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唄と旅がメインの日記ブログ。音楽は歌姫系・ガールズロックを中心に、アニソン・アイドルからメタルまで幅広く取り上げてます。
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2017年11月12日日曜日

[CDレビュー]  沼倉愛美「My LIVE」


沼倉愛美「 My LIVE(初回限定盤A)(Blu-ray Disc付)」
(2017/6/14)

1. 叫べ  [公式PV]
2. Climber's High!  [公式PV]
3. Good Day
4. Smiling & Smiling
5. Spiral Flow
6. Anti-Gravity
7. Shining Days
8. ハレルヤDrive!
9. Hello,Ms.myself
10. 屋根上の朱い花
11. 暁
12. My LIVE  [公式PV]
お気に入り度:★★★★★★★☆ (7.5/10)




声優歌手、沼倉愛美の1stアルバム。今作はとにもかくにも2曲目に収録された
先行シングル曲「Climber's High!」が、90年代ガールズロックを彷彿させるような
メロディの詰まった大傑作。Bメロの展開が良いのに加えてサビの開放感が最高で、
おまけにCメロでさらに高みを目指すかのような疾走感も加わることで
目の前に果てしないまでの夢と希望が広がっていると感じさせられる曲。
そして歌唱も素晴らしい。ガールズロック歌手の中にはドロっとクセの強い
歌声を放つ歌手もいるがそれとは対照的に、ぬーさんは歌声もルックス同様に綺麗。
「♪心に熱い風纏って 駆け上がって行こうぜ」と歌う姿はまるで
人々に勇気と感動を届けてくれる美人アスリートのよう。熱く爽やかな風を届けてくれた。
この曲が収録されているというだけで今作を手に取る価値があると言える。
本当にどれだけ励まされたか・・・一緒に駆け上がりたいと思える。

ということで1、2曲目の先行シングル曲を聴いた時点で今作には大いに期待していたが、
続く3曲目の「Good Day」という大人っぽくて洒落たポップスを聴いた時点で
早々とこれじゃないんだと感じてしまった・・・
5曲目「Spiral Flow」、6曲目「Anti-Gravity」ではEDMサウンドで
楽曲自体は良いのだが、まるでfripSideみたいな曲が2曲連続で来たのも予想外。
9~11曲目はバラード曲3連発。この中では「Hello,Ms.myself」が
バンドサウンドで良かったが、バラード系ならば2ndシングルのC/W曲の
「星の降る町」が伸びやかなメロディの光る、一番の名曲だったように思うんですよね。

今回期待通りだった曲は8曲目の「ハレルヤDrive!」。
晴れ空の下を駆け抜けるような爽快感のある曲で、タイトルからして
車のカーステレオで聴くことを推奨する曲。WEST GROUNDが作曲した曲は
名曲ばかりということが分かる。なので今作を完全プロデュースしても良かったのに。
さらにラストナンバーのアルバムタイトル曲「My LIVE」は本人作詞曲で
そこまで言い切れるかというほどの熱いメッセージ連発の名曲。
「♪あなたの選択は概ね正解です」そうであって欲しい。迷わずに進む姿は美しい。

ここまでの先行シングル曲がC/W曲なども含めて90年代風ガールズロック&
ガールズポップの進化形といえる曲ばかり、それだけに今作は
2010年代版田村直美みたいな作風のアルバムになるのではと期待していたし、
実際にその路線が歌声に合っていると感じてただけに・・・
アニソン・声優系アーティストは総じて様々なジャンルをまたいだ楽曲を歌い、
アルバムに多様性を感じられるというのが良いところでもあるのだが、
やっぱり3、5、6曲目みたいな曲を歌うアニソン系歌手なら他にいくらでもいるわけで。
「Climber's High!」で美人ランナーと化したぬーさんならではの魅力が詰まった
バンドサウンド中心の作品を、次作では聴いてみたいですね。







2017年11月10日金曜日

[ライブレポ]  バックドロップシンデレラ、Gacharic Spin「サンシャインとウンザウンザを踊るツアー」

11月5日(日曜日)大阪・umeda TRAD(2017年4月にumeda AKASOから改名)にて開催された
バックドロップシンデレラの2nd Mini Album「真夜中の太陽を君は知らない」リリースツアー
「サンシャインとウンザウンザを踊るツアー」に行ってきました。
対バンにGacharic Spinを迎えての2マンライブ。今勢いがあるバンドの対バン相手に
Gacharic Spinが呼ばれたというのが嬉しかったので行くことにしました。
今回の共演のきっかけはバックドロップシンデレラのドラマーの鬼ヶ島一徳さんと
Gacharic Spinのリーダー&ベーシストのKOGAさんが、かつてのバイト先の先輩と後輩で
10年来の友人関係にあるということから実現したらしいです。
それならばむしろ対バンするのが遅すぎたような気もするが、
こんな組み合わせを待ってたといえるようなライブに、ついに行くことができましたよ。




・Gacharic Spin

[セットリスト]
・More Power
・赤裸ライヤー
・タリナイヤ
・JUICY BEATS
・Ben-Jan-Dan
・シャキシャキして!
・Lock On!!
・ダンガンビート
・BROKEN LOVER

今年の7月31日ににパフォーマーのねんねちゃんが難聴を理由に卒業、
5人体制になってからは初めてライブを観ることに。
今回も1曲目「More Power」から圧倒的な演奏パフォーマンスを見せてくれる。
間奏のベースソロではパフォーマーのまいちゃんが後ろで幕を掲げるも
そこに書かれている文字が熱血から激熱に変わってたのはいつの間に?
2曲目「赤裸ライヤー」ではAメロ部分でまいちゃんが1人でセクシーポーズを
決めているのを見ると、その横にねんねちゃんがいない寂しさを感じてしまった。
だがその一方でオレオ様がキーボードに乗っかってブラジャーを光らせてる姿が
セクシーダイナマイトだった。年を重ねるごとに貫禄が出てきてるような気がする。

MCではまずはリーダーのKOGAさんが、バイト先で出会った頃の鬼ヶ島さんについて
当時は真っ赤な髪の毛を突っ立てていて怖そうな人だと思ったが
話してみたら優しかったなどといった話から、メンバーの皆さんの
アルバイト話へと展開。オレオ様はテレアポのバイト経験があるそうで、
テレアポならば受話器の前で白目剥きながらでもできるから良かったとのこと。
そんなオレオ様がやりたかったにもかかわらず唯一面接で落とされたバイトが
メイド喫茶だそうで、面接の時にはメイド喫茶での名前は「ミケ」と呼ばれたいと
お願いしたにもかかわらず落とされたと話すと、観客の皆さんからは
ミケコールが巻き起こり、この日は1日ミケと呼ばれることに(笑)
そんなメンバー達の中でまいちゃんはバイトの経験が無いということを話すと、
リーダーのKOGAさんが自ら、まいちゃんとは11歳離れていることをカミングアウト。
ただGacharic Spinはメンバーの年齢を公表していないため、
「もしかするとまいちゃんが9歳で私が20歳かもしれない」と言ったのには笑ってしまった。
確かにそうだな、だとしたらリーダーも9歳の頃には既にバンド活動してたってことか!
なおネットで調べたらメンバー全員の年齢が分かってしまうとも言ってました。
それぐらいメンバー間で年が離れているということでジェネレーションギャップを
感じることがあるのを新曲のネタにしたという話が。この流れで披露かと思いきや
「ジェネレーションギャップ、今日はやりません」いややらんのかい!
当ブログのCD感想ではこの曲がシングルA面曲というのはどうなんだと書いたが
ライブだと化ける可能性があると思ってたので、どんなステージングを見せてくれるか
期待してたんですけどね。その代わりに今日はマジメな方の曲をやるということで
新曲のカップリング曲「タリナイヤ」を披露。アニソンっぽい曲でマジの名曲。
まいちゃんはタンバリン担当でダンスは無しの、聴かせるステージでした。

「JUICY BEATS」では初見の皆さんをアッと言わせる、光る輪っかと手袋を使った
ライブパフォーマンスが。今回もバクシンのファンの皆さんからおーっ!と
歓声があがったのを聞くと嬉しくなる。まだ観たことが無い人には
ぜひライブを体験して欲しいと思う。超絶キャッチーなデジタルサウンドに加えて
まいちゃんとオレオ様のパラパラ風ダンスがとても楽しくて一緒に踊りたくなる。
こんなガールズバンド見たことないという初期のキャッチコピー通りの大傑作。

「Ben-Jan-Dan」では曲中で合いの手と振り付け講座が行われることになり、
観客の皆さんを昭和チームと平成チームに分けて、どっちがより声を出して
盛り上がれるか対決することに。チーム分けをしてみると昭和チームの方が
はるかに人数が多い。なんでこんなに20代以下の平成生まれが少ないのか・・・
それでもライブステージの方は楽器隊のソロパートなども盛り込まれた
多彩なパフォーマンスを見せてくれて、これぞ全力エンターテイメントといえるステージでした。
「シャキシャキして!!」はメガシャキのCMでオンエアされていた曲で
初めての人も見聴きした覚えがある曲だったからか、サビ部分で振り付けを
一緒にマネして踊る人が続出。やっぱり代表曲があるというのは強い。
そこからラスト3曲の「Lock On!!」「ダンガンビート」「BROKEN LOVER」は
あらためて見ても圧巻としか言いようがステージだった。
バックドロップシンデレラも高い演奏力とノリの良い楽曲が持ち味だが
それをも超えてやるんだと言わんばかりの気迫が伝わってきましたよ。

ライブ後にツイッターを検索してみると初めての人やバクシンのファンにも
軒並み好評だったようで、予想の150倍ゴリゴリだったという感想も見かけるなど
演奏力とライブパフォーマンスのスゴさを多くの人が感じてくれたのが良かった。
一度見てみると本当に良いと言ってくれる人が多いというのは
ライブ後にリアルで聞こえてくる声の一部を聴いていても分かる。
なのでジャンルとかファン層とか気にせずどうか一人でも多くの人に
ライブを体験して欲しいとあらためて思いました。
なんなら次はバクシンに打首獄門同好会も加えての3マンライブってのはどうですか?




・バックドロップシンデレラ

[セットリスト]
・歌わなきゃジャクソン
・台湾フォーチュン
・チャカしてリヴァプール
・めんどくさいうた
・バイトやめよ
・フェスだして
・日本の米米WAR PIGS
・フェスでれた
・COOLです
・太陽とウンザウンザを踊る
・将軍はウンザウンザを踊る
・月あかりウンザウンザを踊る
・さらば青春のパンク
・池袋でウンザウンザを踊る
(アンコール)
・6人のおっさん
・一週間

計16曲


ライブを体験するのは昨年のMINAMI WHELL(レポはこちら)以来で今回が3回目。
1曲目「歌わなきゃジャクソン」からいきなりボーカルのあゆみさんが
観客たちの中にダイブして大盛り上がり。「ウンザウンザ」と名付けられた
独自の民族音楽風ミクスチャーバンドサウンドにのせて、一緒に踊り出す人続出、
モッシュやサークルなども起こりその中にも入ったりして最高に楽しかった。

MCではドラマーの鬼ヶ島さんに対して、今回KOGAさんとの初共演が実現したということで
他のメンバーの皆さんや観客達が「キス!キス!」「接吻!接吻!」などと
度々はやしたてていたのが面白かった。そういう関係ではないとのことらしいが。
さらにリーダーのペリーさんはGacharic Spinのことを気に入ってくれたようで
同じガールズバンドではつい先日Su凸ko D凹koiというバンドと対バンしたが、違う、
Gacharic Spinの方が好きだなと言ってくれたのはファンとして嬉しかったです。
ちなみにSu凸ko D凹koiはDRAGON GIRLS CARNIVALというフェスで今年1度見ましたが
感想はこちらに書いた通りなので、ペリーさんが違うと思ったのはよく分かる。

ライブ中盤には今回期待していた曲である「フェス出して」も披露。
この曲を最初に聴いた時はいやいやあなた達は十分フェス出てるじゃないか、
少なくともGacharic Spinの倍以上は出てるんじゃないの?と思ったのはさておき
今まではお客さんと一緒に出せ出せと言ってたが、最近になって
お客さんのおかげでフェスに出してもらってるということが分かったという
ペリーさんの言葉にはファンの皆さんから大きな歓声が。
そして曲が始まればサビの部分では両手を合わせてお願いポーズを
一緒にやって盛り上がるなどもできてとても楽しかった。
その次には打首獄門同好会「日本の米は世界一」のブラックサバス風カバー、
題して「日本の米米WAR PIGS」を披露。歌詞が聞き覚えあるなと思いきや
やっぱり打首の曲だったか! なおこの曲は公式ツイッターでも公開中のようです。

ライブ後半ではフロア全体を使って大きく輪になって肩を組んで盛り上がったり、
さらにボーカルのあゆみさんがフロアに乗り込み、後方に集まっていた
ガチャマン&ピン子(Gacharic Spinのファン)の皆さんの目の前まで行って
大きな声でお礼をするなどのパフォーマンスも見せてくれました。
するとライブ終盤の「さらば青春のパンク」「池袋でウンザウンザを踊る」では
フロアのやや後ろの方にいるガチャマン達も踊り出したりモッシュが起きたりと
見事にバクシンのライブのノリに引きずり込むこと成功。ガチャピンはノリ方が違うものの
どちらのファンも楽しめるライブになったようで、本当に良かった。

アンコールのラストではロシア民謡のカバー曲「一週間」を披露。
曲後半に行くほどに演奏が超高速になっていくのは何度見ても圧巻。
その曲の間にGacharic Spinのオレオ様がステージに登場し、ボーカルのあゆみさんに
光るブラジャーを装着させてすぐさま退場したのには笑ってしまった。
まさかこんな形でのコラボステージが見られるとは予想外だ。
なお曲が終わると手を振りながらメンバー全員が退場してそのままライブ終了。
光るブラジャーに誰もツッコまずに終わってしまうとは・・そこはツッコまないと!


総評すると2組ともスゴいライブをやってくれるバンドだ。なのでどうか
2組とも好きになってくれる人がどんどん増えて欲しい。そう思わずにいられなかった。
現状ではファン層も違うし音楽性も一見すると全然違うように聴こえるが
この両バンドに共通することは、楽曲のノリが良くて演奏テクがスゴいということ、
さらにはその楽曲や演奏にメタルの影響を感じられるということでしょうね。
Gacharic Spinは言わずもがなそうだし、バックドロップシンデレラも
「メラメラ」という曲で自分たちの音楽はメタルがルーツだと歌っている。
この曲はベスト盤から漏れてしまってるしライブでも未だ聴けてないのが残念。
個人的には今回一番聴きたかった曲だった。なぜ扱いが良くないのか・・・
ともあれ、そういった理由もあって両バンドには以前から密かに対バンを期待してました。
なので次も見てみたいし、次に対バンするときはセッションも見てみたいですね。