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2014年12月19日金曜日

[CDレビュー]  RONDONRATS。「eat sorrow and happiness」


RONDONRATS。「 eat sorrow and happiness」
(2014/7/16)

1. トロイメライ
2. GAME
3. クレイドル
4. ハジマリのウタ (Remix)
5. Hello! (Remix)  
お気に入り度:★★★★★★★★ (8/10)




RONDONRATS。の通算5枚目となるミニアルバム。
紅一点ボーカルのMAMIKOさん擁する、広島出身5人組インディーズバンドの作品です。

まず1曲目「トロイメライ」ではエモやパンクなどの様々な要素をミクスチャーさせつつも
ポップに聴かせるという、今の彼らの楽曲の魅力が存分に発揮された曲。
最初サビだと思ったところが実はBメロだったという曲構成も良い。
Bメロがサビと思ってしまうぐらいに、最初から最後までメロディの良さが光っています。

2曲目「GAME」は今作のリードトラック。この曲もエモさとポップさのバランス加減が絶妙。
男性コーラスや英詩の入れ方もうまいしカッコいい。さすがリード曲なだけある。


3曲目「クレイドル」はロックバラード曲。ほんのり切なさ漂うメロディと共に
ボーカルのMAMIKOさんのキュートな歌声が響く。上質なラブソングとなっています。

4曲目「ハジマリのウタ (Remix)」は爽快感抜群のポップ&ロックチューン。
彼らの曲はアニソンに起用されるにも適していると思います。この曲もサビメロが良い。


5曲目「Hello! (Remix)」はカラフルなポップナンバー。
編曲にファンタジーを感じられる。PVも華やかで、見ていて楽しいです。


4、5曲目は既発曲のリミックスバージョン、さらに6~10曲目には
1~5曲目のインストバージョンが収録されており、新曲は計3曲ということから
アルバムというよりは実質シングルに近い内容でしたが、
それでも質の高さを十分に感じさせてくれる作品でした。
しかし、前作のミニアルバムのレビューの時にも書きましたが、
これほどまでに実力有り余るバンドが、なぜメジャーデビューとならないのかが不思議。
インディーズで活動しているのは本人たちの意思なのか、それとも・・・
このままインディーズで終わっていいバンドだとは思えない。ぜひ次のステージへと羽ばたく姿が見たいです!



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