上坂すみれ「 閻魔大王に訊いてごらん」 (2014/12/10) 1. 閻魔大王に訊いてごらん 2. 冥界通信~慕情編~ 3. 罪と罰 ‐Sweet Inferno‐ 上坂すみれの通算5枚目のニューシングル。 まず表題曲「閻魔大王に訊いてごらん」は疾走感抜群のアニソン系ロックナンバー。 歌詞も含めてこの曲からは歌謡ロックテイストも感じられる。サビがとにかく最高! 作曲&編曲についてはElements Gardenの新人、岩橋星実さんが担当していますが、 ここまでハードロックなアレンジが得意な作曲家だったとは意外でした。 Bメロ部分では、ぜひライブにて一緒にヘドバンしたいと思えてくる。 そんなサウンドをバックに歌う、すみぺの歌唱力も以前より確実に上がったのが分かる。 HR/HM系の曲も好きと公言しながらも1stアルバムにその系統の曲がほとんど無かったのは 歌唱力の問題があるからかなと思ってましたが、今ならばライブでも歌えるでしょう。 2曲目「冥界通信~慕情編~」はミドルテンポの和風メタルナンバー。 この曲ではなんと、人間椅子の和嶋慎治さんが作詞作曲を務め、 さらにはバックバンドも人間椅子の皆さんが担当するという驚きのコラボが実現。 ボーカルはやや無機質っぽいですが、優しく微笑みかけているかのようなその歌声が ハードなサウンドに溶け込むことで、個性的ながらも聴きやすい和風メタルになっている。 コラボ効果が見事に発揮された名曲です。 通常版のみ収録の3曲目「罪と罰 ‐Sweet Inferno‐」は、 表題曲と同じくElements Gardenの岩橋さんの作曲&編曲ながらも、 こちらは王道エレガ節といえるシンフォニック系ハードポップに仕上がっています。 イントロの笛の音やシンセの旋律などの細かいところも含めて編曲が素晴らしいです。 今作も含めてこれまでのシングルA面曲全てに言えることですが、 歌詞にアニメ関連のフレーズが入るなどタイアップに合った内容を歌いつつも、 それが制約には全くなってないと言わんばかりに、 独自の個性と魅力を発揮しまくった曲を届けてくれているというのが素晴らしい。 今年リリースの計3枚のシングル曲の出来からして、 2ndアルバムは前作以上にスゴい作品になることが確実だと言えるでしょう。 来年前半にはアルバムをリリースしてくれることを期待したいです。 今作もまたPVが面白い! 刺激的ながらもカラフルで華があると思います。
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2014年12月12日金曜日
[CDレビュー] 上坂すみれ「閻魔大王に訊いてごらん」
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