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2012年4月22日日曜日

[CDレビュー]  川上ジュリア「卒業 -Glorious day-」


川上ジュリア「 卒業 -Glorious day-」
(2012/3/7) 

1. キミといた証 -Album Mix-
2. Glorious day
3. 桜涙
4. Girls, be ambitious!
5. キミが聴こえる
6. ずっとここから
7. RUN & RUN -Tokyo Minx-
8. アスタリスク
9. サクラ舞う -合唱Version-
10. Fuzzy Glider 
11. さよなら -in the rain-
12. Ta-Ta
お気に入り度:★★★★★★★☆ (7.5/10)





JURIAN BEAT CRISIS改め、川上ジュリアの2ndアルバム。
「ガールズ・スクール・ロック」と銘打った前作から、
今作はタイトル通りに、「卒業」をテーマにしたアルバム作品となっています。


全曲の作詞と編曲を元LINDBERGのメンバーが担当した前作と比べると、
今作は編曲面では前作より多彩になったものの、肝心の曲の出来にはばらつきがあった印象でした。
歌詞については大多数の曲が本人作詞(共作名義も含む)となりましたが、
現状では誰でも作れるレベルの歌詞かなと・・・ これからの成長に期待したいです。

そんな中で前作よりも良かった点は、バラード系に良い曲が多かったということ。
昨年の熱闘甲子園テーマソング「ずっとここから」が名曲なのは言うまでもないとして、
先行シングル曲「桜涙」も、ベタなんだけどそれでもこの綺麗なメロディと歌声は耳に残る。
そして何より一番驚いた曲は、11曲目の「さよなら -in the rain-」。
まず歌い出しの低音の歌唱にドキッとさせられる。これはまるで大人への階段を1歩登ったかのよう。
そんなAメロ部分から高音のサビへと続いていく、この曲の流れがこれまた良い。
新境地開拓の名バラード曲といえるでしょう。


この作品をもって高校卒業、今後は果たしてどんな路線でいくのでしょうか?
まだまだ歌手としての伸びしろはあると思うので、これからの作品も楽しみです。




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