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2015年7月15日水曜日

[ライブレポ]  水樹奈々「NANA MIZUKI LIVE ADVENTURE 2015」

7月11日(土曜日)に大阪城ホールで行われた、
水樹奈々のライブツアー「NANA MIZUKI LIVE ADVENTURE 2015
supported by JOYSOUND Calbee なか卯」に行ってきました。

ライブ開演前、アドベンチャーをテーマにした豪華なセットを見た瞬間から
ワクワクさせられました。こんなセットはライブハウスでは作れないでしょうからね。
大ホールでのライブならではといえるでしょう。



[セットリスト]
・No Limit
・Justice to Believe
・PRIDE OF GLORY
・Inside of mind
・禁断のレジスタンス
・砂漠の海
・レイジーシンドローム
・僕らの未来
・The place of happiness 
・PERFECT SMILE
・Nocturne -revision-
・Angel Blossom
・POP MASTER
・あしたgraffiti
・POWER GATE
・アヴァロンの王冠
・Pray
・Exterminate
・終末のラブソング
・Heart-shaped chant
・ETERNAL BLAZE
(アンコール)
・ドリームライダー
・It's Only Brave
・Happy-Go-Round!

全24曲



まずはステージの左右に2台設置された巨大スクリーンにオリジナル映像が流れ、
そして1曲目「No Limit」の歌い出しの「♪Touch and go」という歌声が響いた瞬間
打ち上げ花火がドカーンと爆発、そしてジープに乗って奈々様が登場!
このド派手な登場っぷりにいきなり興奮してしまいました。どんだけバブリーなんだ。

そして2曲目には「Justice to Believe」が!この曲はシングル曲でありながら
アルバムにおいてはベスト盤にしか収録されていないという超名曲で、
まさかこの曲を歌ってくれるとは思ってなかったので嬉しかったです。
期待していた奈々様の歌唱力については、CDと変わらないどころか、
むしろCDで聴く以上に素晴らしいと感じる。ビブラートもロングトーンもハイトーンも、
なんて伸びやかで美しいんだ。これは心に響きまくりました。

3曲目の「PRIDE OF GLORY」ではダンサーチームが一斉に登場し、
一緒にダンスしながら歌う。踊りながら歌ってるとは思えないほどの見事な歌唱でした。

そして1回目のMCでは、まず会場のファンに向けて挨拶をした後、
大好きななか卯の話が行われました(笑)今回のライブツアーのスポンサーでもありますからね。
さらに今回のライブのオープニングでは、本物のジープでの登場を自ら希望したとのこと。
そんな話をしていたら再びステージにジープが登場。名前は「MJ7」と付けられました。
ステージ中央に設置された回転台の上でジープがグルっと回るのを見て、
「モーターショーみたいだね」 確かにその通りだ。

さらに数曲歌った後、奈々様が一旦退場し、
その後にバンドメンバー「CHERRY BOYS」の紹介が行われました。
ステージの左右に2台設置された巨大スクリーンに、CHERRY BOYS自ら出演する
PV(歌詞付き)とオリジナル曲が流れ始め、それに続く形でメンバーそれぞれ自己紹介。
こんなにも豪華なバンドメンバー紹介を見たのは初めてだ・・・これまたスゴい!
自己紹介では今回のライブツアーにちなんで、メンバー内で一緒に冒険したい人を
それぞれ挙げていくことに。ドラムの阿部さんが謎の人気。
さらにメンバー最年長、ギター担当のアニキこと市川祥治さんが
ファンから一際大きな歓声を受けていたのも印象的でした。
大所帯かつ実績豊富なメンバーが勢揃い。ドラムだけで3人いるというから豪華。

再び奈々様が登場。続いてはセットの岩の部分に書かれた「LIVE ADVENTURE」
という文字を1つずつ開けていき、そのアルファベットのつく曲を歌うというコーナーが。
前回公演の愛媛では、EHIMEの「E」にちなんで「えがおは君のためにある」
が歌われたそうです。しかし今回の大阪では「O」は無いからということで、
その代わりに開いた文字は、Tigersの「T」。さすが名誉阪神タイガースファンだ。
そしてTのつく曲として歌われた曲は「The place of happiness」。
初期の傑作曲が来たーーっ!! まさかこれが聴けるとは思わなかったので嬉しかったです。

中盤以降にはダンサーチーム「TEAM YO-DA」のメンバー紹介も行われました。
CHERRY BOYSの時と同様に、巨大スクリーンにはメンバーが出演するPVと
オリジナル曲が流れ始め、それに続く形でメンバーそれぞれ自己紹介。
自己紹介と同時にクイズも出され、それに答えていくメンバー達。
「大阪城を作ったのは?」「大工さん」 不覚にもこんなので笑ってしまうとは・・・

そして再び奈々様がステージの右上の方からトロッコに乗って再登場。
ジープの次はトロッコか! あらためてどんだけセットが凝りに凝ってるんだ。
これには「USなんとか」「ネズミのいるテーマパークみたい」 実名は出せなくても分かる。
さらにはCHERRY BOYSのメンバーが大阪にちなんだダジャレを披露するコーナーもありました。
ドラムの阿部さんは「阪神戦を見ながら、半身浴」
ギターの市川アニキは阿部さんにかぶせる形で「それも半信半疑」
これには会場の空気が凍りつく・・かと思いきや一転拍手が。
奈々ファンはなんて優しい人達ばかりなんだ! こんなので拍手が起こるとは・・・
最後にはリクエストに応える形で奈々様がダジャレを披露してコーナー終了。
「CHERRY BOYSのダジャレなんて、こんなもん。粉もんとこんなもんをかけてるの」
うーん・・・果たしてこのコーナーって必要だったのだろうか(爆) 
それでも突然のリクエストにしっかりと応えてくれる辺りは、ファン思いだなと感じましたね。

ライブ後半、定番曲の「POWER GATE」では船の形をした乗り物に乗って、
アリーナ席の中を一周しながら歌った後、一旦退場。
そして巨大スクリーンからは、奈々様の迫真の演技によるアドベンチャー映画が
流れ始めました。その映像とリンクするような形でステージに再登場し、
歌われた曲は、CD版とは違うバンドサウンドでの演奏による「アヴァロンの王冠」。
この流れはまさに神でした。ハリウッド映画さながらのスペクタクル。
楽曲そして歌唱が素晴らしいからこそ、より一層感動的だったです。

終盤では「Heart-shaped chant」を歌ってくれたのが嬉しかったです。
この曲の奈々様はまるで天使のよう。この日20曲目とは思えないほどの美しい歌声・・・
そして本編ラストは、待ってましたの代表曲「ETERNAL BLAZE」が。
ステージ上から何度となく打ち上がる火の玉とともに歌う姿は、これまたなんて美しいんだ・・・

アンコールでは再びトロッコに乗って登場する場面も。1回だけではもったいないですからね。
最後は「Happy-Go-Round」にてタオル回しで盛り上がり、ライブ終了となりました。
こちらの前書きで述べた通り、私は2008年頃から様々なアーティストのライブに
行ってきましたが、今回の感想を一言で言うと、「こんなライブ見たことない」
今まで見たどのアーティストのライブとも全く違った形の、大きな魅力がそこにある。
もはや別次元の世界。私の中ではUSなんとかやネズミのいるテーマパークは余裕で超えた。
最高のエンターテイメントでした。普通に歌うだけでも素晴らしい歌唱を聴かせてくれるのに、
それに加えて様々な仕掛けや映像、バンド演奏、ダンス、トークなどありとあらゆる形で、
これほどまでに全力でお客さんを楽しませてくれるとは・・・
あらためて今回ライブに行けて本当に良かったです。歴史的な一日となりました。







4 件のコメント:

カワセミ さんのコメント...

レポお疲れさまです。
いいですねー!こういう熱いレポは、興奮が伝わってきます。
演出の規模だけでいえばもっと凄い
アーティストやグループは他にもいますが
水樹奈々の凄いなと思うのは演出がどんなに豪華になっても
中心は水樹奈々の歌であるということ
そこにチェリーボ-イズの演奏とファンの熱が加わった
あの空間はちょっと他ではないのかなと最近とくに思います。
ちなみにドーム公演時にはさらに演出がとんでもなくなるので
機会がありましたら是非。

えむけー さんのコメント...

嬉しいコメントを頂きありがとうございます!
>中心は水樹奈々の歌であるということ
これは本当にその通りですよね。演出が歌の魅力をより一層生かしていると感じられました。
ドームといえば西武ドーム公演ですか。私の住んでいる所からは行きづらい場所ですが機会があれば・・・

カワセミ さんのコメント...

私は新潟在住で西武ドームは何度か行っていますがあそこのアクセスは
ひどいのでお勧めできません。
あくまでファンの一希望というか予想なのですが
水樹奈々は数年以内には2回目の東京ドーム公演をするのでは
と期待しているので実現した時は是非、
関西から行くのが大変なことに変わりはありませんが
もし実現したときは行く価値ありだと思います。

えむけー さんのコメント...

東京ドームも行ったことは無いのですが、もし開催されれば検討したいです。
西武ドームはアクセスの悪さについては聞いたことがあります。駐車場が無料でたくさんあるならば、どこであろうが気にならないんですけどね。