[ライブレポ] JUICY GIRLS vol.8（HöLDERLINS、yucat、まなみのりさ）

3月31日（土曜日）名古屋・Electric Lady Landにて開催された、
「Gacharic Spin TOUR 止まらない2018  ”JUICY GIRLS vol.8” 」
に行ってきました。出演は、Gacharic Spin、HöLDERLINS、まなみのりさ、
yucat、そしてスペシャルゲストで寺田恵子(SHOW-YA)の計５組。
Gacharic Spinの主催により定期開催されてきたガールズイベントが
2016年9月以来久しぶりに、それも前回と同じ東京ではなく名古屋で
開催されるということから、この日を待ってたとばかりに行ってきました。



・HöLDERLINS

5人組ガールズバンドだがキーボードのAkiさんは現在活動休止中で
この日は4人で登場。ボーカルのキラ☆アンさんはプロレスラーとしても
活躍していたが現在はそちらはお休み中、そしてギターのたかしょーこと
高橋しょう子さんは現在もセクシー女優として活躍中という異色のバンド。
ここ最近は行きたい対バンライブを見つける度にHöLDERLINSの名前を
見かけるといっても過言ではないほど、ライブを精力的にやっているのが
分かるバンドだけに期待していましたが、いざ観てみるとやはり期待通りの、
英語詞の曲中心で本格的なハードロックをやっているのが伝わってくるステージ。
２曲目の「ダイエットシンドローム」ではコミカルな要素も入ったりと
楽曲の幅もそれなりに広い。なので今後さらに飛躍して欲しいと思いきや、
最後のＭＣにて新しい体制になるということを言ったので何なのかと思い
後で調べてみると、このライブをもってボーカル以外の現メンバー3人が
脱退するという事実を知ってしまった。なのにボーカル以外のメンバーは
最初から最後まで一言もしゃべらずに終わってしまったのはなぜなのか・・・
過去の他ブログのライブレポによるとＭＣではたかしょーのＡＶネタなども
出てきたことがあったそうだが、今回はそんな話も全く無かったし。聞きたかったのに。
今後は新メンバーやサポートメンバーを入れて活動していくそうだが
せっかく最近になって勢いが出てきたバンドだっただけに心配ですね。



・yucat

元RYTHEMの加藤有加利さんが2011年に立ち上げたソロプロジェクト。
公式サイトによると「スチームパンク・ゴシックをテーマにダークファンタジーな世界
（PARALLEL WORLD)を創造している」といったアーティスティックな紹介文が。
そしてこの日はガールズバンドとしてステージに登場。
１曲目からほぼアニソンみたいな曲。「♪強く強く熱く燃ゆる 黄金の騎士よ」
これは一発で歌詞とメロディを覚えてしまうほどの傑作だった。
あまりにも美しくてヒロイックで感動した。これは何の曲なんだと思い、
調べてみたらタイトルは秘密の曲でＣＤ化もまだされてないとか・・・
ＣＤ化が待たれる。全４曲となぜか他の出演者よりも曲数が少なくて
期待していた「暴走マシーン」や「言霊」はやってくれなかったが、
それでもこの日初見の中では一番のインパクトでそりゃもう大収穫でした。
これからもガールズバンドとしてどんどん活動して欲しい。こんなバンドを待ってた。



・まなみのりさ

［セットリスト］
・waveびーと
・反逆のパラレルライン
・カフェテリア
・オレンジ(アカペラあり)
・knock
・ココロト

2007年に結成された、広島発３人組アイドルグループ。
まず登場直後のＭＣでは、アイドルは私達だけで場違いなのではと
心配するコメントなどが出てきたが、いざ曲が始まると1曲目「waveびーと」から
最高に盛り上がった。電波ソングっぽくて歌詞も面白い曲でこれは傑作。
ダンスパフォーマンスも良くて、さらにはアカペラでコーラスワークを聴かせる
場面などもあったりと、実力派であることを見せつけてくれたステージだったが、
3、4曲目あたりは洒落た感じの曲でライブで盛り上がるタイプの曲ではなかっただけに
やっぱり「vポラリスab」「逆襲のポラリス」が聴きたかったなぁと思ってしまった。
だが後で調べてみたら、2017年に前所属事務所を辞めた影響で
それまでの曲は歌えなくなってしまったという事実を知ってしまうことに・・・
以前まではYouTubeで上記の曲のPVも公開されていたのに今では消されてる。
何とかまた歌えるようにできないんですかね・・？
なおライブ終了後には2017年9月にリリースされるも現在はソールドアウトとなった
ミニアルバム「さよなら、またね」を無料CD-Rとして配るという、
驚きのファンサービスもやってくれました。ということで頂きました、
ありがとうございます！　このアルバムは公式サイトには載ってない、
そもそもディスコグラフィのページが無いというあたりを見ても
事務所移籍のことなどで色々と大変だったんだろうなと思ってしまう。
苦労人アイドル、何とか飛躍して欲しいと思いました。実力は確かなだけに。


（続く）