8月23日(土曜日)、名古屋・Electric Lady Loud、ell.FITSALL、ell.SIZEの計3会場で行われたフェス「Electric Lady Loud 2014」に行ってきました。 女性ボーカルのラウド、メタル系バンドが中心のフェスということで、できることなら全組見たいと思うほどの豪華メンバーが集まってくれました。 この日は昼間に「FREEDOM NAGOYA」というフェスにも行っていたため(レポはこちら) 会場に着いたのは開始時間の16時ギリギリでした。 そしてライブハウスの扉を開けると、既に満員でこれ以上先へ進めない・・・ この遠いところから出演1組目のDOLL$BOXXのステージを見ようとするも、ドラムのはな兄さんの頭ぐらいしか見えないではないか! 何とか途中から階段の上に登り、ステージ全体を見渡すことができました。やはりドル箱はさすがの人気だなと実感しました。 ・DOLL$BOXX LIGHT BRINGERのボーカルのFukiさんとGacharic Spinとの計5人により結成された最強ガールズバンド。 ライブを見るのはこれが2回目でしたが、あらためてこの場で聴くと、 彼女たちの音楽は最もElectric Lady Loudと呼ぶにふさわしい音楽だなと感じました。 ラウドなギターやドラムの演奏に、エレクトリカルなシンセが加わる迫力は素晴らしい。 そしてボーカルのFukiさんの歌唱力は今日も圧巻でした。「♪あいがーーあぁぁぁーー~~っ」これは何度聴いてもスゴい。 MCではまずELLのオープニングに出させてもらったことへの感謝の言葉がありました。 さらにはPV集のリリース告知が。「アルバム1枚しか出してないのにPVのある曲が9曲もある」 というのは確かに珍しいですね。次は新曲のリリースも期待したいです。 ・HERe:NE 「笑顔吸収型魔女」と名乗る仙台出身3人組ガールズバンド。 彼女たちのライブはつい最近見たばかりでしたが(レポはこちら) それがあまりにも素晴らしかったため、またしても来てしまいました。 まずは荘厳なハードロック系のインストにのってギターとベースが登場。 続いて、エレクトリカルパレードにのってドラムのカボチャというよりパンダの化け物みたいな生き物が登場。 そして再び荘厳な音楽が流れ始め、さらにはその後ろでナレーションとして 「スリーサイズは上から100・105・100、よくドラムと間違われる、仙台のオカン!」 もはや登場前の時点から面白過ぎるんですが!そしてボーカルの和鬼子さんが登場。 この日の衣装は白のエプロン、さらに手には大きなしゃもじを持ち、 さらに髪型はサザエさんそっくりになっていました。 なんだこのビジュアルは!?これだと本当にオカンにしか見えないではないか! しかしライブ本編ではしっかりと曲を聴かせてくれました。 途中ギターの弦が切れるというトラブルがありましたが、その間にも ボーカルとドラムの2人のやりとりで楽しませてくれたのはさすがエンターテイメントバンド。 ドラムのカボチャ(中の人は事務所の社長)がお客さんに向けてすね毛を見せてしまい、 そのことをボーカルのオカンにツッこまれてたのには笑ってしまいました。一応ガールズバンドなんだからすね毛はNGだろ!(笑) そして今回もまた、人間界ではミュージックステーションなどで使われているという「アテブリーの魔法」が披露されました。 今回は「SABBATH」というライブの定番曲が流れ始めた直後に、 ボーカルのオカンが「exist†traceさんのライブを観てくる」と言って退場してしまい、 そしてすぐ戻ってきたかと思えば、買い物袋にネギを入れて帰ってきました。なんだこの小芝居は!(笑) その後は例によって「SABBATH」を生演奏。ボーカルの煽りに乗せられるがままに お客さんが上手(かみて)へ下手(しもて)へと一緒に移動したり手を振ったりヘドバンしたりと今回も盛り上がりました。 やっぱりHERe:NEのライブは面白い!それでいて楽曲の方も良くてボーカルの歌唱力も素晴らしいときたら応援せずにはいられない。 これほどまでに魅せるバンドが世間の音楽好きの間にあまり知られていないのは惜しい。どうか今後のブレイクを期待したいです。 ・exist†trace 5人組ヴィジュアル系ガールズバンド。ボーカルは見た目も中性的で、宝塚の男役みたいな雰囲気。 今回は時間の関係で後半3曲しか聴けませんでしたが、良かったです。 V系っぽい要素とアニソンっぽい要素が半々といった感じで、これは期待以上ではないかと。 「TRUE」は特にインパクトがありました。また最新アルバムも聴いてみたいです。 ・FRUITPOCHETTE アイドルグループ、ひめキュンフルーツ缶の妹分として結成された2人組ユニット。 つい先日まで全国47都道府県ツアーを開催していたそうで、これからはもう自分たちだけで 全国回れるよねということで今回はスタッフ無しで2人で来たそうです。 まず1曲目にいきなり、フルポシェを知るきっかけとなった曲「暴虐-PARASITE-」 をやってくれたのは嬉しかったです。ダンスにも切れ味があったのが印象的。 最近増えつつある、ロックなアイドルの代表格としてこれから更なる躍進が期待できるステージでした。 (その2へ続く)
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2014年8月29日金曜日
[ライブレポ] Electric Lady Loud 2014(DOLL$BOXX、HERe:NE、exist†trace、FRUITPOCHETTE)
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2 件のコメント:
こういう顔ぶれのライブは全く縁がないので、面白く読ませていただいてます。
HERe:NE良かったんですね。去年秋田でワンマンをやった時のポスターが強烈で、見には行かなかったものの、よく覚えています。
長文レポお疲れ様でした。行けなくて悔しい気持ちになるくらい興味がわくレポでした!
こんなブログのレポに興味を持って頂けたとは嬉しいです!
音楽だいすきクラブ関連などでは、こういう顔ぶれのライブに行っている人は未だ見たことが無いですからね・・・
HERe:NEのような面白いインディーズバンドが他にもたくさんいる東北がうらやましいです。
同じ日に開催された八食センターのフリーライブも行きたかったです。来年はもしかするとS.P.N.POWER目当てで青森まで遠征するかもしれません。
>長文レポお疲れ様でした
まだ終わってないですよ!記事の方はあと2つ予定してますので・・・
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