藍井エイル「 AUBE(初回生産限定盤A)(Blu-ray Disc付)」 (2014/1/29) 1. dawning (インスト) 2. サンビカ 3. 近未来交響曲 4. シリウス 5. アストラル 6. SAILING 7. コバルト・スカイ 8. nayuta gride 9. 惑星の唄 10. 翼の行方 11. 虹の音 12. Daydream 13. KASUMI 14. A New Day お気に入り度:★★★★★★★★★☆ (9.5/10) 藍井エイルの2ndフルアルバム。期待通りの名作アルバムでした。 1曲目から8曲目まで疾走感満点のアッパーチューンで攻めに攻めまくったのが 聴いていて最高に気持ち良かったです。 今作は、まずインストを挟んで実質1曲目の「サンビカ」、続く「近未来交響曲」 を聴けば分かる通り、サウンド面ではストレートなバンドサウンド中心の作風となり、 1stフルアルバムの曲と比べるとストリングスの登場割合が減ったのが、 大きな変化だと感じました。前作以上にロックで、なおかつポップ。 伸びやかなメロディと歌声を、アルバム序盤から存分に聴かせてくれています。 シングル曲である4曲目「シリウス」のピアノロック風のアレンジも 聴けば聴くほどに良さを感じる。サビの高音歌唱もお見事です。 5曲目「アストラル」は今作の私的ベストトラック。このような疾走感満点の メロディアスハードロックにはほぼ100%ハマる。サビのギターサウンドが最高。 シングル曲である7曲目「コバルト・スカイ」もサビの歌唱と解放感が素晴らしい。 エイルさんの歌唱力も、CDを出すたびにどんどん進化しているのが分かる。 8曲目「nayuta gride」では、デジロック風なサビの良さもさることながら、 Bメロの切迫感にシビれさせられた。 バラード系の曲では先行シングル曲にもなった11曲目「虹の音」が良い。 13曲目「KASUMI」はアルバムオリジナル曲でありながらPVが作られたことからも 自信作だったいうことが分かる、ほのかな哀愁を感じるアッパーチューンで、 アルバム終盤にこのような曲が収録されていたのも良かったです。 とにかく爽快感が抜群。先日レビューした彩音さんのアルバムも同じく ハードポップやロック系の曲で押しまくった前半から中盤が圧巻だったと書きましたが、 歌詞や楽曲がより万人ウケしやすいと思われるのは、やはりエイルさんの方か。 現状でもアニソン系アーティストの中では売れている方ではありますが、 これだけ素晴らしい内容のアルバムを聴かせてくれるならば、 世間で今以上にもっともっと人気が出てもいいはず。 名実ともにアニソン系を代表する歌手になってくれることを期待したいです。
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2014年3月4日火曜日
[CDレビュー] 藍井エイル「AUBE」
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