7月23日にリリースされた、茅原実里さんの新曲「向かい風に打たれながら」。 この曲はアニメ「RAIL WARS!」のオープニングにて1回聴いた瞬間から、名曲を確信しました。 これは間違いなく、聴けば聴くほどにハマっていく、全てがツボのアニソン系ロックナンバーじゃないかと。そして、案の定CDにてフルで聴いたらやっぱり最高でした。 「真っ直ぐに伸びるレール」の上をひた走るかのような疾走感。歌詞の方もまた良いですね。 一般的にレールというフレーズには「レールに敷かれて」などといった、 あらかじめ定められた道しか進めないとなどいう縛りのような使い方をする時もありますが、 この曲からはそんなことは微塵も感じさせない。なんなら自分がレールを敷き直してまた新たな道へと突き進むんだといわんばかりの気迫を感じられる。 彼女がこんなロックな曲を歌うイメージは、私の中では今まで無かったですね。それだけに意外性もあって良かったです。 さらにRAIL WARSのエンディング曲である、ZAQ 「OVERDRIVER」も素晴らしい。 「向かい風に打たれながら」が太陽の下で野山をバックに走る特急電車のような疾走感がある曲ならば、「OVERDRIVER」は夜の街を駆け抜ける通勤電車のような疾走感のある曲。 都会的ながらもノリの良いデジタルサウンドがいい。これがm.o.v.eかfripSideの曲ならば、 都市高速を走っている時の車のカーステレオで聴きたいなどと、いつものように書いてたと思う。 でもこの曲は高速道路ではなくて電車が舞台ですからね。なので電車内にてイヤホンで聴かなければ。 というわけで、アニメ「RAIL WARS!」の方もBS-TBSにてここまで毎週見てますが、これは面白いですね。 第3話では、海芝浦駅という、神奈川県の臨海工業地帯の会社敷地内にある終着駅で 一般客は外へ出られないという駅が登場。(駅前にある小さな公園のみ入れるらしいです) ここは行ってみたいと思ってたんですよ。工業地帯の海を眺めながらのんびりしたい。 自分の住んでる所には無い光景ですからね。工業地帯、海、ダブルで無いですし。 さらに第4話では、地方巡業をする歌手役で茅原実里さんがキャラソンを歌う場面がありましたが この曲がまた良かった。これを聴いてあらためて彼女は歌が上手い、さらに声質が良いと実感させられました。 CDアルバム作品だけ聴いてると、ボーカロイド風で無機質っぽく聴こえる時もあったのが、 アニメ映像とセットになると、温かみを感じる歌声だなぁと思えましたからね。 OP曲、ED曲に加えて挿入歌のキャラソンまで全部好きなアニメってそう滅多に無いだろ! アニメのストーリー自体は比較的単純な内容でしょうが、見ているだけで旅気分になれますし、 何より曲の良さがアニメの良さをより一層引き立てていると感じました。 久々に、好きなアニソンと好きなアニメが一致しましたね。こういうのが増えてくれないかなぁ。
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2014年8月6日水曜日
「RAIL WARS!」の主題歌が素晴らしい件について
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2 件のコメント:
茅原さんは声にパンチがあるので、私の中では、ロックに合う声質だと思ってます。
私の中では、パンチがある歌声という意味では、平野綾さんの歌声に近いような印象があります。
茅原さんは私の中では幻想的なシンフォニック系のポップスが一番合っているかなと思ってましたが、今回の曲を聴いてロックも十二分に行けるなと感じました。
平野綾さんの1st・2ndアルバムは大好きな作品でした。ああいう曲こそが歌声に一番合ってると思ってるんですけどね。
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