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2018年3月11日日曜日

[CDアルバムレビュー]  angela「Beyond」


angela「 Beyond【初回限定生産盤】」
(2017/12/20)

1. 僕は僕であって  [公式PV]
2. 全力☆Summer!  [公式PV]
3. Dream on
4. Prologue -君の向こう側-
5. 語り継がれしもの
6. あの夏空
7. SEVEN STORIES
8. Beautiful day
9. 道しるべ
10. Calling you
11. LOVE★CIRCUS
12. お前を傷つける奴にここでサヨナラを (Bonus Track)
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




angelaの通算9枚目のオリジナルアルバム。
デビュー15周年を迎えたアニソン系アーティストの代表格的存在が今作でも本領発揮。
まず1曲目「僕は僕であって」はfripSideとの豪華コラボ曲。
サウンドはangelaベースでありながらも要所で加わるデジタルアレンジと
南條愛乃さんのコーラスが楽曲をより色鮮やかにしている。さすがの名曲。
2曲目「全力☆Summer!」はアホガール主題歌となった先行シングル曲。
ラテンテイストのサウンドとお気楽な歌詞に加えて、曲後半では盆踊りが
入ってきたりもする面白い曲だが、サビメロが淡白な気がしてしまった。
3曲目「Dream on」は夢を追いかけることを歌った歌詞のメッセージが
ブラスバンドや荘厳なコーラスなどが加わったドラマチックな編曲と共に響く、
これぞ今作におけるangelaのアッパーチューンの魅力を代表する曲。
4曲目「Prologue -君の向こう側-」は曲前半の壮大なバラード調から
弦楽器アレンジと共に中盤で一気に加速していく編曲に展開美を感じられる。
5曲目「語り継がれしもの」はクサメロ全開のバラード曲でスケール感抜群、
文句無しのキラーチューン。サビ部分におけるボーカルのatsukoさんの
ビブラートの効いた歌唱もエモーショナルでこれぞangela節と言いたくなる。
6曲目「あの夏空」は和楽器の音色が心地良いバラード曲。郷愁を感じさせる。

7曲目「SEVEN STORIES」は3曲目と同系統のアップテンポ曲でこちらも盛り上がる。
8曲目「Beautiful day」はバッキバキのEDMサウンド。こういう曲を歌っても
様になるあたりがあらためてスゴいなと思う。fripSideよりもGARNiDELIAに近いか?
9曲目「道しるべ」はウェディングソングみたいなアレンジの
ミドルテンポ曲で歌詞的にも結婚式を意識して作ったに違いない。
10曲目「calling you」は深遠な雰囲気漂うテクノ系のミドルバラード。
ボーカルにエフェクトがかかるところまでもが神秘的に感じられる。
11曲目「LOVE★CIRCUS」はまるで舞踏会で流れる音楽みたいなジャズテイストの曲。
ボーナストラックの12曲目「お前を傷つける奴にここでサヨナラを」は
事務所の後輩バンド(という設定)のドメスティック・ラヴバンドの楽曲。
今作のこれまでの曲以上にロックなサウンドと熱い歌詞で直球勝負な曲で
なぜこれがシークレットトラック扱いなのかと思えるほどの名曲。

当ブログ管理人がアニソン系アーティストにハマッた原点はangelaと水樹奈々だった。
友人からのおすすめをもらったことがきっかけで聴いてみた歌手が
この2組だったからこそアニソン系を好きになったんだなとあらためて感じた。
J-POPをベースにしながらも一段レベルが高いと感じられるドラマチックな編曲に
様々なジャンルの音楽を取り入れた多彩な曲調、そして高い歌唱力を有していて
声質的にも個性と魅力を感じられるatsukoさんのボーカルと、
まさにアニソン系を好きになった理由が全部詰まってる。
これほどまでに高い音楽性を有しているのだから、今やベテランとなった
現時点においてももっと聴く人が多くてもいいはずなのにと思う。
アルバムセールスの方も前アルバムが自己最高のオリコン4位だったにもかかわらず
今作はまさかのオリコン31位、さすがにここまで一気に急降下してしまうと
今後の活動は大丈夫なのかと心配になってくるレベルなので、
どうかレコード会社のお偉いさんからさよなら蒼き日々よと通告されないことを
願ってますよ。今こそ再評価されてもいいはずだと思える作品でした。







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