(前記事はこちら) ・Gacharic Spin [セットリスト] ・赤裸ライアー ・Peacefully ・ハンティングサマー ・ダンガンビート ・WINNER 本日の私的メインアクトである全力エンターテイメントガールズバンド。 この日はパフォーマーにサポートメンバーを1人加えての計6人によるライブステージで 相変わらず1曲目から超絶ハイレベルな演奏とダンサー2人のパフォーマンスで盛り上がり 「ハンティングサマー」ではハンバーガーの衣装を着たオレオ様がセンターボーカルに立ち オレオバーガー人形を観客に向かって投げ入れるパフォーマンスでこれまた盛り上がる。 てっきり観客へのプレゼントと思いきや、直後にオレオ様が「返して~!」「私の~!」と叫び オレオバーガー人形をステージに投げ返してもらい、そして再び観客へ投げる。 キャッチボールならぬキャッチバーガー面白い。しかし3回目に投げたバーガーが ステージの右上の方に設置された照明の間に挟まってしまい、これには観客爆笑、 慌ててスタッフがステージによじ登って人形を回収するといったハプニングが。 オレオ様ノーコン過ぎだろ、これでは今後始球式のオファーが来たとしても任せられないな。 ラスト曲となった「WINNER」ではその場でもも上げ運動と称してパフォーマー2人と一緒に 5分間走る。幅広い層の観客達の前でここぞとばかりに筋トレ魂で5分間走ってやりましたよ。 この日はいつもよりもグッズをつけたガチャピン子(女性ファン)率も高かったし フェスでより多くの人達にガチャピンの大活躍っぷりを見せられたのはとても良かった。 ライブ終了後に登場した司会者の久世良輔さんも絶賛のライブステージで、 「WINNER」では次はミナモに走ってもらいましょう、2時間走ってもらいましょうなどと 発言したのには笑ってしまった。ミナモちゃんが干からびてしまう。 ・ミナモ 清流の国ぎふのマスコットキャラクターが再びBステージに登場。 まずは再び自己紹介で、性別は男でも女でもない、水の妖精なので ミナモちゃんでもミナモくんでもどっちでも呼んでもらっていいなどと言った後、 岐阜県のご当地グルメの数々を紹介。その中でミナモちゃんも 「ミナモジェラート」というご当地グルメを出していて、それがこの会場でも 販売されているということで、さっそく買ってきて食べてみました。 黄色は南濃みかん、青色は養老山麓サイダー。岐阜県のご当地食材を使った ミナモカラーのジェラートで、みかんとサイダーは別々に食べても美味しいが この2つを混ぜて食べると、一段と味わい深いハーモニーが広がる。 これまで食べたフェス会場でのご飯の中でもトップクラスの美味しさだったということで ついに優勝当確ランプが灯った。これを食べながら会場の丘の上から曲を聴くという シチエーションに最高に癒される・・・このフェスならではの魅力でしたよ。 ・MOSHIMO [セットリスト] ・命短し恋せよ乙女 short ver. ・猫かぶる ・吾輩は虎である ・触らぬキミに祟りなし ・命短し恋せよ乙女 福岡発4人組女性ボーカルバンド。前回観た時はフェスで恋愛心理テストとかいらないから 曲やって下さいと、厳しめの感想を書いたものでしたが(記事はこちら) この日はリハーサルの段階から紅一点ボーカルの岩淵紗貴さんが 前出演者のGacharic Spinには負けないぞと発言するなど対抗意識を燃やしまくり。 その影響からか、今回は以前観た時よりも格段に気合いの入ったライブステージを 見せてくれたと感じられた。やっぱり女性ミュージシャン同士って火花散らしあうものなのか。 1曲目「猫かぶる」のイントロの演奏の時点からして思いっきりノセられたし、 続く「吾輩は虎である」では曲後半のサビで「♪吾輩は猫である」「♪吾輩はゴリラである」 などと歌いながらそれぞれの動物をモチーフにした振り付けを一緒にやって盛り上がれた。 その時にボーカルの岩淵さんが、ゴリラは胸をグーではなくパーで叩くということは 知ってたかなどと観客達に向けて問いかけてましたが、吾輩は虎党なので知ってましたよ、 阪神の陽川選手がボームランを打った時はゴリラポーズと題してパーで胸を叩く パフォーマンスをしてたから。そしてMCでは今回も自身の恋愛ネタを交えつつも それ以上に音楽にかける熱い思いが伝わってくる内容で、その勢いのまま ラストナンバーの「命短し恋せよ乙女」では曲で応援してもらいたいという観客を募集。 そして手を挙げた人の名前を入れて「♪命短し恋せよ〇〇〇」と歌い観客達を応援、 その後に観客達も「♪命短し恋せよMOSHIMO」とコール&レスポンズ。これにも盛り上がれた。 セットリストは百万石音楽祭と全く同じだったようだが今回の方がはるかに良かったです。 このライブが始まる前まではMOSHIMOよりもMINAMOと思ってたけどそれを覆すほどに。 ・ミナモ 清流の国ぎふのマスコットキャラクターが三たびBステージに登場。 9月にはイナズマロックフェスへの出演が決定したという嬉しいお知らせの後、 ラストナンバーに「岐阜県観光ラップ」というまさかのラップナンバーを披露。 これまでの計2曲とは一転してクールでカッコいい男性ボーカルラップで、 もう優勝決定です。このフェスの影のMVPはミナモちゃん。歌えるゆるキャラ大好きだ。 ・GOOD ON THE REEL 2006年結成の5人組バンド。曲は何曲か知っていたもののどっちかというと 地味な印象があったバンドだったが、いざライブを体験してみると バラード曲の「モラトリアム」がこんなにも良かったのかとビックリするほどに 生歌の迫力に惹きつけられた。司会者の久世さんもライブ終了後に語っていた通り 夕暮れ時にふさわしい、じっくり聴かせる名ステージだったと思いました。 ・バックドロップシンデレラ 当ブログではおなじみの、ウンザウンザを奏でる4人組バンド。フェスのトリを務めるのは 初めてということでこの日も気合いの入ったライブパフォーマンス炸裂。 1曲目「台湾フォーチュン」ではボーカルのあゆみさんがオレオバーガー人形を 観客に向かって投げ入れるというパフォーマンスでこれまた盛り上がり、 その後すかさずオレオ様が「返して~!」「私の~」と叫びながら登場し観客たちの中に乱入。 そして観客たちの圧縮の中に巻き込まれるオレオ様。これには笑ってしまった。 昨年辺りからGacharic Spinとは対バンを繰り返してただけにこんな面白いコラボも実現。 2曲目以降は「フェスだして」「フェスでれた」の2大フェス盛り上がり曲に 「だんご3兄弟」の高速カバー、ミドルチューンで踊れる「サンタマリアに乗って」、 さらに10月リリース予定のニューアルバムから新曲「本気でウンザウンザを踊る」 などを披露。そしてアンコールでは「池袋でウンザウンザを踊る」が。 トリということで他の出演者よりもたくさん曲を聴けたのも良かったし ハイレベルな演奏テクと生命力みなぎる民族音楽風のバンドサウンドにのせられて 観客エリアの外にいる子供たちまでもが踊っているのを見ると とても微笑ましくて、これぞ音楽の持つ力だなと感じられた。 MCではペリーさんがこのフェスはアットホームで良かったのでまた出たいと宣言。 ちなみに次も出たいかどうかを決める基準は弁当が美味しいかどうかだそうで これには笑ってしまった。また来年も出てもらって一緒に踊りたいですね。 エンディングでは出演者ほぼ全員が再びステージに登場。 そして最後のお楽しみであるプレゼント企画では、各出演者が観客たちに向けて ボールを投げ入れ、それをキャッチした人に出演者のオリジナルグッズをプレゼント。 こういうのがあるとグローブ持ってきたら良かったなと思ってしまう。 オレオバーガーもキャッチしたかったし。そして出演者の最後の挨拶では バックドロップシンデレラの皆さんが話した後にメンバーの1人が ミナモちゃんにマイクを向け、それに対してミナモちゃんが身振り手振りで 何かをしゃべろうとしてたのには笑いと拍手が起こりました。伝わるものがある。 出演者8組という小規模フェスながらも、小さくてもキラリと光る素敵なフェスでした。 当ブログ管理人は見られなかったですが一番最初には北方町長の挨拶もあったようで、 こういう音楽フェスに理解のある町って本当にいいよなと思う。 この規模の公園でフェスが開けるならば当ブログ管理人の地元である 藤原宮跡や平城宮跡などでも余裕で開催できるはずなのにと思ったのだが、 ここでポップスやロックの音楽フェスは誰もやろうとしないのが残念だ・・・ 以上でございます。長文レポを最後まで読んでいただきありがとうございました。
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2018年9月15日土曜日
[ライブレポ] KITAGATA清流Fes 2018(Gacharic Spin、MOSHIMO、GOOD ON THE REEL、バックドロップシンデレラ、ミナモ)
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