5月19日(土曜日)大阪・難波Meleで開催された「ジュリアナの祟り 思い出の地巡り 3周年3円あげちゃうバブリーワンマンツアー! その男、散財につき ~東名阪編~」に行ってきました。 先日のGOLD RUSHガールズ編(記事はこちら)で初出場初優勝を果たしチケットをもらった、 ビートたけしさん命名のバブリー系トランスpoprockバンドの 無料を通り越してお金をあげるという出血大サービスのワンマンライブ。 ちなみにバンド名の方はかつては亜tra鵺Wolf-RayetStars (アヤトラウルフライエスターズ)という名前だったそうだが、 2015年3月12日にBSフジ「たけしの等々力ベース」の番組内企画に 出演した時に「ジュリアナの崇り」に改名してもらったとのこと。 これは良いバンド名をつけてもらったと思いますよ。こちらのインタビュー記事によると 名前をキン○マバンドとかにされるかもと心配したという話には笑ってしまいましたが。 当初は開演時間18時半の予定が、実際に始まったのは19時15分頃。 てかライブ開始前にメンバーが物販に登場して特典会をやってる・・? 普通はライブ終了後にやるものだと思いつつも無料だしそういう形のライブなんですね。 これが有料なら早くライブ始めてくれやと言いたくなったところでしたが。 ようやくライブ開始となり、公演時間は無料ということで1時間前後なのかなと思いきや まさか2時間半もやってくれるとは予想してなかった。なんてバブリーなんだ!! まず前半はバンドセットで計15曲ほどはやってくれたと思います。 こちらの方は全体的にトランス色は薄め、さしずめ歌謡ロックバンドといった感じで 紅一点ボーカルで神主で中臣鎌足の子孫の蕪木蓮さんの歌声が美しく響く。 楽曲の方も和風アレンジが光る「SAQRA」は試聴で期待した通りに良かったし、 さらにはジャジーな曲や聴かせるバラード曲などもやってくれて 前回のGOLD RUSHでは聴けなかったワンマンならではの曲の魅力を感じられた。 もちろんその一方でアップテンポ曲ではパフォーマーの2人の 振り付けに合わせて、一緒に踊って盛り上がれる曲も数多くやってくれました。 横向きになって右手を前に突き出しながらヘドバンする「歌舞伎ヘドバン」や 両手を前に出して幽霊のポーズをしながらヘドバンする「祟りヘドバン」 といったオリジナルのダンスを一緒にやって盛り上がれて楽しかった。 最初のMCではPsycho le Cemuと対バンした話などが出たことから このバンドはヴィジュアル系になるのか?それっぽい感じはするけどと思ったが その次のMCでロックの定義は何かといった話になった時に ドラム&リーダーの江夏亜祐さんが、ポップロックが好きで サザンオールスターズが好きだという話をしたのには、なるほどなと思った。 確かにサザンの影響を受けてそうな音楽だ。ミドルテンポ曲やバラード曲に加えて マンピーのG☆SPOTみたいな曲も好きそうだなと思ってしまった。 そしてバンドセットでのライブが終わり、衣装チェンジということでメンバーが一旦退場。 待ち時間の間はフロアの左側に設置されたスクリーンに特典映像が流れる。 そして後半は現代版ジュリアナ東京の名にふさわしい、ダンスセットのライブが開幕。 まずはメンバー5人中2人が先にステージに登場。リーダーの江夏さんは まさかの阪神タイガースのユニフォームを着て登場。さらにベースの矢島銀太郎さんは タイガーマスクをかぶりタイガースハッピを着て登場。これぞ関西での ライブならではの衣装ということで両方のファンとして嬉しくなりましたね! そして江夏さんが後ろを振り向くと背番号28が。かつての大エースの江夏豊さんのユニだ。 何やら旧バンド名は亜tra鵺(アヤトラ)だったとこからトラには縁があるということで 阪神が優勝した年にCSを勝ち上がった試合を見に行ったこともあるなどと話してましたが これは間違いですね、おそらくCSで巨人を4タテして日本シリーズ進出を決めた 2014年の話をしたのでしょうがその年リーグ優勝はしてないんですよ・・・ その後には残りのメンバー3人も次々と登場。ダンクさんはグリコの看板の衣装で、 そしてネルさんは全身金ピカのタイツを着て顔も金色に塗っていて何なんだと思いきや ビリケンのつもりだったらしい。最後に蕪木蓮さんは食いだおれ人形の衣装を着て登場。 まさに大阪でのライブならではのコスプレ。見た目からして華やかで盛り上がる。 そして待ったましたのノリノリのトランスナンバーを計5曲ほど立て続けに披露。 バンドセットの曲もいいけどやっぱりのこのド派手な電子音鳴り響くデジロック系楽曲こそが 最高としか言いようがない。ドラムの江夏さんがボーカルをとる曲が多いのも特徴で、 今回は「SNSメッセンジャー」が聴けたのが一番嬉しかったし盛り上がれた。 イントロからしてもう100点満点。でも欲を言えばこの曲だけは江夏豊ユニから着替えて 阪神の現エースのメッセンジャー投手のユニフォームを着てくれてたら120点でしたね。 それ以外の曲でも「パンティーナイト」ではパンツを振り回しながら踊ったり 「ドル!ユーロ!ポンド!ペソ!ウォン!円!元!バブリー!」というおなじみのコールを やったりと思いっきり盛り上がることができて楽しかった。 アンコールでは初期の頃の大阪のライブでよくやっていた曲を久しぶりに歌った後 ラストナンバーで待ってましたの「バブリー革命~ばんばんバブル」が。 ジュリ扇を振りながらみんなで踊った後に、今回も曲の終盤で観客達が交代で 最前列に移動してヘドバン、それをピコピコハンマーで叩くメンバー、 そして最後には観客のほとんどが最前列で肩を組んでヘドバンするといった まさに熱狂のライブステージをもってこの日の幕を閉じてくれました。 終わってみれば最高のライブでした。これが無料なんて本当にいいの?と思えてくる。 先月には赤坂BLITZでのワンマンライブをソールドアウトさせたことからも 少なくとも関東圏では確実に人気が上がってきているのが分かるバンドだけに ぜひブレイクして欲しいところだが、そのために一つ気がかりに思ったのは Gacharic Spin同様にジャンルとしてどこにいるのかという問題。 これまでの対バン相手はV系バンドにガールズ系バンドにアイドルと多彩で この日のライブのファン層も若い女性からおじさま方まで幅広いだけに こういうバンドこそジャンルとかロックの定義とか関係なく評価してくれる 音楽メディアが多く現れて欲しいし、音楽フェスにも呼ばれて欲しい。 最近はライブに家族連れの客も増えていて、初めての子供でも楽しめるような ライブをやっているといったインタビュー記事を見つけた時は これまたGacharic Spinと同じことを言ってるなぁと思ってしまったが その心意気は素晴らしいと思う。とりあえず今度ぜひGacharic Spinと対バンして欲しい。 さらにはベッド・インとも・・・やっぱり華やかなバンドが大好きだ。 バブリー革命以外の曲も早くCD化して欲しいですね。この前の計3日間の対バンの動員数が 200人以上を達成すればアルバムを出すという話はどうなったのでしょうか? 例え達成できなかったとしてももうそんなの関係なくアルバム出して欲しいですよ。
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2018年5月23日水曜日
[ライブレポ] ジュリアナの祟り 思い出の地巡り 3周年3円あげちゃうバブリーワンマンツアー! その男、散財につき ~東名阪編~
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