飛ばせ!」はTHE BACK HORNの菅波栄純さんが作詞作曲ながらも
Aメロの時点から「♪また女に生まれたいけど」といった女子力の高いラブソングを
歌い始めたのには笑ってしまった。それでも荒涼感のあるロックテイストの
アレンジに加えて「♪若くして死にたいなんて」などといった歌詞のフレーズには
バクホンのカラーも入っていて良いコラボだったと感じられた。
続く8曲目「情熱モラトリアム」はいきものがかりの山下穂尊さんの作詞作曲で
ブラスバンドサウンドが軽快な曲だが、似た系統の曲で10曲目「赤い果実」の方が好きかな。
そして後半で最も驚かされたのが9曲目の「もうヤダ!」。洋楽ポップテイストの曲ながら
サビの歌唱の迫力が今作ナンバーワン。ビブラートも交えてインパクト抜群。
この「♪もうヤ~ダ~~~ァァァ」と5曲目の「♪やってられないよ~~」は
会社帰りなどの日常生活でも思わず口ずさみたくなるほどのキャッチーさがあった。
当ブログの記事でアニソン系歌手の魅力が伝わらないならもうヤダやってられないよ。

そしてラストを飾るバラード曲の12曲目「CONTRAST」は歌唱の魅力もさることながら
歌詞のメッセージが素晴らしい。「♪それは片方だけではきっと分からない」
「♪形の違うピース削る必要なんてない そのまま合わせれば完成するパズルの"Peace"」
本当にその通りだと思う。アニソン系の歌手や曲の魅力を伝えるブログだってそうだ。
アーティスティックでヒロイックでカッコいい系の歌手や曲ばかりの当ブログとは逆さまの
アイドルっぽくて可愛い系の歌手や曲が中心なブログもいくつかあるが、
それこそ形の違うピースを合わせて完成ということで片方だけではなく
両方見ることを推奨いたします。どう見ても当ブログの方が読まれてないからお願いだ。

曲調が多彩な故に個人的にはハマる曲とそうでない曲の差が大きかった印象だったが
それでも1stアルバムにしてこれだけのものを見せてくれたならば上出来そのもの。
経歴的にはポストMay'nを期待したくなる歌手だなと思ってたがそこはラストナンバーの
歌詞の通りにオリジナルの歌手人生を歩んでいってくれることを期待したいですね。






2019年1月25日金曜日

[アニメ感想]  BanG Dream! 2nd season 第4話

公式サイト https://anime.bang-dream.com/2nd/
配信 https://abema.tv/video/title/283-5

第4話はハロー、ハッピーワールド!が主役の回ということで
poppin'partyの皆さんにライブを見せるも、女子高生バンドのレベルを遥かに超越した
ド派手な演出連発、しまいには熱気球に乗ってスカイダイビングまでやってしまうという、
これまでの第1話~3話からは想像もできないような展開。こういうファンタジックな
ガールズバンドのアニメとなると、どうしてもSHOW BY ROCK!!と比較してしまうというか。
パラシュートが開かなくて大ピンチなんてのはベタだなぁと思ったし、
ファンタジーに振り切るならばもっと面白いネタを入れることできたのではと思ってしまった。
ハロー、ハッピーワールド!の楽曲が放送ではほとんど印象に残らなかったのも惜しい。
そりゃまともに演奏してないからな。「せかいのっびのびトレジャー!」は
あらためて聴くと、デジタルハードロック調のAメロからサビでカラフルポップな曲調に
展開を見せるという曲で、これはかなり面白いなと感じたんですけどね。






2019年1月23日水曜日

[CDシングルレビュー]  BAND-MAID「Bubble」


BAND-MAID「 Bubble」
(2019/1/16)

1. Bubble
2. Smile



BAND-MAIDの通算5枚目のニューシングル。2枚同時リリースの2枚目となる作品。
表題曲「Bubble」はドラマ「パーフェクトクライム」の主題歌としてもオンエア中の曲で
サビの盛り上がり抜群。一気にキーが上がると共に切れ味鋭い歌唱に聴かせてくれる。
小鳩ミクちゃんが作った歌詞もスリリングで、なおかつコーラスワークも決まっていて
さらに終盤の大サビでもう一展開加わるところもスケール感あって良い。会心の名曲!

カップリング曲「Smile」はポップ感のあるメロディとストリングスを交えた編曲が光る
ミドルチューンで、最近のBAND-MAIDとしてはかなり異色の曲。
作詞は小鳩ミクちゃんで作曲は阿久津健太郎さん。2枚同時リリース作品の中では
唯一の外部提供曲で、これって同じ事務所所属のPASSPO☆が解散しなければ
そちらに提供する予定の曲だったのかとすら思ってしまった。それぐらいキャッチー。
以前からそうだがBAND-MAIDはどうしても似た系統の曲が多いと感じる部分があるだけに、
こういう曲も交えることでバリエーションが増えるのは大歓迎ですね。

初のドラマタイアップ曲で原作は女性人気が高いということから
お嬢様が増えることを期待したくなる作品でした。2枚同時リリースのシングル曲では
個人的には表題曲カップリング曲ともにこちらの方がより素晴らしいと感じられた。
テレ朝系列で放送中のドラマ主題歌ということならば次は念願のMステ出演も
期待したくなる。小鳩ちゃんがタモリさんの前でくるっぽ~旋風を巻き起こした後に
その自慢の楽曲を全国のお茶の間に響かせて、アッと驚かせて欲しいですね。






2019年1月22日火曜日

[CDシングルレビュー]  BAND-MAID「glory」


BAND-MAID「 glory」
(2019/1/16)

1. glory
2. hide-and-seek



BAND-MAIDの通算4枚目のニューシングル。2枚同時リリースの1枚目となる作品。
表題曲「glory」はアニメ「遊☆戯☆王VRAINS」のED曲としてもオンエアされた曲で
イントロや間奏からしてツボにハマる痛快かつ重厚なロックンロールナンバー。
小鳩ミクちゃんが作った歌詞も相変わらずカッコ良くてアニソンらしくもあり
「♪想定外も楽しめよ」にはとりわけ勇気づけられる。自分に足りないものだと思っただけに。
その一方でサビメロの抑揚の少なさは気になっていたが、
それでも曲終盤の大サビでコーラスが加わった後に更なるメロディ展開が
あったのはスケール感があって良かった。フルで聴けば納得の名曲。

カップリング曲「hide-and-seek」はいつも通りの王道ガールズハードロックナンバー。
こちらもサビメロが単調かなと思いきや終盤のサビでもう一展開あるのが良い。

初のアニメタイアップ曲で更なる海外人気の獲得も期待できる曲をリリースしてくれた。
この調子で国内外ともにご主人様お嬢様が増えて世界征服となるか?そして次作に続く。






2019年1月20日日曜日

[ライブレポ]  JAM Project Special Live 2019 A-ROCK

1月13日(日曜日)大阪・Zepp Osaka Baysideにて開催された
「JAM Project Special Live 2019 A-ROCK」に行ってきました。
JAMの歴史を振り返るライブとして計2日間に渡って開催されたスペシャルライブで
1日目のこの日は「Early numbers」と称して2000年~2010年の間にリリースされた曲を披露。
当ブログ管理人がJAMの存在を知ったのは2010年頃とあまりにも遅かっただけに、
初期の傑作曲の数々をライブで聴けるチャンスが再び到来したならそりゃ行くしかない。


[セットリスト]
・SOULTAKER
・CRUSH GEAR FIGHT!!
・冒険王 ~Across the Legendary kingdom~

・(スパロボメドレー)
Break Out
Rocks
Crest of "Z's"
GO!!
迷宮のプリズナー
MAXON
Fight to the end~聖戦~
RISING FORCE
VICTORY
GONG

・(DJKG)
Space Roller Coaster GO GO!
Legend of the Heroes
DRAGON
GET UP CRUSH FIGHTER!
TRANSFORMES EVO.
未来への咆哮
魔神見参!!
SHURAKI
Three souls
爆鎮完了!レスキューファイアー
HERO
Only One
BEAUTIFUL PEOPLE
紅ノ牙
守護神-The guardian-
ハローダーウィン!~好奇心オンデマンド~
JAMがもってった!セーラーふく

・牙狼 ~SAVER IN THE DARK~
・Fencer of GOLD
・Name~君の名は~

・(スパロボED曲メドレー)
Portal
Cosmic Dance
FOREVER & EVER

・KI・ZU・NA

・(DJKGリターンズ)
Battle Communication!!
マーチ オブ レスキューヒーロー
LONGING
VOYAGER
覇王の剣
嘆きのロザリオ
FREEDOM
STORM BRINGER
SEVENTH EXPLOSION
晴レルヤ
REAL BLACK HALL~Break through~
Elements
流星Lovers 

・ハリケーンLOVE
・限界バトル
・鋼の救世主
・レスキューファイアー 

(アンコール)
・A-ROCK~電脳Wars~
・SKILL

全56曲



まず1・2曲目にいきなり1stベストアルバムの収録曲が聴けたのには泣けた。
1stベストの楽曲はポップロック系中心でその後の曲とは雰囲気が違うが懐かしい感じが良い。
続くMCでは影山ヒロノブさんと奥井雅美さんの関西出身コンビが中心となって
面白トークを展開。そして今回のスペシャルライブでは2日間で全100曲を
あらゆる手段を使って達成するという宣言が。その勢いのままスパロボメドレーに突入。
これぞ史上最強メドレー。イントロから荘厳なコーラスワークに、生バンド演奏による
ギターやキーボードの劇的でヒロイックなメロディがこれでもかと連発、
そしてメンバー5人の歌唱の素晴らしさにも圧倒。その中でも「Rocks」
「Crest of "Z's"」「GO!!」「迷宮のプリズナー」ってのは墓場に持っていきたい曲
4連発じゃないかと。最強としか言えない。その中でも「Crest of "Z's"」のサビで
メンバー5人が振り付けを交えながら最高音をシャウトするところにはただただ感動。
しかし「Rocks」「迷宮のプリズナー」などの曲はほぼサビ部分しか
歌ってくれなかったのは惜しかった。「Rocks」はBメロの「♪勝利への道を走り続けろ」から
サビへの展開が最高なのに。少なくとも全曲1コーラスは聴きたかったなぁ。
だがそれでもメドレーのラストで「VICTORY」「GONG」を1コーラスやってくれて
またまた感動、プログレッシヴなイントロからして圧倒的。この2曲がどれほどまでに
スゴい曲かというのはこちらの3つ目と4つ目の記事を見れば分かる。これには超共感、悶絶!

スパロボメドレーの後はメンバー5人が一旦退場しセットチェンジが行われる。
そして影山ヒロノブさんが「DJKG」として登場。今回がDJ初挑戦だったそうで、
昨年末にアニソンDJパーティーにも行ってきた者としてはそりゃ楽しめました。
「DRAGON」はライブで聴きたかったけどここで出たか~とか思いつつも
ダンサブルなアレンジがDJプレイに合っていて良かったし
最後にはもってけ!セーラーふくのカバーが流れたのも意外な選曲で面白かった。
なおその後のMCでは、終盤で同じ曲が2曲出てしまうハプニングを指摘されるなど
やはり出来には納得できなかったそうで、次は大阪城ホールでDJKGをやってみたいと宣言。
さらにドラゴンボールの主題歌を歌っていた頃には大阪ドームでライブを
やれると聞いて行ったが、いざ行ってみたらドームの外の小さな野外ステージでの
営業だったという話が出たのには不覚にも笑ってしまった。
「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は100万枚売れたはずなのに扱い悪すぎだろ、
当時は今と比べてアニソン系アーティストの地位が低い中で頑張ってきたのがよく分かる。

その次にはスパロボED曲メドレーと題してバラード曲3曲を、こちらは全部1コーラス披露。
さらに次の「KI・ZU・NA」もバラード曲。こんなに続くとは思わなかった。
さらにその次にはDJKGリターンズが。先ほどのMCで再び登場するかもと言ってたが
それは明日という意味じゃなかったのか!そしてライブ終盤ではタオル回し曲の
「ハリケーンLOVE」でまた盛り上がり始める。メドレーやDJ企画で
これだけ傑作曲を出してしまったのでもう出尽くしてしまったかと思いきや
まだ「鋼の救世主」「レスキューファイアー」が残ってたというから層の厚さ半端ない。
「鋼の救世主」ではキーボードの力強いメロディと共に会場の照明がフラッシュ、
そして終盤の遠藤正明さんの「♪Stop the WARーーーーーーー」という超ロングトーンは
ラストのサビの終わりに至るまで約20秒以上も続いたというのだから
まさに圧巻。今回最もすさまじいライブステージだった。

そしてライブは一旦終了するも観客からはアンコールとして代表曲の「SKILL」にちなんだ
「もっともっと!」コールが巻き起こる。てか観客の中にほっともっとって言ってる人いたぞ。
アンコールではまずは最新ベストアルバムのリード曲「A-ROCK~電脳Wars~」が。
これは「later numbers」と称した明日のライブでやるのかと思いきやまさかの今日。
その次にはMCにてメンバー5人それぞれが2019年の目標を発表。もっと上を目指したい、
ランティスの他のアーティストの収益で活動できてると思われたくない、
結成20年目となる2020年には更なる結果が欲しいといった熱いメッセージの数々が。
ということならば結成20周年では初の紅白歌合戦出場を期待したいですね。
そしてアンコールラストはもちろん代表曲の「SKILL」。こちらもイントロの
コーラスからして壮大でドラマチックな傑作だと思いきや、曲の間奏部分で
きただにひろしさんがコール&レスポンズ形式でギャグを連発という
まさかの展開が。DA PUMPのU.S.Aの振り付けで「U.S.J」とやったり、
「通天閣!」という一発ギャグをやったり。これにみんなレスポンズする辺りあらためて
アニソン系のライブの観客は優しい人ばかりだなと思う。個人的には「SKILL」は
そういうギャグに走るような曲じゃないのになぁと思ってしまったが・・・
これが「レスキューファイアー」ならばたとえギャグがスベって会場を凍らせても
「爆鎮完了!」で笑いに変えられるから良かっただろうに。


以上でございます。アンコールでコール&レスポンズに延々時間を使うぐらいなら
その時間をスパロボメドレーに回せば全曲1コーラスはやれたんじゃないかとか
DJKGは2回もいらなかったんじゃないかとか思ってしまったが、
だがそれでも終わってみれば2010年頃にドハマリした時の熱が再燃するほどの
スペシャルなライブだったということで、それからまたJAMの曲ばかり聴いてる自分がいる。
やっぱりはJAMは史上最強アーティストでありヒロイックな音楽の究極形だと実感。
またライブに行きたいです。次は「GO!!」や「Crest of "Z's"」をぜひフルで!






2019年1月18日金曜日

[アニメ感想]  BanG Dream! 2nd season 第3話

公式サイト https://anime.bang-dream.com/2nd/
配信 https://abema.tv/video/title/283-5

第3話ではバンドのギタリスト志望の朝日六花ちゃんが、同級生の楽器を持った人達に
一緒にバンドをやろうと声をかけるも、ドラムは募集しているのに対して
ギターは間に合ってると言われてしまう。ならば六花ちゃんいっそのこと
ドラムに転向するという考えは無いのだろうか? 
てか水色の髪とメガネがトレードマークのドラマーといったら
Gacharic Spinのはな兄さんじゃないか! (参照)
もしかして六花ちゃんのモデルははな兄さん?そんなわけないか。

その後六花ちゃんはPoppin'Partyの皆さんに声をかけてもらい
バンド練習を見学することに。岐阜から転校してきて前の学校でのあだ名は
ロックと呼ばれていたというのは見た目によらなすぎだ。
六花ちゃんはロッカーちゃんという意味で名付けられたのか?ならば納得。
そしてPoppin'Partyの皆さんがスタジオライブで六花ちゃんに向けて
「キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~」を披露。
生演奏をプレゼントとか豪華過ぎる。そりゃ勇気をもらえる。

ということで第3話は六花ちゃんがひたすら可愛い回でした。
Poppin'Partyは個人的にはあまり印象に残らず。やっぱり今更ながら楽曲と歌唱が
SILENT SIRENみたいに可愛い系に寄り過ぎていてバンドっぽくないというか。
第4話はハロー、ハッピーワールド!がメインの回となりそうなのでそちらに期待。



2019年1月15日火曜日

[アニメ感想]  BanG Dream! 2nd season 第2話

公式サイト https://anime.bang-dream.com/2nd/
配信 https://abema.tv/video/title/283-5

第2話は主催ライブを行うRoseliaが主役の回ということで、OPテーマ曲から
昨年12月リリースのRoseliaの新曲「BRAVE JEWEL」が来たーーっ!!
OPで聴くとより一層迫力があってカッコいい曲だなと感じられるし
「♪弱さを知る者は 強さを宿す」もあらためて名フレーズ。そうでありたいと思える。


その一方でPoppin'Partyの皆さんも今度主催ライブをやろうと計画するも
ボーカルの香澄ちゃんは、初の主催ライブではメンバー全員が空を飛ぶ演出をやりたい、
会場も武道館がいいなどと言い出したのにはあまりにも無茶過ぎで笑ってしまった。
普通は主催ライブも小さなライブハウスから地道にやるものだろ!初の主催ライブが
武道館だったアーティストなんていったらピコ太郎ぐらいしかいないぞ。

その後Roseliaの主催ライブにPoppin'Partyもゲストで参加することが決まる。
脳天気なPoppin'Party(のボーカル)と比べるとRoseliaの皆さんは
立ち振る舞いや言葉の一つ一つからしてストイックで真剣、さすが先輩バンド。
この2組の対比により、2組それぞれのキャラがより生きているのが面白い。
そしてライブ本編ではまずPoppin'Partyがゲストで出演した後に
主役のRoselia登場。そして「BLACK SHOUT」を披露。
この曲もあらためて聴けば聴くほど名曲だなと思えるし盛り上がれる。
サビの「♪SHOUT!」で一緒に声をあげて拳を突き上げたくなる。
なのでそういう観客を巻き込んでの演出があっても良かったのではと思いましたよ。


EDテーマ曲は2月20日リリース予定の新曲「Safe and Sound」。
Roseliaはバラード曲も素晴らしいからなぁ。さすが私的には真の主役、
今最もヒロイックな曲を歌うガールズバンドということで大満足の回でした!




2019年1月13日日曜日

2018年 私的名曲ランキング(20位~1位)

(100位~51位はこちら)
(50位~21位はこちら)

体調不良のため更新が遅れてしまいましたが、無事12年目を迎えることができた当企画。
2018年もサブコンやCDアルバムやライブなどでたくさんの新たな名曲に出会うことができました。
なお昨年の20位~1位はこちらでした。それでは、ありとあらゆる形で聴いた
約3000曲の中から選ばれた、2018年版・私的名曲ランキングのベスト10を発表いたします。
果たしてどのアーティストのどの曲が年間No.1に選ばれたのでしょうか!? 

2019年1月9日水曜日

2018年 私的名曲ランキング(50位~21位)

2018年版・私的名曲ランキング、続いては50位~21位までを発表したいと思います。
100位~51位はこちら。なお昨年度の50位~26位はこちらでした。
それではさっそくいってみましょう。

2019年1月7日月曜日

2018年11月度 マイベスト10

恒例企画、サブコンにより選ばれた月間私的名曲ベスト10を紹介いたします。
年間ベストを発表する前に11月度リリース曲はたくさん聴いておきたかったので
こちらの方が先に完成してしまいました。当企画は2010年代の音楽を担う
若手アーティストを発掘していきたいという思いで続けていますが、
その割にはベテラン勢が多く入ったマイベスト10となりました。
あと男性ボーカルのバンドは今月もまた任意試聴曲からの抜擢が多かったですね。
ということでいってみましょう。

2019年1月6日日曜日

2018年 私的名曲ランキング(100位~51位)

恒例となりました、2018年版・私的名曲ランキングを発表したいと思います。
2018年のリリース作品として、シングル曲、アルバム曲などを問わず
ありとあらゆる形で聴いた約3000曲の中からの、ベスト100の発表です。
月間ベスト記事でおなじみのサブコンにて聴いた新曲の数々に
新作アルバムで聴いた楽曲を合わせれば約3000曲ぐらいになるはずです(以上テンプレ)
ということで今回も厳選を重ねた上で作られた年間ランキング、まずは51位までの発表です。


第100位 椿鬼奴「運命のリビルド」 [公式PV]
今年のNAONのYAONにも出演を果たしたハスキーボイスが売りの女性芸人が
仮想アニメ「超空のギンガイアン」の劇中歌でCDデビュー。
デジタルサウンドを生かした楽曲は本格的で、こちらに書いた通りライブも良かった。

第99位 Manami×DIAMANTES「WANDA」 [公式PV]
生命力を感じるラテン音楽。男女ツインボーカルのハーモニーも綺麗だが
DIAMANTESのボーカルの歌声は特に素晴らしいと感じた。ベテランの貫録。
男性ボーカルで魂揺さぶる魅力的な歌声を聴きたければ民族音楽系を聴けばいいのかな。

第98位 羅漢「勝ちに行く」 [公式PV]
ラップは普段はそんなに多く聴いてはいないものの
この曲はイントロのシリアスな編曲からしてヒーロー降臨感満点。

第97位 ナノ「ウツシヨノユメ」 [公式PV]
イントロの速弾き三味線の音色からして一発で惹かれた。
和風バンドサウンドとハイトーンボーカルが盛り上がり抜群。

第96位 Tokyo Rockets「アフリカ象が好き!」 [公式PV]
レビューはこちらの記事の後半で。

第95位 ワンダーウィード「Parallel world」 [公式PV]
最高レベルにキャッチーなサビメロを擁する、好みのど真ん中ガールズハードポップ。
イントロや間奏のギターソロも含めて良い。歌唱はまだまだこれからだが。

第94位 4年2組「僕らには希望しかない」 [公式PV]
思わぬ収穫枠。サビメロもさることながらギターソロのメロディが良い。

第93位 全力少女R「全力少女R!!!!!!!!2」 [公式PV]
「♪ドッカンと~」がハマり過ぎ。全力のパワー系ポップこそが近年のアイドル楽曲の魅力。

第92位 綾野ましろ「starry」 [公式PV]
歌い出しとイントロだけでベスト100入り決定レベル。歌唱も楽曲もより迫力を増して
進化したのが分かる、シンフォニックアレンジの歌謡ロックで素晴らしい。

第91位 筋肉少女帯「ゾンビリバー ~Row your boat」
ゾンビが題材の曲ながらも怖いではなく面白くて芸術的だと感じられる。
例えるならば名作漫画を読んでいるかのようなワクワク感。

第90位 絶対直球女子!プレイボールズ「ブロックサイン」 [公式PV]
昨年のTIF(レポはこちら)でも盛り上がりまくったユーロビートナンバー。
パラパラに野球のブロックサインを組み合わせた歌とダンスは文句無しに面白いが
公式YouTube動画のタイトルはもうちょい何とかならなかったのかとツッコみたい。

第89位 BiS1st「Don't miss it!!」 [公式PV]
さすが元祖エモロックアイドル。BiSHと路線がかぷってるけどそれでもいい。

第88位 STARMARIE「悪魔、はじめます」 [公式PV]
NAONのYAONに初出演したダンスボーカルグループということで曲を試聴してみたら
やっぱり間違いないなと思った。歌詞のインパクト抜群、「♪SNS SOS」に共感してしまう。

第87位 JUNNA「CONTRAST」
ポストMay'nを期待しているアニソン系アーティストの1stアルバムのラストナンバー。
歌詞が良いバラード曲でした。詳しくは今度アルバム感想記事の方に書きたい。

第86位 遠藤正明「Vital」
贔屓枠。ボカロPのじんさんが作った曲を日本屈指の男性ボーカリストが歌うというコラボ。

第85位 Amiliyah「Daisy」 [公式PV]
キャッチコピーは「亡国の姫と 怪奇な5体のモンスターで編成された異色のバンド」。
その想像通りの華麗な女性ボーカルロックナッバーを届けてくれた。

第84位 JAM Project「鋼のWarriors」
これまた贔屓枠。こちらに書いた通りアルバムで聴いてより一層化けた。

第83位 綾野ましろ「MATROSKA」 [公式PV]
これがC/W曲だとは思えないほどのクオリティ。ライブもこちらに書いた通り最高。

第82位 女子独身倶楽部「I am a Braver!!」 [公式PV]
レビューはこちら

第81位 カミツキ「Sixth Sense」
こちらに書いた通りの傑作で今最も期待しているインディーズバンドの1組。

第80位 ザ・フーパーズ「ジュエルの鼓動が聴こえるか?」 [公式PV]
ロマンチックでスケール感に溢れたポップソングで輝きを感じられる。
ワンピース主題歌でも良さそうと思いきやハウステンボス主題歌だったとは。

第79位 LAST MAY JAGUAR「Dynamite words」 [公式PV]
こちらに書いた通り歌詞が最強クラスに刺さるデジロックナンバー。

第78位 黒田倫弘「FIGHTER」 [公式PV]
ミドルバラード系の曲でここまで歌の力を感じられる男性ソロ歌手の曲に
出会ったのはいつ以来だろうか。「♪今を生きる戦士たちよ」とかまるで
ロボットアニメのエンディング曲みたいだ。しかし元Icemanだったとは知らなかった。
ASAYAN発のデジタルユニット懐かしいがその頃とはえらく作風が変わりましたね。

第77位 空野青空「LEVEL4」 [公式PV]
レビューはこちら

第76位 BRIDEAR「G・A・M・E」 [公式PV]
サビの抜群の疾走感に加えてAメロでグロウルも入るなど
より激しさを押し出した曲でガールズメタルバンドとしての本領発揮。
ギター&アニメ声しゃべり担当の美弦さんの脱退は残念だったがそれを乗り越えて欲しい。

第75位 岸田教団&THE明星ロケッツ「ストレイ」 [公式PV]
レビューはこちら

第74位 浜田麻里「Disruptor」
ミドルテンポで聴かせるハードロックナンバーながらも
変拍子の組み合わさった曲展開がドラマチックで、聴けば聴くほどに味わいがある。

第73位 浜田麻里「No More Heroes」
90年代ポップス風のラブソング。
サビのハイトーンとロングトーンを生かした伸びやかさ抜群の歌唱に加えて
ギターソロも迫力があって90年代の曲以上にパワーアップしていると感じられた。

第72位 まねきケチャ「あたしの残りぜんぶあげる」 [公式PV]
聴けば聴くほどに味わい深いシンフォニック系ポップス。さすがElements Garden作曲。

第71位 レキシ「GET A NOTE」 [公式PV]
上質な歌謡曲テイストの哀愁漂うメロディと歌声に惹かれた。
近年のゲゲゲの鬼太郎主題歌はまねきケチャ「鏡の中から」といい名曲揃いなのか?

第70位 NEO BREAK「ラストエリクサー」 [公式PV]
タイトルからしてアニソンみたいな曲を多く歌っているグループのようで
楽曲自体は素晴らしいだけにメンバーの歌唱力の無さがあまりにも惜しい。

第69位 絶叫する60度 feat.ザ・ヒーナキャット「ゴキブリ」 [公式PV]
レビューはこちら。まともな人生を歩んでない自分はこういう曲に惹かれる。

第68位 大森靖子「GIRL'S GIRL」 [公式PV]
サビのインパクト抜群、ガールズポップをより強烈に深化させた曲だと感じられる。

第67位 21g「サイコパス」
こちらのアルバムレビューに書いた通りの傑作だけに、年始早々の解散発表が本当に残念。
MIYAKOさんのバンド3つ掛け持ちはキツいだろうとは思ってたが・・・
メンバーチェンジしてでもいいから続けて欲しかったしブレイクして欲しかった。

第66位 ASTROMATE「ASTRO」 [公式PV]
イントロからしてうおおーーーっとなった。新たな時代の幕開けを予感させるほどに
たまらなくエモーショナルで、スケール感に溢れていて素晴らしい。

第65位 Pile「BJ」 [公式PV]
声優歌手の中では田所あずささんと並んでもっと評価されて欲しい歌手の1人。

第64位 筋肉少女帯「衝撃のアウトサイダー・アート」
ラブソングを絵画に例えた歌詞と、ピアノを交えたメロディが
抜群に美しいロックナンバーで、ボーカルのオーケンこと大槻ケンヂさんの歌唱も
衝撃的なまでに刺さる。これぞアーティスティックそのもの。

第63位 Roselia「軌跡」  [公式PV]
星空の下で聴きたくなるバラード曲で美メロ度抜群。「♪廻る地球 貴方と私は進む」
というフレーズが見事にハマるほどのスケール感がある。

第62位 BAND-MAID「I can't live without you.」
最新アルバムの1曲目からして傑作。こちらもPV付きのリード曲で良かったのに。

第61位 KOTOKO「nonfiction~悪魔が棲む惑星~」
最新アルバムの1曲目に収録。I'veの高瀬さん作曲のトランスナンバーに外れ無し。

第60位 eastern youth「時計台の鐘」 [公式PV]
まさかこのバンドがアニメ主題歌を歌うとは。北海道を舞台にした曲なだけあってか
まるで吹雪のように押し寄せるエモーショナルな歌唱と演奏がたまらない。

第59位 Pimm's「ムカ着火ファイヤー」 [公式PV]
曲名の数々からしてドハマリしそうなのが分かる1stミニアルバムの収録曲。
期待通りのハードポップ系楽曲ながら、4タイプリリースで収録曲が全て異なるという
アルバムの売り方はハマれない。全部まとめて1枚のフルアルバムにしてればどれだけ良かったか。

第58位 メロディー・チューバック「逃げて、ガゼルのように」 [公式PV]
NHK「天才てれびくん」のてれび戦士として活躍していたこともある
カナダ人の父と日本人の母の間に生まれた女性歌手。
ステファニー、OLIVIA、The Winking Owlのボーカル系の魅力的な歌声が
洋楽テイストの入ったバラード曲に合っていて素晴らしい。
エッセイストの能町みね子さんが作った歌詞もメッセージ性抜群。

第57位 陰陽座「無礼講」
最新アルバムのラストナンバー。最後に一番ノリの良い曲を持ってきてくれるのは健在。

第56位 ZOC「ZOC実験室」 [公式PV]
大森靖子さんがプロデュースしたグループの楽曲で、自身の最新アルバムにも収録。
なぜ今までアルバムを聴いてなかったのかと思うほどでした。
魂を削りながら歌ってる感満載の歌手にはそりゃ惹かれる。

第55位 Gacharic Spin「ズバリ発情期!」
こちらのアルバム感想に書いた通りの傑作。オレオ様の爆発っぷりに爆笑してしまった。

第54位 predia「クレオパトラ」 [公式PV]
まるで風男塾×Elements Gardenの曲みたいな歌劇風の曲でスケール感抜群、
圧倒的歌唱力がより生きていて文句無しの傑作。

第53位 浜田麻里「Heart of Grace」
大地が割れそうなほどのド迫力重厚ミドルバラード。
歌詞に勇者や聖者などといったフレーズが登場する世界観も良い。

第52位 82回目の終身刑「覚」 [公式PV]
こちらに書いた通りの傑作で今最も期待しているインディーズガールズバンドの1組。

第51位 NECRONOMIDOL「STRANGE AEONS」 [公式PV]
イントロのギターのメロディからして燃えるし盛り上がる。
NWOBHMやブラックメタルを歌うアイドルというコンセプトであっても
サビメロが良くてキャッチーなのはアイドル楽曲の魅力だと感じられる。
あとはメンバーの歌唱力が上がれば更に良くなると思うんですけどね。


(続く)



2019年1月5日土曜日

[アニメ感想]  BanG Dream! 2nd season 第1話

明けましておめでとうございます。2019年もよろしくお願いします。
新年1発目の記事は2018年の私的名曲の年間ベストを100位から順に
発表しようと思いましたがその前に、アニメ「BanG Dream!」の第2期放送が
始まったということで、ガールズロック系ブログかつRoselia推しのブログとしては
書かないわけにはいかないということから久しぶりにアニメ感想記事復活です。