2014年にメジャーデビューを果たした4人組ガールズメタルバンドが歌う、 魂のこもったメッセージソング。「♪屈辱を焼き払え」「♪逆襲の炎」などといった 歌詞のフレーズの数々は、まさに心の奥底に積もったやるせなさや怒りや悲しみといった 痛々しいまでの心の叫び。それをメタルファイヤーで焼き払えとばかりに 迫力抜群のサウンドと共に魂をぶつけた曲。こんな曲にはそりゃ激しく心を揺さぶられる。 ギター&作曲担当のSakiさんが好きだという聖飢魔Ⅱの影響を受けているに違いないと 思えてくる曲でもあるが、ボーカルのEYEさんの歌唱はやはりこのバンドならではの魅力。 その歌いっぷりも炎のよう。完全燃焼系女子。こんなバンドにこそどうか躍進を果たしてもらって、 ナヨナヨしたバンドがやたら持ち上げられる今のバンドシーンにカウンターを入れて欲しい。 ガールズメタルバンドではAldiousが割と賛否両論なのに対してMary's Bloodは 絶賛だらけというイメージがあるほど、メタル好きには評価が高いバンドであるにもかかわらず 一般層の音楽好きやバンド好きの皆さんにはほとんど知名度がない現状を残念に思う。 今年4月にはメジャー4thアルバム「Revenant」のリリースもめでたく決定したものの、 所属レコード会社がこれでメジャー3社目ってのはいったいどうなってるんだと。 こういったところがつくづく不遇なバンドだなと思ってしまうんですよね・・・ [収録作品] ・FATE
ブログトップ
2018年3月20日火曜日
Mary’s Blood「Counter Strike」 (2016/10/26)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
4 件のコメント:
覚えていらっしゃるかは分かりませんが、お久しぶりです。
拝見しているのですが、私の音楽趣味が守備範囲が狭い故に……お許し下さい。
さて、Aldiousと比べて~の下りはHR/HMリスナーとしても同感ですね。ただ、こう言っては何ですがメタルファンに評価されるというのは、イコール一般的には売れないということなので……(笑)
そういう意味ではこのバンドがあまりセールス的に上手くいかないのも納得かもしれません。
コメントありがとうございます。全然覚えてましたよ。
Mary’s Bloodは歌メロの良さという点では十分に良いと感じられるので、
そういうバンドの曲はより多くの人に受け入れられる可能性があると思ってるんですけどね。
SHOW-YAの限界LOVERSってどうやって売れたんだろうと思ってしまいます…
覚えていて頂けたようで嬉しい限りです。
SHOW-YAは時代が時代ですしね……当時SHOW-YAが受け入れられたのは嗜好される音楽が今と当時で違うのが大きいと思います。
今日におけるHR/HMは以前ほど酷く悪印象のあるダサいジャンルという訳ではなくなりましたが、かといって幅広く人気のあるジャンルに再帰した訳でもないので、BABYMETALみたいなキャッチーな突然変異でもないとヒットはなかなか難しい気がしますね…。
日本のHR/HMバンドは陰陽座みたいなポジション(外の世界に打って出るより支持者を手堅く囲い込めるバンド)になるのが理想的だと個人的には思ってます(苦笑)
流行は巡り巡って戻ってくることもあるはずなので、またSHOW-YAみたいなバンドが日の目を見る時代が来て欲しいです。
陰陽座の甲賀忍法帖は外の世界にもそれなりに知名度のある曲だと思います。学生時代の友人の多くも知ってましたし、やっぱりそういう曲があるのは大きいですね。
コメントを投稿