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2014年8月29日金曜日

[ライブレポ]  Electric Lady Loud 2014(DOLL$BOXX、HERe:NE、exist†trace、FRUITPOCHETTE)

8月23日(土曜日)、名古屋・Electric Lady Loud、ell.FITSALL、ell.SIZEの計3会場で行われたフェス「Electric Lady Loud 2014」に行ってきました。
女性ボーカルのラウド、メタル系バンドが中心のフェスということで、できることなら全組見たいと思うほどの豪華メンバーが集まってくれました。

この日は昼間に「FREEDOM NAGOYA」というフェスにも行っていたため(レポはこちら)
会場に着いたのは開始時間の16時ギリギリでした。
そしてライブハウスの扉を開けると、既に満員でこれ以上先へ進めない・・・
この遠いところから出演1組目のDOLL$BOXXのステージを見ようとするも、ドラムのはな兄さんの頭ぐらいしか見えないではないか!
何とか途中から階段の上に登り、ステージ全体を見渡すことができました。やはりドル箱はさすがの人気だなと実感しました。



・DOLL$BOXX

LIGHT BRINGERのボーカルのFukiさんとGacharic Spinとの計5人により結成された最強ガールズバンド。
ライブを見るのはこれが2回目でしたが、あらためてこの場で聴くと、
彼女たちの音楽は最もElectric Lady Loudと呼ぶにふさわしい音楽だなと感じました。
ラウドなギターやドラムの演奏に、エレクトリカルなシンセが加わる迫力は素晴らしい。
そしてボーカルのFukiさんの歌唱力は今日も圧巻でした。「♪あいがーーあぁぁぁーー~~っ」これは何度聴いてもスゴい。
MCではまずELLのオープニングに出させてもらったことへの感謝の言葉がありました。
さらにはPV集のリリース告知が。「アルバム1枚しか出してないのにPVのある曲が9曲もある」
というのは確かに珍しいですね。次は新曲のリリースも期待したいです。



・HERe:NE

「笑顔吸収型魔女」と名乗る仙台出身3人組ガールズバンド。
彼女たちのライブはつい最近見たばかりでしたが(レポはこちら)
それがあまりにも素晴らしかったため、またしても来てしまいました。
まずは荘厳なハードロック系のインストにのってギターとベースが登場。
続いて、エレクトリカルパレードにのってドラムのカボチャというよりパンダの化け物みたいな生き物が登場。
そして再び荘厳な音楽が流れ始め、さらにはその後ろでナレーションとして
「スリーサイズは上から100・105・100、よくドラムと間違われる、仙台のオカン!」
もはや登場前の時点から面白過ぎるんですが!そしてボーカルの和鬼子さんが登場。
この日の衣装は白のエプロン、さらに手には大きなしゃもじを持ち、
さらに髪型はサザエさんそっくりになっていました。
なんだこのビジュアルは!?これだと本当にオカンにしか見えないではないか!
しかしライブ本編ではしっかりと曲を聴かせてくれました。
途中ギターの弦が切れるというトラブルがありましたが、その間にも
ボーカルとドラムの2人のやりとりで楽しませてくれたのはさすがエンターテイメントバンド。
ドラムのカボチャ(中の人は事務所の社長)がお客さんに向けてすね毛を見せてしまい、
そのことをボーカルのオカンにツッこまれてたのには笑ってしまいました。一応ガールズバンドなんだからすね毛はNGだろ!(笑)
そして今回もまた、人間界ではミュージックステーションなどで使われているという「アテブリーの魔法」が披露されました。
今回は「SABBATH」というライブの定番曲が流れ始めた直後に、
ボーカルのオカンが「exist†traceさんのライブを観てくる」と言って退場してしまい、
そしてすぐ戻ってきたかと思えば、買い物袋にネギを入れて帰ってきました。なんだこの小芝居は!(笑)
その後は例によって「SABBATH」を生演奏。ボーカルの煽りに乗せられるがままに
お客さんが上手(かみて)へ下手(しもて)へと一緒に移動したり手を振ったりヘドバンしたりと今回も盛り上がりました。
やっぱりHERe:NEのライブは面白い!それでいて楽曲の方も良くてボーカルの歌唱力も素晴らしいときたら応援せずにはいられない。
これほどまでに魅せるバンドが世間の音楽好きの間にあまり知られていないのは惜しい。どうか今後のブレイクを期待したいです。



・exist†trace

5人組ヴィジュアル系ガールズバンド。ボーカルは見た目も中性的で、宝塚の男役みたいな雰囲気。
今回は時間の関係で後半3曲しか聴けませんでしたが、良かったです。
V系っぽい要素とアニソンっぽい要素が半々といった感じで、これは期待以上ではないかと。
「TRUE」は特にインパクトがありました。また最新アルバムも聴いてみたいです。



・FRUITPOCHETTE

アイドルグループ、ひめキュンフルーツ缶の妹分として結成された2人組ユニット。
つい先日まで全国47都道府県ツアーを開催していたそうで、これからはもう自分たちだけで
全国回れるよねということで今回はスタッフ無しで2人で来たそうです。
まず1曲目にいきなり、フルポシェを知るきっかけとなった曲「暴虐-PARASITE-」
をやってくれたのは嬉しかったです。ダンスにも切れ味があったのが印象的。
最近増えつつある、ロックなアイドルの代表格としてこれから更なる躍進が期待できるステージでした。



(その2へ続く

2014年8月25日月曜日

[ライブレポ]  FROZEN CAKE BAR Presents【俺の彼女とバンドが修羅場すぎる 第二話】

8月16日(土曜日)、山形・ミュージック昭和Sessionで行われた、FROZEN CAKE BARの主催ライブに行ってきました。
出演はFROZEN CAKE BAR、SOUND WITCH、櫻組、HERe:NE、Black Stormの計5組。
FCB以外のバンドについてもネットで曲を試聴した上でこのライブに臨みました。
客層は20代前後の人が多かったです。和服姿の女性も何人かいました。その女性たちはFCBのファンなのでしょうか?ボーカルのクリザベスさんもCDジャケット写真などで和服姿を披露してましたからね。



・BLACK STORM

オープニングアクトを務めた5人組バンド。
FROZEN CAKE BARのバーベキュー企画をきっかけに結成することとなったバンドで、MCの時にものFCBのメンバーに感謝の言葉を述べていました。
楽曲の方はラウド系で、ギターのメガネ君がシャウトしたりと、
見た目によらず迫力のある音楽を聴かせようとしてたのは良かったですが、
ライブステージにもっと躍動感が欲しかったか。ボーカルの歌唱も含めてまだまだこれからのバンドだと思いました。
あと「MCはスベるバンドなので・・」と言ってたのはどうなんだ・・・
後半のMCでは山形のおすすめとして、つけ麺が500~600円で腹いっぱい食べられる店があるという、麺好きの私にとってお得な話は聞けましたが、肝心のお客さんの盛り上がりの方は・・とその時、MCを後ろで見ていたFCBのメンバーが「素晴らしい!」と拍手。これにつられる形で、会場全体からも拍手が起こりました。
フォローしてくれる先輩バンドがいて良かったですね!
 


・HERe:NE (ヘレーネ)

「笑顔吸収型魔女」と名乗る、仙台から来た3人組ガールズバンド。その見た目からしてV系かと思いきや、ボーカルはぽっちゃり系でした。
まずメンバーがステージに登場してボーカルがしゃべり出しましたが、その瞬間にして場の空気が変わった。それぐらいオーラを感じました。しゃべりの方も実に達者。
さらにドラムのサポートメンバーとして、エレクトロリカルパレードにのってカボチャというよりもパンダの化け物みたいなかぶりものをした人が登場。
ちなみに中の人はおっさん(事務所の社長)らしいです。
そしてライブ開始。まずボーカルの和鬼子さんの歌唱は、この日の出演者の中で一番迫力があって良かったです。存在感が段違い。
例えるなら、森久美子さんにV系メイクをさせたような・・・
(さすがにそこまでは太ってないかもしれませんが)
さらに楽曲の方も、V系だけに展開が多いながらもキャッチーでノリやすい曲が多い。
そして何より、お客さんを盛り上げるのが上手い!
「私たちは魔法の国からやってきたのだけど、どこにあるか知ってる?」「答えは、仙台!」
「私は今回新たに、アテブリーという魔法を習得したの、アテブリーとは人間界でもミュージックステーションなどで使われてる手法で、完璧な音が出せる魔法なの」
そして当てぶりの演奏をバックに、お客さんを煽り、右に左に走らせたり、手を振らせたりヘドバンさせたりとやりたい放題(笑)
「完璧。でも、本当にこれで満足なの?」
これには会場から笑いが。その後、同じ曲を今度は生演奏にてフルコーラスでやってくれました。
そしてお客さんはさぁ本番とばかりにあらためて曲のリズムにノリながら右に左に走り、手を振ったりヘドバンしたりと大盛り上がり。
途中ボーカルの和鬼子さんのパンツが脱げそうになり、一旦ステージ横に隠れて直すという大事故寸前のトラブルも乗り越えての、計4曲の貫禄のステージでした。

素晴らしい!彼女たちのような、華があってエンターテイメント性に溢れたバンドは大好きだ。
ライブで魅せるという点においては、それこそ私が今年見た全バンドの中でもトップクラスではないでしょうか。
即メジャーデビューしてもいいぐらいの実力の持ち主だと感じました。
この山形遠征で一番の、新たな収穫でしたね。



・櫻組

秋田出身、紅一点ボーカル擁する5人組バンド。ボーカルは浴衣姿で登場。
事前に試聴した感じでは、FCB以外では一番期待できそうなバンドだと思ったのですが・・・
楽曲はメタル系。計6曲やってくれましたが似た感じの曲が多く、もうちょい印象に残るメロディが欲しかったか。
1曲1曲は良い曲もあっただけに、また機会があれば別のライブハウスで見てみたいところです。



・SOUND WITCH

大阪出身、こちらも紅一点ボーカル擁する5人組ヘヴィロックバンド。海外でも活躍経験がある実力派です。
事前に試聴した感じでは、メロディアスな部分が少ない気がしたので自分の好みのタイプとは違うかなと思いましたが、ライブステージの方を見てみるとさすが実力者だと感じることができました。ステージ上での躍動感が抜群。
歌詞はおそらく全英語詞で、メロディも洋楽っぽい。さらに、ボーカルが時にアニメ声っぽい歌い方をするのも印象的。
シンセを入れたダンサブルな曲もありました。こういう曲は個人的にノリやすいですね。
「♪チキチキバーチキチキバー」と歌う曲が一番耳に残りました。
5曲目が終わった頃にボーカルから簡単な挨拶と自己紹介がありましたが、しゃべったはこの時だけで、MCは実質無しでした。
全10曲ほどやってくれましたが、どうもこのライブハウスは楽器の音量が大き過ぎることもあり、
思いっきり轟音を鳴らすバンドが2連続で続くとさすがに耳がしんどくなってきました・・・
今回どのバンドもボーカルの歌声が楽器隊に埋もれてしまう場面が目立ったのは楽器の音量設定のせいかと(唯一HERe:NEだけは埋もれなかった)
今までいろんなライブに行ってきましたが、今回は初めて耳栓がいるかなと思ってしまいました。メタル系のライブでは実際してるファンの姿も見かけますし、さらには自ら耳栓を配るメタルバンドなんてのもいるらしいですからね。




・FROZEN CAKE BAR

本日のメインアクト登場! 1曲目にしていきなり大好きな曲である「scream」、
そして2曲目にはFCBを知るきっかけとなった衝撃の超名曲「パンデミック。」
とやってくれて、これはもうテンション上がりまくり! 最高です。
そしてMCへ。ボーカルのクリザベスさんはしゃべり声もアニメ声なんですね。可愛いです。
しかしここで、メンバーから驚きの言葉が・・・
「時間が押してしまって、あと10分ちょいしか残ってないんです」

えぇ~~~~~~~~っ!? なんでそうなるんだ!?
今回はるばる山形まで行ったのは、主催ライブならばたくさん曲が聴けるに違いないという期待があったのに!
そもそも時間配分がおかしい、なんでSOUND WITCHは10曲近くやって主役のFCBはその半分ぐらいしか曲がやれないんだ!?

さらにMCでは、ドラムのサラヤンさんが元カノから財布のお金を抜かれたという話があり、
それに対してクリザベスさんが何かしゃべろうとするも、時間がないからということでカットされました。あぁその話の続きも聞きたかったのに!
3曲目は「horizon」。これはライブで聴いてより一層素晴らしいと感じました。
とにかく踊れる。お客さんもライブハウスを駆け回りまくりの大盛り上がりでした。
4曲目の「凛」で一旦終了。さらにアンコールではクリザベスさんが浴衣を来て登場。さらに男性メンバーの皆さんは「東北魂」と書かれたハッピを着て登場。
そして新曲の「夏ときどき悪魔」を披露してくれました。
FCB流お祭りロックといった感じで、最高でした。この曲は私の中で2014年下半期を代表する名曲になること間違いなし。CDリリースが待ち遠しいです。

ライブ終了後の物販では、FCBガチャを回してステッカーをゲットしました。
そしてツイッターや当ブログのコメント欄でもお世話になっている、クリザベスさんに挨拶をしてきました。
現在行われているアニメの聖地巡礼ツアーとして、10月には名古屋でライブをするとのことなので、こちらの方にも行きたいです。
そして、今回グッズを買ったということでポイントカードを発行してくれました。こんなのがあるとは。ポイント集めが趣味の私としてはぜひ集めたくなるじゃないか!
あぁ山形に生まれてればライブに行きまくってポイント集めてたのに。




以上、山形への旅日記でした。蔵王の景色が見られなかったり、FCBのステージが短すぎたりと、
これは思ってたのと違う!と感じた部分もありましたが、それでも今回FCBの皆さんに出会えただけでも良かったですし、さらには新たにHERe:NEという素晴らしいバンドに出会えたり、冷やしラーメンは期待通りおいしかったりと、楽しいことがたくさんあった山形遠征でした。
長文を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。



2014年8月23日土曜日

[旅日記]  山形名物・冷やしラーメン

「山形はラーメンの消費量日本一である」
果たしてこのことを知ってる人はどれぐらいいるでしょうか?
私もつい最近知ったばかりです。
そんな山形の名物ラーメンといえば、冷やしラーメン。
冷やし中華とは全く別物でございます。文字通りにラーメンをそのまま冷やしたかのような姿で登場。
スープの中には氷が入っているのも特徴です。
ということで、この冷やしラーメンを出す店へ行ってきました。




冷やしラーメンの元祖「栄屋本店」


さっぱりとしながらもコクのある醤油味。
ごま油の風味がいいアクセントになっている。
さすが元祖といえる味でした。




辛味噌ラーメンの名店「鬼がらし」


山形には辛味噌ラーメンまで冷やしがある。
これは意外なおいしさでした。
さらにこのラーメンは具がビックリするほど多い。チャーシュー、ネギ、もやしなどの一般的な具に加えて、カニカマ、キュウリ、ショウガの甘酢漬け、味つきのハンバーグなどなど・・・
そこまで入れるか!と思うぐらいにボリュームたっぷりでしたがそれもまた面白いと感じました。




「廣東」の「冷しやまぶきラーメン」
塩ラーメンにほんのりレモンの酸味が加わったあっさり味。
チャーシューが生ハム風味で美味い!


冷やしラーメンのみで醤油、味噌、塩とコンプリートできるのは山形ならではでしょうね。
ご当地グルメを存分に堪能できて良かったです。
さぁ次はいよいよメインイベントである、FROZEN CAKE BARのライブだ!

(続く)



2014年8月22日金曜日

[旅日記]  FROZEN CAKE BARのライブが観たくて山形まで行ってみた

本当に好きなバンドのライブのためなら、遠征だってする! というわけで、
8月16日に行われるFROZEN CAKE BAR主催のライブに参戦するため、山形まで行ってきました。
この日の前後はちょうどお盆休みの時期ということで、行ける時に行っておかないと、
これを逃したら次はいつ行けるか分からないし・・・ということで、
奈良から山形まで高速道路と一般道を飛ばすこと約10時間、ドライブを思いっきり楽しんできました。


そして山形に到着。まずは名物の冷やしラーメンを食べようということでラーメン屋に行ってきました。(詳しくは次の記事参照)
さらに、山形の観光スポットといえば、蔵王の絶景。ガイドブックにも載っていた雄大な景色を観に行こうとしましたが、しかしこの日の天候はあいにくの雨。
まぁそれでもせっかくここまで来たのだから行ってみようと思い、蔵王エコーラインを登って行きましたが・・・



まさかの霧。そもそも山形に着いた時から気温の方はずいぶん涼しいなと思ってましたが、
しかしそれが原因で霧まで発生するとは思わなかった。1m先もまともに見えない。

宮城との県境の駐車場に着いたが、やっぱり周りは何も見えないじゃないか・・・


泣く泣く引き返してきました。そして市内に戻って、再び別の店で冷やしラーメンを食べた後(詳しくは次の記事参照)
山形城跡に行ってきました。そういえば山形は城下町でしたね。


復元されたお城の建物の中では、何やら展示会のようなものが行われてました。
霞城公園という名前で、辺り一帯は公園として整備されています。


中にはなんと球場までありました。しかもそこでは高校野球の練習試合が行われていました。天気は雨なのに。

山本学園・・・野球雑誌の今年の甲子園出場校予想に名前があったような。
しかし、城の中でやる野球ってどんな気持ちなんですかね。
まぁ自分も今の草野球チームでは法隆寺の鐘の音を聴きながら野球やってますが(笑)



(続く)



2014年8月21日木曜日

9月27日に神奈川で「アニソンロック 2014」というライブがあるらしい

先日行われたAldiousのライブ(レポはこちら)でも告知を聞きましたが、
9月27日に神奈川にて、こんなライブが開催されるそうです。

公式サイトより
http://aldious.jp/news/2014/08/927c 
9月27日(土)に神奈川・CLUB CITTA'にて「アニソンロック 2014」が開催されます!そしてアルディアスの出演が決定しました!
女性アニメシンガーたちがバンドを率いて、アルディアスと競演するこのライヴイベント、豪華な出演者にご注目♪ ぜひお越しください!

CLUB CITTA' PRESENTS
アニソンロック 2014
 AnisonRock 2014

日程:2014年9月27日(土) 
 会場:神奈川・CLUB CITTA'
 OPEN 16:00 / START 17:00

出演アーティスト:堀江 美都子、川田 まみ、黒崎 真音、Aldious



何だこの超絶に俺得なコンセプトで行われる4マンライブは。
開催地は神奈川ですが、これには行かなければいけないのではないかと思えてくる。
黒崎真音さんとAldiousのコラボとか最高じゃないか! 川田まみさんのライブも見てみたいと思ってました。堀江美都子さんは・・何かロック系の曲を歌ってたでしょうか?
ともかく、他のどの音楽ブログよりもアニソンロックを愛しているはずのブログ管理人としてこれには行かなければと思いましたが、9月27日は厳しそうです。残念。

しかし、Aldiousってそもそもアニソン歌ってないよな・・・ 
まさか主催者がCyntiaと間違えてオファーしたってこと無いだろうな(汗) 
Cyntiaは次作のシングルの方もアニメタイアップが決定してますからね。
そういえば今年6月には同じく神奈川にてCyntia、藍井エイル、中ノ森文子の3マンライブという
夢のコラボもありましたね。これもまた関西でやってくれたなら120%行きたい組み合わせだったのに。また関西でもやって下さいよ! 
ちなみにCyntiaは先日アイドルフェスの方にも出演して、それなりに好評だったようで何より。
AldiousもCyntiaも、出してもらえるところにはアニソン系のフェスだろうと何であろうとどんどん出て行けばいいと思います。こうして少しでもファン層を広げていって欲しいです。
某ひたちなかの大型フェスとかには出たくても出してもらえないだろうからなぁ・・・


来年は「アニソンロック 2015」として、2014以上に大規模なフェスへと生まれ変わってくれないかなぁなんて思ったりしますね。
出演者も2014年の4組に加えて、先ほど述べたCyntia、藍井エイル、中ノ森文子、
さらにはJAM Project、喜多村英梨、飛蘭、妖精帝國、LiSA、中川翔子、FLOW、T.M.Revolutionなどが一同に会してくれたら最高ですね。
あと北出菜奈、高橋瞳、ステファニーなどもこれを機に復活してくれないだろうか。さらには来年の今頃にはGacharic Spinにもアニメタイアップが付いてるでしょうね、ということでガチャピンも・・・などなど、こんなフェスを想像してみたら妄想は膨らむばかりだ(笑)


多くの音楽好きの皆さんは知らないかもしれませんが、アニソンロックにはハイレベルかつ劇的展開を持った曲がたくさんある。そんなアニソン系ロックの地位向上を願いたいです。
あと、AldiousやCyntiaやGacharic Spinなどといったバンドの地位向上も願いたい・・・
当ブログでは、ロキノン系以外のロックを特に応援します! と宣言したい気持ちがずっとある。でもそんなこと言うと音楽好きの中の圧倒的多数派であるロキノン系が好きな人に当ブログを見てもらえなくなりそうなので、やっぱり大きな声では言えませんけどね。


2014年8月20日水曜日

[私的名曲ランキング]  2014年5月度 マイベスト10 (延長戦)

4つ前の記事の続編でございます。2014年5月度 マイベスト10の中には
枠の関係で入れられなかったものの、これは良いと感じた曲を一挙に紹介したいと思います。





・喜多村英梨「掌 -show-」 [公式PV]

今や水樹奈々、JAM Projectと並ぶほどに好きなアニソン系アーティストになりそうな勢いだけにマイベスト10に入れたかった。
女性ロック歌手としてつくづく楽曲に恵まれているなと感じます。
歌唱の方も中低音の声の響きが良い。
カップリング曲「Greedy;(cry)」は表題曲以上にゴリゴリのメタル曲で、
序盤からいきなりデスヴォイスをかましたりとやりたい放題。これが声優の曲とは思えない。
ぜひライブでこの曲を聴きたい。そして一緒にヘドバンしたい。8月23日に名古屋で開催される「Electric Lady Loud」にキタエリの出演を期待してたのは私だけでしょうか?来年こそは出て欲しいです。



・鈴木このみ「This game」 [公式PV]

彼女もまた、近年のアニソン系アーティストのレベルの高さを感じさせてくれる歌手の一人。
歌が上手いのは言うまでもないのに加えて、楽曲の方もピアノ+バンドサウンドの組み合わせが見事。この曲もまた間奏が良い。間奏のピアノの旋律だけで名曲認定していいぐらい。



・BiS「FiNAL DANCE」 [公式PV]

ラストシングル。今までいろんなことがあったけどハッピーエンドで終われて良かったと思えた曲でした。PVでの弾けっぷりも良いです。



・高橋優「太陽と花」 [公式PV]

男性ソロシンガーでは唯一の常連か? 音楽にこめられた熱意が全面に伝わってくるので、思わず惹き込まれてしまうんですよね。



・阿部真央「Believe in yourself」 [公式PV]

彼女の曲に関してはこのような聴き手を鼓舞する曲が一番好き。てかこの曲もアニメタイアップだったのか!たった今知った。



・Aldious「Other World」 [公式PV]

アルバムレビューはこちら。これまでのシングル曲の中でも明るめの曲で、こういう路線もまた良いと思います。



・Gero「吾輩はオス猫である」 [公式PV]

歌が抜群に上手い。それに加えて楽曲の面白さが半端ない。
サビでの弾けっぷりが最高。調べてみたらヒャダイン作詞作曲と知り納得。
ヒャダイン本人が歌う曲よりも提供曲の方が圧倒的に良く聴こえるのはなぜだろう。



・ダウト「ざんげの花道」 [公式PV]

爽快感のあるヴィジュアル系歌謡ロック。こういう曲はもっと広く評価されてもいいはず。
例によってアニソンっぽい感じもしますし、ニコニコ動画発の曲が好きな人などからはそれなりに評価されそう。というか実際数多くありそう。



・exist†trace「スパイラル大作戦」 [公式PV]

こちらは女性だけのヴィジュアル系バンド。ムーディーですね。
8月23日に名古屋で開催される「Electric Lady Loud」に出演するということで、ライブの方も見てみたいです。



・入日茜「スタートライン」 [公式PV]

穏やかなサウンドに優しい歌声。それに加えて歌詞が良い。励まされます。
ピアノ弾き語りシンガーソングライターということですが、ピアノだけよりもバンドサウンドで編曲された曲の方が好きなことが多いのです。



・ザ・ヒーナキャット「ぐるぐる」 [公式PV]

歌謡ロック界の期待の星。今作もインパクトがある。アルバムをまだ一度も聴いたことが無いので今度聴いてみないと。



・Aimer「StarRingChild」 [公式PV]

声質は元々良いと思ってましたが、今作はメロディが今まで以上に良かった上に、曲から神秘的なオーラが感じられる。
そして歌詞サイトを検索してみて知りましたが、この曲もアニメタイアップだったのか! しかもガンダムか! つくづくなぜ良いと思った曲が調べてみたらアニソンだったというパターンが多いのか。



・Tom-H@ck featuring 大石昌良「Perfect HERO」

こちらはアニメ「ダイヤのA」の新オープニング曲。高校野球シーズンに聴くにはぴったり。
つい最近知りましたが、大石昌良さんって元サウンドスケジュールのボーカルだったんですね。
10年ぐらい前に高校ラグビーの曲を歌っていてその曲がすごく良かったのは今でも覚えてます。
まさかその後野球アニメの曲を歌うとは当時は想像もつかなかった。



・地獄車「マッスル・ファクトリー」 [公式PV]

ぜひ腹筋背筋腕立て伏せダンベル運動しながら聴きたい。これを聴くと筋トレ魂が燃え上がる。
打球をより遠くへ飛ばすためにも日頃の鍛錬は欠かせないですからね。
メロディアスさが全く無い純正ハードコアですが、彼らの曲に限っては歌メロは無くてもいいと思えてくる。
何せかつては沖縄の売り上げランキングでSPEEDを抑えて1位になったことのあるほどの人気バンドでしたからね。沖縄って懐深すぎだ。



・MUCC「ENDER ENDER」 [公式PV]

ラウドロック+シンセの組み合わせってやっぱり好きですね。
そしてPVのライブ映像の方では、ガチャピンとムックが登場してるではないか! これは面白過ぎる。生で体感したかった。
ガチャピンといえば、以前からGacharic SpinとMUCCの対バンが実現すればいいのにと思ってましたが、このPVを見た瞬間、今度はぜひGacharic SpinとMUCCとガチャピンとムックの4マンライブを見てみたいと思ってしまいました。
しかし、赤モジャの方のムックは曲をリリースしてましたかね?
緑色の方のガチャピンは「たべちゃうぞ」という鉄板の名曲をリリースしてましたが・・・



2014年8月19日火曜日

[ライブレポ]  Aldious Live Tour 2014 "Dazed and Delight"

8月17日(日曜日)、大阪・梅田CLUB QUATTROにて行われた、Aldiousのライブに行ってきました。
近年次々とデビューしている、ガールズメタルバンドの先駆者的存在であるAldious。
その結成の地である大阪にて、この日ツアーファイナルを迎えるということで、
今回初めてライブの方に参戦してきました。

まず1曲目、最新アルバムのリードトラックの曲である「Butterfly Effect」という
大好きな曲をいきなりやってくれました。そのステージを見た時点から、
このバンドはスゴい! モノが違う! と感じました。
ここまで激しさと美しさを兼ね備えたバンドは唯一無二だ。
特に間奏部分にて、髪をふり乱してヘドバンしながら楽器を演奏する姿には大興奮。
同じガールズメタルバンドでも、Aldiousが他のバンドと違うところは、
儚げな美しさを感じるということ。これはやはりボーカルの声質によるところが大きい。
Re:NOさんの歌唱については、加入当初は主にネット上にて賛否両論があったようですが、
今回生で聴いた限りでは、十分に声出てるじゃないかと思いました。
今までのメタル歌手の中にはいなかったような、切なげで透き通ったその歌声が、
曲の中でうまく溶けあっている。CDレビューの際にも書きましたが、
この声質にこのサウンドという組み合わせは、他のどの歌手、どのバンドにも無いものであり
大きな武器になると、あらためて感じることができました。

ライブ前半には、ボーカルのRe:NOさんがアコギを持ち、自らが18歳の頃に作った曲
「胸三寸」を、ギターのトキさんとの2人によるアコースティック形式で聴かせる場面もありました。バンドに加入する遥か前から、作詞作曲活動をしていたとは意外でしたね。
その直後には楽器隊の4人によるインスト曲も披露され、これには演奏技術の高さを見せつけられました。
MCでは、まずギターのトキさんが大阪出身ということで、地元に帰ってきたという話と、
さらに最近は関西弁じゃなくなってきてると言われることを否定する発言がありました。
そしてベースのサワさんは、手持ちの連絡帳を取り出して、これからのライブの告知を
する場面がありましたが、サワさんのしゃべりはずいぶんアニメ声っぽいしゃべりで、
メンバーで1人だけキャラが違うような気がしました(笑)
でもこれもまた個性ってことで良いと思います。
最後には「世界制服を狙ってます。ウソです」という、謎のコメントが。
これに対してギターのトキさんから「サワは肉食女だから。昔は肉を食べれなかったけど
北海道に行ってジンギスカンを食べて以来、今では肉を食べまくるようになって、
最近では世界制服とか言い出すようになった」という解説が。
肉を食べるようになったことでそこまで発言が飛躍するのか!
そしてギターのYoshiさんからは「途中からヘドバンしてないのに気づいた人いる?」
という発言が。なんと途中で首を痛めてしまったらしいです。
Re:NOさんに「こっち向いて」と言われると体ごと向く場面が。
さらにライブ終盤ではトキさんから「あっち向いてホイ♪」というフリが。
これは危ない! どうか首の方はお大事にして欲しいです。

セットリストについては、最新アルバムの収録曲ほぼ全曲をやってくれました。
「Dominator」は特に素晴らしかったですね。メンバーと一緒にヘドバン、ヘドバン、またヘドバン!って感じで最高に盛り上がりました。
さらに1st~3ndアルバムからは「Defended Desire」「夜桜」「Misty Moon」「Luft」
といった人気曲の数々をやってくれたのも良かったです。

アンコールは計2度も起こりました。
1度目のアンコールでは、バラード曲の「I Don’t Like Me」、
さらには初期の名曲でこれまた個人的にも大好きな曲である「Deep」、
そして「Ultimate Melodious」の計3曲をやってくれました。
2度目のアンコールでは、まず「White Crow」が演奏され、
その後メンバー1人1人が、今回来てくれたファンに向けて挨拶がされました。
普段は前に出ることがないというドラムのArutoさんもステージの最前列まできて
みんなの前で挨拶。「緊張しますね」とのことでした。
そして最後に、ボーカルのRe:NOさんからこんな挨拶が。
「私事になりますが・・・ 知ってる人は知ってると思うけど、
私は今までいろんな活動をしてきました。やりたいことは全部やるという思いで
ここまでやってきましたが、2年前からこのバンドに入らせてもらって、
これだけ1つのことのみに打ち込んだのは初めてだった」
という言葉の直後に、Re:NOさんの目から涙が・・・タオルで涙を拭う姿が。
さらにその姿を見たギターのYoshiさんも、思わずもらい泣きしたようで、
これには観客から大きな声援が上がってました。まさに感動のツアーファイナル。
最後には「これからもよろしくお願いします」という言葉の後、
「Red strings」というライブの締めにふさわしい、優しい曲にてライブ終了いたしました。

Aldiousのライブには初参戦でしたが、本当に行って良かったです!
今回一緒に行かせて頂いた、既に10回ほどライブを見たことがあるファンの大先輩方も
今までの中でも一番良かったという言葉を残していました。
世間的にはAldious以前にそもそも嬢メタルというジャンル自体が、
マイナー中のマイナーな存在であるといえるでしょうが、それでもどうか、
少しでも多くの音楽好きの皆さんにこのバンドの魅力が知れ渡って欲しいと感じました。







2014年8月15日金曜日

[CDレビュー]  ELISA「AS LIFE」


ELISA「 AS LIFE(初回生産限定盤A)(Blu-ray Disc付)」
(2014/6/25)

1. prologue of AS LIFE
2. REALISM
3. 笑顔のままで
4. ミレナリオ
5. Shiny Mist
6. 瞬き
7. そばにいるよ
8. Awake
9. Shout my heart
10. Story of my love
11. 紙飛行機
12. LIFE
13. in mind
お気に入り度:★★★★★★★★ (8/10)



 
ELISAの通算4枚目のオリジナルアルバム。アニソンを中心とした活躍をしながらも、今作もまたクラシックや声楽の影響を強く受けたアルバム作品を作ってくれました。
彼女のアルバムを聴くきっかけとなったのは、今作では3曲目に収録されている、
昨年リリースのシングル曲「REALISM」を聴いたことです。この曲の衝撃は半端なかった。
美しくも颯爽と流れるシンフォニックサウンドの中に、透き通った歌声が響き、
そしてサビでは超ハイトーン歌唱を聴かせてくれる。この歌唱はまさに圧巻。なんて神々しい歌声なんだ・・・まるで天女が降臨したかのよう。
シングル曲では7曲目「そばにいるよ」も、サビのラストの「♪my hear~~~~~~t」という透き通った高音歌唱が素晴らしい。これがあるだけで曲の魅力倍増といえるでしょう。
アルバムオリジナル曲では9曲目「Shout my heart」が良い。今作の曲の中でも最もクラシカルかつ幻想的なサウンドが聴ける。ストリングスに加えてハープや笛などの楽器の音色も美しい。
そしてサビの「♪Shout my hear~~~~~~t」というハイトーン歌唱がこれまた圧巻。
さらに10曲目「Story of my love」は約6分半にの間に組曲のような劇的展開が押し寄せる。これがポップス歌手の曲とは思えない。
バラード曲では11曲目「紙飛行機」が良い。「♪飛んでいくよ」と歌う姿は、やはり空を舞う天女のようだと感じました。その声に癒されます。
しかし8、11曲目以外のアルバム曲は良い曲ではあるもののあともう一歩でした。
今作は1stアルバムと違いエレメンツガーデンのメンバーが作曲に参加していなかったことが、作品の出来に影響してしまった気がします。
雰囲気的にはどれもエレガの作る曲に似ているものの、メロディや編曲の深みという点においてはエレガに及ばない曲が多かったか・・・
これからはアルバム曲もシングル曲並みに質の高い曲を多く提供してあげて欲しいところ。
歌姫系が好きな人には特にオススメしたい作品。歌が抜群に上手い歌手こそ、世間的にもっと評価されて欲しいです。







2014年8月12日火曜日

[CDレビュー]  バックドロップシンデレラ「スゴい!君!」


バックドロップシンデレラ「 スゴい!君!」
(2013/10/9)

1. 夕暮れにウンザウンザを踊る
2. 池袋のマニア化を防がNIGHT
3. カンフーライフ
4. 市長復活 ~さいたま市ヨリ与野市ヲ解放セヨ~
5. 外道ねぇさん
6. 魔界にはがっかりだ
7. うちのギターは天然パーマ
8. マサチューセッツ娘と高校球児
9. BABY 魔物と砂漠の奥へ
10. CD屋からサイコビリーが無くなる日
11. きらく
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




バックドロップシンデレラの5thフルアルバム。
2006年に結成された、東京池袋を活動拠点とする4人組バンドの作品です。
彼らを知ったきっかけは、今作の2曲目に収録されている「池袋のマニア化を防がNIGHT」
という、タイトルの時点で笑ってしまった曲を聴いたことでした。
今作のこの収録曲のタイトルの数々からして、もはや注目せずにはいられない。
そしていざ中身を聴いてみると、曲名だけでなく、サウンドの方も
様々な国の音楽をとり入れたミクスチャーっぷりが非常に面白い作品でした。

まず1曲目「夕暮れにウンザウンザを踊る」は、彼らの得意とする東ヨーロッパ方面の
民族音楽の要素を取り入れた曲。陽気で思わず踊り出したくなるリズムが良い。
2曲目は「池袋のマニア化を防がNIGHT」は池袋の街の現状を面白おかしく歌いつつも、
同時にこの街への愛を感じられる歌詞が良い。文句無しの名曲。
サビではハードコアなサウンドと女性コーラスに勢いを感じる。
3曲目「カンフーライフ」はロックサウンドに途中スカのリズムが入ったりと
タイトル以上に多国籍な雰囲気が感じられる。サビはキャッチーで爽快感があって良い。
4曲目「市長復活 ~さいたま市ヨリ与野市ヲ解放セヨ~」は、
またしてもタイトルからして笑ってしまった曲でした。
ロシア民謡っぽいメロディに加えて、途中レゲエの要素までもが入るサウンドにのせて
解放を願う民衆の思いを歌う・・と思いきや歌詞の内容が何なんだこれは(笑)
まず与野市の解放を願う動機が、さいたま市はひらがなだから好きじゃないからだとか、
その程度の理由でこんな曲を作ってしまったのか! 面白過ぎる。
女性コーラスの「埼京線快速直ちに南与野駅に停車せよ」という叫びも耳から離れません。

5曲目「外道ねぇさん」は気だるい雰囲気のミディアムロックチューン。
こういう感じの曲は本来あまり好みではないのですが、ボーカルに力があるので聴ける。
6曲目「魔界にはがっかりだ」はアイリッシュパンクっぽい曲。
リズムがハイテンポな上に、バイオリンも暴れる。これはインパクト抜群。
途中クラシック音楽の「剣の舞」の旋律を流用しているところなども面白い。
7曲目「うちのギターは天然パーマ」は約1分半で終わるパンキッシュな曲。
高音歌唱で「今日も一日デートしないで大丈夫」と連呼するのがたまらなくシュール。
8曲目「マサチューセッツ娘と高校球児」は今作の中では比較的ひねりが少ない、
明快なパンクロックチューン。高3になって引退した高校球児が最後の夏休みを
楽しむという内容の歌詞が面白い。青春って感じで素晴らしい! これは名曲です。

9曲目「BABY 魔物と砂漠の奥へ」はケルト要素の入ったバンドサウンドに
歌詞がファンタジックで面白い。アニメ映画の挿入歌とかにも合いそう。
10曲目「CD屋からサイコビリーが無くなる日」は歌謡ロック風の曲ですが
イントロや間奏にメタルっぽい要素を感じたりと、やはり編曲が凝っている。
11曲目「きらく」は歌謡曲とレゲエを融合させたバンドサウンドに
まったり感があって良い。ラストにして落ち着いた雰囲気の曲で終わったのは意外でしたが。

歌詞サウンド共に、これほどまでに面白さを感じさせてくれるバンドに出会ったのは久しぶり。
マニアックさとポップさを高い次元で両立させているのが素晴らしい。
彼らはもっと評価されるべき。刺激的な音楽が好きな人にはぜひオススメしたいバンドです。










2014年8月10日日曜日

[私的名曲ランキング]  2014年5月度 マイベスト10

今月もJDをもとに作った、月間私的名曲ベスト10を紹介したいと思います。
この5月度は今年で一番レベルが高かったと感じました。
それと同時に今回のランキングを作ってみてあらためて、自分ほど間奏を重視している人はそう滅多にいないのではないかと思ってしまいました。やっぱりその辺が他のブロガーとの違いなのか?ということで、それではいってみましょう。




第10位 ウルフルズ「あーだこーだそーだ!」 [公式PV]

アルバムレビューはこちら。ミドルテンポ曲でここまで豪快さを感じられるのはさすがです。




第6位 伊藤かな恵「ルーペ」 [公式PV]

今までは全くノーマークの声優歌手でしたが、この曲は1回聴いただけで胸にくるものがあった。
初音ミク似の甘い歌声に癒されたのに加えて、歌詞が良い。綺麗なものばかりなだけの世界では大切なものに気付けない・・・その通りだ。
作詞作曲はnano.RIPEのきみコさん。nano.RIPEの曲としても今まで聴いた中で一番良かったです。




第8位 angela「シドニア」 [公式PV]

シンフォニックロックにデジタルサウンドを組み合わせた曲展開がドラマチックで素晴らしい。
angelaは水樹奈々と並んでアニソン系アーティストにハマるきっかけとなった歌手なので、それだけ思い入れが大きいのです。




第7位 川崎純情小町☆「風林火山」 [公式PV]

和風お祭りバンドサウンド最高です。
まるで女性版ザ・コブラツイスターズみたいだ(分かる人はほとんどいないでしょうが)
こういうのは無条件で推したくなるのです。ライブにも行ってみたくなりました。
こんなご当地アイドルがいる川崎市がうらやましい。




第6位 秋赤音「シャクネツ」 [公式PV]

アルバムレビューはこちら。イントロから高速デジタルビートの切迫感にやられた。
小林ゆうさんとのデュエットも息ピッタリでした。




第5位 ハルカトミユキ「その日がきたら」 [公式PV]

女性ボーカルのバンドサウンドのバラード曲で最近良いと思う曲が少ない中で、
この曲はやはり良かった。DoAsが産休中の今となっては彼女たちが一番メロディの良い
バラード曲を作っているのではないかと思います。泣きメロですね。




第4位 WHERE'S ANDY「a suicidal act」 [公式PV]
女性ボーカルバンドでまた1組素晴らしい曲を作るバンドを知ることができました。
プロフィールによると、80年代のHR/HMに影響を受けた曲を作っている「ラウドで超キャッチーな3ピースバンド」だそうで、サビメロが良くてアニメタイアップがつきそうでロキノンからは無視されてしまいそうな、まさにど真ん中自分好みのバンドだ。
失敗を恐れるな!と歌われるサビが良い上に、間奏の疾走感が最高。ボーカルはあともう一歩か。
次はぜひアルバムの方も聴いてみたいです。




第3位 LiSA「Rising Hope」 [公式PV]

インストアライブのレポはこちら。躍動感が最高。
サビだけでなくBメロやCメロにまで荒削りな勢いがガンガン感じられます。




第2位 fripSide「black bullet」 [公式PV]

毎度おなじみの疾走デジタルサウンドが素晴らしいのに加えて、
サビのコーラスがツボにはまった。これだけで上位にもっていったようなもの。
イントロや間奏にシンフォニック要素を足すなどして、日々彼らなりに進化させた曲を作っているのが分かる。
今作はそろそろm.o.v.eに肩を並べるかというぐらいの勢いを感じただけに、
ギリギリまで1位にしようかどうか悩みました。8月10日の夜9時59分までどっちを1位にするか迷ってましたよ。




第1位 バックドロップシンデレラ「台湾フォーチュン」 [公式PV]

民族音楽とバンドサウンドの融合が見事。ダンサブルながらも生命力を感じさせてくれる。
タイトルは台湾ですがサウンドは多国籍。それでいてメロディはキャッチーなのが良い。
彼らの今までの曲の中でも一番素晴らしいと感じました。またライブにも行ってみたいです。打首獄門同好会とよく対バンしているらしいのでそれに今度行こうかな?



(延長戦へと続く