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2014年12月8日月曜日

[CDレビュー]  LACCO TOWER「狂想演奏家」


LACCO TOWER「 狂想演奏家」
(2014/7/2)

1. 狂想序曲
2. 蕾
3. 恋人
4. 奇妙奇天烈摩訶不思議
5. 杏子
6. 橙
7. 新世界
8. 青年
9. 少女
10. 組絵
お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10)




LACCO TOWERの4thフルアルバム。
今年で結成13年目を迎える、5人組中堅バンドの作品です。

まず1曲目「狂想序曲」は約3分のインスト曲。
インストながらもがっつりとバンドサウンドを鳴らしているので単体でも聴ける。
2曲目「蕾」は、ピアノの旋律と歌謡曲風味のメロディに哀愁を感じられるロックナンバー。
ボーカルの松川ケイスケさんの歌唱も良い。サビでのシャウトは迫力がある。
さすが今作のリードトラックとなっただけあって名曲です。
3曲目「恋人」は前曲以上に歌謡曲色の強い失恋ソング。
歌唱の方も緩急がついていて良い。ラストの「♪さよなら恋人」のリフレインには
胸を締めつけられるほどのを切なさを感じさせてくれます。
4曲目「奇妙奇天烈摩訶不思議」は、パンキッシュな曲ながらも
サビはダンサブルでノリがいい。ライブで間違いなく盛り上がりそう。
5曲目「杏子」は王道歌謡ロック。メロコア風なサビは疾走感がある。
どこか切なげながらもそれでいて迫力抜群なのが見事です。

6曲目「橙」はこれまでの曲よりテンポを落とし、なおかつ女性目線で歌った失恋ソング。
「♪あなたが好きなあの娘の事 恨みぬくことにしました」
ここまで負の感情を包み隠さず歌うのかと・・・これはインパクトがある。
7曲目「新世界」は、これまでの曲とはうってかわって、
目の前に広がる希望の世界に向けて走り出すかのようなワンシーンが浮かぶ名曲。
サビのコーラスワークにはスケール感を感じさせてくれる。
これがシングル曲じゃない、さらにはタイアップも無いとはもったいない。
8曲目「青年」も素晴らしい。若さ溢れる歌詞には未来への希望が詰まっている。
これまたシングル曲でもなくタイアップもないのが信じられないぐらいの名曲。
9曲目「少女」は電子音を取り入れたデジロックナンバー。
少女Aという歌詞からは中森明菜さんの曲を連想させられてしまいますが、
それに加えてメロディの方もどことなく昭和歌謡を彷彿させる。いい味出してます。
10曲目「組絵」はラストを飾るバラード曲。ここまでの曲で辛い気持ちは全て吐き出したから、
あとはもう笑うだけだと言わんばかりに、最後に優しく歌いかけてくれる。
僕らの歌で少しでも多くの人の心を救えたらという気持ちが伝わってくる名曲です。

哀愁歌謡ロックの名盤。どの曲においてもメロディの良さが抜群なので、
激しい一面がありながらも、同時に聴きやすさも兼ね備えられている。
今年のJ-ROCK界のアルバムの中でも屈指の隠れ名盤なのでは。
これだけの実力がありながら、日本のロックを取り上げている音楽ブログの中で
LACCO TOWERの名前を見る機会は非常に少ない気がするのは惜しい。
彼らは過小評価されているとしか思えないです。
ライブステージの方も、機会があれば見てみたいと思いました。







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