数年前までは月2本ペースで、漫才の投稿サイトにネタを送っていたほどのお笑い好きである私が 久々に漫才番組の感想をブログに書いてみました。こんな記事を書くのはおそらく5年ぶりぐらいか・・・? [Aグループ] ・2丁拳銃 お金持ちになったらどんな生活がしたいかというネタ。 やっぱり会場の空気が暖まっていないトップバッターは不利だなぁと実感。 後で見返してみたら、今回12組の中ではむしろ上位に入るぐらいの完成度だったと思いますよ。 「エビでガッサー」に対して「エビでガード」という切り返しなどはもっと笑いが起きてもいいはずだし、 うまくいけば子供たちがマネしそうなのに・・・つくづく運に恵まれないコンビだなぁと思ってしまいました。 ・エレファントジョン ダイエットについてのネタだったのがいつの間にか脱線してしまい、 気が付いたらガッテン森枝さんのワンマンショーになってた(笑) 彼からは面白オーラというのが出てるんですよね。前コンビのアメデオの頃からそれを感じてました。 ・アキナ 野球部を辞めたいという部員を説得するネタ。最初に野球というフレーズが出た時点から ボールとれへん、とれへん、とれたーってやるかなと期待してしまったのですが(笑) さすがにキングオブコントからは引っ張ってこなかったか・・・ しかしそれに頼らなくてもいいぐらいのネタでしたね。 山名さんのとぼけたキャラがいい味出してる。ワンフレーズで確実に仕留めるところが良い。 ・磁石 ラジオのパーソナリティーネタ。Aブロックで、それどころか全12組の中で一番笑いました。 ボケを次から次へと積み重ねていく、私の中での理想の漫才。 むしろボケの才能があり余り過ぎて逆に損してるんじゃないかとすら思うぐらい。 「心の友と書いて、西友」とかすごく面白いのになぜ多くのお客さんはそれをスルーしてるの!?と。 それに加えて、音楽ネタにはやはり笑いのセンサーが強く反応してしまうのです。 「こぶいろクローバーZ」「木村カエラコエラ」って! むしろこっちの方が聴きたい。 [Bグループ] ・トレンディエンジェル 人気を得るにはどうすればいいかというネタ。 ハゲなのに抜群に明るい。(頭だけでなく) ハゲのネガティブなイメージを吹き飛ばす面白さ。 Bグループでは一番笑ったので決勝進出は順当でしたね。 ・馬鹿よ貴方は カレー屋さんのネタ。サブカルってこういうのを言うんだなと最近分かってきました。 中盤以降は面白くなってきただけに、序盤のやりとりがもったいなく感じてしまいましたね。 あと最後に1発ギャグをすると言って結局やらないというやりとりもいらなかった。 それでもインパクトは十分に残せたと思います。こんなコンビもいたんだなと。 ・囲碁将棋 銭湯のネタでしたが・・・ちょっとこれはどう書いても酷評にしかならないです。 今ネットで囲碁将棋のことを検索したら、確実に関連検索ワードで「囲碁将棋 肛門」って出てくるでしょうね! ドン引き、ガッカリという感想に尽きる。まぁついこの前ブログに日出郎さんの「燃えろバルセロナ」の動画を載せた人が言えたセリフじゃないかもしれませんが・・・ ・学天即 将来の夢についてのネタ。彼らは毎回しっかりとした漫才を作っているにもかかわらず、 やっぱり何かが足りないなぁという印象を持ってしまう。 ボケのキャラが立っているようで立ってないのかなぁと・・・ツッコミはいいと思うので。 まぁそれでも1つ前のコンビよりは全然良かったですよ。 [Cグループ] ・和牛 漫才の最初の挨拶についてのことだけ最後まで引っ張るという、完全な内輪ネタ。 元々こういう内輪ノリが好みでは無いというのもあるのですが、 それにしてもひたすら理屈っぽい、クドいという印象しか残らずでした。他のネタが見たかったです。 ・博多華丸・大吉 ユーチューバ―になりたいというネタ。つくづく彼らは面白い空気を作るのが上手いなと。 ちなみに明太子を作るドラマに出るというのは本当なのかネタなのかどっちなのでしょうか? そこに反応してしまった。明太子大好きですからね。 あと、今はYoutubeって小学生が見るものなのか・・?そこにも引っかかってしまったのは私だけでしょうか? ・ダイアン 警官からの職務質問ネタ。「歯多い」は印象に残ったんですけどね。 彼らのような地味系タイプはもっとボケを次から次へとたたみかけていかないと、賞レースという大舞台では厳しい気が。 ・三拍子 クイズネタでありながらもこれほどまでに抜群の勢いを感じるネタを見たのは久しぶり。まさに松岡修造のごとく熱いネタでした。 彼らがストレートで本選に行けないなんておかしいとしか思えない。それぐらいに爆笑させて頂きました。 かつてオンバトで活躍していたコンビには肩入れしてしまうというのもあるのですが、それを差し置いても良かったです。 [決勝] ・アキナ 雪山での遭難ネタ。1本目の構成を踏襲しながらもさらにアレンジして進化させているなと感じました。 私的には彼らに優勝して欲しかったです。かつては関西で、やかせてソーセージという冠番組も持っていたほどの期待の若手だったのに。 ・トレンディエンジェル 歌がうまくなるにはどうすればいいかというネタ。 出だしの時点から機転を利かせて、ゲイですとアドリブで言ってしまうあたり、 あぁやっぱ彼らは決してハゲキャラだけじゃない確固たる実力があると、あらためて実感。 ただ優勝を狙うかとなると、もう少しセリフの中身を詰めた方がいい気が。 ・博多華丸・大吉 酒、上司との飲み会などといった、現実めいていてなおかつ加齢臭が漂ってきそうなネタは 個人的には好みではないなぁと思ってしまいました・・・実年齢よりもさらに10歳ぐらい上のコンビのネタに見えてしまう。 実力は申し分無いのですが、この会場にいるのが場違いというか、どう見ても「笑点」の方が合っているというか。 優勝は博多華丸・大吉。これだけ売れても漫才という舞台にこだわり続けた結果の優勝でしょうね。その意気込みは素晴らしいと思います。 しかしやっぱり既に十分売れているコンビなだけに、若手の発掘という意味では他のコンビに優勝して欲しかったという気持ちも。 あと、関西の若手勢は近年低迷してるなぁとあらためて感じてしまいました。 厳しい言い方で申し訳ないですが、学天即が予選の1位になるようでは・・本戦には行けたとしても1位レベルだとは思えない。 そう考えると、近所のお祭りにスーパーマラドーナ・銀シャリという、 実力派でなおかつ個人的にも好きなコンビが立て続けに来てくれたのは、すごく恵まれてたんだなと。(記事はこちら) この2組はなんで今回の決勝に出てないの?と思ってしまいました。 以上です。こんな駄文に付き合っていただき、ありがとうございました。
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2014年12月15日月曜日
[日記] THE MANZAI 2014の感想
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