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2013年2月13日水曜日

[CDレビュー]  THEイナズマ戦隊「GLORY DAYS」


THEイナズマ戦隊「 GLORY DAYS」
(2012/12/12) 

1. IT’S SHOWTIME!!!!! 
2. LIFE IS ROCK
3. 素晴らしき人生
4. ズッコケ男道
5. 東京夜空
6. THE FIGHT
7. 絶好調で一歩前進!!
8. Don’t Worry
9. ご機嫌行進曲 ~行ってきます~
10. いかすぜ★バンドマン
11. ラパン
12. ユメミルチカラ
13. GLORY DAYS
お気に入り度:★★★★★★★☆ (7.5/10)





THEイナズマ戦隊の通算9枚目のフルアルバム。今作もまた、聴いていて
元気になれる曲がたくさん詰まった王道ロックアルバムとなっており、
デビュー時から一貫してブレることのない安定感を感じる作品となっています。

オープニングナンバー「IT’S SHOWTIME!!!!!」から一気になだれ込むかのように
途切れることなく2曲目へと続く構成は、ライブ感があります。
そして今作で最も注目される曲はやはり、関ジャニに歌詞提供した曲の
セルフカバーとなる「ズッコケ男道」でしょうが、これはもう1回聴いただけで、
やっぱりこれはイナ戦の曲だ! むしろこちらこそがオリジナルだ!
と思ってしまいました。間奏部分にてシャウトなども交えたボーカルの歌いっぷりといい、
より迫力を増した編曲といい、こちらのバージョンの方こそが、
歌詞やメロディの持つ魅力を存分に引き出していると感じました。

中盤の「THE FIGHT」や「絶好調で一歩前進!!」といった曲は
ライブでも盛り上がりそうな、まさにイナ戦らしい曲。
8曲目「Don’t Worry」は結婚式ソングとして作られた曲で
メロディの美しさとひたむきさを感じる歌唱が良い、名バラードでした。
ラスト曲の「GLORY DAYS」はこれぞ王道といえるポップでロックなナンバーで
アルバムの最後を締めくくるにもふさわしい曲だったと思います。

結成15年目に突入ということもあり、元気な曲が並ぶアルバムでありながらも、
彼らもやはり大人になったなと思わせてくれる円熟味を随所で感じました。
その半面、抜群の疾走感と迫力を持った曲が今作ではほとんど無かったということは
やや寂しくも感じてしまいました。
「情熱の風」や「あの夏の日々」のような曲はもう聴けないのだろうか・・・
あえて挙げるなら今作では12曲目の「ユメミルチカラ」がそれに当てはまるか。
また初期のこれらの曲のような激しさを持った曲も聴きたいところです。




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