三枝夕夏 IN db「 U-ka saegusa IN db II
」 (2004/11/17) 1. いつも心に太陽を 2. 眠る君の横顔に微笑みを 3. ココロが止まらない 4. 胸いっぱいのこの愛を 誰より君に 5. 青春の空 6. へこんだ気持ち 溶かすキミ 7. 笑顔でいようよ 8. 最後のキスは氷のように冷たかった 9. 吹きすさぶ風の中で 10. 私を許さないで 11. Hand to Hand 12. 君のハートに胸キュン② お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) 三枝夕夏 IN dbの2ndアルバム。前作よりも曲種の幅が一気に広がり、 さらにライブを意識した楽曲も増えた作品となりました。 まずオープニングは三枝夕夏さん作詞作曲による、昭和歌謡っぽい雰囲気の バンドサウンドにどこか懐かしさを感じる「いつも心に太陽を」に始まり、 その後の曲は、「眠る君の横顔に微笑みを」のような王道バラード曲もあれば、 「ココロが止まらない」のようなノリノリの曲もある。 さらに、いかにもビーイングっぽい曲である「胸いっぱいのこの愛を 誰より君に」 のような曲もあれば、お茶目な歌詞とブラスバンドを取り入れたサウンドが面白い 「へこんだ気持ち 溶かすキミ」のような、いい感じにハメを外した曲もある。 そしてこれらどの系統の曲を歌ったとしても、ボーカルの声質の良さと、 自作の歌詞への力の入れっぷりについては伝わってくるものがありました。 11曲目「Hand to Hand」の優しさには、特に癒されました。 しかし7曲目「笑顔でいようよ」などといった辺りは、メッセージを伝えたいがあまりに 歌メロの中に言葉を詰め込み過ぎてアンバランスになった気がしたのが惜しいところ。 歌詞の内容は良いだけに、その辺はもう少し何とかならなかっただろうか・・・ そんな中でラスト曲の「君のハートに胸キュン②」は、今作の中でも一番大好きな曲です。 ここまで痛快さと可愛らしさと優しさを兼ね備えたバンド曲というものは 他にはほとんど思い浮かばない。これぞデシベルにしか作れない名曲! ライブでは、お客さんも巻き込んだ振り付けで一緒に盛り上がるのが恒例のナンバーでした。 解散してしまうには本当に惜しいバンドでした。もうこんなバンドは出てこないでしょう。
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2013年2月14日木曜日
[CDレビュー] 三枝夕夏 IN db「U-ka saegusa IN db II」
[新・CDレビュー] 三枝夕夏 IN db「U-ka saegusa IN db III」
U-ka saegusa IN dbIII(初回限定盤)(DVD付)
(2006/9/20) 1. 飛び立てない私にあなたが翼をくれた 2. ジューンブライド~あなたしか見えない~ 3. 君の愛に包まれて痛い 4. 愛のワナ 5. 夏のフォトグラフ 6. 君の中に僕の居場所を探したい 7. もう自分が自分に嘘をつかないように 8. 明日に降る夢よ 9. 100もの扉 10. 空飛ぶあの白い雲のように 11. Everybody Jump 12. Fall in Love 13. 愛言葉 14. Honey お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) 三枝夕夏 IN dbの3rdアルバム。 彼らがリリースした計4枚のオリジナルアルバムの中でもこれが私的最高傑作。 この頃の楽曲こそが、一番好きでした。 キュートさ、痛快さが全面に出たバンドサウンド曲の数々が楽しめる作品です。 イントロからラストのコーラスまで全て含めて、バンドとしての 一体感を存分に感じる「飛び立てない私にあなたが翼をくれた」、 恋に落ちていく姿を、可愛くもどこか気だるい感じのボーカルとサウンドで 見事に表現した「君の愛に包まれて痛い」、この前半の2曲は特に素晴らしいです。 さらにバラード曲についても、岩田さゆりに提供した曲のセルフカバーである 「空飛ぶあの白い雲のように」は名曲。オリジナルよりもこちらの方が好きです。 それ以外の曲も、痛快なパンクナンバーの「愛のワナ」「Everybody Jump」、 キャンディーズあたりが歌っても似合いそうな昭和歌謡っぽい雰囲気の 「君の中に僕の居場所を探したい」、レトロな感じの洋楽テイストナンバー 「Fall in Love」などといった曲はどれも名曲で、 とにかく多彩で聴いていて面白い作品だと思いました。 ラスト2曲などはどこかB級っぽい感じもしますが、それもまた良い。 ボーカルの三枝さんの歌唱は決して抜群にうまいという感じではないですが、 優しい歌声で、これらの多彩なバンドサウンド曲を歌っているという この音楽センスについては他のバンドにはないような魅力があると思います。 ところがこの作品、というよりもこのバンド自体が、 一部の音楽レビューサイトではあまり良い評価を受けず、 それどころか一部では不当に叩かれ続けていたのはとても残念でした。 (このブログでは「あの人たちがそう言ってるから私もそう評価する」的なことをするつもりは一切ありません) 捉え方の問題もあるのでしょうが・・・ 私から言わせれば「♪愛言葉はデシデシ」という歌詞の何が悪いのか。 これと似たような歌詞なら、例えばウルフルズには「♪合言葉はA・A・P」 (A・A・Pはアホアホパワーという意味)などと歌う曲だってありましたし、 さらにアルフィーは50代にしてこんな歌詞の曲を作ってたりもする。 なのでこういう歌詞がおかしいとは全然思わないです。 「Honey」についても洋楽テイストの中に可愛さを存分に注入した曲で、 こんな痛快で挑戦的な曲を作れるのもまた個性であり魅力だったはず。 この作品以降の曲は個人的にはやや微妙でしたが、解散となるとやはり惜しかったです。
2013年2月10日日曜日
[CDレビュー] 「三枝夕夏 IN db 1st ~君と約束した優しいあの場所まで~」
「 三枝夕夏 IN db 1st ~君と約束した優しいあの場所まで~
」 (2003/11/19) 1. Shocking Blue 2. 君と約束した優しいあの場所まで 3. CHU☆TRUE LOVE 4. ひらり夢一夜 5. I'm in love 6. PASSIONATE WAVE 7. Because I love you, good-bye street 8. 居心地のいいハニー 9. It's for you - Acoustic version - 10. Destiny Wind Blows - Album version - 11. 君の瞳の中はミステリー 12. I can't see, I can't feel 13. I wish お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10) 2003にリリースされた、三枝夕夏 IN dbの1stアルバム。 バンドサウンドの中に溶け込む、ボーカルの三枝夕夏さんの優しい歌声は 作品全体に、爽やかな風を吹きこませているかのよう。 楽曲の方も、J-POPバンドとしてどれも高品質な曲ばかりでした。 その中でも特に3曲目「CHU☆TRUE LOVE」の美しさと上品さには惚れ惚れする。 ポップなバンドサウンドながらもここまで格調の高さを感じる曲は他に聴いたことが無いです。 それ以外の曲も、今作の中で最もバンドらしい一体感を感じる「Shocking Blue」、 サビで一気に疾走するアレンジが良い、彼らの代表曲「君と約束した優しいあの場所まで」 おしとやかで、間奏では民族音楽っぽい雰囲気も感じさせるバラード曲「ひらり夢一夜」 などといった序盤の曲は特に素晴らしいです。 後半の曲では、タイトルからしておそらく「名探偵コナン」用に作られたが 使われなかったと思われる「君の瞳の中はミステリー」は、文字通りに聴いていて どこか神秘性を感じさせてくれる曲で、特にキーボードのアレンジが素晴らしい。 こちらを予定通りにコナンのテーマ曲にしても全然良かったと思うぐらいの名曲です。 せっかくバンドとしてデビューしたのだから、1曲目のようにロックな感じを 押し出した曲がもう少しあっても良かったかなと思いましたが、 (2ndアルバム以降はそういう曲も増えました) とはいえこの時点で、なぜこれがもっと評価されなかったのか不思議でした。 他に似たようなタイプのバンドというのは思い浮かばないです。 ライブに行かないと本当の良さは伝わりにくいタイプだったのかもしれませんが・・・
2010年2月20日土曜日
[CDレビュー] 三枝夕夏 IN db「U-ka saegusa IN db IV ~クリスタルな季節に魅せられて~」
三枝夕夏 IN db「 U-ka saegusa IN db IV~クリスタルな季節に魅せられて~(初回限定盤)(DVD付)
」 (2009/11/25) 1. クリスタルな季節に魅せられて 2. もう君をひとりにさせない 3. 雪どけのあの川の流れのように 4. 白のファンタジー 5. 悲しい雨が降り続いても 6. この世界に君がいるだけで 7. 夏の終わりにあなたへの手紙書きとめています 8. precious memories 9. 誰もがきっと誰かのサンタクロース 10. ごめんね 今もまだ君を愛してるから 11. いつも素顔の私でいたい 12. ずっとずっと君の恋人でいたい お気に入り度:★★★★★★★★ (8/10) 三枝夕夏 IN dbの4thアルバムにしてラストアルバム。 このリリースに至るまでの先行シングル曲は、微妙かなと感じる曲が いくつかありましたが、しかしアルバム曲は良い曲が多かったです。 1曲目の「クリスタルな季節に魅せられて」にして一気に惹きこまれました。 疾走感を感じるサビから、ラストのコーラスまで構成が見事。 ポップなデジロックサウンドに、三枝さんの優しい歌声が乗った 1、2、11曲目などは特に、独特の魅力を感じます。 さらにバラード曲も、4曲目「白のファンタジー」といった曲は しみじみと良いなと思わせてくれるものがあります。 ただ、1曲1曲は良い曲が多いですが、 全体的には無難にまとまり過ぎてしまったかなとも思いました。 個人的には、何が飛び出すか分からない面白さ、痛快さがあった前作の方が好きでした。 「君の愛に包まれて痛い」とか「愛のワナ」とか「Fall in love」とか好きだったのになぁ・・・
てか前作が一部であんな言われようされたらそりゃ無難な作品にせざるおえなくなりますよね。 アーティストの個性を認めないような一部の極端な物言いには本当にガッカリです。そんな中、10曲目「ごめんね 今もまだ君を愛してるから」は、 シャッフルのリズムを取り入れた、どこか懐かしくもほのぼのとした 可愛らしい雰囲気の曲で、後半の曲では一番印象に残りました。 これで最後だというのはやっぱり惜しいですね。8年間お疲れ様でした。
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