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2017年4月24日月曜日

[ライブレポ]  遠藤正明 LIVE TOUR 2017 ~V6遠神~

4月22日(土曜日)大阪・BIG CATにて開催された
「遠藤正明 LIVE TOUR 2017 ~V6遠神~」に行ってきました。
当ブログにおいてこれまで何度も日本屈指のボーカリストなどと書いておきながら
ソロ歌手としてのライブに行くのは実は初めてでした。
やはり1度は生でソロの曲を聴きたいと思い続けていただけに念願が叶いました。



[セットリスト]
・エンジン
・SCRAP & BUILD
・FLOPPY
・笑いのありか
・BRING IT ON!
・OYMGSG
・EASTERN GALE -Theme Song of MAF-
・Hang in there
・会いたくて~I miss you~
・LOVE SONG
・終わらない歌
・スーパーソニックフルソウルダイナマイト
・Re:START
・SPEC
・FIRST COMES ROCK
(アンコール)
・BELIEVE IN NEXUS
・サンシャインズフォーユー
・Winding Road
・戦士よ、起ち上がれ!
・爆竜戦隊アバレンジャー
・勇者王誕生!

全21曲


まずライブ前半は最新アルバム「V6遠神」の収録曲を全曲披露。
1曲目の「エンジン」のサビを聴いた瞬間から感動した。CD同様に歌上手過ぎ。
ハイトーンもロングトーンもどこまでも伸びていく。これを生で聴けるのを待ってた。
続く「SCRAP & BUILD」や「BRING IT ON!」といったハードロック系の曲には
言うまでもなく興奮しまくりで、これがロックバンドのライブだったならば
モッシュが起こって自分もその中に飛び込むのにとか思ってしまった。
その一方で「笑いのありか」や「EASTERN GALE」といったポップでハートフルな曲や
「Hang in there」といった壮大なバラード曲などもちゃんと歌ってくれる。
この多彩さがまた魅力的、アニソン系アーティストは楽曲の幅が広い(定期)

MCでは豪快な歌声とは対照的なまでに丁寧な口調だったのも印象深かった。
まず今回のオリジナルアルバムはJAM Projectでの活動の合間に製作されたそうで
時間との戦いだったとのこと。後になって歌詞を直したくなることもあるそうだが、
でも時間をかけたら良いものができるとは限らない、締め切りがあるからこそ作れるとのこと。
あらためてこんなにも多忙な中で素晴らしいソロアルバムを作り上げたことに感心させられた。
この締め切り日までに良いものを作るという姿勢を見習って欲しい人もいますね・・・
具体的に誰とは言わず匿名にしておくけど某X氏とか早くアルバム出して下さいよ。

さらに「終わらない歌」の前のMCでは、この曲は昨年惜しくもこの世を去った
和田光司さんのことを思って作られた曲だったという話が。
さらにこれまでの思い出話として、和田さんは大の野球好きで
その中でも特に高校野球が好きだったため、このプロ野球選手は
どこの高校出身かといったことまで話しかけてきた時は
マニアック過ぎてついていけなかったといった話が聞けたのも面白かった。
惜しいなぁ、自分ならば和田さんと話が合うこと確実なのにと思ってしまったが(笑)
こういった話を聞いた後に「終わらない歌」を生で聴くと、CDで聴いた時以上に
名曲に感じられる。これもまたライブならではの魅力なんですよね。

ライブ後半は「スーパーソニックフルソウルダイナマイト」「Re:START」「SPEC」と
前作以前のオリジナルアルバムの曲から立て続けに大好きなアッパーチューンを
次々と披露。これには盛り上がるに決まってる。中でも驚いたのは
「Re:START」を歌ってくれたことですよ!まさか今回生で聴けるとは・・・
遠ちゃんのソロ曲で一番大好きな曲を挙げるならこの曲かもしれない。
正面突破のバンドサウンドにのせて聴かせる、夢と希望に溢れた応援歌。
これほどまでに王道の傑作曲は、近年の若手歌手や若手バンドの楽曲には
ほとんど無いのではないかと思う。サブコンで探してもなかなか見つからない。



アンコールではまず「BELIEVE IN NEXUS」を歌った後、
ライブの本編は1時間半ぐらいがちょうどいい、JAMのライブの長さは異常だとか
そんなことを言いつつも、「ライブはここからが長い」この一言には歓声が。
実際本当にここからが長かった。アンコールなのに約1時間ぐらいありましたからね。
続くバンドメンバー紹介では、遠ちゃんとのトーク形式で
大阪の好きな所や、これまでの大阪に来た時のエピソードなどを併せて披露。
ベースのヒロポンからは、以前に大阪でライブをするためにバンドメンバーと共に
車で出発した際に、その車のギアが途中で壊れてしまったため静岡までしか行けず
代車を手配して荷物を積み替えたりして大変だったことがあったという話が。
なので大阪に着いたのは開演時間直前だったため、リハーサル全く無しで
ライブをやったとのこと。「そのライブが一番良かった」これには笑った。
さすがバンドメンバーも含めて超実力者揃いだからこそだ。伝説のエピソードを聞けて良かった。
さらにドラマーのひできさんは手持ちのキャリーバッグが縦縞であることから
大阪でタクシーに乗った時は運転手さんに阪神タイガースの話題を振られるが
ひできさんは横浜出身なので阪神のことはあまり詳しくないといった話が。
だが遠ちゃんが「筒香選手のバッティングの調子はどうですか、解説の掛布さん」と振ると
「ひじょうに、そうですね~」 まさかの掛布さんのモノマネ、これには会場が沸いた。
野球のことは全然知らないのかなと思わせておいてこれだからやられましたよ。

バンドメンバー紹介の後はラブソングを披露。
タイトルは「Winding Road」と言ってたような?この曲だけは知らなかった。
調べてみたところ、2000年代前半に活動しボーカルを務めていたインディーズバンド
「BLIND PIG」のアルバム曲に同タイトルの曲があった。なおバンドメンバーの方は
SHOW-YAの五十嵐美貴、元SLYの寺沢功一との計3人で組んでいただと・・!?
これはぜひ再発して欲しい! SHOW-YA主催のNAONのYAONファンとしてもお願いしたい!

そしてライブも終盤となり、8月28日に開催される誕生日ライブの告知が。
この日をもってついに50歳になるが、アニソンの世界においては50歳は若手だとのこと。
「兄さん(影山ヒロノブ)は未だにプリンスと呼ばれているから」 確かにそうだな(笑) 
遠ちゃんもアニソン界の若獅子と呼ばれてますからね。実際この歌声を聴くと
もうすぐ50歳の声とは思えないよなぁ・・・自分の中では35歳ぐらいで止まってる。
そして最後の最後でついに「戦士よ、起ち上がれ!」「爆竜戦隊アバレンジャー」
「勇者王誕生!」と代表曲のアニソン3連発。
ラストナンバーとなった勇者王誕生では「♪ガガガッ ガガガッ ガオガイガー!」を
観客たちに振って、みんなも一緒に歌う。この一体感はライブならでは。
さらには女子と男子に分けて振ったり、草食系男子、肉食系男子、肉食系女子、
しまいにはもう食べなくていいから成仏してしまった系などという
無茶ぶりまでも飛び出したが、これにも声をあげる人がいたのには笑ってしまった。
間奏部分においてはバンドメンバーも交代で「♪ガガガッ ガガガッ ガオガイガー」
と歌う。この中ではギターのなべさんこと鍋嶋圭一さんの歌声がすごく良かった。
例えるならば大友康平か竹原ピストルに近いような。歌手経験が無いならもったいない。
そして曲終盤で再び、会場がガオガイガーコールに包まれる。観客たちと一緒に
思いっきり大きな声が出せて気持ち良かった!一体感に溢れた最高のエンディング。

JAMではメンバー5人が交代で歌うのに対してソロでは果たして最後まで
あれほどまでの歌声が完璧に持つのだろうかと、行く前までは思ってましたが
これが完璧でしたよ。生歌の上手さに加えて、MCでのトークからは
ファンやバンドメンバーの皆さんへの気配りが感じられて親しみやすかったのも良かった。
また行きたいと思わせてくれるライブでした。終演後に配られたアンケートの
今後歌って欲しい曲の欄には「蒼星-アオイホシ-」や「侍ハリケーン」なども
書いておけば良かった・・・「Re:START」だけで頭がいっぱいになってたから抜けてしまった!



2017年4月21日金曜日

[CDレビュー]  和楽器バンド「四季彩-shikisai-」


和楽器バンド「 四季彩-shikisai-(BD付)(スマプラムービー&スマプラミュージック)(MUSIC VIDEO COLLECTION)(初回生産限定盤Type-A)」
(2017/3/22)

1. 起死回生
2. Howling
3. Strong Fate
4. ミ・ラ・イ
5. 雪よ舞い散れ其方に向けて
6. 蛍火
7. ワタシ・至上主義
8. 望月
9. オキノタユウ
10. Valkyrie-戦乙女-
11. MOON SHINE
12. 浮世heavy life
13. 鳥のように
14. 空の極みへ
15. CLEAN
16. 流星
17. チルドレンレコード (Bonus Track)
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




和楽器バンドの3rdアルバム。オリジナルアルバムとしては2枚目の作品。
まず今作の2曲目「Howling」のイントロのギターの重低音を聴いた瞬間
よっしゃー来たぞ!と思った。おなじみの歌謡曲風メロディと和楽器隊の演奏と
演歌歌手並みの高い歌唱力を持つボーカルに加えて、間奏のギターソロがまた最高で
メタラー・V系好き・アニソン好きなどが揃って歓喜すること間違いなし、
最も陰陽座に近いと思われる曲を序盤からやってくれたかとガッツポーズしてしまった。
だが3曲目以降を聴いてみると、今作はミドルテンポ曲~バラード曲中心の
アルバムであることがはっきりと分かった。前作とは趣向を変えてきた。
それでも一本調子にはならず、前半の曲を中心に和風プログレと称してもいいほどに
多彩な展開が組み込まれていたりもするので、聴き込むほどに芸術性の高さを感じさせられる。
それでいて歌メロはどの曲もキャッチーにまとまっているので、良質なJ-POP作品として聴ける。
バラード曲を次から次へと連発するようなアルバムは途中でダレてしまって
もう暇だからカップ麺でも作りながらシャドーピッチングしたくなるような自分でも
今作は飽きることなく最後まで聴けたのが良かった。
そんな中でアッパーチューンの名曲を挙げるならば、まずは7曲目の
「ワタシ・至上主義」は2番の部分でボーカルの鈴華ゆう子さんから
萌えボイスが飛び出すというサプライズ。和楽器バンドサウンドと
電波ソングの融合という新たな境地へと踏み入れたかのような曲でお見事。
14曲目「空の極みへ」はイントロから楽器隊の速弾きに圧倒された上に
サビでは伸びやかさ抜群のメロディとボーカルの歌声が響き渡る。
これからどこまでも羽ばたいていけそうな王道飛翔ソングで素晴らしい。
終盤の15~17曲目はメロディの訴求力がいまいちに感じたのが惜しいところか?
ラストのボーナストラックは有名ボカロ曲のカバーだが・・・

これだけ楽曲の質が高い上に、近年では海外でも活躍を見せているバンドなだけに
将来は日本のバンドシーンを代表するほどの大きな存在にもなれるはず。
にもかかわらず現状ではまだ局地的な所でしか評価されてないのかと、前アルバムが
各有名音楽系サイトの年間ランキングにほとんど入ってなかったのを見て感じてしまった。
自分の周りでは前作はあれだけ話題になってたのにと思いきやよく考えてみると
実は盛り上がってたのはメタラーV系好きアニソン好きだけだったのだろうかと。
アニメ「SHOW BY ROCK!!」の世界ではロックフェスなどにおいても
徒然なる操り霧幻庵という和楽器バンドが出まくっているというのに現実は・・・
キャッチーなメロディを持ったバンドなだけに、まだまだ幅広い層から新たな人気を
得られる可能性はあるはず。まずは紅白出場を果たすほどに飛躍して欲しいところ。