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2021年1月31日日曜日

2020年 私的名曲ランキング(20位~1位)

(前々記事・100位~51位はこちら)
(前記事・50位~21位はこちら

第20位 オメでたい頭でなにより「SIX ON THE PACK」  [MV]

筋トレの時間だあああああ!! 超絶なまでにキャッチーなEDMサウンドにのせて、
腹筋を割ることを目指せと歌ってくれる曲だからそりゃ筋トレがはかどる。
ちなみにこの曲は2020年4・5月度のワールドプロレスリング主題歌。
当ブログ的には毎年のようにこのタイアップ曲が年間上位楽曲に入っているということで
まさに必勝請負人だ。でも本当は格闘技よりも球技の方が好きだったりするんですけどね。



第19位 JAM Project「The Age of Dragon Knights」 [MV]

圧倒的じゃないか我が軍はぁあああ!と言いたくなる劇的なシンフォニックメタルであり
歌詞の方も聖剣を手にした龍の騎士達よといった内容がメタルの世界観そのもの。
初期の傑作曲「GONG」を彷彿させつつもそれをも超えてやると言わんばかりの曲だった。
これで2014年から7年連続ベスト20入り、JAMは当ブログ最大の贔屓枠となってしまった。



第18位 大西洋平「虎の咆哮」 [MV]

今回のランキングで一番の隠し玉。パチンコ花の慶次の主題歌として作られた
ダイナミックな和風ロック系楽曲で、歌唱力も素晴らしいの一言に尽きる。
ポスト遠藤正明さんを期待したくなる歌手が現れたかと思いきや、
年齢的にはそこまで大きく離れてないようですね。
かつてNAONのYAON出演歌手の椿鬼奴さんはパチンコの曲をきっかけに
アニソンにハマったと言っていたが、その気持ちも分かるような気がする。



第17位 LOVEBITES「Golden Destination」 [MV]

イントロから2020年私的No.1クラスのギターソロが炸裂。この飛翔感がたまらん。
大きな翼を広げてどこまでも行けそうな・・・Aメロは遠藤正明さんの「エンジン」に
似てるよなと何度聴いても思うのだが、それでも全然かまわないと言えるほどの名曲。
祝アルバムオリコン初登場9位! 今回何より驚いたのは、
同じガールズバンドで同日にリリースされたSHISHAMOのアルバムに順位で勝ったということ。
これを機に、LOVEBITESのようなハードロック・メタル系のガールズバンドにも
より多くの音楽好きからの注目が集まるようになればいいのになぁと心から思う。



第16位 TRiDENT「Continue」 [MV]

バンド名をガールズロックバンド革命からTRiDENTに改名して再始動!
復活第一弾楽曲も熱き魂のこもった最高のガールズロックを届けてくれた。
Aメロで「♪臆病と悔しさで目が滲む」などといった気持ちを歌ってからの
サビで「♪負けてからが勝負の NEXT STAGE」こんな曲はどこまでも信頼できる。
MVは再生回数100万回超えでついにブレイクも近いか?



第15位 AUTUMN in OBLIVION「THIRD EYE」 [MV]
近年の若手の男性ボーカルバンドは声が高くて線の細いバンドや草食系のバンドが多い中で こんな溢れんばかりの情熱を、キャッチーかつメロディアスな楽曲にのせて 思いっきりぶつけてくるバンドは今や貴重だ。こういうバンドを待ってた! 新曲もサビメロが良くて、なおかつボーカルの歌いっぷりが素晴らしい。 デジタルアレンジも加えてさらに進化を見せたのが分かる曲だった。 第14位 SAKI「Raise your flag」 [MV] CYNTIAのボーカリストのソロデビューアルバム曲。その中でも一番のお気に入り曲。 ピアノ・キーボードの音色を生かした華麗なサウンドはバンドの時と同様に魅力的で、 なおかつ楽曲そして歌唱から溢れんばかりの夢と希望を感じられる。 「♪反撃の狼煙を上げて」といった歌詞もSAKIさんが歌うと スポーティーで健康的にすら聴こえる。やってやろうじゃないか!と勇気をもらえる。 第13位 三上ちさこ「Inner STAR」 [MV] 持ち前のその歌声の魅力を存分に引き出したミドルチューンであり 誰もが持っている、自分自身の中にある光を呼び覚ましてくれる曲。 歌詞もなんて素晴らしいんだとあらためて実感。三上さん自身も苦労を重ねた先に 辿り着いた歌なのかなと思う。これには共感できると同時に希望をもらえる。 第12位 リリー楽綺団「Reversal Game」  [MV] 曲名通りにゲームソング的な世界観を持った曲でカッコ良さ抜群、 サビのツインボーカルの歌いっぷりの良さにはたまらなくテンション上がる。 圧勝を目指せカモン!GOLD RUSH2020(レポはこちら)はこの曲で優勝決定でしたよ。 第11位 サトウヒロコ「流星」 [MV] サビの歌詞の通りに魂で歌う歌手だ。まるで広い大地と一体になって 歌ってるかのをような声であり神々しさすら感じられるほどに美しいバラード曲。 歌姫系ブログが数多くあった時代ならば、そこで絶賛されそうな曲だったのに。 KOKIAさんや鬼束ちひろさん辺りが好きな人には特におすすめしたいところ。 ちなみに調べた所によると2020年3月から吉本所属になったらしい。楽曲のイメージと違う。 第10位 ベッド・イン「We Are “BED・IN”」 [MV] 最新ミニアルバムのリード曲にしてSHOW-YAやKIX-Sといった 80~90年代のガールズロックに影響受けまくりの傑作を届けてくれた。 メインボーカルを務めるかおり様の歌唱力も素晴らし過ぎる。 「♪着飾ったドレスにナイフ隠して」「♪曖昧な言葉はルージュで汚し」 といった歌詞も90年代ガールズロックの世界そのものだなと思った。 KIX-Sの代表曲の1つである「抱いて…抱きしめて」には 「♪どんなドレスを着ても洒落たルージュひいても 裸の私を愛してよ」 という歌詞があったなぁ。これこそ管理人が音楽好きになった原点といえるほどに ドンピシャ過ぎる、豪快かつ派手でギラギラとした曲にアンアン悶絶ですよ。 第9位 水樹奈々「FIRE SCREAM」 [MV] 結婚して四十路を迎えてもFIRE SCREAM。ネットの音楽好き界隈では 大人の通好みな曲の方が高評価されることが多い中で、奈々様だけはどこまでも 自分の味方でいてくれる感がたまらん。今回も圧倒的なまでにドラマチックな曲であり 難曲への挑戦を続けて進化することをやめない歌唱に感動させられる。 第8位 RAISE A SUILEN「Sacred world」 [MV] これまでよりもデジタルポップ色が強めの曲であっても多彩な展開の詰まった編曲に 聴けば聴くほどに凄みを感じられるし、歌いっぷりも相変わらず気持ち良過ぎ。 楽曲の全てから溢れ出すファイター感が最高。希望と勇気をもらえる。 第7位 ハルカミライ「夏のまほろ」 [MV] 以前にたまたまAMラジオで聴いた時からなんて素晴らしい曲なんだと思った。 夏といえば汗と涙と白球と青春、そんな季節を彩る最高の夏ソング。 いつだって戻れるさ・・・あのフェンスを超えるほどの一撃をいつだって 狙ってやるんだ。人生は一生青春なんだと思えるような名曲だ。 YouTubeのコメ欄には熱闘甲子園の主題歌にして欲しいと書いてる人もいたが、 個人的にはむしろメジャーセカンドの主題歌なら良かったのにと思った。 コーラスワークがまるで応援団みたいで男気を感じられてカッコいい、 これはロードオブメジャーとも共通するものがあると思っただけに。 第6位 岸田教団&THE明星ロケッツ「nameless story」 [MV] なんでこんなにもフレーズ選びがいちいちカッコ良くて胸に響くのだろうか。 Cメロの「♪君に言いたいことはたくさんあるが 信じなくていい ただ光の射す方に」 こんな名フレーズの直後からのギターソロなんてもう神展開としか言いようがない。 これまでと一味違うピアノの音色を生かした編曲も良かったのはさすがカヨコ改め 草野華余子さんを招いただけあった。アニソン系アーティストの中でも 硬派でカッコいい路線を極めたバンドだけに何とか頑張って欲しいんですけどね。 第5位 SiM「BASEBALL BAT」 [MV] メジャーリーグ中継の主題歌に起用して欲しいと真っ先に思ったほどカッコいい曲だ。 サビはまさに熱き野郎どもの雄叫びって感じでガッツ満点で最高。SiMガッツ。 全英語詞の歌詞は実は相当ヤバい内容だったりするが、それも含めて 好きだったりする。アイツにバカにされてたまるか!っていう思いは持ってるから。 それでいてミュージックビデオの方はバンドマンの豪華出演者達が 勢揃いで面白い。素晴らしきエンターテイメント。 第4位 矢島舞依「Dominator」 [MV] さすがシンフォニックメタルの女王様としか言いようがない傑作。歌唱がどんどん スゴくなっていってるのにも感動。歌声は水樹奈々で楽曲は喜多村英梨みたいだ。 つまりは最強。前から言ってたBRIDEARのボーカルよりもこちらの方が奈々様っぽくないか? 「♪黒き反逆の炎 胸に燃やせ」カッコ良過ぎ。当ブログもトレンドとは逆さまの 音楽ばかり取り上げて反逆の炎を燃やしているブログなので共感する。 第3位 Gacharic Spin「FRUSTRATION」 イントロのベース演奏の活躍、Bメロでたたみかけるようなツインボーカルの迫力、 そこから「♪正真正銘世界一へ」と歌うサビはヒロイックの究極形ではないかと思えるほど。 思わず体が動きそうになるほどダンサブルで、ライブでも盛り上がり度トップ級だった。 パラスポーツ応援ソングとして作られた曲なだけにこれから現場でも浸透して欲しいし 中継テーマ曲にも起用されて欲しいし、MVも作って欲しいと思えるほどの傑作。 東京オリンピック&パラリンピック、何が何でも絶対開催を!観客入れるのも当たり前。 第2位 NEMOPHILA「雷霆 -RAITEI-」 [MV] 何だこれはスゴ過ぎる・・・思わず絶句してしまうほど圧倒された。 もはや企画モノバンドの域は完全に超えた。最強ガールズバンド誕生じゃないか。 ボーカルのmayuさんは相川七瀬さんっぽい声質かつ迫力満点の歌声で 楽曲の方もメロディアス。サビメロは特に良いし間奏のギターソロもエグいほどスゴいし 極めつけは終盤のアウトロ。MVを見て鳥肌モノ。ライブで思いっきり一緒にヘドバンしたい。 第1位 リリー楽綺団「Re:verse」  [MV] ガールズシーンでは2019年頃からよく名前を聞いていたバンドだったが、 いつの間にこんなスペシャルなガールズバンドへと変貌を遂げたんだ!? ピアノ+バンドサウンドでその音の作りの1つ1つにシビれさせられながらも 圧倒的に盛り上がるアッパーチューンだった。ポップでアニソンっぽくもあるだけに 将来はメジャーでの活躍も期待できそう。それどころかガールズバンド界で 天下を取る可能性だってあるのではないかと思えてくるほど。 活動ペースも早くて恵まれた環境にあるっぽいので尚更ブレイクを期待したい。 以上でございます。2019年はSALTY DOGとガールズロックバンド革命(現TRiDENT)の どっちが1位かで迷ったのと同様に、2020年も1位と2位はどっちかで迷いました。 NEMOPHILAの曲はYouTubeのコメント欄にまで共感しまくりでしたからね。 近年のナヨナヨした男性ボーカルのバンドや歌手の曲よりもよっぽどロックで カッコいいと感じられるだけにこういう曲こそ1位にしたい思いもあったが・・・ リリ団の曲はヒロイックでアニソンっぽくて編曲が抜群に華やかで、 中盤以降の曲展開も意外性があってドラマチックで、ボーカルも力強くエモーショナル、 まさに好きになる要素全部盛りで、それでいて斬新さも感じる曲だったというから やっぱりこちらを1位にしてしまいました。 ちなみにこの2曲以外にも1位候補になっていいほどの名曲があったということで 裏1位を挙げるならば、サンプラザ中野くん「涙2 (2020 青春 Ver.)」[MV] ですね。 こちらのライブレポでも書いた通り、こういう曲こそが音楽を大好きになる原点の曲だったから、 リメイク曲を年間ベストに選んでもいいというルールならば1位にしたかもしれない。 2019年はカバー曲を年間ベストに選んでもいいというルールならば 大友康平「いすゞのトラック」[MV] が1位候補だったのと同様に。 なお今回100位以内に最も多くランクインしたアーティストはRAISE A SUILENで計5曲。 その次がGacharic Spinの計4曲、リリー楽綺団、LOVEBITES、三上ちさこの計3曲と、 私的名盤アルバムランキングの上位5組がそのまま名曲部門でも上位にきてしまいましたね。 相変わらず流行とは無縁でFMラジオ好みの曲とも無縁な、暑苦しい曲だらけで 大人の音楽好きが聴いたら圧死しそうな年間ランキングになったかもしれないですが、 こんなブログの記事に最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。 そして2021年もまずは月間マイベスト10から作っていく予定なのでよろしくお願いします。

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