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唄と旅がメインの日記ブログ。音楽は歌姫系・ガールズロックを中心に、アニソン・アイドルからメタルまで幅広く取り上げてます。
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2017年10月13日金曜日

[ライブレポ]  MINAMI WHEEL 2017(SECONDWALL、HEADLAMP、Jin-Machine)

(前記事はこちら)

・SECONDWALL

2009年に結成された5人組女性ボーカルバンド。当ブログの月間マイベスト10の常連。
リハーサルで最も聴きたかった「君の世界を」をやってしまったのは惜しかったが
それでも本編では「アイデンティティ」や「恋の終わりに、桜舞い散る」、
さらにはライブ会場限定の最新シングル曲「言葉」「ゼロ」などが聴けて良かった。
エモロックをポップに聴かせてくれるのがこのバンドの一番の魅力。
ボーカルの声質が良いからこそでしょうね。曲調にもうちょい多彩さが出てくれば
なお一層良くなるはず。大阪でのライブは昨年のミナホ以来1年ぶりだそうで、
MCではここに来るまでが本当に大変だったとばかりに、ボーカルのYUKAさんが
涙ながらに感謝の気持ちを語っていたのが印象的でした。そんなに色々あったのか・・?
前作の「恋の終わりに、桜舞い散る」は深夜ドラマ主題歌に起用されていたし
てっきり順調に活動を続けているとばかり思ってたから、これにはビックリ。
ともあれ音楽にかける必死な思いが伝わってくる歌手は、それだけで応援したくなりますよね。



pangeaで桐嶋ノドカとSECONDWALLを観た後は、この日のトリを飾る
Jin-Machineというネタ要員(?)を確実に見たいということで早めに
KINGCOBRAへと移動。この日ずっとKINGCOBRAは入場規制がかかってましたからね。
このライブハウスが他の会場と違うところは、リハーサル中は黒い幕がかけられていて
客席からバンドメンバーの皆さんの姿が見えないということ。
HEADLAMPのリハーサル中、これはいい曲やってるなと思いつつも
幕があるばかりに盛り上がりが微妙で何だか惜しかった。幕無しでもよかったのに。



・HEADLAMP

大阪・高槻市出身の4人組若手バンド。前述の通りリハーサルや1曲目の時点から
気持ちが伝わってくるものがあって、これは期待以上だと確信しました。
2曲目に披露された「夏、駆けっ娘」も最初に試聴した時は
このバンドもまた典型的な関西若手ギターロックバンドになってしまったのかと思ったが
いざライブで聴いてみるとお祭りっぽい曲調なだけにそれなりに楽しく盛り上がれる。
その曲の直後にボーカルが「楽しいことばかり歌うバンドではない」
「1人1人の命に届く歌を」などと熱く語り始めたのには、おーーっ!と思った。
その後に披露されたミドルテンポ曲はドラムの力強いリズムが響いてくる曲で
これまたカッコ良かった。まるで高校野球地方大会中継テーマ曲みたいだった。
そしてラストで「NEW ORDER」という最も聴きたかった曲をやってくれたのには
思わず感動してしまった。「♪靴紐をもう結び直して行こう」などといった
荒野を走り抜けるランナー感ある歌詞もこれまた良い。
やっぱりどんなジャンルの音楽であろうと魂のこもった歌を聴かせてくれる歌手は
心を突き動かされるものだと感じられた。こういうバンドには成功して欲しいと思えてくる。



・Jin-Machine

2005年に仙台で結成された、日本一面白いヴィジュアル系バンド。
ボーカルのfeaturing16(フィーチャリングイチロー)さんはティーライズ所属の
お笑い芸人としての活動実績もあるということで以前から気になってましたが、
まず登場前のリハーサルが終わった後に「どうせ幕の外には2~3人しか
いないでしょうから今から親戚の人や、三角公園でナンパした人を連れて来て下さい」
「この後登場のガゼットでした」 もうこの時点で本日の優勝ならぬ優笑が決定。
幕があることを逆手にとって笑わせてくれるとはさすがだ。
そして本編開始、1曲目の「がんばれ!桜、アディオス」から最後の曲まで
どの曲も予想以上にメタル色の強いヘヴィロックが中心で、演奏や歌唱の迫力が素晴らしかった。
それに加えてステージと観客との一体感が圧倒的。観客の約8割はバンギャ(女性ファン)で
曲に合わせて一斉に右に左に行進したりヘドバンしたり土下座したりと
一緒に盛り上がりまくることができてとても楽しかった。
個人的には女性客が多いライブってだけで新鮮で・・ヘドバンの見た目も豪華に感じられる。

その一方でMCの方では期待通りに笑いが満載。
ボーカルが他のメンバーを紹介する際には「顔面白塗りだけど至って健康です」
「タバコも酒もしません、シャ・・何でもない」いやシャブもやってないよな!?
さらに自己紹介で「ニャン♪」と猫の鳴きマネをしたメンバーを見ると
ボーカルが「男性はこういうぶりっ子を嫌う」ということで男性客にブーイングを要求して
本当にそれが起こったりしたのもこれまた笑ってしまった。
さらにミナホ出演直前に会場前で宣伝をするもお化粧バンドには世間は冷たいそうで
これにはクソーッって思うけど言い返せる要素が無いといった自虐ネタも交えつつ、
それでも念願のフェス出演なだけあってか、初めて来た人にV系の文化を体験して欲しいなど
自身の音楽に対する真剣な思いが伝わる言葉が聞けたのも良かった。
やはりV系も含めたいろんなバンドにフェス出演のチャンスがあった方がいいですよ。

ライブ後半には期待していた「ゴリラ」も披露。歌詞にリアルで100回以上
ゴリラというフレーズが出てくる曲で、自分の胸を叩く振り付けを
観客たちみんなで一斉にやったりと期待通りに面白かった。
さらに曲の終盤ではなぞかけも披露。「KINGCOBRAとかけまして・・・」
「KINGCOBRAとかけまして・・」それを連呼するということは思い浮かばないのか!
これには笑いが起こるも、直後に「KINGCOBRAとかけまして、今日のお客さんと解く」
「その心は、ヘビーなのがが好き」 普通にウマくて歓声が起こった。
そしてラストナンバーの「マグロに賭けた男たち」では観客たちの中に向けて
マグロの人形が投げ込まれ、フロアの海をマグロが泳ぐ。これも面白いと思いきや
そういえば今年のCOMIN'KOBEで打首獄門同好会も同じことやってたぞ(参照)
だがJin-Machineのマグロ曲の方は調べてみたら2014年リリースということなので
こちらの方が先みたいだ。MCにて交流があると話していた打首の方がパクったのか!?

ポストゴールデンボンバーという呼び声も聞いたことがあるバンドでしたが
演奏では文句無しにこちらの方に分が上がる。そもそも演奏力が高くないと
やれないような展開の多いロックナンバーばかりで、楽曲はどれも素直にカッコいい。
それに加えて笑いを交えたステージでお客さんを存分に楽しませてくれるとなれば
もっと人気が出てもいいはず。少なくともマグロネタをパクった(?)打首と同クラスの
観客動員はあってもいいはずなのに、この日も入場規制まではいかなかったとは・・・
てか楽曲のノリや曲名の数々などがSEX MACHINEGUNSに近くないかと思いきや
やっぱり影響受けてたのか(参照)この対バンは行きたかった!



以上でございます。前半のガールズロック系から後半はノンジャンルの異種格闘技戦と
いった感じでとても楽しかったです。このサーキットフェスの主催者であるFM802は
昔からほとんど聴くことが無くて、自分には縁が無いものだとばかり思ってましたが
いざこうしてミナホに行ってみてアーティストの皆さんを間近で観てみると
素直に素晴らしいイベントを主催してくれたものだなと思えてくる。
この1日目は無かったものの個人的に今年のミナホでさらに1つ嬉しかったのは
ぜんぶ君のせいだ。などのアイドルグループの出演が解禁されたこと。
1つのジャンルに特化したフェスもいいけど、やっぱりそれ以上に音楽フェスは
ジャンルの壁なんてのが無いものの方が主流になって欲しいよなと思う。
一方で昨年のみみめめMIMIや一昨年の綾野ましろさんのような
アニソン系アーティストの出演は今年は無かったみたいだが、
この流れならば来年以降でもチャンスはありそうだし期待したい。
また来年もミナホに行くかもしれません。最後まで読んで頂きありがとうございました。



2017年10月9日月曜日

[ライブレポ]  MINAMI WHEEL 2017(スノーマン、カヨコ、桐嶋ノドカ)

(前記事はこちら)

・スノーマン

昨年のミナホでは入場規制になるなど、人気上昇中の奈良出身4人組女性ボーカルバンド。
まずライブ前半から「in pairs」「ココロノアリカ」「ちょっと待って」と
聴きたかったアッパーチューンを立て続けに披露。演奏の迫力もさることながら、
最も印象的だったのはボーカルの幹葉さんのハイトーンボイス。
最初に試聴した時はアニソンバンドのfhanaのような可愛い系の歌手かと思いきや
まさかここまでの声量と迫力を兼ね備えていたとは!これは良いボーカリストだ。
曲調も多彩で、中盤では語りから始まるバラード曲なども披露。
バンド名通りの、雪への憧れが詰まったロマンチックな曲でした。
奈良は雪なんて積もらないのによくこんな曲を作れたなと思ったが、
むしろ冬は雪がたくさん積もる豊岡や舞鶴よりも寒いにもかかわらず
なぜか雪だけは全然積もらない奈良で育ったからこそ、雪への憧れが詰まった曲を
作れたのかもしれない。子供の頃の自分がそんな感じで雪が大好きでしたからね。

ここまではいい雰囲気だったが・・・その曲が終わった後のMCで、
ボーカルの幹葉さんが最初に放った一言が「喋る~」って何だこれは!(笑)
これにはせっかくの雰囲気がぶち壊しだと自分で自分をツッコみ、
その後には夢の中でメンバーが登場して、メンバーから夢への出演料を要求された話、
さらにはこんなこと言っていいか分からないけど夢の中でメンバーが人を殺してたなどと
言ってしまい、これにはメンバーから「オブラート!」というツッコミが。
どうやらかなり天然が入ったお方なようですね。美人さんなのにこんなキャラとは面白い。

そして来年1月6日に開催されることが決まった主催フェスに先駆けて重大発表が。
「この日をもって、スノーマンは改名します」 え~っマジか!?
重大発表と聞いてこれはメジャーデビューかと期待したらまさかの改名宣言。
せっかく知名度が上がってきたという時に改名してしまうのは
本当に大丈夫なのかと思ってしまったが・・もしかして権利上の問題なのか?
スノーマンの絵本を描いたレイモンド・ブリッグズさんから苦情が来たとか?
wikiで調べてみると・・あっ、それよりも怪しいのが右上に書かれたジャ(以下略)
ともあれ改名により新しく生まれ変わると宣言、そしてラストで披露された曲は
「新しい私になれ」。この流れで聴くと一層の説得力を感じられました。
数少ない当ブログ管理人の地元出身で期待できるバンドなだけに、
改名を機にさらなる飛躍を願いたいですね。この調子ならメジャーデビューは近いはず。



・カヨコ

[セットリスト]
・LOVE IS BAD COMEDY!
・Live ALive
・マーメイド・ララバイ
・いいひと
・東京より
・カーテンコール

近年ではLiSAさんなどへの楽曲提供でも活躍するシンガーソングライター。
ミナホには2008年に初出演を果たし、今回で計8回目の出演だそうです。
1曲目の「LOVE IS BAD COMEDY!」にいきなりドハマリ。なぜ今まで知らなかったんだ。
LiSAさんが好きならば確実にハマりそうな王道ガールズロックナンバーの連続で
歌いっぷりも豪快で気持ちいいし、さらにはMCからも豪快な人となりが伝わってくる。
ミナホ出演にあたって楽しみなのは計3日間お酒を飲めることだと宣言したり、
さらには今回新たにアコースティックアルバムを出した理由として
「(自身の曲を)朝から聴くのはキツイと言われたから。朝から愛せよ!」
これには思わず笑ってしまった。ロックな姉ちゃんって感じでいいっすね!



・桐嶋ノドカ

2015年にメジャーデビューを果たした期待の若手女性シンガーソングライター。
アコギ、キーボード、ドラムを加えた4人組アコースティックバンド編成で登場。
歌唱力の高さはさすがの一言、癒し系の楽曲の中に歌声が綺麗に溶け込んでいて、
これがもし歌姫系ブログ全盛期に世に出てきてたならば各所で絶賛されてただろうなと、
できれば椅子席でゆったりと聴きたかったなどと思えてくるステージでした。
MCはあまり得意ではないようで、うまく話せなくてオチも無いなどと言ってましたが
うまく話せないからこそ歌い続けると綺麗に締めたのには会場から拍手が。
これぞ歌姫と呼びたくなる名言だ。新曲は小林武史さんとsupercellのryoさんの
共同プロデュースということからも期待されている歌手であることが分かる。
ただ歌姫系全般に対しても言えることだが、客層を見てみるとおっさんばかりの歌手は
高い評判を聞いていても軒並みブレイクまで至っていないのが気がかり・・・
もっと幅広い層に人気が出てもいい歌手なはずだと思いますけどね。


(続く)