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2018年6月5日火曜日

[ライブレポ]  Do As Infinity LIVE TOUR 2018 -ALIVE-

5月26日(土曜日)大阪・エルシアターにて開催された
「Do As Infinity LIVE TOUR 2018 -ALIVE-」に行ってきました。


[セットリスト]
・Alive
・GET OVER IT
・Perfect World
・To Know You
・深い森
・Iron Hornet
・アリアドネの糸
・柊
・Silver Moon
・Lovely Day
・火の鳥
・唯一の真実
・科学の夜
・Gates of heaven
・under the sun
・化身の獣
・JIDAISHIN
・本日ハ晴天ナリ
・遠くまで
(アンコール)
・ワンダフルライフ
・For the future

全21曲



最新アルバム「ALIVE」からは全曲を披露。澤野弘之さんプロデュースによる
楽曲の数々は生バンドで聴くとより一層深遠さを感じられる曲ばかり。
「GET OVER IT」は近年のその辺のロックバンド以上にロックで迫力満点だったし
「To Know You」はCDで聴いた時にはバンドサウンドから離れたデジタルポップという
印象だったのが、ライブでは伴ちゃんがアコギを演奏しながら歌うという
まさかの演出が加わり、新たな形のバンドサウンドの魅力が発揮されていたのには驚いた。
「火の鳥」はMCでの伴ちゃんの話によるとデモテープを聴いた時点で
泣きそうになるぐらいの曲だったという裏話が聞けたのも良かった。
そして最新アルバム曲以外からの選曲は、未来世界を描いた「Perfect World」に
地球最期の日を歌った「科学の夜」、おなじみの名バラード曲の「深い森」「柊」
といったように中盤まではシリアス系の曲中心で、最新アルバムの世界観との
相性抜群な曲が多かった。その中でも「科学の夜」が生で聴けたのは最高だった。
アウトロがCD音源とは全く違うアレンジでどんどん加速していく所などは
とりわけスケール感抜群で、これぞライブならではのスゴみを感じられた。

MCではDoAsのライブ恒例の亮さんの面白トークを期待して聞くも
まずは大阪では前日に入って飲食店に行った話に、犬を飼っているという話、
2005年リリースの6thアルバム「NEED YOUR LOVE」の歌詞カードに登場した頃は
まだ1歳だったのが今では老犬になってしまったが最後まで一緒にいたいといった話など
今までよりもずいぶんマジメな話が多くないか?と思ってしまった。
それでも結成19年目を迎えたということで、新たにスタッフと一緒に
朝の集合時にラジオ体操を始めてみようかという話になった時、
亮さんが空手(?)のポーズをしながら「セイヤ!セイヤ!」と掛け声を発し始めたのには
それを見た伴ちゃんが笑い転げてしまい、会場全体も爆笑。こういうのを待ってた。

ライブ後半は「本日ハ晴天ナリ」といった定番曲をはじめとした
アッパーチューン5連発で盛り上がる。最新アルバム曲の「化身の獣」も
ここで聴けたのは良かったが、ただ今回のライブ全体に言えることだが
最新アルバム曲以外の曲はキーを下げて歌う曲ばかりだったのは気になってしまった。
それほどキーが高くもないタオル回し盛り上げ曲の「JIDAISHIN」まで
キー下げしたのはうーん・・・オリジナルキーで歌ったのは「アリアドネの糸」と
「遠くまで」ぐらいか?今回のライブツアーは計5公演しかないのだが
それでも伴ちゃんの現在の歌唱の状態的にはこれが限界ということなのだろうか。
やっぱり育児と歌手活動の両立は想像以上に大変なんだろうなぁ・・・
結婚を機に引退してしまう女性ミュージシャンも多い中で、今でもこうして
歌い続けてくれていることは本当に何よりも嬉しいことなんですけどね。

当ブログ管理人にとっては初めて定期的にライブに通うようになったアーティストで
ブログのライブレポ記事の原点ともいえるDoAsのライブに久しぶりに行けて良かったです。
今回も上記の通りライブならではの魅力をたくさん感じることができましたが、
ただやっぱりキー下げが多かったことなどを見るとこの先の活動は本当に大丈夫なのだろうかと
心配になったのもまた事実。それでもここまで19年間、その名の通りに
無限大の魅力を発揮し続けてきたユニットだからこそ、今作の澤野弘之プロデュース楽曲に
続く新たな展開もこの先に待ち受けていることを信じたい。
8月にはアニサマへの初出演が決定したのは嬉しいニュースでしたし、
ならばそれ以外の有名音楽フェス出演という新たな展開も見てみたいですね。



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