fripSide「 crossroads<初回限定盤CD+Blu-ray>」 (2017/10/4) ディスク:1 1. sky 2. Red “reduction division” [公式PV] 3. hurting heart 4. an evening calm 5. split tears 6. the chaostic world 7. prominence 8. distant moon 9. escape 10. before dawn daybreak 11. snow blind 12. brave new world ディスク:2 1. clockwork planet [公式PV] 2. The end of escape -fripSide edition- [公式PV] 3. crossroads 4. a gleam of prologue 5. pico scope -SACLA- 6. only me and the moon お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) fripSideの15周年記念アルバム。CD2枚組で合計18曲収録の豪華盤。 まずディスク1ではnaoさんがボーカルを務めた第1期(2002年~2009年)の楽曲の中から ファン投票で選ばれた人気の楽曲を、南條愛乃さんのボーカルでカバー。 王道デジタルポップという音楽性はデビュー当初から一貫しているが 第1期の楽曲は近年のアルバムの曲の数々と比べると全体的にギターの比率が低く、 なおかつ哀愁要素強めに感じられた。9曲目「escape」はサビメロがとりわけ美メロで さらにアウトロでは泣きメロのギターソロも登場ということで特に素晴らしかった。 そして12曲目の「brave new world」は今作のみのスペシャルバージョンとして nao、KOTOKO、黒崎真音の3人がゲストボーカルで参加。 もはやこの名前だけで絶頂モノ。計4人の歌声のリレーを聴かせてくれることで バラード曲が色とりどりの鮮やかな曲へと新たに生まれ変わったかのよう。 ディスク2は新曲中心、実質ニューミニアルバムといっていい内容。 1曲目に最新シングル曲「clockwork planet」、そして2曲目にはangelaとの コラボシングル曲「The end of escape」のソロバージョンが収録。 やはり「The end of escape」のスリリングなメロディは今作でもピカイチ、 angelaの影響を受けているだけあって一層ドラマチックに感じられる。 オリジナル曲も5曲目「pico scope -SACLA-」などは初期の曲以上の疾走感がある。 あらためてディスク1の初期の曲と近年の曲を聴き比べてみると、 シンセやギターなどのメロディを一気にたたみかけていくような 迫力と疾走感のある曲展開が味わえるという点では近年の楽曲の方に分があると感じられた。 2009年に第2期がスタートして「only my railgun」が生まれた頃の時期に fripSideは加速度的に進化を始めたんだなということを実感できた。 よりアニソン系アーティストらしく音楽の幅をドラマチックな方向に広げた 近年の曲の方がやっぱり好きだなと。とはいえディスク1の曲も ファン投票で人気の曲なだけあってメロディの良い曲ばかりなので、 どちらも今の時代に再び聴く価値のある作品といえるでしょう。
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2017年12月19日火曜日
[CDレビュー] fripSide「crossroads」
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