[ライブレポ] 百万石音楽祭2018（魔法少女になり隊、Dizzy Sunfist、MOSHIMO、ヤバイTシャツ屋さん）

（前記事はこちら）

・魔法少女になり隊

［セットリスト］
・ヒメサマスピリッツ
・おジャ魔女カーニバル!!
・シェキナゴン
・START
・革命のマスク
・完全無敵のぶっとバスターX
・冒険の書1

本日のお目当てその２。ラウドでポップでファンタジーなRPG系バンドが
これぞ百万石祭りとばかりに１曲目から「ヒメサマスピリッツ」をやってくれたのが
もう最高だった。和風お祭りデジロックが１曲目とはさすがフェスを分かってる。
新曲「START」はアルプス一万尺のメロディをとり入れた曲でこちらもキャッチー、
この日は映像を使った演出は無しでＭＣも最小限でしたが、
全７曲ともにステージ、フロア共に盛り上がりがスゴくて
当ブログ管理人も気が付いたら最前列の柵につかまって他の観客と一緒に
「♪魔法少女になりたい」とシャウトしてたほどだった。てか「革命のマスク」で
ダイバーが出るとか盛り上がり過ぎだろ。ダイブするような曲じゃないぞ。
ここまで観た中ではダントツで楽しかったです。ワンマンに行ってもいいと思えるほどに。



・Dizzy Sunfist

［セットリスト］
・SHOOTING STAR
・No Answer
・Life Is A Suspense
・Piece Of Cake
・Summer Never Ends
・Into The Future
・Joking
・The Dream Is Not Dead
・Tonight,Tonight,Tonight
・Someday

大阪出身３人組ガールズパンクバンド。これまではメロディが単調なイメージがあったのが
久しぶりに見てみると以前よりも楽曲の幅が広がり良くなったと感じた。
全英語詞でノリの良い曲の連発、観客の熱狂っぷりもスゴかったし、
短めの曲が多いとはいえ持ち時間約35分の間に10曲もやってくれたのも良かったですね。



・MOSHIMO

［セットリスト］
・命短し恋せよ乙女 short ver.
・猫かぶる
・吾輩は虎である
・触らぬキミに祟りなし
・命短し恋せよ乙女

かつては「CHEESE CAKE」というバンド名で活動していた
福岡出身4ピース女性ボーカルギターロックバンド。
このバンドはボーカルの歌声が甘々な時点で個人的にハマりにくいという
印象があったものの、当ブログ的にガールズロック系のバンドは
何でもいいから観ておこうということで途中から観ることにしましたが、
会場に入ってみると曲ではなくまさかの恋愛心理テストをやっていた。
まさに脳みそチーズケーキみたいなスイーツっぷりを発揮したトークが延々と・・・
自分そういうの求めてないんですよ。こんなことに時間を使ってないで
曲をやって下さいよ。セットリストを調べてみると実質４曲しかやってないなんて・・・
同じ持ち時間でDizzy Sunfistは10曲もやったというのに。
「触らぬキミに祟りなし」はイントロからしてお祭り風のノリが
百万石祭りにも合っていて良かったんですけどね。何だかもったいない。



・ヤバイTシャツ屋さん

［セットリスト］
・無線LANばり便利
・あつまれ!パーティーピーポー
・ネコ飼いたい
・鬼POP激キャッチー最強ハイパーウルトラミュージック
・肩 have a good day -2018 ver.-
・Universal Serial Bus
・ヤバみ
・ハッピーウェディング前ソング
・Tank-top of the world

実は無名時代に学園祭で一度観たことがある（レポはこちら）
大阪芸術大学出身の３人組コミックバンド。
男女ツインボーカルスタイルでいかにも今風なノリの良い曲を連発しながらも
以前に観たよりもマジメにバンドやってるなと、前半の時点では思ってしまった。
そして中盤に入って唯一のバラード曲を歌うと宣言。すると歌詞の内容が
「♪肩幅の広い人は発言に説得力が増す」などと歌い出してしまって
これには笑った上に本当にそうだなと共感した。俺も肩幅が欲しい！
どうやって肩の筋肉を鍛えようなと思いながら聴いていたら
最後には「♪肩幅の広さを気にせずに心の広さを大切にする」と
普通に良いこと言って締めてくれたのはお見事だった。まさか最後に感動に走るとは。
セットリストを調べてみると全９曲もやっていたとは意外だった。
こちらも持ち時間約35分の間に魅力を詰め込んだライブをやってくれてたなと思いました。


（続く）