1月6日(土曜日)大阪・BIG CATにて開催された「ベッド・イン TOUR 2018 祝!”TOKYO”発射記念ツアー ~サクセス・ストーリーは突然に…~」に行ってきました。 観客の男女比はほぼ半々で、若い女性の姿も意外と多い。 逆に若い男性が一番少なくないか?一応女性アイドルであるにもかかわらず この客層は異色とも言えるが、それなりに幅が広いのは良いことだ。 そして開演前のBGMに貴島サリオ「In Salah-赤い砂-」が流れてきたのには 懐かしくて笑ってしまった。子供の頃にCMにて流れまくっていた曲で 90年代のガールズポップ・ガールズロックのど真ん中かつ メジャーのマイナーど真ん中な女性歌手の曲でしたからね。 ちなみに貴島サリオさんの曲で一番好きだったのは「Catching My Dreams」という NHKの「スポーツ100万倍」のテーマ曲。当時からこういう曲に励まされてきた。 とか思いつつ定刻の17時30分から約5分ほど過ぎた頃に、ようやく開演。 [セットリスト] ・Kiss Me Kiss Me ・CO・CO・ROグラデーション ・シティガールは忙しい ・女豹 -PANTHER- ・GIVE ME! ~哀・してる~ ・Conscious ~闘う女たち~ ・恋をとめないで(パートタイムラバーズ) ・Snow Magic ・燃えさせてよ ・ジュリ扇ハレルヤ ・GO TO HELL…! ・劇場の恋 ・GOLDの快感 ・男はアイツだけじゃない (アンコール) ・離れていても・・・ ・SEXY HERO ・♂×♀×ポーカーゲーム 全17曲 まず1~3曲目に最新アルバム「TOKYO」の前半収録曲を立て続けに披露。 これまでいろんな歌手やバンドのライブに行ってきた中で、最初の1~2曲目は 声があまり出てないなぁと思ってしまう歌手をこれまで数多く見てきたが、 ベッド・インは違う。1曲目から全開、生の歌唱力の高さに感動。 特に益子寺かおり様の歌声は、90年代の歌手で例えるならば喉を壊す前の大黒摩季さんか もしくはKIX・Sの浜口司さん(←これ何度も言ってるけど誰からも共感してもらえてなさそう) を彷彿させるほどの迫力。これぞ90年代ガールズポップの進化形。 これだけ素晴らしいライブステージをいきなり見せてくれたにもかかわらず 後のMCでは、90年代用語とセクシー用語が満載のトークに今回も大爆笑してしまった。 あまりに面白過ぎて、むしろ当ブログでネタバレになるようなことは 書かない方がいいのではと、これはぜひ皆さんも生で体験して欲しいと思った。 とりあえず今回は関西でのライブということから、 新年の挨拶としてあけおめ、ことよろを更に略して「お〇こと」と言ったり、 「下半身の服部緑地」だの「下半身が雨の御堂筋」だの言ったりと その土地ならではのセクシージョークを連発したのには笑ってしまった。 下半身というフレーズを頭につければ何でもありか! さらにはチェリーボーイやバージンの性徒(ファン)諸君に向けて、 分からないフレーズがあったら後でパソコン通信で調べてねというお言葉もあったが まず「パソコン通信」ってのが分からない。wikiによると2006年に終了したサービスらしいが。 そんなMCを終えての4曲目「女豹 -PANTHER-」では 文字通りヒョウを彷彿させるようなダンスが加わったライブパフォーマンスに興奮、 さらに6曲目には最新アルバムオリジナル曲で一番聴きたかった 「Conscious ~闘う女たち~」も披露。文句無しにカッコいい90年代風ガールズロック。 6曲目終了後にバンドメンバー含めた全員が一旦退場。その後にマネージャーによるグッズ紹介、 さらにはバックバンドのパートタイムラバーズが再登場しカバー曲を披露。 そしてかおり様とちゃんまいがそれぞれ衣装チェンジしてソロで再登場。 かおり様ソロ曲「Snow Magic」は艶やかなバラード曲を披露し、 ちゃんまいソロ曲「燃えさせてよ」はエレキギターをかき鳴らしながらの 荒削りなステージで魅せてくれた。どちらもセクシーでカッコ良かったですね。 続いては今回のライブツアーでの新たな挑戦として、リコーダーを取り出して 小田和正さんの「ラブストーリーは突然に」をノーミスで吹ききることに挑戦。てかリコーダーが出た瞬間、性徒諸君に舐めさせるものだと思いきや違った。グダグダになりながらも何とか完走。だが審査の結果は残念ながら×ということで 会場に「♪ブーーーー」「ファンファンファンファン…」という効果音が流れ、その直後にマネージャーから ピコピコハンマーで叩かれるという罰ゲームを受けることに。 マネージャーを「変なおじさん」呼ばわりしたのには笑った。志村けんのコント懐かしい。 その一方で2回目のMCでは音楽に対する真剣さが伝わる話が聴けたのも印象的でした。 ニューアルバムは制作期間わずか1ヶ月半というギリギリガールズ、ケツカッチンな スケジュールの中で完成させたそうだが、やりたかった曲は全部詰め込めたと、 そして今回初めて両親が曲を気に入ってくれたのが嬉しかったという話が。 それは良かったですね!ライブでのトークは両親に聴かせられない内容なだけに尚更良かった。 さらには紅白歌合戦への出場にも意欲を見せていたのが印象的でした。 もしも紅白出場が実現したならば、DJ OZMAのようにNHK出禁になる可能性もあるが それでもぜひ選ばれて欲しいですね。お茶の間にバブル旋風を巻き起こして欲しい。 「劇場の恋」はユーロビートとロックが融合した曲で圧倒的なまでにハマった。 今回一番の収穫。さらに1stアルバムから「GOLDの快感」が聴けたのも嬉しかった。 本編のラスト3曲は最高の盛り上がりでした。 アンコールでは将来的に海外進出するかもしれないことをほのめかし、 このままでは離れ離れになってしまうねと、ちゃんまいが泣きマネを披露。 まるでトレンディドラマみたいな寸劇に突入し、なんだこれは!?と笑いつつも、 その流れから90年代ビーイング風バラード曲「離れていても・・・」を披露。 さっきまで笑い半分で寸劇を見ていたのに、いざ曲が始まると本当に感動してしまった。 それぐらい楽曲そして歌唱がエモーショナルだったということですよ。 続いてはステージにABCラジオの番組司会者の下埜正太さんと、 アメリカ村の街頭ビジョン担当者がゲストとして登場。 下埜さんはちゃんまいに胸を押し付けられる逆セクハラ(?)の洗礼を受けた後 90年代のテレビ番組「スーパージョッキー」風の生着替えタイムに突入。 ゲスト2人は筒状の着替え室を両手で支える役割を担当。もはやスタッフ同然の扱い。 そしてかおり様とちゃんまいが水着姿に変身。ラスト2曲として披露された 「SEXY HERO」と「♂×♀×ポーカーゲーム」はエロカッコいいという一言に尽きる。 これには性徒諸君も最後までジュリ扇を振って大盛り上がりのままライブ終了となりました。 まさかの新年1発目のライブがベッド・インのワンマンおギグ。だがこれが早くも 2018年のワンマンライブでベッド・インを超えるライブはもう出ないんじゃないかと 思えるほどのライブでした。悩殺、興奮、爆笑、そして感動、 これぞ最高のエンターテイメント。楽しいライブパフォーマンスに加えて楽曲には 90年代の多種多彩なガールズポップやガールズロックの魅力の全てが詰まってる。 もし自分が子供の頃にライブに行けてたならばこんなに楽しかったんだろうなと・・・ 音楽に関しては両親の影響ほぼゼロだしライブに連れていってもらったことも 全く無かっただけに、90年代にはできなかったライブ体験を取り戻せた気分。 あえて意見を言うならばマネージャーのグッズ紹介の話はもっと面白くできないかと 思ってしまったが、それもかおり様とちゃんまいのトークが面白過ぎた直後だったですからね。 またワンマンおギグに行きたい、いやイキたいです!次回も発射オーライで待ってますよ。
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2018年1月9日火曜日
[ライブレポ] ベッド・イン TOUR 2018 祝!”TOKYO”発射記念ツアー ~サクセス・ストーリーは突然に…~
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