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2018年6月20日水曜日

[ライブレポ]  YATSUI FESTIVAL! 2018(レ・ロマネスク、マッチョ29、爆乳ヤンキー)

6月16日(土曜日)東京・渋谷の各ライブハウスで開催された、
エレキコミックのやついいちろうさん主催による音楽とお笑いのエンタメフェス
「YATSUI FESTIVAL! 2018」に行ってきました。

音楽兼お笑いファンとしては以前から気になっていたフェスであり、
さらに今年はこちらの件によりGacharic Spinも2年ぶりに出演するということから
これは行くしかない!ということで初めて行ってきました。
しかし駐車場探しに手間取ったり昼ごはんのたらこスパ専門店で待たされたり、
極めつけはリストバンド交換所のVISIONに行ったらそのリストバンドが品切れで
届くまで待たされるという信じられないことも起こったりしたため
この日の1発目に行くことを予定していたレ・ロマネスクのライブステージは
開始時間の13時に間に合わなかった・・・終盤少しだけしか観られなかったのが惜しい。



・レ・ロマネスク (7th floor)

2000年にフランスで結成されたポップ音楽ユニット。
以前にNHKの歌番組で「祝っていた」を歌っていたのを見た時から
楽曲ビジュアルともにインパクト抜群で気になっていた存在でした。
まるで中世ヨーロッパの貴族みたいなボーカルと、アフロ姿の女性ダンサーが
どこか懐かしいディスコサウンドにのせて「♪大関 関脇 小結 前頭」などと歌う
「Yokozuna-The King Of Sumotori-」があまりにもキャッチーでノリが良くて面白くて
思わず一緒にダンスしてしまうほど盛り上がれた。おまけにトークも面白いというから最強。
この曲は東京オリンピックのテーマソングとして勝手に作った曲などと紹介して
観客を笑わせていたが、調べてみたら2008年から存在する曲じゃないか!
あらためて最初から観たかったと後悔するほど素晴らしいステージでした。次こそは・・・



・マッチョ29 (Glad)

筋肉で日本を笑顔にする筋肉エンターテインメントグループ。
脳筋リスナーとしては当然行っておきたいライブステージということで行きました。
まず1曲目「ビバ!マッチョ」は王道男性アイドルポップスといった感じの曲。
そして2曲目の、まるでEXILEみたいなクール系の楽曲「Fukking BOZO」が
意外と良くてビックリ。男性ボーカルの普通のポップスって個人的にハマること少ないのに。
さらにパンキッシュなロックチューンの「Training Fighter」では
曲に合わせてダンスするメンバーと腕立て伏せや腹筋をするメンバーが混在するという
ライブステージのカオスっぷりが面白くて、楽曲も良いというから最高だった。
これには一緒に筋トレしたくなった。そして今月リリースの新曲で同じくロック系の
「未完成ヒーロー」は素晴らしい楽曲とライブパフォーマンスに圧倒された。
公式サイトの紹介文によると「彼らはただのマッチョだ。歌も上手くない、
踊りも上手くない」などと書かれているが、決してそんなことはない。
彼らの歌唱とダンスパフォーマンスには魂と筋肉がこもってる。だからこそ心に響く。
その力強さがあるからこそ楽曲や歌詞の説得力が増す。その姿はまさにヒーローだ!
MCでは「EXILEには筋肉量で勝ってる!」「着るだけで筋肉がつくTシャツだなんて
そんなのウソだ!」などと挑発したりするところも面白かったし、
さらに極めつけはメンバー達の筋肉自慢の写真撮影タイムで盛り上がるという
まさかの展開があったのも面白かった。これには他の観客達につられて写真を撮ってしまいましたよ。

今まで男性アイドルグループの曲にハマったことなんて滅多に無かった自分が
ハマってしまうほどに、楽曲もパフォーマンスもお見事の一言でした。
ただ欲を言えば筋肉男女アイドルユニットのDEADLIFT LOLITAが歌っているような
筋トレメタル系の楽曲もあればなお良かったところでしたけどね。
2017年の当ブログ年間No.1ソング「SIX PACK TWINS」に並ぶレベルの曲も今後期待したくなった。
ちなみにファン層はどんなんかと思いきや、男女半々で年齢層も幅広かったのも印象的。
こういうグループが老若男女に愛されるのはいいことだなと思えた。
ということで俺も筋トレ頑張らないとな!ホームランを打つために今日もやってやるんだ!



・爆乳ヤンキー (TSUTAYA O-EAST)

[セットリスト]
・爆乳音頭
・爆乳マンイーター
・ブラを探して…
・ダンシング乳房
・爆乳戦隊パイレンジャー

グラビアアイドルの手島優さんを中心に2010年に結成された3人組セクシーユニット。
まず1曲目にしてまさかの「爆乳音頭」が来たーーーっ!!
2009年にリリースされた爆乳三国志名義の曲を爆乳ヤンキーの3人が歌うとは!
この曲はカラオケのJOYSOUNDで本人歌唱のPVが配信されている曲でもあり、
当時友人と一緒にカラオケに行って選曲に迷った時や時間が空いた時などには
いつもこの曲のPVを流して一緒に盛り上がっていたなぁ・・・
当ブログ管理人が選ぶカラオケの思い出の三大名曲といえば
SEX MACHINEGUNSの「みかんのうた」、「ファミレス・ボンバー」、
そして爆乳三国志の「爆乳音頭」だった。それぐらいの思い入れがある名曲を
まさか生で聴ける日が来るとは!と思いきやこれはどう見ても口パクですね・・・
さらにダンスパフォーマンスにもキレが無いように感じてしまったが、
後で調べてみると手島優さんは腕を負傷していたようでその影響もあったのだろうか。
だがそれでも生でその爆乳を拝みながら曲を聴くと、文字通り胸に響くものがあった。
「♪日本を救う 世界を救う 宇宙を救う それはおっぱい」といった
歌詞のメッセージも本当にその通りだなと思えてくるほどだった。
あらためてこの曲は世界平和への願いが込められた名曲だ!
なお手島優さんは2曲目を踊り終わった時点で息切れを起こしてしまったようで、
ゼェゼェとうなっているその姿を見た観客達からは次々と笑いが。
おまけに自ら口パクアイドルであることをカミングアウト。これはいくらなんでも
正直過ぎるだろ、そういうことはご自慢の胸に秘めたままでいいのに。
まぁ現在はやついフェス以外ではグループとしてはほとんど活動していないようなので
ダンスは長いブランクがある上に年齢も35歳だから息切れしてもしょうがないね。

続く「ブラを探して…」ではフロアからステージにブラジャーが投げ込まれたり、
さらに手島優さんソロ曲の「ダンシング乳房」は最初は1人で歌っていたが
後に他のメンバーの2人が乱入し、北條まみさんがプラカードで結婚宣言したり
パイの実ぬいぐるみを手島優さんに向けて投げつけたり、
ぬいぐるみを使って「ひょっこりパイ」という一発ギャグ(?)をやったりと
カオスなライブステージの連続。これにも最高に楽しませてもらいました。
曲終了後のMCでは手島さんが北條さんに向かって、ステージで結婚発表しても
AKBのメンバーと違って誰も知らないから炎上しないなどとツッコミを入れたのにも
観客たちからは笑いが。それは本当に良かったですね、結婚おめでとうございます!


今回初めてやついフェスに行けて心の底から良かったと思えた。
のっけからレ・ロマネスク→マッチョ29→爆乳ヤンキーとか
あまりにも面白過ぎて最高だ・・・もうこれでライブレポ終了にしてもいいぐらいだ。
なぜ今までこのフェスに行ってなかったんだ、これからは毎年行きます!
やっぱり音楽フェスはこれぐらいなんでもありの方が面白い。
代わり映えしないメンツばかり集めてしまうような一部のロックフェス運営には
やついフェスを少しでも見習って欲しいと思いましたよ。
なおライブレポはまだまだ続きます。この後も面白いことがたくさん待ってましたからね。


(続く)



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