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2015年1月31日土曜日

[CDレビュー]  ふなっしー「うき うき ふなっしー♪ ~ふなっしー公式アルバム 梨汁ブシャー!~」


ふなっしー「 うき うき ふなっしー(音符記号)~ふなっしー公式アルバム 梨汁ブシャー!~」
(2014/12/17)

1. イントロなっしー♪
2. ふな ふな ふなっしー♪ ~ふなっしー公式テーマソング~
3. ふなっしーの買い物わっしょい!
4. ぶぎ ぶぎ ふなっしー♪ ~ふなっしー公式テーマソング第二弾~
5. 梨空レインボー
6. ぶぎ ぶぎ ふなっしー♪ ~ふなっしー公式テーマソング第二弾~ (EDM リミックス)
7. ご当地キャラエレジー
8. ふな ふな ふなっしー♪ ~ふなっしー公式テーマソング~ (ほぼニッチPバージョン)
9. アウトロなっしー♪
お気に入り度:★★★★★★ (6/10)




ふなっしーの1stアルバム。今もっとも勢いを感じられるゆるキャラが、
ついにCDアルバムをリリースしてしまいました。元気と梨汁がたっぷり詰まった作品。

まずインストを挟み、今作の最初に収録されているデビューシングル曲
「ふな ふな ふなっしー♪ ~ふなっしー公式テーマソング~」は
THE ALFEEの高見沢俊彦さんの編曲による「ふなメタルロック」で、
イントロからメタル魂を感じさせるサウンドが炸裂。
その一方でAメロ~サビではポップ感を持たせることで、
子供からお年寄りまで聴きやすい曲に仕上げている。自作の歌詞も良い。
「♪誰にも相手にされなくっても 自分の道を進めばいいなっしー」
というメッセージは特に印象的。これぞふなメタルロック魂を感じさせる歌詞です。

しかし続く3曲目の「ふなっしーの買い物わっしょい!」は小西康陽さん作曲のポップスで、
クレジットを見ずとも誰が作ったかが分かってしまうような曲でした。
これはふなっしーに歌って欲しい曲ではなかった。
作詞ゴーストライターズというクレジットは面白かったですが。

4曲目「ぶぎ ぶぎ ふなっしー♪ ~ふなっしー公式テーマソング第二弾~」は
氣志團の綾小路翔さんと星グランマニエさん作曲によるポップナンバー。
個人的にはもうちょいロックな曲を期待していたのですが、それでも間奏部分の
演奏とコーラスがやたら激しいところには、らしさが出ていて面白かった。

5曲目「梨空レインボー」はアルフィーの高見沢さん作曲による、
サンバのリズムを取り入れた陽気なアッパーチューン。安心の高見沢クオリディ。

6曲目「ぶぎ ぶぎ ふなっしー♪ ~ふなっしー公式テーマソング第二弾~ (EDM リミックス)」は
ダンサブルなデジタルサウンドをバックに歌うリミックス曲。ふなメタルロックというコンセプトはどこへ行った?

7曲目「ご当地キャラエレジー」は、ほぼニッチP作詞作曲のミディアムバラード。
アコギをベースとしたサウンドに哀愁を感じさせる。
そして何より、ご当地キャラの人生を歌った歌詞が素晴らしい。
やっぱりニコニコ動画発のクリエイターが作る曲は面白い曲ばかり。
ブームが過ぎ去った後のことまで歌っているのには思わず胸に来るものがありました。
現在人気絶頂だというのに。というかこの部分の歌詞はふなっしーよりも、
せんとくんの方が現状それに近いのではと思ってしまいました。
現在のせんとくんは奈良県内のイベントでもこんな扱いですからね・・・
一応せんとくんもCDを出したことがあるというのを知ってる人はほとんどいないかもしれませんが。

8曲目「ふな ふな ふなっしー♪ ~ふなっしー公式テーマソング~ (ほぼニッチPバージョン)」
は、原曲よりもライトかつ爽快感のあるアレンジで聴かせる、
何となくアニソンっぽい感じもするロックチューン。
この辺はさすがニコニコ動画クオリティといったところですね。名作リミックスナンバーです。

多彩なアレンジでふなっしーの歌を聴かせる、バラエティ色の強いアルバムでした。
ファミリー向けにはこういう作風の方が受け入れやすいとは思いますが、
個人的にはもう少しメタル要素を感じるアレンジが多く入ることを期待してました。
ふなメタルロックというキャッチコピーにふさわしい曲は2曲目しか無かった気が・・・
それに加えて、ふなっしーの歌唱についてはまだまだ課題があると感じました。
声量は文句無しですが、音程が不安定過ぎる。単刀直入に言うと下手なので、
アルバムを通して聴くと4~5曲目ぐらいから聴くのがしんどくなるというのが惜しい・・・
それでもファンタジー性に溢れた自作中心の歌詞と、
たとえ音程が外れようが魂を込めて全力で歌うんだという歌唱スタイルには、
将来的にゆるキャラ界の筋肉少女帯になれるのではという可能性を感じたので、
今後のふなメタルロックの進化を楽しみにしたいです。まだまだこんなもんじゃないはず、
2ndアルバムは今作以上に、聴いてるだけで脳汁と梨汁が出まくるような作品を期待してます!







2015年1月30日金曜日

[CDレビュー]  飛蘭「-Zero Hearts-」


飛蘭「 -Zero Hearts-(初回限定盤)(Blu-ray Disc付)」
(2015/1/7)

1. 東京ゼロハーツ
2. Blue sanction
3. 時空のパルス
4. 魂のreload
5. God FATE
6. synonym
7. 悲烈バイオレンス
8. keep the faith
9. CHOOSE THE WORLD
10. 愛ト激情
11. 優しさの蕾
12. 薔薇色事変
13. BLUE BLAZE
14. wonder fang
15. Best Fighter
16. BELIEVE
17. Never Slash!!
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)





飛蘭の4thオリジナルアルバム。今作は収録曲の全曲にタイアップが付き、
さらにはアニソンよりもゲーソンの方が多くなったこともあってか、
前オリジナルアルバム「PRISM」までにあった洋楽ポップス風の曲は今作では無くなり、
ロック~ハードポップ系の曲中心にビシっと統一されたアルバムとなりました。

その力強くも哀愁を帯びた歌声は、アニソン界で輝く孤高の戦士とでも言うべきか。
勇猛果敢なフレーズが並ぶ曲の数々を、見事にカッコ良く歌い上げている。
シングル曲では5曲目「God FATE」や14曲目「wonder fang」などが
これまで以上にギターを全面に押し出したロック系の曲でガツンと胸に響く。
さらにアルバムオリジナル曲では、
和テイスト漂うシンセアレンジが光るデジロック「時空のパルス」、
東洋的スケール感を感じるデジタル歌謡曲ナンバー「愛ト激情」、
Bメロ~サビの詰め込み感に勢いを感じるロックチューン「Best Fighter」
といった曲が特に素晴らしいと感じました。
今作も編曲の方は、Elements Gardenの曲もそれ以外の作家の曲も
どれを取っても細部まで凝りに凝っており、聴けば聴くほどに、
ゲームソングが音楽的に評価されることがなかなか無い現状を惜しく感じます。
何らかの賞にこういったゲーソンをエントリーさせてあげられないのだろうかと・・・

昨年はアコースティックカバーアルバムをリリースしたりと
これまでにない活動も見せたものの、個人的にはこれだという曲が無かった1年でしたが、
しかし今作をもって完全復活したといっていいでしょう!
やっぱり飛蘭さんにはアコースティックサウンドの曲よりも、
デジロックを中心としたアッパーチューンを勇壮に歌い上げる方が似合ってると思います。







2015年1月29日木曜日

[CDレビュー]  妖精帝國「Hades:The other world」


妖精帝國「 Hades:The other world(DVD付)」
(2014/12/24)

1. Hades:The end
2. 神的創造
3. Dea × Crisis
4. 昏き世界の慟哭
5. 絶望plantation
6. filament
7. 覚醒、冱てる魂と運命の境界線
8. 神、ノゾム世界と箱庭幻想
9. Fata Morgana
10. 愚かな結末
11. 糸遊のしたで
12. Mischievous of Alice
13. 救世’Aργυρos
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)




妖精帝國のメジャー5thアルバム。今作も荘厳なシンフォニックメタルサウンドと
ボーカルのゆいさんの甘い歌声のハーモニーが響く、唯一無二の音楽作品となりました。
前アルバムよりツインギターによる5人編成のバンドとなってからは
より楽器隊の演奏の威力が増しましたが、今作はその前作をも超えるほどに
最初から最後までシンフォニックメタルを極めた、迫力満点のアルバムです。
サウンドだけ聴けばアニソン系アーティストとは思えないでしょう。ボーカルはアニメ声ですが。

1曲目~5曲目までひたすらアッパーチューンが続き、
6曲目「filamen」でミドルテンポの曲が来たと思いきや7曲目以降再び加速。
静かなバラード曲は11曲目「糸遊のしたで」のみ。
7、8、13曲目などのシングル曲やタイアップ曲ほど疾走度が強いというのはお見事です。
アルバムオリジナル曲で特に印象に残ったのは、
シングル曲並みの疾走感と、神々しさを合わせ持った2曲目「神的創造」と
「♪侵略!戦闘!突撃!」と歌う10曲目「愚かな結末」の2曲でした。
どちらも式典(ライブ)で盛り上がること間違いなしの曲で、
文字通り帝國の領地の拡大に向けて、一緒に声をあげたくなる曲ですが、
しかしそういうことを歌っている割には、現状では式典の回数があまりにも少なく感じてしまう。
海外に進出してもいいぐらいの高い音楽性を持っているにもかかわらず、
日本ですら式典が少ないのは残念。以前には名古屋のライブイベントなどにも出演したように
これからは各種フェスなどにも突撃していっていいと思うんですけどね。

楽曲の多様性という点では2ndアルバム「Gothic Lolita Doctrine」の頃の方が一枚上で、
初期の頃の電子音を取り入れた打ち込み系楽曲が懐かしくなる時もあるのですが、
彼らに限って言えば今の金太郎飴な作品でも構わないと思えたぐらいの名作でした。
ここまでサビメロの良い曲をズラリと並べられたのは圧巻。
一見マニアックな音楽を、より多くの人に向けてよりキャッチーに聴かせることが
できるというのは、アニソン系アーティストならではの技でしょう。
それでもやはり万人ウケからは程遠い曲の数々ではあるでしょうが、
とはいえ個人的には非常に好きな音楽なので、久しぶりに式典にも行きたいと思いました。







2015年1月27日火曜日

[CDレビュー]  Cyntia「KISS KISS KISS」


Cyntia「 KISS KISS KISS (初回限定盤A)」
(2015/1/7)

1. KISS KISS KISS
2. Darling
3. White Stock




Cyntiaのニューシングル。
まず表題曲「KISS KISS KISS」は、優しく微笑みながら歌いかけてくれているかのような
ボーカルのSAKIさんの歌唱と、ほのかにキラキラ感を放つバンドサウンドが
何とも味わい深い。「♪Kiss」を連発するサビは特に印象的。
今作は少女漫画を原作としたドラマ「イタズラなKiss2」のオープニング曲と
いうこともあってか、今までとは違うガーリーな一面を見せた名曲となりました。

2曲目「Darling」は同ドラマの挿入歌。ポップなロックチューン。
3曲目「White Stock」は同ドラマのエンディング曲となったバラード曲。
どちらも良い曲ではありますが、歌詞はもう一押し欲しかったことろ。
特に3曲目の方は歌詞が外注でこのレベルでは・・・これならメンバー自作で作った方が良かったのでは。

前シングル「勝利の花束を」は、表題曲がポップ路線でカップリングはメタルナンバーという
組み合わせでしたが、今作はカップリング曲の方もポップに振り切った内容。
やはり今の音楽シーンにおいて、メタル畑の中だけで活動し続けていくのは
厳しいことは確かなだけに、色んな路線の音楽をやるのは有りだと思います。
そりゃ人気バンドの皆さんが出てるようなロックフェスにも出たいですよね・・・
10代20代のファンや同性のファンだって欲しいですよね・・・その気持ちは分かる。
個人的には、時々メタルっぽい曲をやるガールズロックバンドという路線でも
メロディさえ良ければ別にOKなのですが、せめてC/W曲やアルバム曲では、
メタルを聴きやすい形で多くの人に届けるという、前アルバム「Limit Break」までの路線の曲を
歌い続けて欲しいと思います。
そもそも一度大好きになったバンドは、たとえ路線が変わろうが何があろうが
見放すなんてことはしないのですが、しかしamazonのレビューなどを見てみると、
やはりガールズメタルバンドとしてのCyntiaを応援していたファンは離れていきそうな気配。
それ以上の新規ファンがつけばいいのだが・・・
メロディの良さと華やかさに関しては、現在メジャーで売り出し中のガールズバンドの中でも
トップクラスであることには変わりないだけに、新たな試みが成功して欲しいです。

2月には早くもニューシングル「暁の華」とアルバム「WOMAN」の同時リリースが決定。
なお「暁の華」はアニメ「暁のヨナ」のオープニング曲として現在OAされていますが、
この曲はむちゃくちゃ良さそうです。今作以上にハマることは必至。
まぁこの曲もメタルではないのですが、アニソン系のロックとしては相当の期待ができます。







2015年1月26日月曜日

[アニメ感想]  ローリング☆ガールズ 第3話

今回はまずオープニングにて、このアニメの主役である4人の女の子たちが
バンドを組んで自らオープニング曲を歌うところが見ていて楽しかったです。
まるでけいおんみたいだ。曲はブルーハーツの「人にやさしく」のカバー。
この曲はあらためて名カバーですね。ひたむきさと可愛さのバランス加減が良い。
原曲とはまた一味違う魅力を感じられます。

しかしアニメ本編の方は今回はちょっと盛り上がりに欠けたかな・・・
東京進出という新たな展開には期待したのですが、
印象に残ったシーンは、街の中になぜかルンバが徘徊しているところと、
そのルンバにハート型の石を吸い込まれそうになるところで
なぜそれを誰も止めようとしないんだ!?ということぐらいですかね。
野良ルンバが大都会東京の象徴となる日も近い将来に現実となる・・ことは無いか。
まぁ毎回アクションシーンばかりでは作画担当の皆さんのスタミナが持たないというのも
十分に分かるのですが、第3話目にして早くも感想に困ってしまった。
果たして、最後まで続けられるのか・・・ ぶっちゃけ艦これの方が面白いかもしれない。



2015年1月25日日曜日

[私的名曲ランキング]  2014年11月度 マイベスト10

今月もサブコンより選んだ月間私的名曲ベストを10紹介いたします。
新年1発目のマイベスト10は、子供の頃からよく聴いてきた系統の音楽を中心に選びました。
原点回帰なランキングになったと思います。2015年はJ-POP回帰の年になるかもしれないなと今のところ思ってます。
まぁそれとはまた別に激情★めたりっちぇのライブにも行こうかなと考えているのですが、
そんなことはさておき、早速発表したいと思います。ではいってみましょう!





第10位 Czecho No Republic「Oh Yeah!!!!!!!」 [公式PV]

つい最近までは全く知らなかったバンドの曲でしたが、今回の曲は素晴らしいです。
アジアンディスコ風のサウンドが見事にツボにハマった。
ドラゴンボール懐かしいですね。PVの方も面白い! 
ただボーカルが微妙なのが残念。ボーカルさえ良ければベスト3も有りえたのに。




第9位 つばさFly「Loneliness」 [公式PV]

前作「Unforgettable Days」も良かったのに枠の関係でマイベスト10に入れられなかったため
今回こそはということで入れました。
近年のアイドルの楽曲の質の高さを感じさせる、疾走キラキラエモロックチューン。
製作クリエイターが同じこともあり音楽的にははっきり言ってBiSとかぶってるのですが、
やっぱり良いものは良いんですよ!




第8位 LAGOON「君の待つ世界」 [公式PV]

女優の瀧本美織さんがボーカルを務める、5人組ガールズバンドのデビュー曲。
カフェ店員、一児のママ、学生、救急救命士、そして女優というメンバーにより結成。
この話題性に加えて、ソニーからアニメタイアップ曲でデビューというだけで
好きになる要素しかない。楽曲の方もメジャー感があってスカっとさせられるバンドサウンドを聴かせてくれています。




第7位 Superfly「愛をからだに吹き込んで」 [公式PV]

相変わらず歌上手過ぎです。以前からシングル曲>>アルバムオリジナル曲な傾向があるのが
なおさら惜しく感じる。全曲このレベルならライブにも既に行ってたと思う。




第6位 TAKE MIND'S PLACE「Destination」 [公式PV]

滋賀出身の5人組バンド。「インディーズシーンでは類を見ないほどメ­ジャー感のあるメロディ」
というYoutube内でのキャッチコピーを見て、なるほどなと思いました。
「メ­ジャー感のあるメロディ」この言葉は今年当ブログで使いまくるかもしれない。
やっぱこういう曲が好きだ。マイナー臭漂うバンドよりも、
太陽の下での野外ライブが似合うような爽快感溢れる曲を歌うバンドの方が好きなことが多い。
高音がしっかりと出ているボーカルも良いです。




第5位 がんばれ!Victory「ふらいはい!!!」 [公式PV]

Victoryから改名(ダイエット失敗の罰ゲームでだとか)
PVでは前曲に続いて野球ユニフォーム姿ですね。トレードマークにするのでしょうか?
元気いっぱいなガールズポップ&ロックナンバーで、聴いているだけで笑顔になれそう。
同じ唐津市出身ガールズバンドのたんこぶちん共々頑張って欲しいです。




第4位 玉置成実「Vivid Telepathy」 [公式PV]

レビューはこちら。90年代の王道ガールズポップの流れを汲む数少ないアーティスト。




第3位 ベイビーレイズ「虎虎タイガー!!」 [公式PV]

Bメロからサビの加速感が最高。
ここまでロックなアイドルが増えることは数年前からは想像もつかなかったですね。
それでいてみんなキャッチーな曲を歌っているというのが良いです。
アルバムレビューも書きたいところですが、なかなか時間がとれない・・・




第2位 中島みゆき「India Goose」

こちらのアルバムレビューで書いた通りの名曲。スケール感が半端ない。実質的に1位と何ら変わりないです。




第1位 藍井エイル「ツナガルオモイ」 [公式PV]

あまりにもドンピシャ過ぎて感動すら覚えるほどの、90年代から慣れ親しんだガールズロックの王道。
あえて90年代のアーティストの曲に例えるならば、田村直美さんとかBe-Bとかですかね・・・
伸びやかなメロディとボーカルは何度聴いても素晴らしいです。むしろ聴けば聴くほどにハマっていきました。
ちなみにサブコンではエイルさんの曲に毎回のように熱心に投票している人が1人いるだけに、もうそろそろサブコンのベスト10にも入って欲しいという気持ちもあって1位にしたのですが、どうやら今回も無理そうですね・・・




(次点)

・東京パフォーマンスドール「DREAM TRIGGER」 [公式PV]
タイトル通りに夢を感じさせる曲で、サビメロの良さは屈指。なおアニソンっぽいともいう。
フルPVがあればかなりの高確率でマイベスト10に入れてたはず。
しかし東京パフォーマンスドールって90年代にもいましたよね? その頃はこんな感じの曲を歌ってたのかどうか記憶が無い・・・

・LoVendoЯ「イクジナシ」 [公式PV]
ライブレポはこちら。11月度はガールズバンド豊作の月でした。

・澤野弘之「YAMANAIAME」
ここからアニソン枠が4つぐらい続きます。洋楽ロック風味でなおかつメロディが良い。
なんでアニソン系のロックって揃いも揃ってみんなメロディが良いんだろう。

・KOTOKO「ZoNE-iT」
2014年7月度の1位曲「Tough Intention」に続いて今作もロック系の曲。好きにならないわけがない。

・FLOW×GRANRODEO「7 -seven-」 [公式PV]
この2組の名前を見て私がスルーするわけがない。名曲です!

・いとうかなこ「非実在青少年」
志倉千代丸さん作曲のアニソン系ポップスは大好き。やっぱり派手さがあるからなんでしょうね。

・fhana「星屑のインターリュード」 [公式PV]
良質シンフォニック系ポップス。やっぱりこの曲もマイベスト10に入れたかった。2月リリースのアルバムが楽しみ。

・怒髪天「ひともしごろ」 [公式PV]
アルバムレビューはこちら。バンドサウンドのバラード曲で「いつかの少年」というフレーズを
入れるだけでザ・コブラツイスターズを彷彿させるかのような名曲になりますね。

・ポタリ「2nd」 [公式PV]
なぜこの月はガールズバンドで好きな曲がざくざくと出てくるんだ。サビの雰囲気が明るいのが良いです。

・宇宙まお「無限の力」 [公式PV]
Jリーグの水戸ホーリーホックの応援テーマソングらしいです。
野球やラグビーやマラソンの中継テーマ曲などは好きな曲ばかりなのに、
サッカー関連の曲は好きな曲がなかなか出てこない・・という中で
この曲は良かった。MAGIC OF LiFE「呼吸」以来の私的名曲ですかね。
「呼吸」は栃木、「無限の力」は茨城、北関東のチームは曲に恵まれているのか?



2015年1月24日土曜日

[日記]  1月23日(金曜日)

・3月22日に大阪で行われる、Cyntiaのライブのチケットをとってきました。

 昨年12月に出演予定だったライブが、ボーカルのSAKIさんの急性声帯炎により出演キャンセルとなったのは非常に残念でした(記事はこちら)
 行きつけのブログのインストアライブレポによると、まだ声帯の方は完全に治りきっていないらしいということで心配なのですが・・・
 何とかライブツアー開始の日までに完治することを願ってます。
 今度こそはメンバー5人揃っての素晴らしいステージを見せてくれることを期待してます!
第87回選抜高校野球大会の出場校が発表されました。
 当ブログでも以前に出場校予想を書きましたので、その答え合わせをしてみます。
 事前の予想が割れていた所のみ取り上げてみました。

・東北3枠目 
 鶴岡東(山形) × →八戸学院光星(青森)
・関東・東京6枠目 
 二松学舎大付(東京) ○
・近畿6枠目
 箕島(和歌山) × →近江(滋賀)
・中国・四国5枠目 
 米子北(鳥取) ○
・九州4枠目 
 九産大九州(福岡) ○
・21世紀枠 
 富岡(群馬) × →桐蔭(和歌山)
 豊橋工(愛知) ○
 松山東(愛媛) ○

 今年も意外な選出がありましたね。
 21世紀枠の豊橋工はかなりの穴予想だと思っていたので、これが当たったのは自分でもビックリしました。
 近畿の出場枠が6枠目近江(滋賀)、そして21世紀枠に桐蔭(和歌山)という組み合わせは、
 もしかしたらあるかもと思ってはいましたが・・・
 滋賀から1校選ばれたのは、秋の近畿大会での成績を見れば妥当なところですね。
 しかし和歌山の方は、昨年に21世紀枠で海南が選ばれていたため、
 さすがに2年連続でこのような組み合わせになることは無いかなと予想してました。
 これで和歌山からの21世紀枠選出は3校目と、宮城に並んで全国最多となりましたが、
 ただ和歌山や宮城のように長年に渡って1強や2強状態になっている県は、
 他の高校は一定の実力があったとしても甲子園出場が困難だという事情を考えれば
 センバツでの21世紀枠での優遇は全然有りだと思いますね。
 ・・・あれっ、そんな和歌山や宮城とほぼ同じ状況でありながら、21世紀枠選出が1度も無いという県が和歌山の隣にあるぞ。
 出場32校の皆さん、本当におめでとうございます!




・先週の日曜日の草野球での練習中にて、自打球が顔に当たったせいで
 鼻の部分が、まるで赤鼻のトナカイみたいになってしまいました。
 昨年12月に黒崎真音さんのライブにてクリスマスプレゼントとして歌われた曲を、
 まさかこんな形で思い出すことになるとは・・・
 今でも鼻にあたると違和感がある。2月1日の今年初試合までに完治するとは思うのですが。



2015年1月23日金曜日

2014年 面白検索ワード大賞

月イチ恒例のお楽しみ企画「アクセス&検索ワード解析」より、2014年度の総集編といたしまして
「2014年 面白検索ワード大賞」を発表いたします。
エントリーされた検索ワードは約3650フレーズ(1日平均10フレーズ×365日で計算しました)
その中から、栄えある「最優秀面白検索ワード賞」に輝いたのはどのフレーズでしょうか!?
それでは、まずは優秀面白検索ワード賞を一気にまとめて発表したいと思います。




・優秀面白検索ワード賞

「ウキウキウォッチング タモリ歌った回 2000年以降」  (2014年2月度) 
今やウキウキウォッチングと聞いただけで笑ってしまう体質になりました(きっかけはこちら)
タモリさん長い間いいともお疲れ様でした。今後はタモリ倶楽部での末長い活躍を期待してます!


「芸人にネタにされる アルフィー」  (2014年1月度)
どうみてもネタにされる回数No.1アーティストです。お笑い好きなら周知の事実。


「笠岡 シャコど丼」  (2014年7月度)
ど丼って良いなぁ、どストライク!とか、ど根性!みたいで食べごたえありそう。


「ガガガsp オラぁ ブログ」  (2014年11月度)
オラぁ!気合いがこもっていていいぞいいぞ!
アルバム「オラぁいちぬけた」について検索したかったのは分かりますよ。(レビューはこちら「コザック前田は本当に曲をつくっているのか」  (2014年9月度)
ゴーストライター疑惑か! 某佐村河内か!
最近のガガガSPの曲はギターの山本聡さん作詞作曲と書かれてることが多いので、
そのクレジット通りなんじゃないでしょうか・・?


「藍坊主 こらこらこら」  (2014年5月度)
なんか怒られてる!? とりあえずこのフレーズで検索してみたところ、
「涙が滲む理由」という曲の歌詞が原因だと分かりましたが・・・(レビューはこちら「宮沢和史の今後はソロ活動なの」  (2014年6月度)
さようでございますか。THE BOOM解散後はソロ活動に入るということはファンならば皆さんご存知ですよね。
ならなぜ検索した!? 不覚にもこんなんで笑ってしまいましたが。


「広瀬香味 冬の女王様なの」  (2014年7月度)
先月に続いてまたも「なの」で終わる検索ワードが出てきてしまった。
一体何が知りたいんだ? しかも、正しくは広瀬香美だ。香味っていったい何の調味料だ。


「みずきななのギルテイの曲中のかけ声は?なんて言ってる?」  (2014年7月度)
もはや小学生が検索したとしか思えないな! 一応、水樹奈々「GUILTY」は
繰り返し聴いてみましたが、やっぱり何回聴いても全然聴きとれませんでした。
ごめんね、ボクちゃんこれにガッカリせずにまたブログに遊びに来てね~!


「ウン・コモ・ラ・シータ 名曲」  (2014年7月度)
タイトルからして名曲ですよね!(爆) 楽曲の方はこちらです。
かかしのアルバムは迷・・いや名盤でした。(レビュー「オッオッオッオッオッオー 洋楽ロック男性」  (2014年5月度)
来ました恒例のオッオッオーシリーズが! 
でも残念ながら今のところ当ブログで洋楽ロックは取り扱ってないんですよね。
邦楽ですらろくな音楽知識が無いというのに、
ましてや洋楽などときたらまともな感想が書けそうにない・・・


「つーつつつー オッ?オッ? 洋楽 男性」  (2014年10月度)
何だこのモールス信号みたいな検索ワードは。洋楽は詳しくないので残念ながら分からないです。


「激しくドラムとオッオッオッオッオッオー」  (2014年5月度)
むしろ私の方がこういう曲を誰かに教えてもらいたいぐらいです。
ということでコメント欄の方にていつでもお待ちしております!


「車のcm ウォーーーー 疾走感」  (2014年3月度)
なぜ毎月のようにこんな検索ワードが出てくるんだ!?
これはいったい何の車のCMなんだ。最近はテレビ番組を見る時は
ほとんど録画で見ており、CMは飛ばしているので何なのか分からないです。
ということで、心当たりのある人はコメント欄にて情報提供お待ちしております。


「奈良県だけ警報でない」  (2014年10月度)
やっぱり奈良県民はみんなそう思ってたか! 関西の他の県は警報が出てるにもかかわらず、
奈良だけ警報が出なかったり、出てもいち早く解除されたりで学校を休めなかったという、
そんな辛い目にあった人たちは今でもたくさんいるんでしょうね。

こんな画像まで出回るぐらいですからね。奈良地方気象台は仕事をサボってるのか!?
(参考記事 http://tou.ch/news/article/6434660/)
なので大人になっても未だに、海沿いの地域は波浪警報が出ると学校休めるのかなとか
考えてしまうのは・・・さすがに私だけでしょうか?





以上、優秀面白検索ワード賞を受賞した計15フレーズを一気にご覧いただきました。
それではいよいよ、最優秀面白検索ワード賞の発表です!
第1回大会の受賞作品「スモミをたすけるまたやりたい」を超える、当ブログ管理人の笑いを獲得した、第2回の受賞作品は・・・






・最優秀面白検索ワード賞

「メタル系ガールズ悩殺バンド画像」  (2014年1月度)

最優秀賞おめでとうございます。ということで記念にそれらしき画像も貼り付けました。
何が面白いかっていったら、やっぱり「悩殺」だ。このワンフレーズの存在感に笑ってしまった。
しかも「悩殺ガールズバンド」ではなく「ガールズ悩殺バンド」だったのが
より一層面白かったというか・・・どこに悩殺を入れてるんだと!
当ブログは普段は画像の方は貼り付けていませんが、
その代わりに、CDレビューならたくさんありますので、
どうかこれからもメタル系ガールズ悩殺ブログの空唄旅団をよろしくお願いします!



以上「2014年 面白検索ワード大賞」でした。
では次回は、約10日後の「アクセス解析 2015年1月分」でお会いしましょう!



2015年1月22日木曜日

[日記]  第36回ABCお笑いグランプリの感想

1月18日に放送された、第36回ABCお笑いグランプリの感想を書いてみました。
関西のTV局による制作ながらも、第33回大会からは全国に門戸が開放された、
芸歴10年以内の若手芸人の皆さんが出演する賞レース番組でございます。

公式サイト
http://asahi.co.jp/owarai/



・吉田たち
2人のイメージカラーである「赤」と「青」をモチーフにした漫才。
双子コンビであることを存分に生かしたネタで面白かったです。
「腹立つ顔」に対して「同じ顔」と切り返すところなんかはさすがでしたし、
赤が好き→「ブルーハーツを聴いてはいけない」
青が好き→「カラオケで赤いスイートピーを歌うな、青い珊瑚礁しか歌えない」
などといったうまいボケの応酬には感心させられるレベル。
これを聞いて真っ先に思ったのは、藍井エイルさんは「青」じゃなくて「藍」なので2人とも聴いてOKですよね?
もっと点数行くと思ってました。審査員で1人だけ100点満点中80点をつけた人がいたのが意外。

・ガリバートンネル
結婚式の余興でDJに扮し、録音した新郎のこれまでの発言をリミックスしていくというコント。
「なんこつ」の連発はキャッチーですよね。こちらもまた面白かったです。
それにしても「稀勢の里横綱になって欲しいな」などといったフレーズが
芸人のネタにまで出てくるようになったのには、あらためて相撲人気の波が来てるんだなと実感。
自分は大相撲に関してはデーモン閣下の影響で興味を持つようになったニワカですが。

・たかまつなな
女性ピン芸人。お嬢様と一般人との言葉遣いの違いを描いたフリップ漫談でした。
キャラを生かしたネタでしたね。「下々!」はインパクトあるのでこれからも使えそう。
ただこの手のネタは多くの優秀な先駆者達がいるので、それと比べるとまだ弱いかなぁ。

・うしろシティ
友人が事故で病院に運ばれたため、慌てて駆け付けた2人のコント。
熱演でしたね。それにつられて審査員の皆さんが高得点をつけたのかなと。
しかしボケの質自体はそれほどでもなかった気が・・・
演技力で魅せるタイプのコンビなのでしょうね。ライブだとテレビで見る以上に迫力を感じられそう。

・シンクロック
昔飼っていた犬を思い出すという漫才。
結成4年の男女コンビでありながら、まるでベテランのような風格が感じられました。
生活笑百科の常連になってもおかしくなさそう。
「結衣」→「けっころも」には笑いました。この響きは面白い。

・GAG少年楽団
嫁の浮気現場を描いたトリオコント。浮気相手の意識高い系中学生が旦那を追い詰めるも
その旦那は実はヤクザだったというオチは逆転ホームラン級の快感でした。
中盤まで十分に笑わせて終盤一気に爆発。こりゃ優勝だと思いましたね。

・ニューヨーク
ミュージシャン2人が曲を作るコント。
「歌詞にLINEとか入れておけばあいつらは食いつくから」
「ここでラップ入れておけばいい」など、リスナーを見下した発言を連発。
量産型ラブソングに対する風刺が込められたネタでした。
ネタ終了後に本人達が、他意は無いと弁解していましたが、
このネタの題材になったのではと思い浮かんだ歌手はソナーポケットだ。
個人的には、2年ぐらい前にこのネタを見ていたらもっと笑っていたと思います。
肝心のボケは「おぬし」ぐらいしが良いフレーズが無かった気がしたのが惜しい。

・中山女子短期大学
今大会の無名枠登場。女性かと思いきや男性ピン芸人でした。
測量を担当する作業員による1人コント。
ネタの途中で客席まで降りていき、お客さんたちを巻き込もうとしたり、
さらには尾崎豊の曲を替え歌にして熱唱したりと、
点数的には最下位ながらも、ファーストインパクトは残すことができたと思います。
「卒業」と「測量」をかけたのはうまい。しかし全体的にはボケの数が少なすぎかと。

・チョコレートプラネット
ゾンビに憑りつかれた男のコント。
ゾンビ役の長田さんは全く喋らずにひたすら「ウゥ・・・」とうめき声をあげ、
松尾さんはゾンビに向かってひたすら説教。これは実質ピン芸ですね。
臭いというフレーズの連発が個人的にはどうもハマりきれなかったですが。
とりあえず1つ思ったのは、最後に審査員の点数が発表されて予選敗退が決まった瞬間、
ソンビ役の長田さんが「ウゥ・・・」とうめき声をあげれば面白かったのに。

・学天即
ボケ担当の四条さんが新婚であることにちなんだ、自身の嫁さんなどをモチーフにした漫才。
THE MANZAI 2014に続いてこちらの大会でも予選1位通過というだけあって、
正統派で安定感抜群の漫才でした。ツッコミのフレーズ選びもうまい。
しかし、優勝となるとやっぱり何かが足りないかなぁ。爆発力をつけるには
どうすればいいのか・・・それでも以前よりは着実に面白くなっていますし、
地道に努力しているのが伝わってくるコンビには何とか頑張って欲しいのですが。



総評としてはまず、なぜこんなにも歌ネタが多かったのか。
やはりキャッチーで印象に残りやすいからなのでしょうかね?
しかし、トップバッターの吉田たちに100点満点中80点しかつけなかったことに対して
番組終了間際になって「もう5点あげておけば良かった」と発言し、
それを吉田たちの2人にツッコまれたことにより、途中から基準点を上げたことを
自ら認めたという、ヒロミはもう審査員に呼ばないで欲しいです。
出演者全組に対して平等に厳しめの採点をするというのなら分かるが、
これはダメだ。ただでさえトップバッターは賞レースで不利な傾向がある中で・・・
そんな中で見事優勝したのはGAG少年楽団ということで、これは納得の結果でしたね。
以前からオンバトなどでも結果を残していた実力派が優勝するのはおめでたいです。
むしろ今まで無冠だったことの方が意外でした。これをきっかけに2015年には更なる飛躍を期待したいです。



2015年1月20日火曜日

2014年 私的音楽大賞

昨年12月30日の私的名盤アルバムランキングの発表から始まった
2014年の音楽総評のラストといたしまして、
「2014年 私的音楽大賞」を発表したいと思います。

・最優秀歌唱賞
・最優秀作詞賞
・最優秀編曲賞
・最優秀珍曲賞
・最優秀PV賞
・最優秀ジャケット賞
・最優秀ライブ賞
・最優秀新人賞
・最優秀アーティスト
・(おまけ)最優秀迷言賞

を勝手に決め、発表するという企画でございます。前年度(2013年)の結果はこちらでした。
なおこの企画は当ブログのこれまでの企画の中でも、とりわけ偏った結果となっていることをご了承下さい。ではいってみましょう。








・最優秀歌唱賞
JAM Project「覚醒X」「Babylon」 [公式PV] 


・優秀歌唱賞
中島みゆき「India Goose」
竹原ピストル「俺のアディダス~人としての志~」 [公式PV]
川畑アキラ「シンガー ソング ランナー」 [公式PV]
DIRTY OLD MEN「弱虫な炎」 [公式PV]
平野綾「星屑ガランドウ」


歌唱力に関してはベテラン強しですね。若手でこれらの歌手に追いつける人はなかなか思い浮かばない。
その中でもJAM Projectはあらためて素晴らしいと実感しました。
「Babylon」のラストの「♪アーーーーーッ!!」というヘビーメタルシャウトだけで今年の大賞は決まったようなものです。
DIRTY OLD MEN(現MAGIC OF LiFE)のボーカルの一生懸命な歌唱も印象的でしたね。
「弱虫な炎」は私もこの前カラオケで歌おうとしたのですが見事に撃沈しました。
ここまで延々とキーが高い曲を完璧に歌えるって何気にスゴい、さすがプロだ。
最後に、1人だけ場違いな人が一番下にいるぞとツッコまれそうですが、
私の中ではあーや流ガールズロックは、そんじょそこらの女性ボーカルバンドの曲よりも
よっぽど好きなので、歌手としてもっと評価されていいのではと以前から思っていましたからね。








・最優秀作詞賞
竹原ピストル「俺のアディダス~人としての志~」 [公式PV]


・優秀作詞賞
WHERE'S ANDY「a suicidal act」 [公式PV]
Party Rockets「KASABUTA」 [公式PV]
中川翔子「9lives」 [公式PV]
Cyntia「GeAr.」
中島みゆき「一夜草」


竹原ピストルとWHERE'S ANDYの2択で迷ったのですが、
歌詞の一語一句に心を揺さぶられ、そして励まされたという点ではこちらの方が上だった。
WHERE'S ANDY、Party Rocketsは曲調がアップテンポだから聴きやすかったという面もありました。
これがバラードだったならば内容的に重くて、何度も繰り返しては聴きにくかったかも。







・最優秀編曲賞
榊原ゆい「Endless Fighter」「紅蓮獄華」


・優秀編曲賞
水樹奈々「VIRGIN CODE」
喜多村英梨「証×炎 -SHOEN-」 [公式PV]
Gacharic Spin「ダンガンビート」
GARNiDELiA「BLAZING」 [公式PV]
JAM Project「覚醒X」 [公式PV]
Cyntia「Limit Break」
MAHATMA「Tiger's eye」 [公式PV]
Albion「全てを知らせる鐘と迷宮に惑わされし者」 [公式PV]
オズ「バーチャライダー」 [公式PV]


シンセを中心に作られたシンフォニックロックやメタルの輝きに感動。
榊原ゆいさんの作品は過去のアルバムも含めて聴いていかないと。
なお、この賞は私的音楽大賞の中でもおそらく一番理解を得られないんじゃないかと思ってしまいます。
とあるツイッターのフォロワーさんがこんなことを言っていました。
「パンピーにはドラマチックな曲は通用しない」
2007年から当ブログを作ってきた中での一番の誤算は、ズバリそこだったんじゃないかなと・・・
それでもご覧のように今年もまたドラマチックな展開を持った曲をたくさん選んでしまいました。
中には一芸で選んだ曲もありますけどね。Albionはシンセソロだけで選んだようなものですし、
オズは間奏のベースだけで選んだようなものです。







・最優秀珍曲賞
激情★めたりっちぇ「二次元に恋してる君に恋をした」 [公式PV]


・優秀珍曲賞
misono「願ティ部×1人∞脚」
ブリーフ&トランクス「メラメラスクリーム」 [公式PV]
SEX MACHINEGUNS「ダッチの奥さん」


激情★めたりっちぇはサビの「♪コピーしちゃおうペースト」(アニメ声)
だけでも耳から離れないのに、それに加えてサビ以外では
シャウトしたりヘドバンしたりするんだから、文句無しの圧勝!
misonoは最新アルバム曲の全曲をエントリーさせてもよかったぐらいでしたが
その中でも「願ティ部×1人∞脚」はとりわけ強烈でした。
私も趣味で野球をやっているのだがその練習中などにも
「♪"キミを守る自分"を自分で守備ドゥバ!」
「♪全ては審判(キミ)次第となるけど ドロン子の方がいいでしょ!」
などが頭に出てきてしまうようになったじゃないか、どうしてくれるんだ!
ブリトラとマシンガンズは終身名誉珍曲名人なので今更語るまでもないです。








・最優秀PV賞
上坂すみれ「パララックス・ビュー」 [公式PV] 


・優秀PV賞
オズ「バーチャライダー」 [公式PV]
ircle「ノーリタイア」 [公式PV]
CASCADE「バーバリアン」 [公式PV]
Czecho No Republic「Oh Yeah!!!!!!!」 [公式PV]


上坂すみれさんの曲のPVは全曲面白いです。派手でエンタメ性に溢れていて文句無し。
ircleのように芸能人を起用したPVも印象に残りやすいですね。
ガリガリガリクソンはパクリのイメージがあるせいであまり好きではなかったのですが
こちらのPVでは良い活躍をしていたと思います。








・最優秀ジャケット賞
オズ「WE ARE!!!」


・優秀ジャケット賞
Gacharic Spin「WINNER」


milktub「春夏冬ROCK’N’ROLL」


こちらもまたカラフルで派手なジャケットにワクワクさせられるのです。
2014年新設の賞ですがおそらくこれが一番偏っていると自分でも思います。
なお、オズのジャケット写真は全部広げるとこの9倍の大きさに膨らみます。
これにはワクワクを通り越して感心させられましたね。よくこれを作ったなと。







・最優秀ライブ賞
Aldious「Aldious Live Tour 2014 "Dazed and Delight"」 
[ライブレポ]  


・優秀ライブ賞
浜田麻里「30th Anniversary Mari Hamada Live Tour」 [ライブレポ]
打首獄門同好会「COMIN'KOBE14」 [ライブレポ] 
THE冠「COMIN'KOBE14」 [ライブレポ]
RONDONRATS。、Gacharic Spin「Electric Lady Loud 2014」 [ライブレポ]
黒崎真音、堀江美都子「アニソンロック 2014」 [ライブレポ]
猫まっしぐら。、FullMooN「WOMEN’S POWER Vol.57~大阪編~」 [ライブレポ] 
HERe:NE、DESTROSE「WOMEN’S POWER Vol.57~大阪編~」 [ライブレポ] 


歌唱力だけなら浜田麻里さんが1番だったのですが・・・
ステージやバンドメンバー全体から放たれるオーラの美しさが圧倒的だった、
Aldiousが最優秀賞です。ライブで楽曲の魅力が倍増します。

そして2014年は、エンターテイメント性の強いバンドが大好きなんだということを
実感した年でした。Gacharic Spinはその筆頭。さらにそれ以外では
スライドショーの映像と共に「♪もも!ねぎま!もも!ねぎま!」連呼の打首獄門同好会、
「我々THE冠のメンバーは・・・普通、ハゲ、ハゲ、ハゲ!」のTHE冠、
「♪ニャン ニャン くるくるニャンニャン」の猫まっしぐら。、
美少女戦士ガールズバンドのFullMooN、
魔法の国(仙台)からやってきたHERe:NEなど・・・
こういうバンドは、得てして楽曲の方も面白いし魅力的だと感じられる。
なおフェス系ライブで最も素晴らしかったのは「アニソンロック 2014」で、
その次が「Electric Lady Loud 2014」でした。
この2つは2015年以降もどうか末長く続いて欲しいです。







・最優秀新人賞
GARNiDELiA


・優秀新人賞
鈴木このみ
和楽器バンド


GARNiDELiAは2014年の終盤になって一気にハマりました。
今年は名実ともに更なるブレイクを期待したいアーティストです。
しかし、彼らのようなデジロック、ハードポップ系の曲を他にもたくさん取り上げている
ブログってのはなぜ少ないんですかね・・・音楽好きで聴く人が少ないことが不思議。







・最優秀アーティスト
FROZEN CAKE BAR


2014年は東北出身アーティストに次々とハマった年でしたが、
その中でも最もハマったのがこのバンド。山形までライブを見に行くほどでした。
ヘヴィロック+シンセ+キャッチーな歌メロ+男女ツインボーカル+アニソン要素という
ここまで私が好きなもの全てを足したバンドがこの世に存在したということに驚きです。
2015年こそはぜひメジャーデビューを期待したいです。






(おまけ)
・最優秀迷言賞
黒崎真音
 
干したスルメイカをミイラと表現してしまうセンスが素晴らしい!
これはお笑い芸人顔負けですよ、いつの間にこんなに面白いネタを仕込めるようになったんだ!?
イカが大好きだというその姿を見て、さらに真音ちゃんが好きになってしまいましたね。
以上をもちまして、2014年の私的音楽総評を終わりたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。