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2013年12月30日月曜日

[CDレビュー]  ハルカトミユキ「シアノタイプ」


ハルカトミユキ「 シアノタイプ」
 (2013/11/6)

1. 消しゴム
2. マネキン
3. ドライアイス
4. mosaic
5. Hate you
6. シアノタイプ
7. 7nonsense (インスト)
8. 振り出しに戻る
9. 伝言ゲーム
10. 長い待ち合わせ
11. ナイフ
12. Vanilla
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)





ハルカトミユキの1stフルアルバム。
優しいフォーク調のメロディに、ダークで毒のある歌詞が組み合わさった楽曲の数々は
儚げで美しくも、時に衝撃的。
これぞ新生オルタナ・フォークデュオと名乗るにふさわしい内容の作品です。

3曲目の「ドライアイス」や、12曲目の「Vanilla」などといったバラード曲は
切ない歌詞と歌声が、美メロバンドサウンドの中に絶妙に溶け込んでいる。
その哀愁にじっくりと浸りたくなる曲です。まさに絶品。
しかしその一方で、アップテンポなロックナンバーである
2曲目「マネキン」には、聴いていて胸を突き刺された。
こんな儚げな声で、聖飢魔Ⅱのホラー曲みたいな内容の歌詞を歌われたらそりゃ驚く。
4曲目「mosaic」は同じくアップテンポな曲調にのせて挑発的なフレーズを連発。
5曲目「Hate you」ではポップな曲調で君が嫌いと歌う。
これらの曲は、まるで今のJ-POPシーンに対して真っ向から刃向っているかのよう。
一見優しいふりして、こんなにもひねくれたものを持っているとは・・・
同じくひねくれ者である私にとっては、これが刺激的で面白く感じました。

歌詞だけならば、鬼束ちひろやCoccoの後継者的存在であるともいえますが、
このユニットの曲については、歌唱で大きく盛り上がるという場面が無く、
ひたすらその歌声が切なく響くので、アルバム全部を聴き通すとなると、
後半には重さを感じてしまいました。特にラスト3曲は、
どれも素晴らしい曲ばかりなのだが、さすがに鬱曲3連発は心に響き過ぎて・・・
心に響かない曲よりははるかに良いに決まっていますが。
個人的には10年以上前に聴いていたらおそらくもっとハマっていたと思います。
今後はアップテンポ曲をうまく使うなどして、作品に今作以上の緩急を
つけられるようになれば、さらに良くなるのではと思いました。
こういう歌手が久々にブレイクするところも見てみたい。期待の新人ユニットです。




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