2021年1月10日(日曜日)大阪・アメリカ村DROP、BEYOND、BRONZE、CLAPPERの 計4会場で開催された「GOLD RUSH2020」に行ってきました。 当ブログ的にはおなじみの、名古屋のRAD CREATION主催により 計4日間開催されるサーキットフェス。今回は3日目の大阪編(実質ガールズ編) のみ行ってきました。本来ならば2020年5月に開催予定だったのが延期となっての 振替公演で、さらに直前になって出演キャンセルとなったバンドも多数現れたという中で それでも数多くの調整や対策をした上で開催してくれた主催者とスタッフの皆さんには 心から感謝したいです。13時から19時半まで約6時間半の間に管理人が観てきたバンドは 三角形の時間→Study Who→CODE OF ZERO→Free Aqua Butterfly→Dicentra→ CALL OUT MY NAME→Re_roll→早乙女麗那→奏手候→Velka→MARKET SHOP STORE→ Magistina Saga→GUNIX→リリー楽綺団→ES-TRUS 以上の15組。毎回そうだがツイッターなどで他の観客の皆さんが書いたタイムテーブルと 見比べてみると、自分は2倍ぐらい数多くのバンドを観てるよなと思う。 当ブログなんてのは文章力も人気も無いから、せめて体力だけは自慢させてくれないか。 しかも午前中には草野球の試合に出てこれですからね(笑) 2019年のちょこロックフェス(レポはこちら)以来、約1年半ぶりの サーキットフェスで会場間をダッシュできる喜び。疲れなんて感じないほどに楽しかった ガールズロックの祭典ということで、それではライブレポにいってみましょう。 ・三角形の時間 (BEYOND) 魔法界から訪れた絵画系ロックバンド。ドラムボーカル、ギター、 ベースの3ピース編成により、ダークな歌謡ロック系楽曲が次々と奏でられる。 時に朗読を交えながら歌ったり、フラッシュが光る中で激しく演奏したりする ドラムボーカルのFlanさんの活躍っぷりは特に素晴らしかった。 楽器隊の2人はフリップで観客に向けて語りかけ、最後にはありがとうと挨拶していたが しゃべれないのは魔法のせいですよね。今回も独特の世界観で楽しませてくれました。 ・Study Who (DROP) こちらはすっかりGOLD RUSH出演常連となった6ピースミクスチャーバンド。 人型マシーン集団を名乗る、見た目からして妖怪大戦争みたいなバンドで その華やかなライブステージを見せられると今回も盛り上がらずにはいられなかった。 メンバー全員お面やガスマスクをつけているのは今のご時世にピッタリですね。 この日も1曲目に披露された「Crazy rescue ~理想郷」はミクスチャーロックの傑作だ。 MCではマンウィズみたいなボーカルが今回も「人を食べたりはしません」 「私のことはお母さんだと思って下さい」「(楽器隊は)お父さんだと思って下さい」と 観客達に怖がられないように優しく語りかけていたのが面白かった。 これに他のメンバーも乗っかって「娘だと思って下さい」と言ったのは いくら何でも無茶過ぎて笑った。でも性別不明らしいから完全否定もできないか。 ・CODE OF ZERO (BEYOND) [セットリスト] ・Anti New Order ・1337 ・QAdream ・Dorothy's F ・MAKE ME REAL 当ブログ的にはすっかり常連組となったガールズロックシンガー。 この日は期待通りに昨年8月から5ヶ月連続で配信リリースされたシングル曲を次々と披露。 「1337」は待ってましたの王道ガールズロックで前半イチの盛り上がりだった。 さらにはデジタルポップ要素を加えて新境地を開拓した曲である 「QAdream」や「Dorothy's F」といった曲も聴かせてくれた。 これらの曲は生バンドで聴くとまた新たに生まれ変わったかのようだった。 これぞライブならではの楽しみ。ドラムやベースの音色も生きたデジロック系楽曲だ。 MCでは観客達に向けて、音楽そしてライブを守りたいという熱い思いを届けた後に ラストナンバーでやってくれたのが「MAKE ME REAL」。 「♪僕らどうにもなんない世界で それでも足掻いて生きてんだって 刻んだ証を胸に貫け」 これはエモかった。この流れで聴くとより一層メッセージ性を感じられる。 さらに去り際に放った言葉もカッコ良かったなぁ。正論なんて・・・本当に共感する。 ・Free Aqua Butterfly (DROP) 2013年に大阪で結成された、男女ツインボーカル擁する4人組バンド。 以前に月間マイベスト10の記事で紹介した「Re:Life」が とても良かったので期待して今回初めてライブを観ることに。 1曲目にギタボの早希さんのソロ歌唱によるバラード系の楽曲を聴かせた後に、 2曲目からボーカルのあきらさんが登場して一気に盛り上げ曲へと突入。 ラウドな演奏を生かした躍動感のあるパフォーマンスはさすがだったが、 ボーカルが2人とも声量不足を感じる場面があったのは惜しかった。 そこそこ歌手歴は長いはずなのに・・・それでもフロア最前にいた5人ほどの 女性ファンを先頭にみんなで曲に合わせて一緒に振り付けをやるなど ステージとフロアの一体感は素晴らしかったので思わずノセられましたけどね。 やっぱりライブというものは目の前の観客と一体になってみんなで作り上げるものだ。 MCはユルい感じだったのも印象的。他の出演者はあの話をする人も多い中で これは良かったと思う。早希さんはこの日も楽屋入りの時間に遅刻してきたそうで、 理由は前日名古屋でライブ出演した後に翌朝6時までバイトしてたからだそう。 体調管理には気を付けて欲しいですね。これに対してあきらさんが放った言葉は 「ライブに来なくても良かったのに」いやアカンやろ!とこれにはツッコミたくなった。 そして最後にあきらさんが言った一言は「リリー楽綺団が観たい!」これは同感だ! さらには対バンしたいとも言っていたので実現するといいですね。 この日は一番聴きたかった「Re:Life」をやってくれなかったのは残念だった。 ボーダーレスな楽曲と活動方針は良いと思うだけに、 もうちょいボーカル2人のプロ意識が高くなればもっと良くなるはず。 (続く)
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2021年1月12日火曜日
[ライブレポ] GOLD RUSH2020(三角形の時間、Study Who、CODE OF ZERO、Free Aqua Butterfly)
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