Gacharic Spin「 ヌーディリズム」 (2012/6/27) 1. ヌーディリズム 2. モノクロイド 3. ブラックサバイバル GacharicSpinの、通算4枚目のシングル。 まず表題曲「ヌーディリズム」には、とてつもない衝撃を受けました。 メタリックにうなりを上げまくるギターと電子音、さらにBメロ中心に舞うピアノの音、 女性ツインボーカルによる勢い満点の歌唱、間奏の部分にて突き刺さるシャウト、 こういった、さまざまな音の弾丸の数々が、この1つの曲の中で縦横無尽に絡み合いながら、 最高のメロディとともに迫り来る。 こんなにも作りに作り込んだサウンドでありながら、それでいて、キャッチーで明るいですし、 余計なものは脱ぎ捨てて自分らしく突き進めという、歌詞のメッセージにも励まされる。 こんな曲は、未だかつて聴いたことが無かった。とにかく超絶にスゴいとしか言いようがない!おまけにこの曲はPVまでスゴい。ラストの、服を脱ぎ捨てヌードで演奏するシーンには 神々しさすら感じてしまう。芸術的なPV作品でございます。 2曲目「モノクロイド」は、表題曲よりテンポを落としたシリアス路線。 愛する人との別れを歌った曲で、ロックサウンドの中に溶け込む電子音が、 曲の中でまるで警告音のように鳴り響く。これはまさに心の叫びのよう。 それでいてこの曲もメロディはキャッチーで聴きやすいというからスゴいです。 3曲目「ブラックサバイバル」は、キーボードの音を大胆に組み込んだ メロスピサウンドにのせて、ダークな部分を持たせつつもカッコ良く攻めまくった曲。 サビの疾走感は抜群で、間奏でのシャウトもこれまたカッコ良い。 それでいて、やはりこの曲もメロディの質が高いというのだからスゴい。 このバンドは去年にボーカルが脱退し、キーボードが加入するという メンバーチェンジがあったようで、現在は正式なボーカルが不在。 今作はドラムとキーボードが、ボーカルも兼任するという形になったようです。 色々あったようですが今ただ一つはっきりと言えることは、解散しなくて本当に良かった。 あとは、メジャーデビューを待つのみ。今後は新ボーカリストを探すのか、 それともこのまま正ボーカル不在のまま突き進むのかは分からないですが、 どちらにしろ、レコード会社は早くGacharic Spinをメジャーにて全力で売り出すべきだ! これからはロックフェスや音楽雑誌などにもどんどん出まくって、 世間にこの凄まじいまでの音楽をもっともっと届けていって欲しい! どうか、彼女たちの作品をこれからもずっと聴き続けていたい。 そのためには、これからもずっと音楽で飯が食えるぐらいの成功を収めて欲しいです。
ブログトップ
2012年8月8日水曜日
[CDレビュー] Gacharic Spin「ヌーディリズム」
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿