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2015年1月18日日曜日

[CDレビュー]  水樹奈々「エデン」


水樹奈々「 エデン」
(2015/1/14)

1. エデン
2. No Limit
3. 終末のラブソング
4. Necessary 




水樹奈々の通算31枚目のニューシングル。
まず表題曲「エデン」は、藍坊主の藤森真一さんが作曲を担当し、
さらに編曲はElements Gardenの藤間仁さんが手がけるという異色コラボが実現。
今までのシングルA面曲とは一味違う曲になっています。
歌謡曲テイストのバンドサウンドという点では、らしさが出た曲となっていますが、
今作はドラムがいつも以上にしっかりと響いている。その上に乗るピアノの切なげな旋律も良い。
これまでのエレガメンバーの作曲&編曲によるシングル曲は
吹き抜ける風のような疾走感を持った曲が多かったのに対して、
今作は降り注ぐ雨のようにジワジワと心に沁み込んでくる曲だと感じました。
優雅かつ華麗なラブソング。自作の歌詞と歌唱も心に響きます。

2曲目「No Limit」は、デジタルサウンドにストリングスを取り入れた
疾走感のあるポップナンバー。こちらの方が従来のシングルA面曲っぽい。
アニメ「DOG DAYS''」のオープニング曲にもかかわらずこれがC/W曲扱いだとは・・・
そう思わせてしまうほどの名曲。前向きな歌詞にも元気をもらえます。

3曲目「終末のラブソング」は藤間仁さん編曲の王道エレガサウンドによる
歌謡ハードポップナンバー。変わらない良さがある名曲です。

4曲目「Necessary」はストリングスを取り入れたバラード曲。
個人的にはサビメロが印象に残りにくかったかな・・・

今作はもはやシングルではなく、ミニアルバム級の充実度だといえるでしょう。
4者4様の魅力が詰まっている。特に表題曲「エデン」に関しては
進化形歌謡ロックとでも形容されるべきな、素晴らしい曲が誕生したと感じました。
4月には早くも次のニューシングルのリリースが決定。2015年も奈々様からは目が離せないです。







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