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2019年1月13日日曜日

2018年 私的名曲ランキング(20位~1位)

(100位~51位はこちら)
(50位~21位はこちら)

体調不良のため更新が遅れてしまいましたが、無事12年目を迎えることができた当企画。
2018年もサブコンやCDアルバムやライブなどでたくさんの新たな名曲に出会うことができました。
なお昨年の20位~1位はこちらでした。それでは、ありとあらゆる形で聴いた
約3000曲の中から選ばれた、2018年版・私的名曲ランキングのベスト10を発表いたします。
果たしてどのアーティストのどの曲が年間No.1に選ばれたのでしょうか!? 




第20位 藍井エイル「流星」 [公式PV]

2018年の音楽シーンにおけるビッグニュースの1つは、ついにエイルさんが
帰ってきてくれたということ。このエモーショナルな歌声がまた聴けるだけで感無量、
イントロからして復活のファンファーレが鳴り響いているかのよう。



第19位 ROTTENGRAFFTY「PLAYBACK」 [公式PV]

ラップやスクラッチ音などを組み込んだミクスチャーロックサウンドと共に
熱きメッセージを放つ傑作曲。「♪日々チャレンジャー!!」「♪俺は絶対逃げねぇ人間!!」
これぞ魂の叫び、こんなにもガッツと男気溢れる最強楽曲を歌うバンドは今や貴重な存在だ。



第18位 LiSA「Thrill, Risk, Heartless」 [公式PV] 

レビューはこちら。昨年11月にライブで聴いた時の盛り上がりもそりゃ半端なかった。



第17位 ゲーム実況者わくわくバンド「シグナル」 [公式PV]

ニコニコ動画のゲーム実況という思わぬ所から良いバンドが出てきた。
サビメロの盛り上がり、ギターやキーボードなどの演奏の活躍っぷり、
そしてボーカルが爆風スランプのサンプラザ中野くんみたいな豪快な歌声で素晴らしい。
近年の売れ線の若手バンドにはなかなかいないほどに魅力的なボーカリストですよ。



第16位 Reol「SAIREN」 [公式PV]

ピアノ+バンドサウンドの力強さと、シャープな声質の組み合わせも良かったが
それに加えて歌詞が素晴らしい。才能に恵まれなかった俺達のような者への応援歌だ。
アニメ「メジャーセカンド」の主題歌という時点で注目していたが
あらためて2019年にはさらなる躍進を期待したくなる歌手の1人。



第15位 カミツキ「月華の奏」 [公式PV] 

レビューはこちら。当ブログ的に2018年に大躍進を遂げた
インディーズバンドで今最も期待しているバンドだといっても過言ではない。



第14位 Q’ulle「EMOTION」 [公式PV]

これぞ90年代ガールズロックの進化形。楽曲の素晴らしさもさることながら、
デビュー当時の楽曲と聴き比べると信じられないほどメンバーの歌唱力が伸びたことに
あらためて驚かされたのが、何よりも推せる要素。



第13位 柳瀬蓉「蜉蝣」 [公式PV] 

こちらも当ブログ的に2018年大躍進を遂げた歌手の1人。
貫録たっぷりの演歌風歌唱とクサメロ全開で突っ走る歌謡ロックナンバーで
ライブパフォーマンスもお見事。昨年4月に開催されたミナーラアイドルフェスでも
大活躍を見せただけに、もっと評価されて欲しいインディーズ歌手です。



第12位 82回目の終身刑「LEGEND WING」

「牢獄発囚人ガールズバンド」が脱獄を果たしたかのごとく
広い世界へと連れていってくれる曲。アニソン・ゲーソンみたいな世界観も感じさせつつ
「♪そうさ僕らはひとつ そうさ僕らはふたつ」と歌うサビは一体感と開放感抜群、文句無しの傑作。
しかし公式YouTubeチャンネルのライブ映像の数々ではこの曲が全く出てこないのはなぜだ?



第11位 浜田麻里「Black Rain」 [公式PV]

2010年代の麻里さんの曲の究極形ともいえる必殺メロスピナンバーで
サビ部分でのハイトーンボイスとビブラートが泣けるほど圧倒的過ぎる。
そして今作では全曲の作詞も麻里さん自ら担当しており、作詞家としても才能を発揮。
「♪鼓動のない平面に 温かい涙は流れない」この序盤の1フレーズだけでグッとくる。
麻里さんの曲は歌唱もメロディも起伏に富んでいて魂の鼓動を感じられるからこそ
聴いていて温かい涙も流れてくる。




第10位 JAM Project「慟哭の彼方」

煌びやかなギターが響くイントロと重低音響くAメロの時点から
傑作を確信するレベル。そしてサビで一気に疾走、メンバー5人の歌唱の迫力にも圧倒、
紅一点ボーカルの奥井雅美さんの歌声の絡みが絶妙なのも毎度ながらツボにハマる。
さらに間奏ではキーボードソロにギターソロとドラマチックなメロディの連発で
2018年の当ブログ的メタルアニソンNo.1楽曲。贔屓枠だけではない堂々のベスト10入り。




第9位 KOTOKO「廻-Ro-tation」 [公式PV]

I'veの高瀬一矢さんが全曲プロデュースを手掛けたアルバムのリード曲で
イントロや間奏のノイジーなアレンジまでもツボにハマらせてしまう最強トランスナンバー。
歌詞も深遠そのもの。「♪運命なんて人間が名付けた幻」が名フレーズ過ぎる。




第8位 elfin'「貪欲スナイパー」 [公式PV] 

レビューはこちら。ベスト20の中でも知名度的には最も低い歌手かもしれないが
思わぬ掘り出し物でした。いつの間にかメンバーが4人に増えてる?




第7位 マッチョ29「未完成ヒーロー」 [公式PV]

昨年のやついフェスで初めてライブを体験して衝撃を受けたのがこの曲でした。
汗と涙とロックンロールな男達のカッコ良さが詰まってる。俺もこういう生き様で
ありたいと思えるし、サビの「♪鍛えて見返せ」「♪お前が決めたんだ 最低マイロード」
には本当にそうだ、やってやるんだ!!と思わず涙ぐむほどに勇気をもらえた。




第6位 あゆみくりかまき「残像フラッシュバック」 [公式PV] 

レビューはこちら。2018年のロック系アイドル楽曲では最も印象に残った曲でした。
あゆくまももっと幅広い層に人気が出て欲しいグループの1組。ファン層が広がらないものか。




第5位 水樹奈々「WHAT YOU WANT」 [公式PV]

こちらのシングルレビューで書いた通りの傑作。
「♪気高き敗者よ声を揚げろ 奢れる勝者の懐に噛みつけ」は当ブログ的最優秀作詞賞。




第4位 綾野ましろ「衝動」 [公式PV]

2018年のアニソン系アーティストの楽曲で最も印象に残った曲はこの曲でした。
とにもかくにもサビが素晴らしすぎる。どこまでも伸びやかに突き抜けていくような
メロディと歌声の美しさは、何度も脳内リピートするほどのインパクトがあった。




第3位 Gacharic Spin「Redline」 [公式PV] 

おなじみ全力エンタメガールズバンドのアルバムリード曲はイントロの時点から傑作を確信。
このキーボードとギターのメロディセンスときたら・・・最高にカッコいいとしか言えない。
Bメロでパフォーマー担当のまいちゃんによるラップで一層の盛り上がりを見せた後に
サビに突入、エフェクトがかったはな兄さんのボーカルから放たれるメッセージが
またカッコ良過ぎ。まさにギリギリの極限状況の中で輝きを放っているかのような傑作曲。




第2位 BRIDEAR「Dear Bride」 [公式PV]

これほどにまでに希望に満ち溢れていて感動的な曲に出会ったのはいつ以来だろうか。
今まで以上にポップ感を増した楽曲と前向きな歌詞のメッセージに加えて、
キーボードのメロディにも希望という名の輝きを感じられる。だがそれでいて
ツインギターの演奏にはハードロック・メタル要素が健在で芯の強さも感じられる。
2018年のガールズバンド界を代表する名曲で上半期1位曲でしたが、年間では惜しくも2位…





第1位 むらたたむ&レディービアード「スーパーD&D~完全にリードしてアイマイミー~」 [公式PV] 

レビューはこちら。この曲を1位にした決め手は、サビメロが最高に良かったことと
むらたたむさんのドラマー魂のこもった歌詞に爆笑もとい感動したから。
これからも腰痛肩こりはツインペダルを叩いて治しましょうね。
そしてレディービアードさんは2017年の当ブログ年間No.1ソングのDEADLIFT LOLITA
「SIX PACK TWINS」に続いて2年連続優勝という当ブログ史上初の快挙達成です!
ビアちゃんこそが新世代のガールズロックアイコンだなと。2019年もマルチな活躍を期待。




以上でございます。見ての通り2018年も大豊作だったと思います。
なおアーティスト別で最も多くランクインしたのは浜田麻里さんの計5曲で最高で、
その次が綾野ましろ、Gacharic Spin、カミツキ、JAM Projectの計3曲でした。
これを見るとやっぱりアルバム部門1位は麻里さんの方が妥当だったかもと
思ってしまいました。そして最優秀アルバムと最優秀楽曲を発表した後は、
最優秀ライブ、最優秀新人、年間MVPとなる最優秀アーティストを発表して
2018年の音楽総決算を終わりたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。





・最優秀ライブ賞
[フェス部門]
「YATSUI FESTIVAL! 2018」 [ライブレポ]
[ワンマン部門]
「鈴木このみ 4th Live Tour 2018 ~Magic Hour~」 
[ライブレポ]


フェス部門はKITAGATA清流フェスも良かったしライブレポも面白い記事が書けたと
勝手に思ってるのですが、やっぱりやついフェスが最高に面白かった。
音楽とお笑いのエンタメフェスということならなぜもっと早く行かなかったのか。
2019年は2日間行こうと思ってます。とりあえず阿佐ヶ谷姉妹は確実に見てみたい。
その一方でワンマンライブ部門は鈴木このみさんで迷わず決定でした。
これまでいろんなライブを体験した上で日本一のボーカリストだといえる歌手は、
浜田麻里さんですが、それに並ぶ可能性を感じたほどの圧倒的歌唱力。
アニソン系アーティストはみんな歌唱力が高いからこそライブにも行きたくなるが
その中でもトップクラスではと思うほどでした。それだけにもっと広く評価されて欲しいし
まだ聴いたことない人はぜひ聴いて欲しいですね。



・最優秀新人賞
カミツキ

・優秀新人賞
82回目の終身刑
Roselia



2018年は計3組による前代未聞級の大激戦でした。
迷ったときは奈良判定で82回目の終身刑にしようなかとも思ったが(冗談です)
こちらは再デビュー組だったということに対して、カミツキは結成わずか2年にして
完全自作でインディーズとは思えないほどのクオリティの曲を量産しているのが
驚異的だったということで決まりました。アニメのOP曲を歌いたいと
自ら語っているバンドなだけに2019年はそれが実現することを願ってます。



・最優秀アーティスト
BAND-MAID

2018年において当ブログ的にも世間的にも躍進を遂げたバンドといえばこのバンドしかない。
ハードロック系ガールズバンドで、一般層にまで聴かれるほど浸透しつつあるバンドは
もしかすると80年代のSHOW-YA以来か? この功績は何よりも最大限に称えたい。
かつてはCyntiaなどもそれにふさわしいほどの名曲をメジャーで量産してたにもかかわらず
結局はジャンルの壁に跳ね返されてしまったのを見てるだけに、あらためて快進撃だと思う。
エイプリルフール企画では「secret MAIKO lips」という新たな傑作まで作り出してくれて
それを京都でのライブで聴けたというのも最高の思い出でした。2019年も大活躍を期待!




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