RONDONRATS。「 eat sorrow and happiness」 (2014/7/16) 1. トロイメライ 2. GAME 3. クレイドル 4. ハジマリのウタ (Remix) 5. Hello! (Remix) お気に入り度:★★★★★★★★ (8/10) RONDONRATS。の通算5枚目となるミニアルバム。 紅一点ボーカルのMAMIKOさん擁する、広島出身5人組インディーズバンドの作品です。 まず1曲目「トロイメライ」ではエモやパンクなどの様々な要素をミクスチャーさせつつも ポップに聴かせるという、今の彼らの楽曲の魅力が存分に発揮された曲。 最初サビだと思ったところが実はBメロだったという曲構成も良い。 Bメロがサビと思ってしまうぐらいに、最初から最後までメロディの良さが光っています。 2曲目「GAME」は今作のリードトラック。この曲もエモさとポップさのバランス加減が絶妙。 男性コーラスや英詩の入れ方もうまいしカッコいい。さすがリード曲なだけある。 3曲目「クレイドル」はロックバラード曲。ほんのり切なさ漂うメロディと共に ボーカルのMAMIKOさんのキュートな歌声が響く。上質なラブソングとなっています。 4曲目「ハジマリのウタ (Remix)」は爽快感抜群のポップ&ロックチューン。 彼らの曲はアニソンに起用されるにも適していると思います。この曲もサビメロが良い。 5曲目「Hello! (Remix)」はカラフルなポップナンバー。 編曲にファンタジーを感じられる。PVも華やかで、見ていて楽しいです。 4、5曲目は既発曲のリミックスバージョン、さらに6~10曲目には 1~5曲目のインストバージョンが収録されており、新曲は計3曲ということから アルバムというよりは実質シングルに近い内容でしたが、 それでも質の高さを十分に感じさせてくれる作品でした。 しかし、前作のミニアルバムのレビューの時にも書きましたが、 これほどまでに実力有り余るバンドが、なぜメジャーデビューとならないのかが不思議。 インディーズで活動しているのは本人たちの意思なのか、それとも・・・ このままインディーズで終わっていいバンドだとは思えない。ぜひ次のステージへと羽ばたく姿が見たいです!
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2014年12月19日金曜日
[CDレビュー] RONDONRATS。「eat sorrow and happiness」
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