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2015年7月19日日曜日

[CDレビュー]  T.M.Revolution「天」


T.M.Revolution「 」
(2015/5/13)

1. The ether (instrumental)
2. DOUBLE-DEAL
3. AMAKAZE -天風-
4. 突キ破レル -Time to SMASH!
5. Thread of fate
6. HEAVEN ONLY KNOWS ~Get the Power~
7. Summer Blizzard
8. Salvage
9. Dream Crusader
10. Phantom Pain
11. CRIMSON AIR
12. Count ZERO
13. FLAGS
14. The party must go on
15. The edge of Heaven & Revolution
16. 突キ破レル-Time to SMASH ! (Re:boot) 
17. Thread of fate (Re:boot) 
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




T.M.Revolutionの通算10枚目のオリジナルアルバム。
今作も浅倉大介さんのプロデュースによるデジタルハードポップや
デジロック系の曲がズラリと並ぶ作品となっており、それらの曲を
抜群の歌唱力をもって聴かせてくれている。信頼と実績の名作アルバムです。

まず先行シングル曲はアニソン・ゲーソンも多いだけあってスリリングな疾走曲が満載。
12曲目「Count ZERO」の、随所でキーンと剣がぶつかる音が入るアレンジ、
13曲目「FLAGS」の和テイストを加えたアレンジなどは特にツボ。
14曲目「The party must go on」ではバブリーなディスコサウンドと
お祭り男的な歌詞の組み合わせが面白い。和洋折衷スタイルの名曲です。

その一方でアルバムオリジナル曲では、初期を彷彿させるような曲も健在。
7曲目「Summer Blizzard」は一昔前ならばこの曲がシングル曲となり、
PVでは風を受ける姿が映し出されていたはず。
タイトル通りの夏ソングでありTMRごっこ推奨ソングでございます。
さらにバラード系の曲の中では、股間の歌と称されたシングル曲
「Phantom Pain」以上にハマったのが11曲目の「CRIMSON AIR」。
静かに赤く燃える幻想的な空の風景が目に浮かぶ。このスケール感にはやられました。

彼もまたアニソンを担当することによって音楽性の幅が広がり、
より一層の進化を遂げたアーティストの1人ではないだろうか。
これからもこの調子で突っ走って欲しいです。いつかライブにも行ってみたいと、
特にイナズマロックフェスには以前から興味を持ってはいるのですが・・・







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