ブログトップ


2019年1月20日日曜日

[ライブレポ]  JAM Project Special Live 2019 A-ROCK

1月13日(日曜日)大阪・Zepp Osaka Baysideにて開催された
「JAM Project Special Live 2019 A-ROCK」に行ってきました。
JAMの歴史を振り返るライブとして計2日間に渡って開催されたスペシャルライブで
1日目のこの日は「Early numbers」と称して2000年~2010年の間にリリースされた曲を披露。
当ブログ管理人がJAMの存在を知ったのは2010年頃とあまりにも遅かっただけに、
初期の傑作曲の数々をライブで聴けるチャンスが再び到来したならそりゃ行くしかない。


[セットリスト]
・SOULTAKER
・CRUSH GEAR FIGHT!!
・冒険王 ~Across the Legendary kingdom~

・(スパロボメドレー)
Break Out
Rocks
Crest of "Z's"
GO!!
迷宮のプリズナー
MAXON
Fight to the end~聖戦~
RISING FORCE
VICTORY
GONG

・(DJKG)
Space Roller Coaster GO GO!
Legend of the Heroes
DRAGON
GET UP CRUSH FIGHTER!
TRANSFORMES EVO.
未来への咆哮
魔神見参!!
SHURAKI
Three souls
爆鎮完了!レスキューファイアー
HERO
Only One
BEAUTIFUL PEOPLE
紅ノ牙
守護神-The guardian-
ハローダーウィン!~好奇心オンデマンド~
JAMがもってった!セーラーふく

・牙狼 ~SAVER IN THE DARK~
・Fencer of GOLD
・Name~君の名は~

・(スパロボED曲メドレー)
Portal
Cosmic Dance
FOREVER & EVER

・KI・ZU・NA

・(DJKGリターンズ)
Battle Communication!!
マーチ オブ レスキューヒーロー
LONGING
VOYAGER
覇王の剣
嘆きのロザリオ
FREEDOM
STORM BRINGER
SEVENTH EXPLOSION
晴レルヤ
REAL BLACK HALL~Break through~
Elements
流星Lovers 

・ハリケーンLOVE
・限界バトル
・鋼の救世主
・レスキューファイアー 

(アンコール)
・A-ROCK~電脳Wars~
・SKILL

全56曲



まず1・2曲目にいきなり1stベストアルバムの収録曲が聴けたのには泣けた。
1stベストの楽曲はポップロック系中心でその後の曲とは雰囲気が違うが懐かしい感じが良い。
続くMCでは影山ヒロノブさんと奥井雅美さんの関西出身コンビが中心となって
面白トークを展開。そして今回のスペシャルライブでは2日間で全100曲を
あらゆる手段を使って達成するという宣言が。その勢いのままスパロボメドレーに突入。
これぞ史上最強メドレー。イントロから荘厳なコーラスワークに、生バンド演奏による
ギターやキーボードの劇的でヒロイックなメロディがこれでもかと連発、
そしてメンバー5人の歌唱の素晴らしさにも圧倒。その中でも「Rocks」
「Crest of "Z's"」「GO!!」「迷宮のプリズナー」ってのは墓場に持っていきたい曲
4連発じゃないかと。最強としか言えない。その中でも「Crest of "Z's"」のサビで
メンバー5人が振り付けを交えながら最高音をシャウトするところにはただただ感動。
しかし「Rocks」「迷宮のプリズナー」などの曲はほぼサビ部分しか
歌ってくれなかったのは惜しかった。「Rocks」はBメロの「♪勝利への道を走り続けろ」から
サビへの展開が最高なのに。少なくとも全曲1コーラスは聴きたかったなぁ。
だがそれでもメドレーのラストで「VICTORY」「GONG」を1コーラスやってくれて
またまた感動、プログレッシヴなイントロからして圧倒的。この2曲がどれほどまでに
スゴい曲かというのはこちらの3つ目と4つ目の記事を見れば分かる。これには超共感、悶絶!

スパロボメドレーの後はメンバー5人が一旦退場しセットチェンジが行われる。
そして影山ヒロノブさんが「DJKG」として登場。今回がDJ初挑戦だったそうで、
昨年末にアニソンDJパーティーにも行ってきた者としてはそりゃ楽しめました。
「DRAGON」はライブで聴きたかったけどここで出たか~とか思いつつも
ダンサブルなアレンジがDJプレイに合っていて良かったし
最後にはもってけ!セーラーふくのカバーが流れたのも意外な選曲で面白かった。
なおその後のMCでは、終盤で同じ曲が2曲出てしまうハプニングを指摘されるなど
やはり出来には納得できなかったそうで、次は大阪城ホールでDJKGをやってみたいと宣言。
さらにドラゴンボールの主題歌を歌っていた頃には大阪ドームでライブを
やれると聞いて行ったが、いざ行ってみたらドームの外の小さな野外ステージでの
営業だったという話が出たのには不覚にも笑ってしまった。
「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は100万枚売れたはずなのに扱い悪すぎだろ、
当時は今と比べてアニソン系アーティストの地位が低い中で頑張ってきたのがよく分かる。

その次にはスパロボED曲メドレーと題してバラード曲3曲を、こちらは全部1コーラス披露。
さらに次の「KI・ZU・NA」もバラード曲。こんなに続くとは思わなかった。
さらにその次にはDJKGリターンズが。先ほどのMCで再び登場するかもと言ってたが
それは明日という意味じゃなかったのか!そしてライブ終盤ではタオル回し曲の
「ハリケーンLOVE」でまた盛り上がり始める。メドレーやDJ企画で
これだけ傑作曲を出してしまったのでもう出尽くしてしまったかと思いきや
まだ「鋼の救世主」「レスキューファイアー」が残ってたというから層の厚さ半端ない。
「鋼の救世主」ではキーボードの力強いメロディと共に会場の照明がフラッシュ、
そして終盤の遠藤正明さんの「♪Stop the WARーーーーーーー」という超ロングトーンは
ラストのサビの終わりに至るまで約20秒以上も続いたというのだから
まさに圧巻。今回最もすさまじいライブステージだった。

そしてライブは一旦終了するも観客からはアンコールとして代表曲の「SKILL」にちなんだ
「もっともっと!」コールが巻き起こる。てか観客の中にほっともっとって言ってる人いたぞ。
アンコールではまずは最新ベストアルバムのリード曲「A-ROCK~電脳Wars~」が。
これは「later numbers」と称した明日のライブでやるのかと思いきやまさかの今日。
その次にはMCにてメンバー5人それぞれが2019年の目標を発表。もっと上を目指したい、
ランティスの他のアーティストの収益で活動できてると思われたくない、
結成20年目となる2020年には更なる結果が欲しいといった熱いメッセージの数々が。
ということならば結成20周年では初の紅白歌合戦出場を期待したいですね。
そしてアンコールラストはもちろん代表曲の「SKILL」。こちらもイントロの
コーラスからして壮大でドラマチックな傑作だと思いきや、曲の間奏部分で
きただにひろしさんがコール&レスポンズ形式でギャグを連発という
まさかの展開が。DA PUMPのU.S.Aの振り付けで「U.S.J」とやったり、
「通天閣!」という一発ギャグをやったり。これにみんなレスポンズする辺りあらためて
アニソン系のライブの観客は優しい人ばかりだなと思う。個人的には「SKILL」は
そういうギャグに走るような曲じゃないのになぁと思ってしまったが・・・
これが「レスキューファイアー」ならばたとえギャグがスベって会場を凍らせても
「爆鎮完了!」で笑いに変えられるから良かっただろうに。


以上でございます。アンコールでコール&レスポンズに延々時間を使うぐらいなら
その時間をスパロボメドレーに回せば全曲1コーラスはやれたんじゃないかとか
DJKGは2回もいらなかったんじゃないかとか思ってしまったが、
だがそれでも終わってみれば2010年頃にドハマリした時の熱が再燃するほどの
スペシャルなライブだったということで、それからまたJAMの曲ばかり聴いてる自分がいる。
やっぱりはJAMは史上最強アーティストでありヒロイックな音楽の究極形だと実感。
またライブに行きたいです。次は「GO!!」や「Crest of "Z's"」をぜひフルで!






0 件のコメント: