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唄と旅がメインの日記ブログ。音楽は歌姫系・ガールズロックを中心に、アニソン・アイドルからメタルまで幅広く取り上げてます。
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コメ欄の匿名コメントは内容によっては削除する場合があることをご了承下さい。

2017年11月12日日曜日

[CDレビュー]  沼倉愛美「My LIVE」


沼倉愛美「 My LIVE(初回限定盤A)(Blu-ray Disc付)」
(2017/6/14)

1. 叫べ  [公式PV]
2. Climber's High!  [公式PV]
3. Good Day
4. Smiling & Smiling
5. Spiral Flow
6. Anti-Gravity
7. Shining Days
8. ハレルヤDrive!
9. Hello,Ms.myself
10. 屋根上の朱い花
11. 暁
12. My LIVE  [公式PV]
お気に入り度:★★★★★★★☆ (7.5/10)




声優歌手、沼倉愛美の1stアルバム。今作はとにもかくにも2曲目に収録された
先行シングル曲「Climber's High!」が、90年代ガールズロックを彷彿させるような
メロディの詰まった大傑作。Bメロの展開が良いのに加えてサビの開放感が最高で、
おまけにCメロでさらに高みを目指すかのような疾走感も加わることで
目の前に果てしないまでの夢と希望が広がっていると感じさせられる曲。
そして歌唱も素晴らしい。ガールズロック歌手の中にはドロっとクセの強い
歌声を放つ歌手もいるがそれとは対照的に、ぬーさんは歌声もルックス同様に綺麗。
「♪心に熱い風纏って 駆け上がって行こうぜ」と歌う姿はまるで
人々に勇気と感動を届けてくれる美人アスリートのよう。熱く爽やかな風を届けてくれた。
この曲が収録されているというだけで今作を手に取る価値があると言える。
本当にどれだけ励まされたか・・・一緒に駆け上がりたいと思える。

ということで1、2曲目の先行シングル曲を聴いた時点で今作には大いに期待していたが、
続く3曲目の「Good Day」という大人っぽくて洒落たポップスを聴いた時点で
早々とこれじゃないんだと感じてしまった・・・
5曲目「Spiral Flow」、6曲目「Anti-Gravity」ではEDMサウンドで
楽曲自体は良いのだが、まるでfripSideみたいな曲が2曲連続で来たのも予想外。
9~11曲目はバラード曲3連発。この中では「Hello,Ms.myself」が
バンドサウンドで良かったが、バラード系ならば2ndシングルのC/W曲の
「星の降る町」が伸びやかなメロディの光る、一番の名曲だったように思うんですよね。

今回期待通りだった曲は8曲目の「ハレルヤDrive!」。
晴れ空の下を駆け抜けるような爽快感のある曲で、タイトルからして
車のカーステレオで聴くことを推奨する曲。WEST GROUNDが作曲した曲は
名曲ばかりということが分かる。なので今作を完全プロデュースしても良かったのに。
さらにラストナンバーのアルバムタイトル曲「My LIVE」は本人作詞曲で
そこまで言い切れるかというほどの熱いメッセージ連発の名曲。
「♪あなたの選択は概ね正解です」そうであって欲しい。迷わずに進む姿は美しい。

ここまでの先行シングル曲がC/W曲なども含めて90年代風ガールズロック&
ガールズポップの進化形といえる曲ばかり、それだけに今作は
2010年代版田村直美みたいな作風のアルバムになるのではと期待していたし、
実際にその路線が歌声に合っていると感じてただけに・・・
アニソン・声優系アーティストは総じて様々なジャンルをまたいだ楽曲を歌い、
アルバムに多様性を感じられるというのが良いところでもあるのだが、
やっぱり3、5、6曲目みたいな曲を歌うアニソン系歌手なら他にいくらでもいるわけで。
「Climber's High!」で美人ランナーと化したぬーさんならではの魅力が詰まった
バンドサウンド中心の作品を、次作では聴いてみたいですね。







2017年11月10日金曜日

[ライブレポ]  バックドロップシンデレラ、Gacharic Spin「サンシャインとウンザウンザを踊るツアー」

11月5日(日曜日)大阪・umeda TRAD(2017年4月にumeda AKASOから改名)にて開催された
バックドロップシンデレラの2nd Mini Album「真夜中の太陽を君は知らない」リリースツアー
「サンシャインとウンザウンザを踊るツアー」に行ってきました。
対バンにGacharic Spinを迎えての2マンライブ。今勢いがあるバンドの対バン相手に
Gacharic Spinが呼ばれたというのが嬉しかったので行くことにしました。
今回の共演のきっかけはバックドロップシンデレラのドラマーの鬼ヶ島一徳さんと
Gacharic Spinのリーダー&ベーシストのKOGAさんが、かつてのバイト先の先輩と後輩で
10年来の友人関係にあるということから実現したらしいです。
それならばむしろ対バンするのが遅すぎたような気もするが、
こんな組み合わせを待ってたといえるようなライブに、ついに行くことができましたよ。




・Gacharic Spin

[セットリスト]
・More Power
・赤裸ライヤー
・タリナイヤ
・JUICY BEATS
・Ben-Jan-Dan
・シャキシャキして!
・Lock On!!
・ダンガンビート
・BROKEN LOVER

今年の7月31日ににパフォーマーのねんねちゃんが難聴を理由に卒業、
5人体制になってからは初めてライブを観ることに。
今回も1曲目「More Power」から圧倒的な演奏パフォーマンスを見せてくれる。
間奏のベースソロではパフォーマーのまいちゃんが後ろで幕を掲げるも
そこに書かれている文字が熱血から激熱に変わってたのはいつの間に?
2曲目「赤裸ライヤー」ではAメロ部分でまいちゃんが1人でセクシーポーズを
決めているのを見ると、その横にねんねちゃんがいない寂しさを感じてしまった。
だがその一方でオレオ様がキーボードに乗っかってブラジャーを光らせてる姿が
セクシーダイナマイトだった。年を重ねるごとに貫禄が出てきてるような気がする。

MCではまずはリーダーのKOGAさんが、バイト先で出会った頃の鬼ヶ島さんについて
当時は真っ赤な髪の毛を突っ立てていて怖そうな人だと思ったが
話してみたら優しかったなどといった話から、メンバーの皆さんの
アルバイト話へと展開。オレオ様はテレアポのバイト経験があるそうで、
テレアポならば受話器の前で白目剥きながらでもできるから良かったとのこと。
そんなオレオ様がやりたかったにもかかわらず唯一面接で落とされたバイトが
メイド喫茶だそうで、面接の時にはメイド喫茶での名前は「ミケ」と呼ばれたいと
お願いしたにもかかわらず落とされたと話すと、観客の皆さんからは
ミケコールが巻き起こり、この日は1日ミケと呼ばれることに(笑)
そんなメンバー達の中でまいちゃんはバイトの経験が無いということを話すと、
リーダーのKOGAさんが自ら、まいちゃんとは11歳離れていることをカミングアウト。
ただGacharic Spinはメンバーの年齢を公表していないため、
「もしかするとまいちゃんが9歳で私が20歳かもしれない」と言ったのには笑ってしまった。
確かにそうだな、だとしたらリーダーも9歳の頃には既にバンド活動してたってことか!
なおネットで調べたらメンバー全員の年齢が分かってしまうとも言ってました。
それぐらいメンバー間で年が離れているということでジェネレーションギャップを
感じることがあるのを新曲のネタにしたという話が。この流れで披露かと思いきや
「ジェネレーションギャップ、今日はやりません」いややらんのかい!
当ブログのCD感想ではこの曲がシングルA面曲というのはどうなんだと書いたが
ライブだと化ける可能性があると思ってたので、どんなステージングを見せてくれるか
期待してたんですけどね。その代わりに今日はマジメな方の曲をやるということで
新曲のカップリング曲「タリナイヤ」を披露。アニソンっぽい曲でマジの名曲。
まいちゃんはタンバリン担当でダンスは無しの、聴かせるステージでした。

「JUICY BEATS」では初見の皆さんをアッと言わせる、光る輪っかと手袋を使った
ライブパフォーマンスが。今回もバクシンのファンの皆さんからおーっ!と
歓声があがったのを聞くと嬉しくなる。まだ観たことが無い人には
ぜひライブを体験して欲しいと思う。超絶キャッチーなデジタルサウンドに加えて
まいちゃんとオレオ様のパラパラ風ダンスがとても楽しくて一緒に踊りたくなる。
こんなガールズバンド見たことないという初期のキャッチコピー通りの大傑作。

「Ben-Jan-Dan」では曲中で合いの手と振り付け講座が行われることになり、
観客の皆さんを昭和チームと平成チームに分けて、どっちがより声を出して
盛り上がれるか対決することに。チーム分けをしてみると昭和チームの方が
はるかに人数が多い。なんでこんなに20代以下の平成生まれが少ないのか・・・
それでもライブステージの方は楽器隊のソロパートなども盛り込まれた
多彩なパフォーマンスを見せてくれて、これぞ全力エンターテイメントといえるステージでした。
「シャキシャキして!!」はメガシャキのCMでオンエアされていた曲で
初めての人も見聴きした覚えがある曲だったからか、サビ部分で振り付けを
一緒にマネして踊る人が続出。やっぱり代表曲があるというのは強い。
そこからラスト3曲の「Lock On!!」「ダンガンビート」「BROKEN LOVER」は
あらためて見ても圧巻としか言いようがステージだった。
バックドロップシンデレラも高い演奏力とノリの良い楽曲が持ち味だが
それをも超えてやるんだと言わんばかりの気迫が伝わってきましたよ。

ライブ後にツイッターを検索してみると初めての人やバクシンのファンにも
軒並み好評だったようで、予想の150倍ゴリゴリだったという感想も見かけるなど
演奏力とライブパフォーマンスのスゴさを多くの人が感じてくれたのが良かった。
一度見てみると本当に良いと言ってくれる人が多いというのは
ライブ後にリアルで聞こえてくる声の一部を聴いていても分かる。
なのでジャンルとかファン層とか気にせずどうか一人でも多くの人に
ライブを体験して欲しいとあらためて思いました。
なんなら次はバクシンに打首獄門同好会も加えての3マンライブってのはどうですか?




・バックドロップシンデレラ

[セットリスト]
・歌わなきゃジャクソン
・台湾フォーチュン
・チャカしてリヴァプール
・めんどくさいうた
・バイトやめよ
・フェスだして
・日本の米米WAR PIGS
・フェスでれた
・COOLです
・太陽とウンザウンザを踊る
・将軍はウンザウンザを踊る
・月あかりウンザウンザを踊る
・さらば青春のパンク
・池袋でウンザウンザを踊る
(アンコール)
・6人のおっさん
・一週間

計16曲


ライブを体験するのは昨年のMINAMI WHELL(レポはこちら)以来で今回が3回目。
1曲目「歌わなきゃジャクソン」からいきなりボーカルのあゆみさんが
観客たちの中にダイブして大盛り上がり。「ウンザウンザ」と名付けられた
独自の民族音楽風ミクスチャーバンドサウンドにのせて、一緒に踊り出す人続出、
モッシュやサークルなども起こりその中にも入ったりして最高に楽しかった。

MCではドラマーの鬼ヶ島さんに対して、今回KOGAさんとの初共演が実現したということで
他のメンバーの皆さんや観客達が「キス!キス!」「接吻!接吻!」などと
度々はやしたてていたのが面白かった。そういう関係ではないとのことらしいが。
さらにリーダーのペリーさんはGacharic Spinのことを気に入ってくれたようで
同じガールズバンドではつい先日Su凸ko D凹koiというバンドと対バンしたが、違う、
Gacharic Spinの方が好きだなと言ってくれたのはファンとして嬉しかったです。
ちなみにSu凸ko D凹koiはDRAGON GIRLS CARNIVALというフェスで今年1度見ましたが
感想はこちらに書いた通りなので、ペリーさんが違うと思ったのはよく分かる。

ライブ中盤には今回期待していた曲である「フェス出して」も披露。
この曲を最初に聴いた時はいやいやあなた達は十分フェス出てるじゃないか、
少なくともGacharic Spinの倍以上は出てるんじゃないの?と思ったのはさておき
今まではお客さんと一緒に出せ出せと言ってたが、最近になって
お客さんのおかげでフェスに出してもらってるということが分かったという
ペリーさんの言葉にはファンの皆さんから大きな歓声が。
そして曲が始まればサビの部分では両手を合わせてお願いポーズを
一緒にやって盛り上がるなどもできてとても楽しかった。
その次には打首獄門同好会「日本の米は世界一」のブラックサバス風カバー、
題して「日本の米米WAR PIGS」を披露。歌詞が聞き覚えあるなと思いきや
やっぱり打首の曲だったか! なおこの曲は公式ツイッターでも公開中のようです。

ライブ後半ではフロア全体を使って大きく輪になって肩を組んで盛り上がったり、
さらにボーカルのあゆみさんがフロアに乗り込み、後方に集まっていた
ガチャマン&ピン子(Gacharic Spinのファン)の皆さんの目の前まで行って
大きな声でお礼をするなどのパフォーマンスも見せてくれました。
するとライブ終盤の「さらば青春のパンク」「池袋でウンザウンザを踊る」では
フロアのやや後ろの方にいるガチャマン達も踊り出したりモッシュが起きたりと
見事にバクシンのライブのノリに引きずり込むこと成功。ガチャピンはノリ方が違うものの
どちらのファンも楽しめるライブになったようで、本当に良かった。

アンコールのラストではロシア民謡のカバー曲「一週間」を披露。
曲後半に行くほどに演奏が超高速になっていくのは何度見ても圧巻。
その曲の間にGacharic Spinのオレオ様がステージに登場し、ボーカルのあゆみさんに
光るブラジャーを装着させてすぐさま退場したのには笑ってしまった。
まさかこんな形でのコラボステージが見られるとは予想外だ。
なお曲が終わると手を振りながらメンバー全員が退場してそのままライブ終了。
光るブラジャーに誰もツッコまずに終わってしまうとは・・そこはツッコまないと!


総評すると2組ともスゴいライブをやってくれるバンドだ。なのでどうか
2組とも好きになってくれる人がどんどん増えて欲しい。そう思わずにいられなかった。
現状ではファン層も違うし音楽性も一見すると全然違うように聴こえるが
この両バンドに共通することは、楽曲のノリが良くて演奏テクがスゴいということ、
さらにはその楽曲や演奏にメタルの影響を感じられるということでしょうね。
Gacharic Spinは言わずもがなそうだし、バックドロップシンデレラも
「メラメラ」という曲で自分たちの音楽はメタルがルーツだと歌っている。
この曲はベスト盤から漏れてしまってるしライブでも未だ聴けてないのが残念。
個人的には今回一番聴きたかった曲だった。なぜ扱いが良くないのか・・・
ともあれ、そういった理由もあって両バンドには以前から密かに対バンを期待してました。
なので次も見てみたいし、次に対バンするときはセッションも見てみたいですね。



2017年11月5日日曜日

[ライブレポ]  May'n 5thアルバム「PEACE of SMILE」発売記念イベント

11月4日(土曜日)大阪・あべのキューズモール 3Fスカイコートにて開催された
May'n 5thアルバム「PEACE of SMILE」発売記念イベントライブに行ってきました。
1stアルバムからずっと聴き続けていたにもかかわらず、意外なことに
実はライブをまだ一度も見たことがなかった歌手の1人でした。なのでやっとですよ。
数年前に奈良ネバーランドでライブをやってくれた時はぜひ行こうと思ったのだが
チケットがとれずでしたからね・・・また来てくれるなら次こそは行きますよ。


[セットリスト]
・運命の太陽
・あたらしいそら
・終わらない夢
・Banggin' Your Head
・Shine A Light


定刻の14時にライブスタート。まずは1曲目にニューアルバムから
「運命の太陽」。王道ハードポップナンバーでさっそく盛り上がる。
続くMCでの話によると大阪でインストアライブを開催するのは4年ぶりで、
あべのキューズモールは今回が初めてとのこと。「ここが噂のあべのキューズモールか~」
さらにこの日は2時頃だけが雨予報で(実際この時だけ曇っていた)
気温も寒くなることに対して、なんてことだ~と困り顔を見せていましたが
きっと熱くなり過ぎて倒れる観客が出ないようにお天道様が温度調節してくれたんですよ!

続いてはニューアルバムの初回限定版CD収録曲を3曲立て続けに披露。
28歳となり大人になったからこそ歌えると語ったバラード曲「あたらしいそら」、
さらに「終わらない夢」、そして今回聴けるとは思ってなかった
激ロック系バンドのSALTY DOGのメンバー提供曲「Banggin' Your Head」
を歌ってくれたのは一番嬉しかった。個人的には言うまでもなくこの曲が最強。
サビのキーが高くてテンポも速くて歌いこなすには難易度の高い曲を見事に歌う
May'n部長の歌唱力はやっぱりスゴい。やっと生歌を聴けたが期待通りでしたよ。

曲終了後のMCでは、ニューアルバムにはWake Up Girlsとのコラボ曲
「One In A Billion」のソロバージョンが収録されているという話で
「聴きたいよね?聴きたいよね?」と言った直後に「One In A Billion」を
アカペラで1コーラス歌い始めるというサプライズ(笑)これがまた歌上手過ぎ、
この日一番のド迫力を感じたといっても過言ではない、会場もそりゃ盛り上がる。
もしこの場にWake Up Girlsのメンバーがいたら公開処刑になりかねなかったぞ。
そしてラストナンバーに最新アルバムのリード曲「Shine A Light」を披露
洋楽ポップス風の曲で、アニソンを歌う前はこんな感じの曲中心に歌ってましたからね。

今回計5曲も歌ってくれるとは嬉しかった。ジャンル的にバラバラな感じはあるし
個人的には「キミシニタモウコトナカレ」のようなパワーポップ・ハードポップ曲こそが
最も求めているものなのだが、それでも多種多彩な楽曲を高い歌唱力をもって
聴かせてくれるのはこれぞアニソン系アーティストの大いなる魅力だと言える。
なのでまだまだ第一線で活躍した欲しい歌手の1人ですね。またライブに行ってみたいです。



2017年11月4日土曜日

[ライブレポ]  Aldious Tour 2017

10月29日(日曜日)、奈良NEVERLANDにて開催された「Aldious Tour 2017」
に行ってきました。2年連続2回目の奈良公演をやってくれるガールズバンドなんてのは
おそらくAldiousだけでしょうね。ということで地元民としては行くしかない。



まずは最新アルバムのリード曲「Utopia」、これが1曲目なのはは予想通り。
「♪太陽みたいに大きく 星空よりも輝く 本当はねそんな人にボクはなりたい」と
これまで以上に前向きな思いがこめられたガールズメタルナンバーでのっけから最高。
イントロが流れた瞬間に圧縮が起きて一気に前の方に行くこともできました。
この系統のバンドのライブで圧縮が起きたのを見たことは今までほとんど無いのに
奈良ネバーランドのAldiousでは2年連続2回目。以前にホンマでっかTVでの
奈良出身芸能人特集の回に出ていたお笑い芸人は、奈良はライブ慣れしてない人が
多いのでライブをやっても盛り上がらないなどと言ってたのを見たが、
少なくともAldiousのライブでは全くそんなことないですよ!
てかそのお笑い芸人は単にネタの面白さが足りなかっただけでは・・・
続く「梅華」ではボーカルのリノさんがファルセットで高音を響かせながら
夜蝶のようにユラユラと舞いながら歌う姿に美しさを感じられた。
こういうロック系の曲だと楽器隊の演奏の音量が大きいと歌声が埋もれてしまうが
個人的には耳栓がいるほど大きいよりはこれぐらいの音量でちょうどいいと思う。
他ではありえない、このバンドにしか出せない魅力であることは間違いないですからね。

中盤にはアコースティックコーナーとして、リノさんとトキさんの2人によるユニット
「レモン」が登場。このコーナーは気づいたら30分近くしゃべってしまうほど
トークが弾むコーナーでもあるとのこと。まずトキさんの話によると、
何やらリノさんはライブツアーをやる度に、奈良にはいつ行くの?と聞くほど
奈良のことを気に入っているらしいです。これは地元民として嬉しいですよ、
人口あたりの音楽ライブ開催回数が47都道府県で一番少ない県に来てくれるだけで!
そして今回もライブ前日にリノさんはメンバー達と一緒に奈良公園に行ってきたそうで、
そこで鹿せんべいをあげた瞬間、鹿さん達に一斉に寄ってこられるのが
バンドマンの本能として嬉しい、たとえ鹿せんべいが目当てだと分かっていても
嬉しいといった喜びの言葉が。そんなリノさんが奈良にちなんだ曲を
1曲見つけたということで、まずはこの曲をトキさんに捧げる曲として歌うと宣言、
そしてアコギ弾き語り形式にて歌われた曲は「♪一生一緒にいてくれや」
まさかの三木道三。奈良県生駒市出身の歌手なのは知ってたがこのライブで
一発屋要員(?)として有名な歌手の曲を1コーラス聴けるとは予想外で面白かった。
そんな一生一緒にいてくれやというメッセージに対してトキさんは
「何だかウソくさい」と言ってしまい、これには会場からは笑いが。
そんなこと言ったらおしまいだ(笑)その理由としてはリノさんの作る歌は
ひねくれた歌詞が多いからだと。これに対してリノさんはそんなつもりは無いとのことだが
確かにそういうイメージはありますね。それだけに「Utopia」みたいな曲を
最新アルバムの1曲目にもってきたのは意外に感じましたよ。
そして最後に、11月リリースのミニアルバムで初めてレモンのアコースティック曲が
CD化されることが発表され、その中から新曲「Happy Birthday」を披露。
アコギにのせてしっとりと美声を聴かせてくれました。バンドとはまた違う魅力。

レモンのコーナーの後は再びバンドセットに戻り、まずは楽器隊の皆さんが
ギターソロ、ベースソロ、ドラムソロなどを次々と披露。
サワさんのベースソロはいつ見ても本当に楽しそうに演奏してるよなと。
Gacharic SpinのギタリストのTOMO-ZOさんとニコニコ度ではいい勝負だ。

そしてライブではすっかりお馴染みのキラーチューン「Dominator」は
あまりにも熱すぎて、ドラマーのマリナさんもあまりにも激しく演奏したばかりに、
バスドラが破けるというまさかのハプニングが。こんなことはバンド史上初らしい。
これには曲終了後に奈良ネバーランドのスタッフが登場し、急いでバスドラの
修理をすることに。この間どうやって時間を埋めようかということになり、
まずは観客のリクエストにより「Luft」をバスドラ無しで1コーラス披露。
続いてはリクエストで「Ground Angel」という声があがったので
イントロまで演奏するもその先はドラム不在の影響か息が合わずに終わってしまい、
「Ground Angelのイントロでした~」やっぱりドラマーって大事だよな。
続いてはリノさんが観客の皆さんに質問をすることに。まずは「奈良県から来てる人~」
これに手を挙げた人が少ない!私から見える範囲だと5人ぐらいしかいなかったし
高校野球の天理高校よりも奈良県民率低いんじゃないかと、これではこの会場で
ライブをやる意味が無いと思われかねないので、奈良の皆さんもっとAldiousに
興味持ってくださいよ。でもリノさんが鹿さんに会いたいそうだからこれからも来てくれるか。
どこから来たかという質問に対してはやはり大阪がダントツで多く、
遠くから来た人では埼玉と3人立て続けに声があがり、さらには神奈川からという声も。
ライブと観光を兼ねて(?)遠くから来てくれる人がいるのは良いことだ。
奈良は夜の娯楽が少ないと言われてるのでいっそのことライブをどんどん誘致したらいいのでは?
そんなやりとりをしている間に、奈良ネバーランドのスタッフの協力のおかげで
バスドラの修理が完了。よくぞ直してくれましたよ、これこそが匠の技だ。


続いては観客の皆さんと一緒にライブを作ろうということでクラップ講座が行われ
最新アルバム曲の中では最もポップで楽しい曲「Without You」を披露。
観客たちも一緒に両手を挙げてパチパチと手拍子をして盛り上がる。
そしてこちらもライブの恒例行事であるサワさんによる告知コーナーでは、
ライブツアーの日程の告知で佐賀や長崎の後に「おおぶん」と言ってしまい
これには何だ?という空気が会場内に流れるも、直後にそれは
大分のことだというのが分かり一同爆笑。さすが見るからに天然キャラだからなぁ。

そしてライブ終盤では最新アルバム収録曲から「IN THIS WORLD」という
今回のライブで特に楽しみにしていた曲が。これが期待通りのヘドバン曲、
ライブパフォーマンスの激しさと華やかさが圧巻だった。
これには一緒にヘドバンして興奮しまくり、この日の優勝曲ってことでいいですよ。
その流れのまま本編ラスト曲で「White Crow」、そしてアンコールのラストは
「Ultimate Melodious」と鉄板曲連発で大盛り上がりのままライブ終了いたしました。

持ち前の激しさと美しさに加えて、ライブだと楽しさもより一層感じられる。
楽曲も演出もバラエティに富んでいているからこそであり、それと同時に
メンバー5人それぞれに個性と魅力を感じられるからこそでしょうね。例えるならば、
リノさんはダークな夜蝶、トキさんはコテコテの関西人キャラ、よっしーは大人のアゲ嬢、
サワさんは不思議ちゃんキャラ、マリナさんはテリー・ボジオさんの義娘といった感じで。
何より楽曲がどの曲もメロディアスで、ハードロックやメタルをベースにしながらも
ポップスやバラードやアコースティック曲と多彩な要素が組み込まれているからこそ
より楽しいと思える。最高のガールズバンドでありライブバンドですよ。
ライブに行くために毎回CDアルバムを買ってるといっても過言ではないほど。
バンド系のライブが好きでまだAldiousを見たことが無い人には、ぜひ一度生で体験して欲しいと思いますね。







2017年11月2日木曜日

[ライブレポ]  ANTHEM「ENTER THE NEW WORLD -Live Circus vol.3-」

10月28日(土曜日)岡山・Livehouse IMAGEにて開催された、ANTHEMのライブツアー
「ENTER THE NEW WORLD -Live Circus vol.3-」に行って来ました。
1985年にメジャーデビュー、そして1992年に一度は解散するも
2001年に再結成し完全復活を果たした、日本を代表する正統派ヘヴィメタルバンド。
ボーカルを2014年まで務めていた坂本英三さんは、JAM Projectの初代メンバーでもあることから
JAMにドハマリした直後の時点でANTHEMも聴いていてその頃から良いなと思ってましたが
今年6月にリリースされた最新アルバム「ENGRAVED」を聴いて、
こんな素晴らしいバンドのライブステージをなぜ今まで一度も観たことがないのかと、
SEX MACHINEGUNSやTHE冠のライブは何度も行ってるのにANTHEMは行ったことないってのは
どう考えてもおかしいと、そう思い立ったので行くことにしました。
なお今回のツアーで西日本でのライブは岡山と、翌日29日の京都の2公演のみ。
29日は奈良ネバーランドにてAldiousのライブに行くことが決まっていたため
ライブでは初めて岡山まで足を運ぶことに。神戸より西は初めてなんですよね。



会場は岡山市の表町にあるLivehouse IMAGE。収容人数約250人のライブハウスで
アーティストとの距離の近さは抜群ながら、ステージが低いので後ろの方からは
見えづらいのが難点かなぁ。ある意味奈良ネバーランドとそっくりだ。


[セットリスト](公式Twitterより引用)
・ONSLAUGHT
・ETERNAL WARRIOR
・THE ARTERY SONG
・FAR AWAY
・RESCUE YOU
・ECHOES IN THE DARK
・GOTTA GO
・GHOST IN THE FLAME
・MIDNIGHT GROWL
・GYPSY WAYS
・SHOUT IT OUT!
・VENOM STRIKE
・BOUND TO BREAK
(アンコール1)
・THE JUGGLER
・WILD ANTHEM
(アンコール2)
・RUNNING BLOOD

全16曲



ANTHEMはライブ終了直後に公式ツイッターにて毎回その日のセットリストを公開するのですが
ここまでの計7公演は全てが違うセットリスト。よって今回も何がくるのか予測不能。
毎回のように大きく変えてくるのはスゴいなと、これならば全通する人もやりがいがある。

そしてこの日は1曲目にいきなり、これまでのツアーのセトリには無かった
「ONSLAUGHT」が来てくれて感激しました。この曲はANTHEMで一番最初に聴いた
ベストアルバムの収録曲の中でトップクラスに好きな曲でしたからね。

(↑公式PV、せめてサビの終わりのワンコーラスまでは公開してくれよ・・・)
ボーカルの森川之雄さんの歌唱力や声量はそりゃもう文句無し。
曲と曲の合間のしゃべりまでも迫力がある。大将と呼びたくなるような。
それに加えてギタリストの清水昭男さんの間奏のギターソロが全曲スゴい。
全曲でステージ最前列に乗り上げてテクニカルな演奏とメロディを聴かせるというから、
アニソン系の曲でも間奏のメタルなギターソロが大好きという自分にとっては
そりゃもうたまらん。そんな超実力派ギタリストでありながらも、一方では
Wikiを見れば分かる通りJ-POP系の歌手への楽曲提供などでも活躍しているというから意外。
中でもジャニーズへの提供曲の多さが目立つが、個人的にはAAAの「DRAGON FIRE」が
一番好きです。曲名からしてメタルと思いきや楽曲自体はポップスだったりしますが。

MCはライブ前半の方でベース&リーダーの柴田直人さんが短めにしゃべった程度でしたが
この中では次回公演となる京都MUSEでライブをやるのは27年ぶりという話にビックリ。
27年! 自分がまだ幼児の頃以来ってことか、できれば子供の頃から聴きたかったですよ。
その一方でギターとドラムの2人は最後まで全くしゃべることなく終わってしまいました。
だがライブでのドラムソロやギターソロこそがどんな言葉にも代えがたいほど
熱く心を突き動かされるメッセージだったから、別にしゃべらなくてもネタとか無くてもいい。
最新アルバムのリード曲「THE ARTERY SONG」も期待通り聴くことができて良かった。
「♪今這い上がるのさ 痛みを抱いて 灼熱の炎をまとい」
こんな歌詞の曲ばかりといってはなんだが、これこそが王道で素晴らしいんですよ。
たとえどん底からでも這い上がってやるんだ!って熱く歌ってのけるような曲の数々に
今までどれだけ勇気づけられて励まされてきたか・・・
一方で最新アルバムのタイトル曲の「ENGRAVED」が今回聴けなかったのは
唯一の心残り。一部の会場ではセトリにあっただけに聴きたかったものの、
だがそれでもアンコールの最後で、例のベスト盤で聴いた「RUNNING BLOOD」という
タイトルからして熱血っぷり全開の曲(全曲そうだが)をやってくれたのは予想外で嬉しかったですよ。

ここまでひたすら正統派でカッコいいバンドのライブを体験したのはいつ以来だろうか。
30年以上も活動して数多くの曲をリリースした中から選曲されているだけに
一部聞き覚えのない曲もあったものの、それでも聴けばスッと馴染めて
すぐさま一緒に盛り上がれるほどに、本当にこのバンドはメロディが良い。
ANTHEMみたいな男性ボーカルの正統派ハードロック・メタル系でメロディの良いバンドって
なんで若手にはほとんど見当たらないのだろうか。若手でメロディアスなメタルを
やっているバンドはAldiousやMary's Bloodなどを筆頭に軒並み女性ボーカルばかり、
その一方で男性ボーカルのバンドはメロディレスなメタルコア系ばかりというのは・・・
ならば歌メロが良い曲が好きな自分はガールズメタルを聴こうってなるよな。
それだけにANTHEMのようなバンドにはもっと幅広く評価されて欲しいし、
ANTHEMを目標にするような若手バンドというのもどんどん出てきて欲しい。
当ブログはネタ要員やネタ曲にツッコむことばかりやってるようなブログなだけに
ANTHEMに関しては今までアルバム感想の方すら書いたことがなかった。
どの曲も正統派ジャパニーズメタルで素晴らしいとしか言いようがなくて、
自分みたいな文章力も音楽知識も無い者にはそれしか書きようがないから。
ひたすら熱くて豪快でメロディアスで歌いっぷり演奏っぷりがよくて気迫がこれでもかと伝わる
魂のこもった歌を届けてくれるバンドなんて最高でしかない。大好きな要素全部詰まってる。
今回初めてライブを体験できたことは一生の財産といってもいいほどだと感じました。
なんせ30年以上に渡って活躍し続けているレジェンドですからね。






2017年10月29日日曜日

歌姫ピラミッド 2017年10月版

2017年4月以来の更新となりました、歌姫ピラミッドの発表です。
歌姫ピラミッドとは、以前からお世話になっている音楽ブログ
「日本の歌姫たち」にて不定期で行われている企画で、
現在活動中の女性歌手や女性ボーカルバンドを、自分の好きな順に
第1階層(計1組)から第5階層(計5組)までランク付けするという企画です。
当ブログでは毎年4月と10月更新が恒例のこの企画、
今回もアーティスト名をクリックすると最新曲を試聴できるようにいたしました。
やはりこの歌姫系ブログをやっているからには、ピラミッドに登場する計15組の曲は
全て聴いて欲しい。ということでさっそくいってみましょう。







                              ■特別枠(殿堂入り)
                              浜田麻里  中島みゆき
                             Do As Infinity  水樹奈々


■第1階層
Gacharic Spin


■第2階層
ANIME GIRL  PASSPO☆


■第3階層
ベッド・イン  DEADLIFT LOLITA  FROZEN CAKE BAR


■第4階層
CYNTIA  Aldious  BAND-MAID  LiSA


■第5階層
Party Rockets GT  風男塾  PREDIANNA  西沢幸奏  スノーマン





まず第1階層、Gacharic Spinの殿堂入りはこのバンドがDoAs並みに有名になった時。
そう思っているだけにどうか早く殿堂入りの日が来て欲しい。
第2階層、関西インディーズバンドといえばANIME GIRL、ガールズロックといえばANIME GIRL、
もうそれぐらいANIME GIRLにドハマリした2017年だった。
メジャー所属バンドよりもメジャー感ある楽曲とボーカルの歌いっぷりが最高。
そして第3階層から第5階層、前回までと大きく変わったのはアイドルグループ勢の大躍進。
今年はTOKYO IDOL FESTIVAL(レポはこちら)に初めて行ったりなどもしただけに、
ライブを観てより一層ハマったというパターンが多かった。
なお第2階層のPASSPO☆も含めて今回ランクインした計6組のほとんどのグループに
共通することは、歌唱力の高いメンバーがいるということ。
やっぱりどんなジャンルの音楽を聴こうが歌上手くて声量のある歌手が好きになるんですよ。
その中でも、ベッド・イン、DEADLIFT LOLITAの2組は持ち前の歌唱力に加えて
面白さという点でも最強という結論になった。この2組は当ブログにて全力で推したくなる。
それに対してアニソン系アーティスト勢はこの半年間では聴く機会が減ったかもしれない。
和島あみの活動休止が残念。グッドモーニングアメリカ主催の音楽フェス「八王子天狗祭」に
Gacharic Spinが呼ばれたのは嬉しかったが、和島あみさんも活動休止してなければ
呼ばれてたんじゃないの・・? 楽曲提供を受けていただけに。
そんな中で西沢幸奏さんはDRAGON GIRLS CARNIVAL(レポはこちら)のライブステージが
素晴らしかったこともあって初ランクインとなりました。あの日の歌唱力No.1でしたよ。
ガールズバンド勢ではCYNTIA、Aldious、BAND-MAIDと3組立て続けに入れましたが
この中で今後有名になれそうなのはBAND-MAIDかなぁ。CYNTIAはボーカルのSAKIさんが
テレビ東京系列のカラオケバトルで優勝したことぐらいしか最近の話題が無いし、
Aldiousは奈良ネバーランドに2年連続でライブに来てくれたのは嬉しかったのだが・・・
ネバーランドといえば第5階層の最後の1組に入ったのが地元枠ということでスノーマン。
関西インディーズバンドの中では他にはない個性と魅力を感じられるバンド。
ボーカルが可愛さと迫力を兼ね備えてるというのが大きい。
なので次はぜひメジャーデビューして欲しいですね。その前に改名が決定したようですが。
以上でございます。今回も自己満足記事に付き合っていただきありがとうございました。



2017年10月26日木曜日

[私的名曲ランキング]  2017年9月度 マイベスト10

恒例企画、サブコンにより選ばれた月間私的名曲ベスト10を紹介いたします。
この月はツイッターのプロフィールにも入れているほど大好きなアーティストの曲が
マイベスト10に入っていないという番狂わせが起きてしまった一方で、
実は試聴前から大本命だった曲が1曲ありました。結果はその曲が
圧勝で1位となりました。なので終わってみれば順当ですね、ではいってみましょう。





第10位 ぞんび「だいっきらい東京」 [公式PV]

華やかな夜の東京の街が目に浮かぶかのような、ギラギラした編曲と
歌謡曲風のサビメロが良い。全く知らなかったV系バンドでしたがこれは掘り出し物。




第9位 喜多村英梨「arcadia†paroniria」 [公式PV]

今作もまた美麗な曲を届けてくれた。声優歌手が例えインディーズでもタイアップ無しでも
シンフォニックメタルというやりたい音楽を貫いていることが素晴らしい。
こういう音楽が好きな女性が一般客の中にも増えればバンドシーンは変わるはずなのに。




第8位 ぜんぶ君のせいだ。「みすふぃっとらゔぁーず」 [公式PV]

イントロのギターのメロディからしてキャッチー。ポップとロックが融合した編曲、
病みかわいい歌唱とシャウト、どれをとってもカラフルで面白くて飽きさせない。




第7位 高橋みなみ「孤独は傷つかない」 [公式PV]

ソロ歌手として本格始動したようだがまさかこんなにも90年代ガールズロック感満載な
曲を届けてくれるとはビックリ。作曲は織田哲郎さんということでこれには納得。
90年代には相川七瀬さんに楽曲提供してましたからね。




第6位 ポルノグラフィティ「キング&クイーン」 [公式PV]

昔はよくカラオケでも歌ってたバンドでしたが久しぶりにドハマリした曲が現れた。
伸びやかで爽快感抜群のメロディ、そしてボーカルの気持ちいい歌いっぷり、
FLOWやSPYAIRなども含めてこういうバンドの曲を聴きたいし歌いたいと昔も今も思ってました。




第5位 Octaviagrace「Ready for a moments」 [公式PV]

美メロと美声を雨あられのごとく聴かせてくれる女性ボーカルバンド。
ハードロック・メタルシーンにいるが故に知名度が低いのが現状なのだろうか?
こういうバンドが日の目を見る時代がやってきて欲しい・・・「♪ここからがいいところ」であって欲しい。




第4位 Rani「××警告」 [公式PV]

惜しくも解散となったHysteric Lolitaのボーカルがソロデビュー。
てかなんで解散してしまったんだろう。メジャーデビュー直後のCyntiaと同じぐらい
期待できたガールズバンドだったはずなのに。ともあれソロデビュー曲も
上質なメロディアスハードロックで素晴らしい。この曲のキャッチコピーは
「同世代の若者に向けた“警告”とルールばかりの世の中への喝ともいえるメッセージ」
本当に同世代の若者がこういうアーティストを聴いて欲しいですよ。




第3位 空野青空「3×ザ・ライド」 [公式PV]

ユーロビートを中心に多彩な展開の面白さに加えて「♪3倍速く 3倍強く」といった歌詞が良い。
より速く、より強くなってやるんだ!と歌ってのける曲には
とことん惹かれるしパワーをもらえる。3×ザ・ライドということで3位に大抜擢。




第2位 PASSPO☆「すてんだっぷガールズ!~第1話 ダメダメ怪獣にご用心~」 [公式PV]

今作も歌唱が聴いていて気持ち良過ぎ、楽曲も愉快痛快、おまけにPVも面白くて
ガールズグループとして格の違いを感じられるはずだが・・・
PASSPO☆も典型的な「メジャーのマイナー」な気がする。当ブログでは初期の頃から
そんな歌手ばかり取り上げていた。メジャーのメジャーであって欲しいグループだが。




第1位 ベッド・イン「CO・CO・RO グラデーション」 [公式PV]

前述の通り、今月は結局のところはベッド・インの圧勝でした。
90年代ポップス風の楽曲の圧倒的なキャッチーさもさることながら、
90年代のアイドルでここまで歌唱力がズバ抜けて素晴らしい人っていなかったと思う。
もはや完全に進化形。PVを見ながら聴くとと益子寺かおりさん(左側)が
KIX・Sという90年代ガールズロックユニットのボーカルの浜口司さんに見えてしまう。
中尊寺まいさん(右側)はKIX・Sのギタリストの安宅美春さんに見える。
声質もルックスの雰囲気も似てる気がしてきて・・誰かこれに同意してくれる人はいませんか?
それぐらい歌いっぷりにも魅力を感じられるってことですよ。決してただの下ネタ要員じゃない。




(今月の次点)
・SONIC LOVER RECKLESS「PHOENIX」 [公式PV]
上木彩矢とmi-yaの2人により結成されたガールズロックユニット。
イントロや曲序盤の歌唱からして一発で魅力的だと感じられる。
なおmi-yaさんは「魂ノ歌」で当ブログ的にはすっかりおなじみの21gのギタリスト、
さらにはガールズメタルバンドのLOVEBITESのギタリストとしても活動中。
3組もバンドを掛け持ちとは・・・全部が中途半端な活動になってしまうのではと不安になる。
最も専念して欲しいのは21gですよ。SIAM SHADEと同じぐらいは売れて欲しいバンドだけに。
上木彩矢さんはソロ歌手中心に聴いてみたい気持ちもある。UROBOROSはどうなった?

・黒木渚「解放区への旅」 [公式PV]
カントリー風味が加わったアレンジに加えて歌詞にもスケール感がある。
よくぞ復活してくれたと声をかけたくなるような名曲を届けてくれた。

・ベイビーレイズJAPAN「僕らはここにいる」 [公式PV]
今月はどんだけアイドルの曲を入れてるんだとツッコまれそうだが
この曲も本当は10位以内に入れたかったんですよ。一体感と迫力が素晴らしくて、
YouTubeのコメント欄には風男塾みたいな歌だなと書かれてもよさそうな名曲だと
思ってしまいましたからね。今年4月度の1位曲みたいに。



2017年10月24日火曜日

[CDレビュー]  デーモン閣下「EXISTENCE」


デーモン閣下「EXISTENCE(初回生産限定盤)(DVD付)」
(2017/3/15)

1. 深山幻想記 序曲
2. ゴールはみえた  [公式PV]
3. Forest Of Rocks  [公式PV]
4. Just Being -ここにいる そこにいる-
5. Shibuya Scrambled Crossing
6. 地球へ道づれ!
7. てふのやうにまひ
8. 方舟の名はNoir
9. 深山幻想記 -能Rock-
10. Post Truth -青空が殺気立つ-
11. Stolen Face
12. Heavy Metal Strikes Back -血まみれの救世主たち-
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)




デーモン閣下の通算7枚目のオリジナルアルバム。
前作「MYTHOLOGY」からは5年ぶりのリリースとなるソロアルバムということで
当然のごとく作詞作曲ともに自作中心ながらも、海外のHR/HM系のバンドメンバーから
楽曲提供を受けたり、小説家や漫画家の方々を作詞に起用したりといった
ソロ作品ならではのコラボも実現、前作同様に多彩なアルバムとなりました。

まず1曲目には約1分半のインスト曲「深山幻想記 序曲」で始まり、
続く2曲目「ゴールはみえた」は序盤のアコースティック系サウンドから
徐々にロック色が強くなっていく曲で、夢に向かって走り行く姿を
カッコよく歌ってくれている。それだけにAメロの容赦ない血の仕打ちなどといった歌詞が
むしろ浮いてないかと思ったが、悪魔だからそういうフレーズも入れないとってことですね。

3曲目「Forest Of Rocks」は映画版仮面ライダー主題歌としてリリースされた
唯一のシングル曲。伸びやかなサビメロがたまらなくキャッチーで
閣下のハイトーンボイスも圧倒的、聴いていて最高に気持ちいいロックナンバー。
正義の味方の仮面ライダーの主題歌を悪魔が歌うという禁断のコラボなのはさておき
よくぞこの曲をアルバムにも収録してくれましたよ。

4曲目「Just Being -ここにいる そこにいる-」はデジタルポップ要素が強い曲で
これまた意外なアレンジだが、こういう曲でも閣下の歌声さえあれば
他には無い魅力を感じられる曲になるんですよね。ソロ作品ならではの面白さ。

5曲目「Shibuya Scrambled Crossing」は東京の街で生きる人々の姿を歌った
ミドルテンポのロックナンバー。上京物語と題していいような歌詞も良くて、
こんな曲も歌えるということをもっと広く知られてもいいはずなのに。

6曲目「地球へ道づれ!」はシンフォニックロック系の曲でありながらも
親に感謝はしなくていいが取引先には感謝しろなどといった歌詞が
ツッコミどころ満載。この曲の作詞は閣下ではなくテラフォーマーズ作者の貴家悠さん。
収録時間が約7分半と長いし歌詞も含めてくどく感じたのが惜しいところ。

7曲目「てふのやうにまひ」は疾走メタルサウンドにのせてプロボクサーの
モハメド・アリの生き様を歌った曲で、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」
というアリさんのキャッチコピーがそのままサビの歌詞となっている。
何度倒されても、打ちのめされてもまた立ち上がってやるんだ!というメッセージには
最強に力をもらえる。これぞメタルの醍醐味、ラストのシャウトも圧巻、
今作の中でも最も聖飢魔Ⅱの曲に近いといえる曲で文句無しに一番のお気に入り。
この曲のおかげでこれからはアリさんといえば引越社じゃなくボクサーの方を思い出しそう。

8曲目「方舟の名はNoir」は4曲目以上に打ち込み中心のデジタルサウンド曲。
歌詞の世界観や編曲などに深遠な雰囲気を感じられるのはさすがとしか言えない。

9曲目「深山幻想記 -能Rock-」はタイトル通りの能とロックの融合曲。
和風プログレといってもいいような曲だが収録時間約10分半というのは
カップ麺のお湯を入れて3分すら待てないような自分にとっては長過ぎるんですよね。
実際に舞台を観ながら聴いたら全然印象が変わってくるのだろうが・・・

10曲目「Post Truth -青空が殺気立つ-」はミドルテンポのハードロックナンバーながら
青空をテーマにした曲でここまでシリアスで鋭くてカッコいい曲が
今まであっただろうか。こちらも文句無しの名曲。

11曲目「Stolen Face」はブラスバンドや口笛なども取り入れた賑やかな曲。
作詞を担当した羽田圭介さんは芥川賞作家でありながらも個人的には
ローカル路線バスの旅でしか見たことがないので、どことなくのんびりした
イメージしか無かったが、この曲はさすが作家といえるようなダークテイストの入った
質の高い歌詞を描いてくれている。これも人知れずバスの中で考えたのだろうか?

12曲目の「Heavy Metal Strikes Back -血まみれの救世主たち-」は
仮面ライダーGIRLSに提供した楽曲のセルフカバー。これを今回新たにやってくれたのが
何よりも嬉しかった。サビメロが仮面ライダーGIRLSバージョンとは
微妙に違う部分があったのが最初はあれっ?と思ったが、聴き込めば聴き込むほどに
むしろ閣下バージョンこそが正統派メタルだと感じられた。どちらも傑作なのは変わりない。
また仮面ライダーGIRLSに楽曲提供して欲しい。仮面ライダーGIRLSの最新アルバムが
こちらに書いた通りロックやメタルの要素が弱まってしまっただけに
もう一度Strikes Backをと思ってしまう。なんなら次はデュエット作品を聴いてみたい。

世間的にはすっかりTVタレントとしてのイメージが強いかもしれないが、
本業はあくまで悪魔で超実力派歌手だということが、この作品を聴けば分かるはず。
聖飢魔Ⅱを彷彿させるメタルナンバーから、ソロ時代から歌い始めた歌劇風の楽曲まで
多種多彩な魅力を発揮、これまでの集大成的な名作アルバムを届けてくれたが、
唯一閣下らしさが足りないと感じた点を挙げるならば、相撲要素が足りない。
前アルバムでは「雷電為右衛門」という歌い出しの時点から相撲を取ることを推奨する曲を
とっても楽しそうに歌っていたのが良かったのに。なお11月8日には早くも次のアルバムの
リリースが決定。何やら心を癒すなどというキャッチコピーが載っている上に
カバー曲も多く入るようで、今作とは全く違ったコンセプトの作品になりそう。
収録予定曲には千秋楽というタイトルの曲もあるみたいだがこちらは相撲曲でしょうか?







2017年10月19日木曜日

[CDレビュー]  仮面ライダーGIRLS「invincible」


仮面ライダーGIRLS「 invincible (ALBUM+Blu-ray Disc)」
(2017/8/23)

1. B.A.T.T.L.E G.A.M.E (KAMEN RIDER GIRLS version)
2. Reason for
3. Time of Victory
4. Next stage (album version)  [公式PV]
5. PEOPLE GAME (KAMEN RIDER GIRLS version)
6. Future Capture
7. 風の向こうへ
8. Movin’on (album version)  [公式PV]
9. Stormy Story
10. Let’s Try Together (album version)
11. YO-SO-LO!
12. Girls Anthem ~with our BIG LUV~ (album version)
13. The theme song of Sunagawa-shi, Hokkaido (Let’s Dancing) 【BONUS TRACK】
14. レッツゴー!!ライダーキック (Rebuild) 【BONUS TRACK】
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




仮面ライダーGIRLSの3rdアルバム。2015年リリースのベスト盤以来のアルバムで
オリジナルアルバムとしては約3年半ぶりという待ちに待ったリリース。
今作も序盤の1、2曲目から特撮ソングらしくカッコいいハードロック系楽曲の連発。
続く3曲目の「Time of Victory」も冒険心をかきたてられるようなスケール感のある
ハードポップナンバーで、タイトル通りに勝利への希望を感じられる名曲。
ここまでを聴いた段階では今作も1st、2ndに続いて大傑作確実かと思ったものだが・・・

4曲目に収録された「Next stage」は先行シングル曲として聴いた通りの
90年代のエイベックス系の曲を彷彿させる軽快なデジタルポップスで
楽曲自体は良いのだが、タイトルからして仮面ライダーGIRLSにとっての
次のステージはこういう曲調の楽曲を歌っていくという意味で出した曲なのか?
といった疑問を感じた。つまりは路線変更でなければいいなと思ったが、
結果的にはこの曲の流れを汲んだかのように、今作はここから終盤の14曲目までの
大多数の曲はデジタルポップ系のサウンドが目立つ作品となった。
同じくシングル曲(両A面シングルの2曲目)の「movin’on」に至っては
「Next stage」よりも軽いデジタルポップス。それなりにキャッチーではあるが、
シングル曲ならば両A面の1曲目だった「Rush N' Crash」という
王道の傑作ハードロックナンバーをなぜ収録しなかったのか?
なぜPVすら作られてないのか? YouTubeにもインストアライブの
映像ぐらいしか無いなんてのは寂しいですよ(参照)

9曲目「Stormy Story」はまるでI've Soundのメンバーが作曲したみたいな
シンセがウィンウィン鳴り響くデジロックで、惜しくも引退した川田まみさんが
現役ならば歌ってそうな曲。これも楽曲自体は良いんですけどね。
11曲目「YO-SO-LO!」は終盤でドンと盛り上がるにふさわしいお祭り系楽曲だが
過去の曲でいえば同系統の「E-X-A」の抜群の高揚感と興奮に
並ぶレベルまでは達してないような気がするのはなぜなのだろうか。
ボーナストラックとして収録された13曲目「The theme song of Sunagawa-shi, Hokkaido」は
AbemaTVの企画をきっかけに作られた、北海道・砂川市のテーマソング。
作詞がメンバー全員の共作というのは意欲を感じられたが、肝心の楽曲の方は
収録時間1分にも満たないピコピコポップスで仮面ライダーGIRLSらしさが全く感じられない。
せっかく作詞頑張ったんだからもっと良いメロディをつけてあげて下さいよ。
14曲目「レッツゴー!!ライダーキック (Rebuild)」は1971年の仮面ライダー主題歌を
ユーロビートにのせてカバー。これは何気に後半の曲で一番好きかもしれない。
初期のm.o.v.eが好きな者としてはそりゃハマるも当然ってことですよ。

結局のところは個人的に期待通りの曲は1、2、6曲目のみ、これらの曲は
間奏のギターソロなども含めてハードロック・メタルの影響を受けたメロディ全開、
JAM Projectのガールズロックバージョンみたいな曲でカッコいい。
さらに12曲目「Girls Anthem ~with our BIG LUV~」もエレキギターを
思いっきり効かせたガールズロックで、歌詞も含めて仮面ライダーGIRLS自身を歌った
主題歌のような曲だが、この曲は1stアルバムにも収録されている楽曲の再録バージョン。
これを入れるぐらいなら「Rush N' Crash」をちゃんと収録して欲しかった。
今作は曲自体は好きなんだけどリクエストしたものとは違うのが出てきた感ありあり、
例えるならば中華料理屋でラーメンを注文したらカレーが出てきた、
アニソンイベントでJAM Projectの曲をリクエストしたらfripSideが流れてきた、
アイドルフェスでPASSPO☆が登場すると思いきやベッド・インが出てきたみたいな。
確かに初期の頃の楽曲にもデジタルポップ系の曲はあったが、
やはり1stアルバムでHR/HMの逆襲だと宣言し、作家陣にデーモン閣下まで召喚させた
あの頃の勢いを取り戻して欲しい思ってしまう(当時の記事はこちら)
これからも仮面ライダーのTV放送が続く限りは仮面ライダーGIRLSの活動も
続いていくと信じているので、とりあえず次のアルバムでは2nd以前の作風に戻した上で
「Rush N' Crash」を収録して欲しいです。別に次回でも遅くはないですからね。







2017年10月13日金曜日

[ライブレポ]  MINAMI WHEEL 2017(SECONDWALL、HEADLAMP、Jin-Machine)

(前記事はこちら)

・SECONDWALL

2009年に結成された5人組女性ボーカルバンド。当ブログの月間マイベスト10の常連。
リハーサルで最も聴きたかった「君の世界を」をやってしまったのは惜しかったが
それでも本編では「アイデンティティ」や「恋の終わりに、桜舞い散る」、
さらにはライブ会場限定の最新シングル曲「言葉」「ゼロ」などが聴けて良かった。
エモロックをポップに聴かせてくれるのがこのバンドの一番の魅力。
ボーカルの声質が良いからこそでしょうね。曲調にもうちょい多彩さが出てくれば
なお一層良くなるはず。大阪でのライブは昨年のミナホ以来1年ぶりだそうで、
MCではここに来るまでが本当に大変だったとばかりに、ボーカルのYUKAさんが
涙ながらに感謝の気持ちを語っていたのが印象的でした。そんなに色々あったのか・・?
前作の「恋の終わりに、桜舞い散る」は深夜ドラマ主題歌に起用されていたし
てっきり順調に活動を続けているとばかり思ってたから、これにはビックリ。
ともあれ音楽にかける必死な思いが伝わってくる歌手は、それだけで応援したくなりますよね。



pangeaで桐嶋ノドカとSECONDWALLを観た後は、この日のトリを飾る
Jin-Machineというネタ要員(?)を確実に見たいということで早めに
KINGCOBRAへと移動。この日ずっとKINGCOBRAは入場規制がかかってましたからね。
このライブハウスが他の会場と違うところは、リハーサル中は黒い幕がかけられていて
客席からバンドメンバーの皆さんの姿が見えないということ。
HEADLAMPのリハーサル中、これはいい曲やってるなと思いつつも
幕があるばかりに盛り上がりが微妙で何だか惜しかった。幕無しでもよかったのに。



・HEADLAMP

大阪・高槻市出身の4人組若手バンド。前述の通りリハーサルや1曲目の時点から
気持ちが伝わってくるものがあって、これは期待以上だと確信しました。
2曲目に披露された「夏、駆けっ娘」も最初に試聴した時は
このバンドもまた典型的な関西若手ギターロックバンドになってしまったのかと思ったが
いざライブで聴いてみるとお祭りっぽい曲調なだけにそれなりに楽しく盛り上がれる。
その曲の直後にボーカルが「楽しいことばかり歌うバンドではない」
「1人1人の命に届く歌を」などと熱く語り始めたのには、おーーっ!と思った。
その後に披露されたミドルテンポ曲はドラムの力強いリズムが響いてくる曲で
これまたカッコ良かった。まるで高校野球地方大会中継テーマ曲みたいだった。
そしてラストで「NEW ORDER」という最も聴きたかった曲をやってくれたのには
思わず感動してしまった。「♪靴紐をもう結び直して行こう」などといった
荒野を走り抜けるランナー感ある歌詞もこれまた良い。
やっぱりどんなジャンルの音楽であろうと魂のこもった歌を聴かせてくれる歌手は
心を突き動かされるものだと感じられた。こういうバンドには成功して欲しいと思えてくる。



・Jin-Machine

2005年に仙台で結成された、日本一面白いヴィジュアル系バンド。
ボーカルのfeaturing16(フィーチャリングイチロー)さんはティーライズ所属の
お笑い芸人としての活動実績もあるということで以前から気になってましたが、
まず登場前のリハーサルが終わった後に「どうせ幕の外には2~3人しか
いないでしょうから今から親戚の人や、三角公園でナンパした人を連れて来て下さい」
「この後登場のガゼットでした」 もうこの時点で本日の優勝ならぬ優笑が決定。
幕があることを逆手にとって笑わせてくれるとはさすがだ。
そして本編開始、1曲目の「がんばれ!桜、アディオス」から最後の曲まで
どの曲も予想以上にメタル色の強いヘヴィロックが中心で、演奏や歌唱の迫力が素晴らしかった。
それに加えてステージと観客との一体感が圧倒的。観客の約8割はバンギャ(女性ファン)で
曲に合わせて一斉に右に左に行進したりヘドバンしたり土下座したりと
一緒に盛り上がりまくることができてとても楽しかった。
個人的には女性客が多いライブってだけで新鮮で・・ヘドバンの見た目も豪華に感じられる。

その一方でMCの方では期待通りに笑いが満載。
ボーカルが他のメンバーを紹介する際には「顔面白塗りだけど至って健康です」
「タバコも酒もしません、シャ・・何でもない」いやシャブもやってないよな!?
さらに自己紹介で「ニャン♪」と猫の鳴きマネをしたメンバーを見ると
ボーカルが「男性はこういうぶりっ子を嫌う」ということで男性客にブーイングを要求して
本当にそれが起こったりしたのもこれまた笑ってしまった。
さらにミナホ出演直前に会場前で宣伝をするもお化粧バンドには世間は冷たいそうで
これにはクソーッって思うけど言い返せる要素が無いといった自虐ネタも交えつつ、
それでも念願のフェス出演なだけあってか、初めて来た人にV系の文化を体験して欲しいなど
自身の音楽に対する真剣な思いが伝わる言葉が聞けたのも良かった。
やはりV系も含めたいろんなバンドにフェス出演のチャンスがあった方がいいですよ。

ライブ後半には期待していた「ゴリラ」も披露。歌詞にリアルで100回以上
ゴリラというフレーズが出てくる曲で、自分の胸を叩く振り付けを
観客たちみんなで一斉にやったりと期待通りに面白かった。
さらに曲の終盤ではなぞかけも披露。「KINGCOBRAとかけまして・・・」
「KINGCOBRAとかけまして・・」それを連呼するということは思い浮かばないのか!
これには笑いが起こるも、直後に「KINGCOBRAとかけまして、今日のお客さんと解く」
「その心は、ヘビーなのがが好き」 普通にウマくて歓声が起こった。
そしてラストナンバーの「マグロに賭けた男たち」では観客たちの中に向けて
マグロの人形が投げ込まれ、フロアの海をマグロが泳ぐ。これも面白いと思いきや
そういえば今年のCOMIN'KOBEで打首獄門同好会も同じことやってたぞ(参照)
だがJin-Machineのマグロ曲の方は調べてみたら2014年リリースということなので
こちらの方が先みたいだ。MCにて交流があると話していた打首の方がパクったのか!?

ポストゴールデンボンバーという呼び声も聞いたことがあるバンドでしたが
演奏では文句無しにこちらの方に分が上がる。そもそも演奏力が高くないと
やれないような展開の多いロックナンバーばかりで、楽曲はどれも素直にカッコいい。
それに加えて笑いを交えたステージでお客さんを存分に楽しませてくれるとなれば
もっと人気が出てもいいはず。少なくともマグロネタをパクった(?)打首と同クラスの
観客動員はあってもいいはずなのに、この日も入場規制まではいかなかったとは・・・
てか楽曲のノリや曲名の数々などがSEX MACHINEGUNSに近くないかと思いきや
やっぱり影響受けてたのか(参照)この対バンは行きたかった!



以上でございます。前半のガールズロック系から後半はノンジャンルの異種格闘技戦と
いった感じでとても楽しかったです。このサーキットフェスの主催者であるFM802は
昔からほとんど聴くことが無くて、自分には縁が無いものだとばかり思ってましたが
いざこうしてミナホに行ってみてアーティストの皆さんを間近で観てみると
素直に素晴らしいイベントを主催してくれたものだなと思えてくる。
この1日目は無かったものの個人的に今年のミナホでさらに1つ嬉しかったのは
ぜんぶ君のせいだ。などのアイドルグループの出演が解禁されたこと。
1つのジャンルに特化したフェスもいいけど、やっぱりそれ以上に音楽フェスは
ジャンルの壁なんてのが無いものの方が主流になって欲しいよなと思う。
一方で昨年のみみめめMIMIや一昨年の綾野ましろさんのような
アニソン系アーティストの出演は今年は無かったみたいだが、
この流れならば来年以降でもチャンスはありそうだし期待したい。
また来年もミナホに行くかもしれません。最後まで読んで頂きありがとうございました。



2017年10月9日月曜日

[ライブレポ]  MINAMI WHEEL 2017(スノーマン、カヨコ、桐嶋ノドカ)

(前記事はこちら)

・スノーマン

昨年のミナホでは入場規制になるなど、人気上昇中の奈良出身4人組女性ボーカルバンド。
まずライブ前半から「in pairs」「ココロノアリカ」「ちょっと待って」と
聴きたかったアッパーチューンを立て続けに披露。演奏の迫力もさることながら、
最も印象的だったのはボーカルの幹葉さんのハイトーンボイス。
最初に試聴した時はアニソンバンドのfhanaのような可愛い系の歌手かと思いきや
まさかここまでの声量と迫力を兼ね備えていたとは!これは良いボーカリストだ。
曲調も多彩で、中盤では語りから始まるバラード曲なども披露。
バンド名通りの、雪への憧れが詰まったロマンチックな曲でした。
奈良は雪なんて積もらないのによくこんな曲を作れたなと思ったが、
むしろ冬は雪がたくさん積もる豊岡や舞鶴よりも寒いにもかかわらず
なぜか雪だけは全然積もらない奈良で育ったからこそ、雪への憧れが詰まった曲を
作れたのかもしれない。子供の頃の自分がそんな感じで雪が大好きでしたからね。

ここまではいい雰囲気だったが・・・その曲が終わった後のMCで、
ボーカルの幹葉さんが最初に放った一言が「喋る~」って何だこれは!(笑)
これにはせっかくの雰囲気がぶち壊しだと自分で自分をツッコみ、
その後には夢の中でメンバーが登場して、メンバーから夢への出演料を要求された話、
さらにはこんなこと言っていいか分からないけど夢の中でメンバーが人を殺してたなどと
言ってしまい、これにはメンバーから「オブラート!」というツッコミが。
どうやらかなり天然が入ったお方なようですね。美人さんなのにこんなキャラとは面白い。

そして来年1月6日に開催されることが決まった主催フェスに先駆けて重大発表が。
「この日をもって、スノーマンは改名します」 え~っマジか!?
重大発表と聞いてこれはメジャーデビューかと期待したらまさかの改名宣言。
せっかく知名度が上がってきたという時に改名してしまうのは
本当に大丈夫なのかと思ってしまったが・・もしかして権利上の問題なのか?
スノーマンの絵本を描いたレイモンド・ブリッグズさんから苦情が来たとか?
wikiで調べてみると・・あっ、それよりも怪しいのが右上に書かれたジャ(以下略)
ともあれ改名により新しく生まれ変わると宣言、そしてラストで披露された曲は
「新しい私になれ」。この流れで聴くと一層の説得力を感じられました。
数少ない当ブログ管理人の地元出身で期待できるバンドなだけに、
改名を機にさらなる飛躍を願いたいですね。この調子ならメジャーデビューは近いはず。



・カヨコ

[セットリスト]
・LOVE IS BAD COMEDY!
・Live ALive
・マーメイド・ララバイ
・いいひと
・東京より
・カーテンコール

近年ではLiSAさんなどへの楽曲提供でも活躍するシンガーソングライター。
ミナホには2008年に初出演を果たし、今回で計8回目の出演だそうです。
1曲目の「LOVE IS BAD COMEDY!」にいきなりドハマリ。なぜ今まで知らなかったんだ。
LiSAさんが好きならば確実にハマりそうな王道ガールズロックナンバーの連続で
歌いっぷりも豪快で気持ちいいし、さらにはMCからも豪快な人となりが伝わってくる。
ミナホ出演にあたって楽しみなのは計3日間お酒を飲めることだと宣言したり、
さらには今回新たにアコースティックアルバムを出した理由として
「(自身の曲を)朝から聴くのはキツイと言われたから。朝から愛せよ!」
これには思わず笑ってしまった。ロックな姉ちゃんって感じでいいっすね!



・桐嶋ノドカ

2015年にメジャーデビューを果たした期待の若手女性シンガーソングライター。
アコギ、キーボード、ドラムを加えた4人組アコースティックバンド編成で登場。
歌唱力の高さはさすがの一言、癒し系の楽曲の中に歌声が綺麗に溶け込んでいて、
これがもし歌姫系ブログ全盛期に世に出てきてたならば各所で絶賛されてただろうなと、
できれば椅子席でゆったりと聴きたかったなどと思えてくるステージでした。
MCはあまり得意ではないようで、うまく話せなくてオチも無いなどと言ってましたが
うまく話せないからこそ歌い続けると綺麗に締めたのには会場から拍手が。
これぞ歌姫と呼びたくなる名言だ。新曲は小林武史さんとsupercellのryoさんの
共同プロデュースということからも期待されている歌手であることが分かる。
ただ歌姫系全般に対しても言えることだが、客層を見てみるとおっさんばかりの歌手は
高い評判を聞いていても軒並みブレイクまで至っていないのが気がかり・・・
もっと幅広い層に人気が出てもいい歌手なはずだと思いますけどね。


(続く)



2017年10月8日日曜日

[ライブレポ]  MINAMI WHEEL 2017(魔法少女になり隊、Mary's Blood)

10月7日(土曜日)大阪・心斎橋周辺の各ライブハウスにて開催された
サーキットイベント「MINAMI WHEEL 2017」に行ってきました。
昨年に続いて2年連続。計8組中7組が初見というフレッシュな顔ぶれの
ライブステージを14時から21時半までたっぷり楽しんできました。
まずは14時からの魔法少女になり隊をお目当てに、当イベント最大規模の会場である
大阪BIG CATへ行き、その後は14時15分からのMary's Bloodを
後半だけでも観たいということでまでOSAKA RUIDOまでダッシュ、
さらにその後の15時15分からは昨年入場規制になったというスノーマンを観るために
何としても規制がかかる前に入りたいということでJANUSまで猛ダッシュ。
序盤だけでどれだけ走ったんだ。フェスに行く度に1人マラソン大会が恒例となってしまった。



・魔法少女になり隊

[セットリスト]
・KI-RA-RI
・狂騒曲ザラキ
・おジャ魔女カーニバル!!
・MEGA DASH
・ヒメサマスピリッツ
・完全無敵のぶっとバスターX
・冒険の書1


近年人気急上昇中の、ラウドでポップでファンタジーなRPG系4人組バンド。
ヘヴィロックとデジタルポップが融合したサウンドに、
エフェクトをかけた女性ボーカルとシャウト連発の男性ボーカルが加わる
楽曲の数々を聴いただけでそりゃライブは盛り上がるだろうと予想してました。
そしてライブではステージの後方一面が巨大スクリーンとなり、
RPG風の映像をバックに、色とりどりの光に照らされながらメンバー達が躍動する。
こんな演出まで加わったライブステージはとにかくド派手で鮮烈、早くも優勝決定。
3曲目に披露されたアニソンカバー曲の「おジャ魔女カーニバル!!」からは
より一層盛り上がってサークルやモッシュなども起こり、最も聴きたかった
「ヒメサマスピリッツ」の頃にはいつの間にか最前列までもっていかれてしまってました。
一緒に回ったり踊ったりしながら思いっきり盛り上がれてとても楽しかった。
その一方でMCでは「敵を作らないバンド」と宣言、
さらには曲中で「思いやり」と書かれたフリップを掲げたりと、
一部で激しいノリが起こる中においても揉めることなく
みんながライブを楽しめるようにと心配りをしていたのも印象的でした。
客層の方もそれなりに幅広かったが、一番多かったのは20代前後の男女。
元気なロックキッズが多いからそりゃサークルなどで盛り上がりまくれる。
同じデジロック系のバンドでもGacharic Spinとはなぜここまで客層が違うのかと
思ってしまった。やっぱり若い男女に人気が出ないとブレイク候補にはなれないのでは・・・
魔法少女になり隊とGacharic Spinの対バンはまだですか?実現すればぜひ行きたいですね。



・Mary's Blood

フェスで観るのはもうこれで6回目ぐらい、当ブログではすっかりおなじみの
4人組ガールズメタルバンド。このバンドを出してくれたからミナホに来たようなもので
行かないわけにはいかないということで、脳内で「♪Evolution Evolution Evolution」と
一番大好きな曲を歌いながらダッシュしてライブ会場に到着。
そして入った直後に「♪Evolution Evolution Evolution」これには感激。
終盤の「Coronation Day」「Counter Strike」の2曲しか聴けなかったものの
それだけでもやっぱり格が違うと感じさせてくれた。
ここまでド迫力なライブをやってのけるガールズバンドってそう滅多にいない。
せっかくミナホに出られたまでは良かったが、出番がトップの14時台で
魔法少女になり隊やオメでたい頭でなによりなどとかぶってしまったのは残念。
17時台ぐらいに出して欲しかった。むしろフェスに出るならば魔法少女になり隊の直前に
出られたならば同じく激ロック系女性Voバンドということで20代前後の男女の新規ファンも
獲得できるかもしれないのにと思ったが、会場の規模が・・少しでも人気が追いついて欲しい。


(続く)



2017年10月7日土曜日

[日記]  MINAMI WHEEL 2017 1日目の出演者発表の感想


10月7日(土曜日)大阪・心斎橋近辺の各ライブハウスにて開催される
サーキットイベント「MINAMI WHEEL 2017」(以下ミナホ)に行くことになりました。
まさか昨年に続いて2年連続で行くことになるとは思ってなかった。
ということで7日の出演者の一部を、個人的注目度の高い順に
紹介していきたいと思います。まずはガールズロック系のアーティストから。


・Mary's Blood
名古屋のサーキットフェス「でらロックフェスティバル」の方には2年連続で
出演していたガールズバンドが、ついに大阪のミナホにも初出演!
今年のミナホに行こうと思った一番の理由は、Mary's Bloodという
ハードロック・メタル系のガールズバンドをフェスに出してくれたから。
当ブログでずっと訴え続けていた願いを叶えてくれたならば行くしかないだろ!
この流れでCyntiaやBRIDEARなどもサーキットフェスに呼ばれて欲しいし
幅広い層にこの系統のバンドの魅力が知れ渡ればいいなと思いますよ。


・魔法少女になり隊
ここ最近確実に人気が上がってきている、ラウドでポップでファンタジーなRPG系バンド。
ド派手なデジロック系サウンドに男女ツインボーカル、
さらに男性ボーカルはシャウトしまくりと、好きになれる要素が詰まっているので楽しみ。

・スノーマン
6月度マイベスト10の方で紹介そして絶賛したばかりの奈良出身4人組バンド。
サブコンでは2曲連続でグランプリを獲得、さらに昨年のミナホでは入場規制になったそうで
このバンドはこれから本格的にブレイク候補に名を連ねるのではないかと期待できる。
数少ない地元出身で楽しみなアーティストの1組なだけにぜひ行きたい。

・SECONDWALL
こちらも以前から月間マイベスト10の常連、初めてライブを観られるのが楽しみ。
ところで「君の世界を」のPVがいつの間にかYouTubeから削除されてるのはなぜ?

・カミツキ
最終追加発表で名前が呼ばれて歓喜。「Where to go」はぜひ聴いてみたい。
ヘヴィロック・ミーツ・ポップサウンドというキャッチコピー通りのバンドで期待できる。

・GIRLFRIEND
SCANDALの後輩にあたるガールズバンド。曲は1曲しか知らないがこれから注目したい。

・あいみょん
今やすっかりブレイク候補のソロシンガー。「生きていたんだよな」は衝撃的だったですね。

・SpecialThanks 
こちらもよく名前を見かけるバンドということでで行くかもしれない。

・カヨコ
LiSAさんへの楽曲提供でもおなじみのシンガーソングライター。
>2017年度のMINAMI WHEELではサプライズでLiSAとの共演を果たし、満員のPangeaを沸かせた
マジかーーっ!? LiSAさんとのコラボステージが実現するならば一気に本命だ。
てか「2017年度のMINAMI WHEELでは」って2016年度の間違いですよね?
それとも2017年度にもLiSAさんが出演するよというタネあかし?



続いては、ガールズロック系以外で注目のアーティストを紹介。

・THEイナズマ戦隊
今更言うまでもないっすね。フェスに出るならセトリがもうちょい何とかならないかと思うが。

・Jin-Machine
2005年に仙台で結成された、日本一面白いヴィジュアル系バンド。
今から10年ほど前にNHKの深夜の歌番組で「環境デストロイ」を披露した時の
ライブパフォーマンスの面白さは今でも印象に残っている。
このようなV系バンドもフェスに出られるようになったのは本当に良いことだ。

・オメでたい頭でなにより
こちらも面白い激ロック系バンドということで当ブログではすっかりおなじみ。
今年のCOMIN'KOBEのライブも良かったですからね(レポはこちら・アンティック-珈琲店-
2年連続の出演。「♪最後のガラスをぶち破れ」という
アニソン好きなら誰もが知る名曲を昨年は1曲目にやってくれたものの
残念ながら聴き逃してしまったので、今年こそは一緒にぶち破りたい。

・HEADLAMP
大阪・高槻出身のバンド。「NEW ORDER」を聴いた時はこれは良いぞと期待したのに、
最新曲では典型的関西若手ギターロックバンドの曲みたいになってしまっていて
ブルータスお前もかーー!!と言いたくなった。

・桐嶋ノドカ
女性ソロシンガーで楽曲は癒し系な雰囲気ということで気になる存在。

・ircle
「ノーリタイア」は大好きな曲だが・・・てかPVに不祥事で謹慎中の人が出てるじゃないか!


以上でございます。なお今回のタイムテーブルの方を見てみると、
いきなり14時台にMary's Bloodと魔法少女になり隊とカミツキと
オメでたい頭でなによりと最後のガラスをぶち破れがかぶってる。
それに対して17時~18時台には観たいアーティストがほとんどいない。
先月にDGCの方は奇跡的なまでにかぶりが無く観たい歌手のライブ全部行けたのに(参照)
それとは対照的にミナホの方は・・・なぜここまで差がついた。
とりあえず現時点で行くと決めたのは、この5組だけ。
14:00 魔法少女になり隊
14:15 Mary's Blood
15:15 スノーマン
19:00 SECONDWALL
21:00 Jin-Machine
14時からはまずは魔法少女になり隊、そこから14時15分開始のMary's Bloodまでは
どのタイミングで移動するか。さらにそこからスノーマンまでは、
入場規制前にライブハウスに入るために全力で走ること決定でございます。
フェスに行くたびに全力ダッシュしてるのはいつものことだ。
中盤以降の予定はスカスカなだけに、まずは序盤の3組で思いっきり盛り上がるつもりですよ。



2017年10月6日金曜日

[CDレビュー]  Do As Infinity「To Know You」


Do As Infinity「To Know You
(2017/9/27)

1. To Know You
2. 唯一の真実
3. To Know You (Instrumental)
4. 唯一の真実 (Instrumental)
5. あいのうた [2 of Us] (Bonus Track)




Do As Infinityの通算30枚目のニューシングル。
前シングル「Alive/Iron Hornet」に続き澤野弘之さんがサウンドプロデュースを手掛けた作品。
表題曲「To Know You」は「TOKYO」をテーマに制作されたデジタル系ポップスで
もはやバンドサウンドとは言えないような打ち込み中心のアレンジ、
さらに歌詞は全英語詞と、シングル曲としてはこれまで無いぐらいに意外。
曲調がミドルテンポで明るくも暗くもない雰囲気なだけに、
最初に聴いた時は地味な印象もあったが、あらためて聴き込んでみれば
夜の東京の街を照らすネオンライトを連想させるかのような
ほのかな輝きを感じられる曲で、これはこれで良い味が出てる。
なお歌詞の日本語訳は公式サイトにて掲載中だが本当に期間限定なのだろうか?
歌詞カードに付けて欲しかったところでしたが、その予算がつかなかったのか?

2曲目「唯一の真実」はアコースティック系のバラード曲で
伴ちゃんの歌唱が本領発揮。ただサビメロの良さという点では・・・

通常版のみのボーナストラックの5曲目「あいのうた [2 of Us] 」は
ライブの超定番曲のアコースティックバージョン。
イントロのバイオリンのメロディがアコギで再現されてるのが良い感じ。
アップテンポでアコギをかき鳴らす亮さんの演奏はライブでも見てみたくなる。
作詞のクレジットはいつの間にか伴ちゃん単独名義になっていたが
あらためて聴くと歌詞のメッセージにも暖かさを感じられる。

12月6日には早くも次のニューシングル「化身の獣」がリリース決定。
こちらの方で試聴してみたところすごく良さそうで、これには早くも期待したくなる。
アニメ「十二大戦」のエンディングテーマとしてオンエアも開始されるなど
久しぶりに力を入れてDoAsが売り出されることになって良かったなと思う。
この勢いで来年の前半にはニューアルバムのリリースを期待したくなる。
次はアルバムの方も澤野弘之さん全面プロデュースとなるのだろうか?
そうなると亀田誠治さんの出る幕はあるのか? どんな内容になったとしても
こうして新作がリリースされ続けるというだけで嬉しいですね。一時は先行きが心配になっただけに・・・







2017年10月4日水曜日

[ライブレポ]  DRAGON GIRLS CARNIVAL 2017(純情のアフィリア、北出菜奈)

(前記事はこちら)

・純情のアフィリア

8月のTIFから2ヶ月連続でライブを体験することに。まず1曲目には最新シングル曲の
「この世界に魔法なんてないよ」。8月度マイベスト10の記事に書いた通りの名曲。
それ以外の曲だと「ジャポネスク×ロマネスク」がお祭り系サウンドとデジタルポップを
融合させた曲でとても良かったし盛り上がったが、最も期待してたはずの
赤ちゃん達はどこから来るのと歌う純情な曲は結局今回もやらずに終了したのが残念。
今年リリースされたばかりの曲をなぜやらない? PVが不純だったからか?(参照)



・北出菜奈

[セットリスト]
・撃たれる雨
・DEATH SHOWCASE
・消せない罪
・Make-Believe
・Under Babydoll
・月華 -tsukihana-
・(?)

2000年代後半にメジャーで数多くの名曲を世に送り出したガールズロックシンガー。
この日初めてライブを体験できることを最も楽しみにしていた歌手が、
DGCのトリを飾ることに。今年5月にインディーズからリリースされた復活ソロアルバムは
まさかの洋楽ポップス風の曲ばかりで、果たしてこの日のセトリはどんな感じになるのか
期待と不安が半々でしたが・・・なんと本編開始から3曲連続で、
期待していた2000年代のロックナンバーの数々を歌ってくれました。これには歓喜の一言。
2曲目「DEATH SHOWCASE」は当時のCD音源ではあえぎ声が満載の曲で
当ブログにて絶賛したのは今でも鮮明に覚えているが(参照)この日のライブでは
あえぎ声無しでシャウトも控えめ、そこは当時と表現方法が変化したということか。
だがその一方で菜奈さんが観客たちの中へダイブしたのには盛り上がった。
それもライブ前半と後半に計2回もダイブしたというからスゴい。

3曲目には最大のヒット曲「消せない罪」が聴けたのも良かった。
さらに4曲目には最新アルバムから「Make-Believe」を披露。
生バンドで聴くとピアノ+バンドサウンドのハーモニーが良くて
この日のセトリの中ではいいアクセントになっていたと感じました。
そしてライブ終盤の6曲目、最初のイントロの時点でもしかしてと思いつつも
CD音源とはアレンジが違ったのでどうなんだ、どっちなんだ・・・
と思いきや、直後に歌い出しで「♪闇と玩ぶ星たちへ」・・・!!
「月華 -tsukihana-」来たーーっ!!
これには鳥肌立った。2009年の当ブログ年間No.1ソング、
まさかこの曲をライブにて生で聴ける日が来るとは思ってなかった。
この「月華 -tsukihana-」や「DEATH SHOWCASE」や「Under Babydoll」などが
収録された傑作3rdアルバム「Bondage」がリリースされた直後に
メジャーレーベルを辞めてしまうというまさかの急展開が起こり、
その後はインディーズで新バンド「Loveless」を結成するも、
契約上の問題などもあって日本国内ではCDを出せないまま解散。
さらにその後の2012年には、オルタナティブロックバンド「THE TEENAGE KISSERS」を結成。
こちらではアルバムを計3枚リリースするも、肝心の楽曲がメロディアスではなく
私の好みとは違う方向に行ってしまい・・・「Psychic Haze」だけは大好きだったが。
そして2016年にバンドは活動休止となり、まさかのソロ歌手として活動再開。
この瞬間は大いに期待したものでしたが、しかし今年リリースされた復活アルバムは
前述の通り洋楽ポップス風のこれまた私の好みとは違う方向の曲ばかりで・・・
といったように、これまで本当に数多くの紆余曲折があった。
だがそれでも、どんなことがあろうと今まで陰ながら注目し続けてきた。
年間No,1クラスの大傑作曲も含む数々の名曲を届けてくれた歌手を
途中で見放すなんてありえない、一生ファンなのが当たり前、
その自分なりの信念が、このDGCのステージで報われた気分になった。
ついにガールズロック歌手として表舞台に戻って来てくれたんだ、
その瞬間に立ち会えることができたんだと・・・DGCに行く前のブログ記事で
「月華 -tsukihana-」がぜひ聴きたいと書いたが、まさか本当に歌われるとは!
正直なところ確率は低いと思っていた。それだけに感激もひとしおでしたよ。

優勝は北出菜奈か柳瀬蓉かDEADLIFT LOLITAか西沢幸奏かと考えてたけど
全部最高で決められないので、もうこのDGCというフェス自体が
優勝ってことでいいですよ。どうか来年以降も開催して欲しい。
このフェスでただ一つ非常に残念に感じたのは、すっとこ・・ではなく
全体的に観客の入りが良くなかったこと。ガールズバンドにアイドルグループ、
さらにはアニソン系やメタル系(←この2つはもっと組数が多くても良かった)のアーティストなども含め
ジャンルを超えて、メジャー感のあるガールズロック歌手が大集合という、
当ブログ管理人的にはまさに最高の音楽フェスだったのだが、
このフェスの観客が少ないということはイコール当ブログの需要も少ない、
自分と好みが合う人が少な過ぎるという現実をあらためて突きつけられたような気すらして・・・
集客するためならば2018年はもっと出演アーティストを豪華にしてもいいんですよ。
BABYMETALとか出てくれないかな?それぐらいビッグなガールズフェスも見てみたい!



2017年9月29日金曜日

[私的名曲ランキング]  2017年8月度 マイベスト10

恒例企画、サブコンにより選ばれた月間私的名曲ベスト10を紹介いたします。
おそらく初めてマイベスト10の全てがシングル曲となりましたが偶然です。
今月もまた、90年代だと一般J-POP歌手の曲として売られていたような名曲が
時代が変わり今ではアイドルソングやアニソンとして売られるようになったんだなというのが
よく分かるマイベスト10となりました。いってみましょう。




第10位 ZON「Mr.GONG」 [公式PV]

90年代にはもっと流行っていたはずのナチュラルV系ロック。
ボクシングがテーマのPVが似合う熱血系楽曲で、先月度1位の21gとも対バンしそう。
GONGといったらJAM Projectの大傑作曲を真っ先に思い浮かべるがこちらも名曲だ。




第9位 Over The Top「ビバ無我夢中」 [公式PV]

元NMB48の岸野里香さんがボーカルを務めるバンドの2ndシングル。
前作よりも歌唱力が向上し、伸びやかかつポップなサビがより気持ち良く聴こえるようになった。
>テレビ埼玉「高校野球ダイジェスト2017」テーマソング 7月度に続いてまだあったかこのタイアップが。




第8位 A応P「Another World」 [公式PV]

意外にもマイベスト10登場は初めて。疾走感のあるデジタル系ポップスの王道、
さらにTIFにてライブを体験した曲はより輝いて聴こえるんですよ(レポはこちら)




第7位 ZAQ「カーストルーム」 [公式PV]

伸びやかで高い歌唱力と、歌詞のメッセージに元気づけられるハードポップ曲。
「♪這い上がる 何度でも 空はいつでも待っている」
こういう音楽が90年代から私の中でのJ-POPど真ん中の曲だったと思えてくる。




第6位 SPYAIR「MIDNIGHT」 [公式PV]

夜の街の風景が似合うミステリアスな歌謡ロックナンバー。ここに来て新境地を開拓してきた。
意外だったがこういうのも良い。ボーカルが一度喉を壊したのにそれでも頑張って歌ってるのが伝わってくる。




第5位 純情のアフィリア「この世界に魔法なんてないよ」 [公式PV]

TIFにDGCと立て続けに2回ライブを体験、同じアイドル系ポップスでも
志倉千代丸さんの作る曲には他とは違うスケール感がある。
ギターやストリングスなどの編曲がやっぱり格別。




第4位 SILHOUETTE FROM THE SKYLIT「いいからテーピングだ。」 [公式PV]

たとえ傷を負っていたとしてもテーピングでガチガチに固めて挑めばまだやれる・・・
心も体もそうだよな。ボーカルは自分の好みの声質ではないっぽい感じだが
それ以上に歌詞の発想が良い。さらにBメロ~サビのノリも良かった。
むしろこのボーカルがまさかこんなこと歌うとはという意外性が面白い。




第3位 Q'ulle「DRY AI」 [公式PV]

涙なんてとっくに枯れてたはずなのにどうして・・・なんてエモーショナルな曲なんだ。
むしろ子供の頃は涙なんて一切出なくなればいいのにと思ってた。強くなりたかったから。
それだけにこの曲はタイトルからして引き寄せられるものがあったし、当初は1位候補でした。




第2位 Fullfull☆Pocket「キミトシル」 [公式PV]

イントロのピアノのメロディからして哀愁漂うハードロック、クサメロ好き歓喜の曲で
楽曲だけならこちらも1位候補。歌唱力に未熟な部分があったのでこの順位になったが
まるでParty Rockets GTみたいなロック系アイドル路線に行ったのは意外で驚きましたよ。




第1位 GARNiDELiA「Desir」 [公式PV]

幻想的なデジタルポップバラード系のサウンドに、夢や希望を追いかけることを強く誓った歌詞、
Cメロの曲展開、どれをとっても聴けば聴くほどにドラマチックかつ感動の世界が広がっている。
このユニットは以前のアルバムレビューでも書いた通り
もっと良い曲作れるはずなのにと思ってたが、ついに年間ベスト級の会心の名曲を届けてくれた。
これでシングル曲が2曲続けて傑作だっただけに、次のアルバムには大いに期待してますよ。




(今月の次点曲)
・東城陽奏「Blue Bud Blue」 [公式PV]

最後まで10位以内に入れるか迷ったのがこの曲。
まさに90年代風なガールズロックだが、この歌手もアニソン系として売り出されるのでしょうか?
名前は「とうじょう はるか」と読むそうで。東城陽奏と西沢幸奏のコラボが見てみたい。

・CREA「LOCK☆ON☆BEACH」 [公式PV]
当ブログでは久しぶりの登場となったガールズバンド。
綺麗なお姉さんが歌う正統派なガールズナンバーで、もっと評価されてもいいはずなバンドなのに。

・ふなっしー「アルクナシ」 [公式PV]
ふなメタルロックなデビューアルバムの後から久しぶりの新曲はサンプラザ中野くん作詞作曲。
イントロからして爆風スランプのバラード曲みたいでおぉーっ!ってなった。何位にするか迷ったが、
結局はふなっしーの歌の音程が不安定過ぎるばかりに10位以内には入れられなかった。
それでもゆるキャラ基準で考えればトップクラスの歌唱力なんだ、
そもそも声すら発せられないキャラが多いんだから、とは思いつつも
サンプラザ中野くん本人が爆風スランプの曲として歌えば1位候補だったのに。
ふなっしーといいバイきんぐ小峠といい、なぜ揃いも揃ってジャイアンリサイタルな者たちに自身の曲を歌わせてしまうんだ?