魔法少女になり隊「 魔法少女になり隊~まだ知らぬ勇者たちへ~」 (2017/9/27) 1. START~まだ知らぬ勇者たちへ~ (instrumental) 2. 完全無敵のぶっとバスターX [公式PV] 3. my!show!time! 4. KI-RA-RI [公式PV] 5. ハッピーエンドの魔法 6. 革命のマスク [公式PV] 7. first star 8. ヒトリ サク ラジオ 9. Call me From Hell 10. アルテ魔ダンテ 11. ヒメサマスピリッツ [公式PV] 12. 願い星 13. END~まだ知らぬ勇者たちへ~ (instrumental) 14. 冒険の書1 -album ver.- お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) 魔法少女になり隊の1stフルアルバム。 「ラウドでポップでファンタジーなRPG系バンド」の初のメジャーアルバム作品。 ラウドロック+EDM+男女ツインボーカルで構成された楽曲の数々は とにかくド派手。もはやGacharic Spinと並ぶほどド派手な全力エンターテイメント。 女性ボーカルの火寺バジルさんの歌声には常時エフェクトがかけられる一方で 男性ボーカルのgariさんはシャウト・スクリームを連発するというのも盛り上がる。 そして似たようなタイプの激ロック系グループであるラスベガスやPassCodeよりも 楽曲の起承転結がしっかりとしていて、歌メロがキャッチーで、 さらに歌詞もRPG系バンドなだけあって夢や希望や冒険を 歌ったものが多いというのが大いに気に入った。 まずオープニング曲の「完全無敵のぶっとバスターX」からして イントロからユーロビートが鳴り響き、Aメロでは火寺バジルさんのラップ、 gariさんのシャウト、それからのキャッチーなサビと、盛り上がり要素てんこ盛り。 そこから4曲目「KI-RA-RI」までの勢いは抜群、ライブもそりゃ熱狂的になる。 アルバム中盤の5~7曲目ではポップな曲も歌ってくれている。 「ハッピーエンドの魔法」「first star」はシャウト声も無しの美メロデジタルポップ。 一方でシングル曲の6曲目「革命のマスク」は「♪伝えたいよ ありがとう」といった ハートフルな歌詞の曲を歌うバジルさんの横でgariさんがシャウトブチ込みまくり、 こっちの方がブッ飛んでいて大好きだなという結論になりました! 8曲目「ヒトリ サク ラジオ」は唯一のバラード曲。こちらもキャッチーなメロの一方で 歌声はどこか切なげ、これまでと表情が違うと思いきや、女性ギタリストの明治さんが 初めてボーカルを務める曲ということらしい。エフェクトはかけられているものの これぐらい歌えるならば今後は女性ツインボーカル曲なんてのも作れそう。 そして今作最大のクライマックスは11曲目の「ヒメサマスピリッツ」。 先行シングル曲として最初聴いた時はGacharic SpinとHIGH and MIGHTY COLORと 和楽器バンドを全部足したみたいな曲だなということで惹きつけられたが、 この編曲はあらためて何度聴いても、聴けば聴くほどにスゴ過ぎる。 ここまで衝撃的かつ感動的な和風ロックナンバーに出会ったのは、 水樹奈々さんの「悦楽カメリア」を初めて聴いてElements Gardenの音楽を 知った時以来ではないだろうか?それぐらいの大傑作だといっていい。 音楽に派手さを求めるならば水樹奈々とGacharic Spinと魔法少女になり隊。 そう言ってもいいぐらいのバンドに今年新たに出会うことができたのが嬉しい。 これがライブとなるとさらに映像を使った演出まで加わるというのだから (レポはこちら)圧巻としか言いようがない。どこまで煌めきと元気をもらえるんだ。 ただ女性ボーカルが全編エフェクトボーカルというのは、歌唱の魅力という点においては とうなのかなと思う部分も。とはいえGacharic Spinの曲でトップクラスに大好きな 「JUICY BEATS」も全編エフェクトボーカル曲だったりするのだが。 なんせこのバンドは火寺バジルさんが魔女に呪いをかけられてしゃべれなくなったため 魔法を使うことで何とかエフェクト声で歌えているという状態ですからね。 早く呪いが解けて生のしゃべり声や歌声を聞かせてくれることも期待してますよ。 とりあえずデジロック系の音楽が好きな人はぜひ聴いてみましょう。 まだ知らぬ当ブログ読者たちへ。こういうのが好きな人が当ブログを見てくれてますよね?
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2017年12月15日金曜日
[CDレビュー] 魔法少女になり隊「魔法少女になり隊~まだ知らぬ勇者たちへ~」
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