ももいろクローバーZ「 バトル アンド ロマンス」 (2011/7/27) 1. Z伝説 ~終わりなき革命~ 2. CONTRADICTION 3. ミライボウル 4. ワニとシャンプー 5. ピンキージョーンズ 6. キミノアト 7. D'の純情 8. 天手力男 9. オレンジノート 10. 行くぜっ!怪盗少女 11. スターダストセレナーデ 12. コノウタ 13. ももクロのニッポン万歳! お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10) 2011年7月にリリースされた、ももいろクローバーZの1stアルバム。 先日、2012年度の「CDショップ大賞」を受賞したことでも話題となった作品ですが、 それもうなずけるぐらいの、1stアルバムにして充実した内容。 とにもかくにも、楽曲がとんでもなく面白いです。 その中でも個人的に一番印象に残ったのは、8曲目の「天手力男」。 サビはアジアンテイストでありながら、Aメロあたりはレゲエっぽい雰囲気もするという、 これぞ多国籍入り乱れた民族音楽。こんなすさまじい曲をアイドルのアルバムにて聴けるとは! それ以外にも、Bメロからサビへあっと驚く曲展開が見られる「ミライボウル」や、 ストリングスアレンジが効いた「D'の純情」などといった曲も、編曲のレベルの高さを存分に感じることができます。 さらに歌詞に関しても、夏休みの宿題に追われる姿を歌った「ワニとシャンプー」は 今作の中でも屈指の面白さ。さらにその次の「ピンキージョーンズ」では サビの「すっとこどっこい」というフレーズが何だかワケ分からないけど耳に残る。 そしてラストの「ももクロのニッポン万歳!」では日本の全47都道府県の名産品が 曲の中で総登場。ボーナストラック扱いとは思えないぐらいに中身の詰まった曲で、 まさに最後まで歌詞もサウンドも色とりどり。本当に聴いていて飽きさせない作品です。 1曲1曲はこんなにも良かっただけに・・・ せめて必要最低限の歌唱力があれば、お気に入り度はもっと上がってた。 CD作品で、至るところで音程が外れているというのはちょっと・・・ たとえアイドルであっても、プロである以上は、やはりダンスボーカルグループの 日本代表として、世界でもその歌が通用するグループであって欲しいと思っています。 どんなにダンスや歌が上手くても、楽曲が良くなければ何も感じるものは無い。 その点彼女たちについては、楽曲に関しては抜群の面白さを持っているので応援したくなります。 これから、アーティストとしてさらに上を目指して頑張って欲しいと思います。 この曲の数々をダンスパフォーマンス付きで生で観たらそりゃハマるだろうな・・・
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2012年4月20日金曜日
[CDレビュー] ももいろクローバーZ「バトル アンド ロマンス」
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