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2014年10月7日火曜日

[ライブレポ]  WOMEN’S POWER Vol.57~大阪編~ その1(猫まっしぐら。 Honey Trap、FullMooN)

10月5日(日曜日)、大阪・心斎橋ALIVEで行われた
ガールズバンドの祭典「WOMEN’S POWER Vol.57」に行ってきました。
公式サイトによると1991年から行われているという歴史のあるライブイベントです。
今回の出演者は、雛 -hina-、Honey Trap、猫まっしぐら。 HERe:NE、
DESTROSE、FullMooNの計6組。全組インディーズながらも実力のあるバンドばかりでした。




・猫まっしぐら。

公式サイトによると3人編成の、ポップでロックなガールズバンドと紹介されていましたが、
この日はサポートメンバーを加えた4人で登場。
カラフルな衣装に加えて、頭には猫耳をつけていたのが何とも可愛かったです。
楽曲の方は、どの曲も即アニソンに起用されてもいいようなキャッチーでポップなロックナンバーばかり。
3曲目「ひまわり」は特に素晴らしかったです。こういう伸びやかなメロディと歌唱が一番好きですね。
MCではメンバーの自己紹介が行われました。ドラムのいつみさんはアニメ声っぽいしゃべりで、
「黄色いヒヨコになりたいな~ピヨピヨ でもペンギンさんの方がもっと好きで~す♪ いつみです!」 これには笑ってしまいました。
ラスト曲である4曲目の直前には、ボーカル&ベースのるかさんが、
「みんなも一緒にニャンニャンしよう」ということで次曲の振り付け講座が行われました。
「♪ニャン ニャン くるくるニャンニャン」 
「ほら恥ずかしがってないで、ニャンニャンしようよ~」
これには仕方なく(?)会場のお客さんたちも一緒に、手を回しながらくるくるニャンニャンすることに(笑)
そして曲が始まりましたが、この曲がまた素晴らしかった。
「♪迷子の迷子の子猫ちゃん」というサビは今でも耳に残っています。
そのサビが終わった直後にみんなで一緒に「♪ニャン ニャン くるくるニャンニャン」 
をして盛り上がりました。もちろん私も一緒にやりました。
別に恥ずかしくなんか無いですからね!

最高に楽しかったです。華やかでエンターテイメント性に溢れており、
さらに楽曲やボーカルの方もしっかりしているというから素晴らしい。
ぜひ近い将来、アニメタイアップ曲でメジャーデビューして欲しいと思いました。
まずはインディーズ1stアルバムのリリースを期待したいですね。




・Honey Trap

ツインギターにキーボードを入れた6人編成による、なにわのガールズバンド。
2曲目ではツインボーカルとなり、2人揃ってステージ最前列に乗り出しながら歌う姿は迫力がありました。
ラスト曲の5曲目は一番爆発力があって良かったです。
これには会場も盛り上がりました。ヘドバンありなのは客層のせいなのか?

1曲目で演奏が乱れたり、さらにはボーカルの歌唱も不安定な部分があったりで
まだまだ発展途上のバンドかなと思いましたが、しかし楽曲は光るものがありました。
個人的にも好きなタイプのバンドだったので、どうか今後に期待したいです。




・FullMooN

「美少女戦士ガールズロックバンド」と名乗る3人組バンド。
ベースはサポートメンバーとしてDESTROSEのmihoさんが弾いていました。
さらにこの日はドラムもサポートメンバーだったようで、
正式メンバーは2人しかいなかったみたいです。ドラムには何かあったんですか!?
まずは1曲目「エール」は「♪サクラ咲けサクラ咲け」というサビが印象的。
ポップで微笑ましい雰囲気の曲でした。これは名曲。 [公式PV]
さらに4曲目「サバイバル」は最高でした。この日一番の盛り上がり。
赤のフラッシュに焚かれ、ヘドバンしながら演奏する姿はカッコ良かったです。
もちろん私も含めた前列の方のファンも、一緒にヘドバンしまくりでした。
ラストの5曲目「しゃむちゃら」は両手にポンポンを持って歌う姿がチアガールみたいで
可愛かったですが、それとは対照的に演奏には意外なまでの迫力がある。 [公式PV]
そして曲が終わり、最後には「こうして地球の平和は守られたのである」
などといったナレーションが会場内に流れ、4人揃って決めポーズ。
素晴らしいライブステージでした。彼女たちのような、華があるバンドは大好きです。
楽曲についても、前日にYoutubeで試聴した段階から名曲ばかりだと思ってましたが、
今回ライブを体験したことで、さらに好きになりました。
激しい曲から優しい曲まで、多彩な魅力を発揮している上に、
ライブパフォーマンスの方も素晴らしい。
ぜひ近いうちにアニメタイアップ曲でメジャーデビューを期待したくなりましたが、
しかしFullMooNのこれまでの経歴を調べたところによると、
メンバーチェンジが多かったことなどで、どうもバンドとしての活動が安定していない様子。
何とかブレイクして欲しいところですが・・・


(続く)


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