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2015年1月13日火曜日

「J-POPのガラパゴス化」の何が悪いのだろうか?

最近たまに目にするキーワードである「J-POPのガラパゴス化」について、思ったことを書いてみました。

J-POPの身近なところを軸に音楽を作っているアーティストといえば、
アニソン系アーティストやニコニコ動画出身の人たちには特に多いような気がします。
fripSideは小室哲哉さんを尊敬しつつも、
メロディに歌謡曲的な哀愁を加えたとなどといったことを公言してましたし、
水樹奈々、GARNiDELiAなどは従来のJ-POPにドラマチックな展開などを加えた、
今までになかったような日本独自の進化系音楽を歌っていると言えますね。
これこそが熱くて最高に素晴らしい日本の音楽だと思います。こういう音楽は大好きです。

以前に水樹奈々さんのアルバムに対して、洋楽の影響が感じられずJ-POPを純粋培養させたような
内向的な音楽だと否定的に批評していた人を見たことがあるのですが、それの何が悪いの?と思ってしまいます。
そういうことを言う人はJ-POPをどこか見下してるように感じてしまうんですよね。
洋楽の影響を受けずとも名曲はいくらでも作れると思います。
以前にKANA-BOONが雑誌のインタビューで、
「音楽はアジカンしか聴いていない」などと言っていたのに対して、
こんなバンドが出てきてしまったのが恐ろしいなどと言ってた人を見たことがありましたが、
私的にはそれを聞いてむしろKANA-BOONへの好感度が上がりましたよ。正直者で気取ってなくて良いなと。
アジカンしか聴かなくても「盛者必衰の理、お断り」レベルの名曲を作れるってのが音楽の面白いところですよね。
音楽性の幅に関しては、これからいろんな音楽を聴いていくことで広げていけばいいんですよ。
尊敬するアーティストには洋楽アーティストの名前を挙げなければいけないみたいな風潮には何となく違和感を感じてました。
別に日本の音楽が洋楽と比べて劣っているとは思わないですし。
もちろんBABYMETALのように世界で日本の歌手が活躍してくれればそれはそれで嬉しいですが、
仮に世界的に売れなかったとしてもそれが音楽的に下だということにはならないでしょう。
言葉の問題(英語じゃないこと)が大きいと聞きますし・・・あと売り方の問題もあるでしょう。

私も同じくJ-POPを聴いて育った者なので、ここまで名前を挙げたようなアーティストには親しみを感じてしまいます。
元々、洋楽テイストの曲よりも歌謡曲テイストの曲の方が好きになることが多かったからこそ、
アニソン系アーティストやニコ動出身アーティストのポップスやロックにハマったのかなぁなんて思ったり・・・
とは言っても黒崎真音さんのように海外のゴシックメタルの影響を受けた歌手などがいたりするのも、これまたアニソン系歌手の面白いところですが。
たとえ音楽通の皆さんからは支持されなかったとしても、J-POP育ちのアーティスト達にもどうか頑張って欲しいですね。


(参考記事)
歌姫ピラミッド【2014年版 後編】 
http://hawaiibem.blog.fc2.com/blog-entry-417.html



16 件のコメント:

Systematic Chaos さんのコメント...

mk様 

お世話になっております。
私的名盤紹介のSystematic Chaosと申します。

話題となっているKana-Boonの音楽についてはきちんと聴いたことが無いため詳しくは知りませんが、水樹奈々さんの音楽に限って言えば、自分の印象としては構造的にはかなり洋楽からの影響が大きい訳で、

例えばHR/HMの中でもパワーメタル、
曲によってはTower Of PowerやEWFのようなファンク~フュージョン、Donna Summerのようなディスコ、スウィングジャズ、或いはボサノヴァや、80年代後半から90年代のR&B、Led Zeppelinのようなハードロックなど、トラックには様々な洋楽からの構造的引用、影響が見て取れます。

勿論、彼女の声のキャラクターや特徴的なビブラート、メジャーキーの楽曲にマイナーのメロディを乗せていく部分は歌謡的ともいえますが、それは同じく黒人のブルース的であるとも言えます。

つまり言い換えれば、
たとえ一つのアーティストしか聴かずに音楽を作っている場合にも、(おそらくKanaboonの場合も、Bump以外にも様々な音楽を聴いているはずですが、実際に強く影響を受けたのがBumpと言う意味で言っているのでしょうが)
その背後には数多くの音楽の影響を受けている状態とならざるを得ない訳で、
さらに言えば、「洋楽に影響を受けているか受けていないか」は音楽の内容の良し悪しとは無関係であるということです。

しかも、その音楽の優劣は個人的な主観に依存するため、その各人の位置する「界隈」「ジャンル」の層の中で相対的に評価が定まっていく、という事に過ぎません。

という事は、「パクリ」や「オマージュ」それ自体が悪いわけでもなければ、
その音楽に「音楽的に新しいメソッドやコンセプト」が存在する「必要」はない、と考えます。

そして、僕の本音として言いたいのは、
mk様のおっしゃる所の「洋楽の影響が感じられずJ-POPを純粋培養させたような
内向的な音楽」が云々、とこぼすようなタイプの人は、その音楽の構造を分解してしっかりと見ていない人が多いような気がします。

音楽なんて趣味で聴くものであるわけですから、どうとでも好きなように批評すればよいと思いますが、発言する際には、そのアーティストのファンがどう受け取るかということを最低限考慮した上で、発言するのが、僕は大人の態度だと思います。

この発言は、
日本人の拝外主義(これはともすれば転回し、「排外」主義に陥りかねない)を象徴しているともいえるし、それに加えて、インターネットが十分に普及してきた現代において、
洋楽邦楽で音楽の区別を付けて語ることの時代的、文化的限界を示唆している、と言わざるを得ないと思います。

言語の違いは、当然音楽にリズム的、旋律的影響を多くもたらし、必ずしもこれは当てはまらない論理ではありますが、

もうそろそろ、「戦後」の思想から離れた方が良い時期に、来ているのかもしれないと思います。

現在の、日本に限らず、世界中のポピュラーミュージックに均一化が生じてきているように見受けられることは確かで、
その均一化の元になっているのは、紛れもなくアメリカ(と一部イギリス)の音楽で、
さらにその源流にあるのは、ジャズやR&B、
ロック、ニューミュージック以降の日本のポップス等に関して言えば、
平均律成立前後の、後期バロック(つまりはバッハの時代です)からのクラシック音楽と、アメリカへと奴隷として運ばれた黒人たちの音楽であろうと思います。

このことは重く受け止めなければならない点でもあります。このメインストリームの中で、ロックやポップスが何を出来るか?
均一化の過程の中で、抑圧されてきたものがあるのではないかという近代批判的な文脈
(現代音楽、フリージャズ、ノイズ、インダストリアルなど)を含め、
そういった視点で、「内向的」な音楽を批判する、という言説であれば、僕は納得ができるのですが。

そして、現在のデジタル・レコーディングの技術が誕生してきた中で、技術の進歩によって人間の身体がコンピューターの創り出すリズムに合うように、よりジャストで揺れが少なくなる方向に動いているように感じるのも、僕としては気になる点です。
こういった技術革新、技術の共有の歴史も、
間違いなく音楽の地域差を小さくする原因となっています。

かなり大きく話がそれてしまった上に、
書きなぐっておりますので読みにくく大変申し訳ないのですが、

僕もmk様と同じように、
J-POPのガラパゴス化という側面もあるとは思っていますが、
日本の音楽だからどうであるとか、
アメリカだから、イギリスだから、
というステレオタイプな考えから脱却して、
自由に、新しい発想と丁寧な分析を持って、一つ一つの音楽を聴いていくのが良いのではないか、
と感じました。


proser さんのコメント...

管理人でない僕がこういったことを書くのもあれですが、ガラパゴス化した音楽が好きだから悪くないと思います、結構なことじゃないですか

ガラパゴス化してると海外のビッグネーム様方に認めていただけない?別に海外のビッグネーム様方に認めてもらうために音楽やってる方だけではないと思いますよ

音楽がただの趣向品になる、結構なことじゃありませんか。ある作り手を批判するのに他の作り手・ビッグネームの権威を借りる様になったらそれは趣向品ですらない対外的なファッションですからね

えむけー さんのコメント...

>匿名様
私なりに考えた上で書いた文章でしたが、伝わらなかったのであれば残念です。
単なる趣向品としての音楽も、芸術性を追求した音楽もどちらもあっていいと思います。
別に日本のアーティスト全員がガラパゴス化するなんていうのは有りえないことですし、J-POPの枠の中で頑張るアーティストがいてもいいのではないかと思ったので書いてみました。そのことをご理解頂ければ幸いです。

proser さんのコメント...

あなたがどれほどセンスがあり、音楽に対して深いお考えをお持ちかは存じませんが、もし自分のセンスと見識にご自信がおありでしたら「弱小ブログ」のコメント欄などではなく、ご自分のブログでやられては、もしくははじめられてはいかがでしょうか?

あなた様の素晴らしいセンスと見識を自慢する相手がこんな「弱小ブログ」の管理人では、プロボクサーが幼稚園児をいじめているようでみっともないですよ、幼稚園児相手にしか勝てないのならともかく

えむけー さんのコメント...

>Systematic Chaos様
こちらこそいつもお世話になってます。
水樹奈々さんに関しては私の中では歌謡曲がベースのアーティストだと思っていました。私に奈々さんの曲を紹介してくれた友人も、「深愛」などの80年代風な曲が特に好きだと言っていました。
でも確かに洋楽の影響も含めた音楽性の幅の広さはアニソン系アーティストの中でもトップクラスですね。パワーメタルといえば「ミュステリオン」などなど・・・

私の音楽的な知識はSystematic Chaosさんの足元にも及ばないだけに、今回のコメント欄での考察には非常に感心いたしました。
これには軒並み同意ですね。自由な新しい発想でいいと思います。丁寧な分析は私にはまだまだできないかもしれませんが・・・

proser さんのコメント...


>要は金を持ったリタイア世代の貯金を切り崩させているだけですよね?

要は、の根拠が不明です。仮にそうだとしてもデビューから今年で40年です、かつて若者だったリタイア世代がリタイア世代になってなお支持している、これが単なるリスナーの「怠惰」によって実現するのなら作品作りに携わる人間はさぞ楽かと思います。

私を弱小ブロガー扱いするのは構いません、中島みゆきが老人に好かれてると思っても構いません。

しかしそれゆに中島みゆき本人をバカにするような態度でガラパゴス化どうこうを語ろうとするならそれは「僕は日本の音楽が嫌いだからガラパゴス化はよくないと思います」という考察も理論も一切ない浅ましさの極みのような主張とみられますよ

proser さんのコメント...

>中島みゆきがどれほど新しいリスナーを獲得してますか?

まあいいとおっしゃいましたが、まず一つお答えすると最新アルバム「問題集」の発売とおなじ週に「singles 2000」が週間28位に入りました。12年も前のベストアルバムが、です。

そして私は20代であり、中島みゆきのアルバムを初めて聴いたのがわずか2年半前に過ぎない、ということもお答えしておきます。もちろんだから若いファンが多いなどという一般化はいたしませんが

私があなたについて気になっているのは中島みゆき個人をバカにしている(音楽的に評価しない、という人はいるでしょうね)ことは横に置いても、それを私をバカにする道具にしているところです

中島みゆきが好きだから私をバカにする、というのは「ビヨンセとか海外のビッグネームを好んでいる俺センスある」という裏返しに見えるわけです。要するにこの記事に対する批判自体がガラパゴス化の嘆きは本質ではなく「おれはお前と違ってセンスのあるすごいやつなんだぞ」というマウンティングにしか見えないことです。

あなたは邦楽のことなど何も嘆いてはいない、嘆いているのだったら「弱小ブログ」の記事をバカにすることに意味を見いだせないはずです

proser さんのコメント...

>ガラパゴス化が行き着く先に(少なくとも私には)未来がないと思える以上、それを賛成する意見を言うなら、せめて個人の好みを越えた何らかの未来を提示すべきでは?

まじめに返してくださいましたね、ありがとうございます。しかし私がさんざん挑発したここにきて(少なくとも私には)を付けられるのであれば、一番最初のコメントにはもう少し書きようがあったはずです

そして「個人の好みを越えた何らかの未来を提示」するような語り口を求めるのであれば中島みゆきは邦楽代表ではない、当然嫌いな人もいようとある程度の尊重されるべき存在ではあると思います。少なくとも中島みゆきが好きだからといってバカにする人が個人の好みを越えたどうこうを人に求めるべきではないと考えます

あなたの要求は難しいながらにある程度正しいと思います。しかし人に求める以上、自分が果たして同等のことを出来ているかどうか、というのを考えていただきたいです

バカにされて熱くなってしまい、少し中島みゆきを過度に賛美してると取られるような書き込みをしてしましまいした、不適切な表現があったことはお詫びします。

proser さんのコメント...

申し訳ありませんがさすがにもう寝ます。

私もヒートアップしすぎました。あなたとしてもこれ以上私と関わるのは本意でないのでしたら「逃げた」なんてことは間違ってもいいません、返信合戦に終わりはないので、返信はなさらなくて結構です。

私はあなたを説得できると思っていませんし、そしてあなたも私みたいな老害を説得できると思っていないでしょうから、キーボードを叩くより、好きな音楽を聴きましょう

Systematic Chaos さんのコメント...

Re: えむけー様

お世話になっております。
私的名盤紹介のSystematic Chaosdです。

私の無駄に長いコメントに丁寧に返信下さいましてありがとうございます。

「丁寧な分析」と申しますのは、
実際に楽譜を見たり採譜しながらコードやリズム、メロディを分析するという行為だけに留まらないと思います。

誤解を招くような表現をして申しわけありません。

例えば、「その音楽で踊れるかどうか?」
「どのアーティストと似ているか?」
「古臭く感じるか、新しく感じるか?」
「単純に、カッコいい、とかお洒落だと思うかどうか」「その曲を聴くとどんな思い出がよみがえってくるか」「その曲を聴いてどんな景色や色が思い浮かぶか」などを身体で「感じて」何度も聴いてみるというだけで、それは私の中では分析をする行為であると思っています。

ですので、えむけー様は既に一人の在野の分析家でもあると思うのです。

ともかく、大事なのは真摯な態度で一つ一つの音楽と向き合うことで、
その結果自分が評価した音楽が歴史的に評価されなかったとしても、それは貶されるべきことでも、バカにされるべきことでも断じてありません。(優れた音楽家にも駄作がまれに存在し、それは大抵その時代の一時的なトレンドに乗っただけで、曲のアレンジなどに作りこみ、こだわりがない場合に多いというように)

まあ要するに、人の音楽の好み、というのは、各人においてかなりパーソナルな情報や思想であるわけだから、それを直接その人と対峙して批判しようとする行為は、
それなりの個別的具体的根拠と論証が必要であるということだと思います。

無論、Twitterやブログで「センスがない」「海外では通じない」などと絶叫することは容易ですが、それを特定の人のパーソナルな領域に踏み込んで批判することには、
少なくとも私の場合には、
リアルの友人に対してしかできないくらいにナーバスな行為です。

えむけー様も僕もブログをやっているわけで、こういう心無い(心とは古典で言うところのこころであり、それは他者に対する「思いやり」と言う意味も含んでいます。)コメントをしてくる人は存在しますが、
気になさる必要はないと思います。

えむけー さんのコメント...

>proserさん
多数のコメントありがとうございます。
匿名による中傷書き込みに関しては本当はすぐ削除したかったところでしたが、proserさんが次々と書き込み続けている途中で一部を勝手に消すのもなんだかなと思ったので、ここまで様子を見ておりました。
「海外に認めてもらうために音楽やってる方だけではないと思いますよ」というのはその通りですね。黒崎真音さんはアニメソング歌手であることに誇りを持ってますとライブで言ってましたし、何を目指すかは人それぞれでいいと思います。

えむけー さんのコメント...

>Systematic Chaosさん
コメントありがとうございます。
>身体で「感じて」何度も聴いてみるというだけで、それは私の中では分析をする行為であると思っています。
なるほど、確かにそうですね。楽譜やコードなどの音楽的知識が無いと音楽分析を文章に書いてはいけないなどということは決してないと思います。
こう言ってしまうと音楽的知識が無い私が自己弁護をしてるみたいですが(汗)
少なくとも私は、ブログ初心者が頑張って書いた音楽感想を読むのも好きだったりしますので、ブログで音楽記事を書くことに対しての敷居が高くはならないで欲しくないですね。
>気になさる必要はないと思います。
その言葉は嬉しかったです。励みにもなりますね。ありがとうございました!

なっくる さんのコメント...

こんばんは。
まさに私が最近いろいろ考えているテーマだったので、取りとめない文章ですがちょっと書かせてください。

「J-POPのガラパゴス化」について、よく言われる弊害は、文化的な視点で、国内での音楽が発展しなくなってしまうということみたいですね。
J-POPが悪いというわけではなく、海外からの要素も取り込んでいかないと、日本国内だけで賄っていくには限界がある。
ガラパゴス化されることによって、音楽がつまらなくなっていくのは嫌だな、とは思います。
その論理が正しいのかどうかはよくわからないですが。

KANA-BOON、大好きです。
楽曲も好きですが、「アジカンしか聴いていない」なんて正直に話してしまう飾らないキャラも好感持てます。
J-POPを聴いて育った世代としては、自然なことだと思います。
「J-POPを純粋培養」させた楽曲を作るアーティストなのかもしれないですが、だからと言ってガラパゴス化の犯人のような扱いでアーティスト自身を批判するのはちょっと違いますよね。
じゃあ誰が悪いのか、と考えると、どちらかと言うと、ガラパゴス化された音楽を戦略的にプロデュースしていくレーベル側に問題があるかなと思います。
でも、それも音楽業界の不況を考えると仕方のないことなのかなと思ったり。
ビジネスとして音楽を扱う以上、海外の要素を取り入れていくような冒険をする余裕はなく、日本人に確実にヒットするガラパゴス化されたJ-POPを中心にリリースしていこう、という方針になるのは自然だと思います。
だから、「J-POPのガラパゴス化」は、誰が悪いというわけではなく、時代の流れとして自然な現象なのかな、と思いました。

でも、リスナー側としては、そんなこと関係ないんですよね。
サブコンに参加してみてよくわかったのですが、メジャーもインディーズもバンドもアイドルもロックもポップスもインストも分け隔てなく聴いていると、思わぬところで自分の好きな音楽に出会えたりするんですよね。
もちろん、ガラパゴス化されてる、されてないも関係なく。
ガラパゴス化の傾向はよくないことだ、と理論的には仮にわかっていたとしても、水樹奈々でもKANA-BOONでも良い曲は良いですからね。
リスナーは自分の好きな音楽を好きなように聴けばいいし、音楽ブログでも個人が趣味でやっているんだからその人らしく自由に書けばいいと思います。
当たり前のことですけどね。
えむけーさんのブログは、他の音楽ブログではあまり取り上げられていないアーティストの名前がいろいろ出てきておもしろいなと思っています。
これからも楽しみにしています。

えむけー さんのコメント...

>なっくるさん
初コメントありがとうございます。
>ガラパゴス化された音楽を戦略的にプロデュースしていくレーベル側に問題があるかなと思います
これに関しては言うほどそういうレーベルばかりでもないような気もします。
後でこれ記事に書いておけば良かったなと自分でも思ったのは、むしろ90年代より今の方が音楽は多様化している、言うほどガラバコス化された音楽ばかりでもないのではと思ってたんですよね。
自分の好みとは違いますが、メジャーレーベルにおいても赤い公園やゲスの極み乙女などといった、洋楽を含めた様々な音楽の影響を受けたと思われる、通好みなバンドが大々的に売り出されていたりもしますし。
私は日本の音楽の将来に関して悲観的な目で見たことは近年はほとんど無いんですよね。サブコンに参加していても感じたのは、今でも新しい形の音楽は現在進行形で次々と生まれていってるなと・・・

>えむけーさんのブログは、他の音楽ブログではあまり取り上げられていないアーティストの名前がいろいろ出てきておもしろいなと思っています。
それを面白いと言っていただけるのは本当にありがたいです。
実はこの記事を書く際にも、最もガラパゴス化しているのは当ブログでした~というオチで終わろうかなと一瞬思ったのですが、スベりそうだったのでやめました。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。なっくるさんのブログも楽しみに見させて頂きます。

アニソン鹿 さんのコメント...

私のブログこそが、ガラパゴスのさらに辺境ではないかとw
しょこたんは、アニソンは世界をつなぐ! と言っているのですけどねw

ガラパゴス化に弊害があるとしても、リスナーの立場として何ができるのかと考えると、難しい問題だと思います。
一般の人は、私たちより音楽を聴くことに執着がない人のほうが多いので、一般の人にはレーベルが分かりやすく提示してくれる音楽しか聞かれないのが、現在の日本の音楽業界の問題点かもしれません。

えむけー さんのコメント...

>アニソン鹿さん
アニソンを中心に音楽を取り上げているブログは、私が知っているだけでも他にいくつもありますよ。
proserさんのブログ「アニメと漫画と音楽と」もそうですね。なので全然ガラパゴスの辺境なんてことはないと思います。
むしろ嬢メタルをたくさん取り上げているブログの方がガラパゴスだと思えてきます・・・Aldiousとかなぜもっと聴かれないのか。

>一般の人にはレーベルが分かりやすく提示してくれる音楽しか聞かれないのが、現在の日本の音楽業界の問題点
これは関しては今も昔もそんなに変わらないと思いますけどね。
ただネットが普及したことで音楽好きな人は自分の好きな音楽をよりとことん追い求めやすくなったなった分、
一般人とネットの音楽オタクとの間の趣味嗜好や考え方がどんどん離れて行ってるのかなぁなんて思ったり・・・
まぁ上のコメント欄にも書いた通り、むしろ今の方が多様な音楽に溢れていると思うので弊害などは特に感じてないですけどね。