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2016年10月14日金曜日

[ライブレポ]  MINAMI WHEEL 2016(みみめめMIMI、SORAMIMI、惑星アブノーマル、林青空)

(前記事はこちら)

・みみめめMIMI (OSAKA MUSE)

[セットリスト]
・センチメンタルラブ
・1/2ぶんこ
・晴レ晴レファンファーレ
・天手古舞
・サヨナラ嘘ツキ


シンガーソングライター兼声優のタカオユキと、イラストレーターのちゃもーいによる
新世代視聴覚ユニット。昨年の綾野ましろに続いて今年はみみめめMIMIと、
ミナホにもアニソン系アーティスト枠が設けられたようですね。FM802主催フェスで
アニソン枠が設けられることは期待してなかっただけに、これは良い傾向だ。

この日はタカオユキさんが1人でステージに登場。
まず1曲目「センチメンタルラブ」はピアノ弾き語り形式で歌うという、
完全に予想外なライブステージを見せてくれました。切なくもキュートな歌声が心に響く。
この後も全部アコースティックなら思ってたのと違う!となってたところでしたが、
2曲目以降はカラオケにて、時折振り付けを交えながら歌ってくれました。
さらに3曲目以降からは、客席の左後方に設置された巨大スクリーンに
アニメPV映像が流れ始める。新世代視聴覚ユニットならではの演出。
だが最前列の方のお客さんからは「見えない」という声が。確かに設置場所が良くない。
これに対してタカオユキさんは「私だけを見ててもいいのよ」 そうだなそれが本来のライブの姿だ(笑)
4曲目の「天手古舞」は一番聴きたかった曲。電波ソングっぽい曲でライブだと盛り上がること
確実だと予想してましたが、まさにその期待通り。サビではお客さんと一緒にタオル回し、
間奏部分では笛を吹いたりと、ライブパフォーマンスも含めてすごく楽しかった。

楽曲はアニソン系にしては全体的にリア充っぽい印象もあったのですが、
ライブを見てみるとそれ以上にアイドルっぽくて可愛いなと感じられました。
タカオユキさん歌もうまいし美人さんだし、これなら覆面ユニットという
形にせずに顔出しすればいいのにと思えてきますね。




・SORAMIMI (AtlantiQs)

9月のElectric Lady Loud(レポはこちら)に続いて登場の4人組ガールズバンド。
今回は1曲目で「FREE BIRD」を歌ってくれました!もうこれだけで大満足。
サビ手前で曲の雰囲気がガラっと変わり、楽器隊の皆さんがコーラスを聴かせ、
そこから一気に開放感溢れるサビへと突入する。これにはこの日一番の感動。
このバンドはGacharic Spinやがんばれ!Victoryなどと対バンしていることから
今後も見る機会は多そうなので、最後まで見たかったものの別の会場に行くことに・・・




・惑星アブノーマル (BRONZE)

2013年結成の女性2人組ユニット。名前通りのアブノーマルなポップスが魅力。
こちらはミナホのステージを逃したら見る機会は滅多に無さそうなので
どうしても見たかった。なんでよりにもよってSORAMIMIと登場時間がかぶるのか!
苦肉の策ということで会場を移動し、途中の3曲目位から聴き始めましたが、
これは会場に入った瞬間からモノが違うと感じました。
白いドレスを着たバックダンサー2人を引き連れてのライブステージで
ダンサブルかつデジタルチックなのに、それでいてどこか幻想的。
一たび見れば一気に異次元の世界に連れていかれるかのよう。
4曲目(?)に披露された「ムテキの恋人」までも踊れる曲に化けたのにはビックリ。
一番聴きたかった「LET IT DIE ~時をかける殺し屋~」は1、2曲目にやったのかなぁ?
これが聴けなかったのはとても残念。最初からフルで見たかったですよ・・・
なのでまた機会を作ってライブを体験したいと思いました。
お客さんの女性率が高かったのも印象的。約半分はいました。この日見た中で一番高い。




・林青空 (knave)

大阪・岸和田市出身のシンガーソングライター。これまでは弾き語りライブを中心に
活動してきたそうですが、この日は4人組のバンド編成にて登場。
バンドでの曲を聴いた感じではチャットモンチー系かな?ボーカルの声質含めて。
このタイプの女性ボーカルバンドは完全に飽和状態なだけに、
何かこれといった特徴が無いと正直厳しいのではないだろうか・・・
しかし上記の「秋風」のPVでは弾き語り形式の曲を聴かせてくれていて、また別人のよう。
アコギ演奏をより生かした曲がミナホでもあれば違った印象を持ったかもしれませんね。



(続く)



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