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2012年8月18日土曜日

8月18日(土曜日)の日記

今年から、みんなでいい曲を発見する音楽投票企画「Japanese Dream -We Love J-Pop-」
に参加させてもらうことで、それまでは半ば見失いかけていた、
色んなジャンルの音楽に出会える喜びや、新人アーティストを発掘することの
喜びというものを、ここ最近は存分に感じている日々でございます。
特にインディーズのアーティストの曲で、良いと思う曲に出会った時は、
これはアルバムも買って聴いてみたい、あれも欲しいこれも欲しい、
あぁ、私の年収がもっと多ければ全部買えるのにとか、ここ最近はそんなことを思う日々です。

さらに、色んな音楽があるのと同様に、その音楽に対する考え方についても
人それぞれ色んな考え方があるということは、JDのチャット会や
皆さんのツイッターなどにおいても実感しておりますが、
そこで、今年になって自分でも初めて気がづいたことが一つあります。それは、
私は今までの人生の中で、音楽の歌詞にリアリティを求めたことが一度たりとも無かった。
今までは、歌詞に関しては一つ一つのフレーズが面白いかどうか、
もしくは心に響くかどうかということは重視していましたが、
リアリティがどうとかいうのはその発想自体が無かった。
言われてみて初めて、歌詞にリアリティを感じないから・・とかいう考えもあるのかと思いました。
でも私的にはむしろ、ケータイがどうとかメールがどうとかいったような、
現実めいた歌詞の方が苦手意識を感じることがあるぐらいでした。
もちろん全部が全部そうではないですが・・・

なのでむしろアニソン的な歌詞の方が好きだったです。アニソンの世界を知る前から。
有名どころの曲でいえば、水樹奈々「ETERNAL BLAZE」のサビの歌詞はすごく印象的。

「時空(とき)を越え刻まれた 悲しみの記憶
 まっすぐに受け止める 君は光の女神(てんし)」

これは素晴らしい歌詞だと思います。むしろ、こんなこと言われたい!
私自身も、今までの人生の中で刻まれた悲しみの記憶を受け止めつつ、
少しでもまっすぐに生きていきたいと思っている。
そんな君は光だなんて、こんなこと言ってくれる女性が目の前にいたら、どれだけ嬉しいか・・・
そんなこの曲は、自分のテーマソングにしたいと思うぐらいの曲です。
さすが代表曲なだけあって、歌詞も歌唱も編曲も全て含めて大傑作だと思いました。

非現実の世界を、まるで現実であるかのようにリアルに情景が浮かんでくるような
歌詞を描くことができるアーティストこそが、プロフェッショナルじゃないか!
というのは、以前から思っていましたし、
最近の音楽シーンにおいて、そういう歌詞が得意だなと思うアーティストは
やはりアニソン界で活躍するアーティスト達だったりする。
このブログ常連の、水樹奈々やKOTOKOや黒崎真音などの曲の歌詞は素晴らしいものばかりだと思います。

しかし、そういった非現実世界の曲を語る上では、絶対欠かせない曲が1つあります。
その曲とは、過去にもこのブログでは何回か名前が出ている、
Do As Infinity「科学の夜」という曲です。
核により地球が滅び行く姿を歌った、この歌詞の世界は、
絶対にリアルで起こってはならないこと。
その世界の終わりの情景を、リアルに強くイメージさせることによって、
核のない平和な世界を実現させることを訴えかける曲。

こんな曲を作れるアーティストこそが、これぞプロだ! と思います。


歌詞に関して何を良いと思うかも人それぞれですし、
それをレビューする音楽ブログの方向性についても人それぞれでしょう。
私自身も時には、ブログ内で行き過ぎた発言をしてしまったかなと思うこともあり、
これは申し訳なかったなと思うこともあります。しかし、
私と考え方が合わなかったからと言って、その発言を晒し上げるようなことをされたり、
こちらの質問や話し合いにも応じずに一方的にブロックされたりしたことについては、
とても悲しかったです。
このブログについては今まで通りにどんどん更新していきたいと思ってますが、
自分の書く考えが絶対ではないというのは十分に分かっていますし、もし違う意見があるなら、
その意見を正々堂々とコメント欄にでも書いて欲しいなと、そう思っています。
決してそれを頭ごなしに否定するようなことはしませんし、
お互いの価値観というものを、尊重していけたらいいなと思います。


これからも、「空唄旅団 ~人生という名の旅の途中~ 」をよろしくお願いします。


2 件のコメント:

proser さんのコメント...

私も歌詞に「リアリティー」を求めたことはないですね、というか求めてないというよりそもそも考えたことがないという感じでしょうか。

個人的には生活感←→ファンタジックという尺度で考えています。どちらかがいいかという話ではなく。

生活感はケータイやメールに加えて例えば石川さんの「インソムニア」なら「イヤホン」「地下鉄」といった実在していて誰にも馴染みのあるワードを用いて詞世界の主人公の生活環境を細かく描写することに重きを置くタイプ

一方ファンタジックは水樹さんのETERNAL BLAZEのように「光の女神」とかそういった実在しないものが用いられていて、逆に「生活感」が出る単語を徹底的に排除するタイプ。あと情景描写よりは心情・感情表現を装飾することに熱心な印象です

何をもってリアリティーとするか曖昧ですが、歌詞内での致命的矛盾がなければ生活感型でもファンタジック型でもどっちでも構わないですね。

あと全く関係ない話になりますが、声優の喜多村英梨さんのファーストアルバムがえむけーさんもそれなりに気に入りそうな感じでした。声は黒崎さんに近いかな?

えむけー さんのコメント...

私も基本的にはその2つのどちらでもOKだと思っています。
ちなみに喜多村英梨さんの曲は、実はこの前の明石でのカラオケにて、
「紋」という曲が歌われているのを聴いた時に、これはすごく良さそうと思ったんですよね。
ということでまたアルバムも聴いてみたいと思います。