川上ジュリア「 卒業 -Glorious day-」 (2012/3/7) 1. キミといた証 -Album Mix- 2. Glorious day 3. 桜涙 4. Girls, be ambitious! 5. キミが聴こえる 6. ずっとここから 7. RUN & RUN -Tokyo Minx- 8. アスタリスク 9. サクラ舞う -合唱Version- 10. Fuzzy Glider 11. さよなら -in the rain- 12. Ta-Ta お気に入り度:★★★★★★★☆ (7.5/10) JURIAN BEAT CRISIS改め、川上ジュリアの2ndアルバム。 「ガールズ・スクール・ロック」と銘打った前作から、 今作はタイトル通りに、「卒業」をテーマにしたアルバム作品となっています。 全曲の作詞と編曲を元LINDBERGのメンバーが担当した前作と比べると、 今作は編曲面では前作より多彩になったものの、肝心の曲の出来にはばらつきがあった印象でした。 歌詞については大多数の曲が本人作詞(共作名義も含む)となりましたが、 現状では誰でも作れるレベルの歌詞かなと・・・ これからの成長に期待したいです。 そんな中で前作よりも良かった点は、バラード系に良い曲が多かったということ。 昨年の熱闘甲子園テーマソング「ずっとここから」が名曲なのは言うまでもないとして、 先行シングル曲「桜涙」も、ベタなんだけどそれでもこの綺麗なメロディと歌声は耳に残る。 そして何より一番驚いた曲は、11曲目の「さよなら -in the rain-」。 まず歌い出しの低音の歌唱にドキッとさせられる。これはまるで大人への階段を1歩登ったかのよう。 そんなAメロ部分から高音のサビへと続いていく、この曲の流れがこれまた良い。 新境地開拓の名バラード曲といえるでしょう。 この作品をもって高校卒業、今後は果たしてどんな路線でいくのでしょうか? まだまだ歌手としての伸びしろはあると思うので、これからの作品も楽しみです。
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2012年4月22日日曜日
[CDレビュー] 川上ジュリア「卒業 -Glorious day-」
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