U-ka saegusa IN dbIII(初回限定盤)(DVD付) (2006/9/20) 1. 飛び立てない私にあなたが翼をくれた 2. ジューンブライド~あなたしか見えない~ 3. 君の愛に包まれて痛い 4. 愛のワナ 5. 夏のフォトグラフ 6. 君の中に僕の居場所を探したい 7. もう自分が自分に嘘をつかないように 8. 明日に降る夢よ 9. 100もの扉 10. 空飛ぶあの白い雲のように 11. Everybody Jump 12. Fall in Love 13. 愛言葉 14. Honey お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) 三枝夕夏 IN dbの3rdアルバム。 彼らがリリースした計4枚のオリジナルアルバムの中でもこれが私的最高傑作。 この頃の楽曲こそが、一番好きでした。 キュートさ、痛快さが全面に出たバンドサウンド曲の数々が楽しめる作品です。 イントロからラストのコーラスまで全て含めて、バンドとしての 一体感を存分に感じる「飛び立てない私にあなたが翼をくれた」、 恋に落ちていく姿を、可愛くもどこか気だるい感じのボーカルとサウンドで 見事に表現した「君の愛に包まれて痛い」、この前半の2曲は特に素晴らしいです。 さらにバラード曲についても、岩田さゆりに提供した曲のセルフカバーである 「空飛ぶあの白い雲のように」は名曲。オリジナルよりもこちらの方が好きです。 それ以外の曲も、痛快なパンクナンバーの「愛のワナ」「Everybody Jump」、 キャンディーズあたりが歌っても似合いそうな昭和歌謡っぽい雰囲気の 「君の中に僕の居場所を探したい」、レトロな感じの洋楽テイストナンバー 「Fall in Love」などといった曲はどれも名曲で、 とにかく多彩で聴いていて面白い作品だと思いました。 ラスト2曲などはどこかB級っぽい感じもしますが、それもまた良い。 ボーカルの三枝さんの歌唱は決して抜群にうまいという感じではないですが、 優しい歌声で、これらの多彩なバンドサウンド曲を歌っているという この音楽センスについては他のバンドにはないような魅力があると思います。 ところがこの作品、というよりもこのバンド自体が、 一部の音楽レビューサイトではあまり良い評価を受けず、 それどころか一部では不当に叩かれ続けていたのはとても残念でした。 (このブログでは「あの人たちがそう言ってるから私もそう評価する」的なことをするつもりは一切ありません) 捉え方の問題もあるのでしょうが・・・ 私から言わせれば「♪愛言葉はデシデシ」という歌詞の何が悪いのか。 これと似たような歌詞なら、例えばウルフルズには「♪合言葉はA・A・P」 (A・A・Pはアホアホパワーという意味)などと歌う曲だってありましたし、 さらにアルフィーは50代にしてこんな歌詞の曲を作ってたりもする。 なのでこういう歌詞がおかしいとは全然思わないです。 「Honey」についても洋楽テイストの中に可愛さを存分に注入した曲で、 こんな痛快で挑戦的な曲を作れるのもまた個性であり魅力だったはず。 この作品以降の曲は個人的にはやや微妙でしたが、解散となるとやはり惜しかったです。
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2013年2月14日木曜日
[新・CDレビュー] 三枝夕夏 IN db「U-ka saegusa IN db III」
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2 件のコメント:
確かにちょっと叩かれすぎですよねえこのバンド。深夜アニメのアニソン界隈は「こ・づ・く・り・しまっしょ、ヘイ!」って歌いだす曲があるくらい怪曲珍曲も多いので愛言葉はデシデシとかおーきゅんきゅんくらいは私は何ともありません
ただまあ音楽はつまるところ好き嫌いですから受け入れられない人がいるのも仕方ないです。なので無視なさるのが一番よろしいと思います。たかがレビューサイト、ああこいつとは分かり合えないわと思ってブラウザを閉じればそれで終わりです、えむけーさんの家に毎日ハイカラや三枝さんの悪口をいいに来るわけじゃありません
なんというかえむけーさんはそういう人たちに敬意を払いすぎというか、影響力を過大視しすぎてる気がします。自分の好きなアーティストの批判なんて「あーこいつらわかってねーわ」程度で流してアルバムをヘビロテしてればいいんですよ
「こ・づ・く・り・しまっしょ、ヘイ!」などといった曲は少なくとも私の周りではカラオケなどで当たり前に出てきます(笑)
確かに私は、ネットの影響力はあると思ってしまう方なんですよね。
人間誰しも、思わず相手に同調してしまいたくなることは私も含めてありがちでしょうし。
まぁ今はこうしてブログにて思いっきり好きな作品のレビューを書けるので、それで満足です。ブログ最高!ということで
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