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2021年1月29日金曜日

2020年 私的名曲ランキング(100位~51位)

恒例となりました、2020年版・私的名曲ランキングを発表したいと思います。
2020年のリリース作品として、シングル曲、アルバム曲、配信曲などを問わず
ありとあらゆる形で聴いた約3000曲の中からの、ベスト100の発表です。
2019年の時点でこれで最後になるかもなどと言っておきながら、やっぱり2020年も
作ってしまうのはそれだけ音楽大好き、音楽オタクだからに違いない。
なのにネットの音楽オタクと呼ばれる人達が選ぶようなランキングの数々とは
なぜここまで内容が大きくかけ離れてるのかと毎年思うのはさておき、
今回も音楽試聴投票サイトのサブコンへの参加により100位まで作ることができた、
厳選を重ねた上で作られた年間ランキング、まずは51位までの発表です。



第100位 Atomic Skipper「幸福論」 [MV]
こういう感じの女性ボーカルバンドならばロックフェスの常連になっても納得できるほど
王道の魅力がある。サビメロも良いし何よりボーカルの歌いっぷりが素晴らしい。
YouTubeのコメント欄を見てみると誰だ男臭いボーカルだと言ってるのは?
これって褒め言葉になるのだろうか。結局自分はボーカルが男性女性関係なく
男らしいバンドに惹かれるということか。やっぱこういうのこそ評価されて欲しいなぁ。

第99位 大和姫呂未「Gのうた」  [MV]
元セクシー女優の歌姫系シンガーがいつの間にこんなコミカルな曲を
歌うようになったんだ?と最初は意外に思ったが、一度聴いただけでサビを
覚えてしまうほどにキャッチーでインパクトがあって面白い。
この曲でいうGとはゴキブリのことだが、自分はゴキブリって別に怖くない。
(一部の)人間の方がよっぽど怖い生物じゃないか。

第98位 BAND-MAID「Different」 [MV]
2020年唯一のシングル曲はアニメ主題歌にも起用されただけある名曲。
イントロやAメロの時点から演奏力のスゴさが存分に発揮されている。

第97位 CIVILIAN「正解不正解」  [MV]
アニメのオープニングを歌うバンドの曲っぽいと思いきや
本当にそうだったパターン。歌詞の世界観も凝っていてカッコ良さ抜群。

第96位 Mr.ワリコメッツ「シシ座流星群」  [MV]
牧歌的なバラード曲でありながら、芯の太い歌声には
抜群の生命力を感じられるし、彼らの出身地である青森の地名が登場する
歌詞の世界観も風情があって良い。車力村って実在したんですね。
やっぱり北国出身バンドは雪をも溶かすほどの情熱を持った素晴らしいバンドが多い。

第95位 工藤晴香「KEEP THE FAITH」 [MV]
激ロックの表紙を飾った声優シンガー。サビのリフレインが耳に残るお気に入り曲。

第94位 平川美香「想い唄~風にのせて~Yell version」
沖縄出身歌手は島唄の影響を受けた歌手が多いだけに、この歌手もまた
魂で歌ってるかのような芯のある歌声が良い。包容力があって母性を感じられる。

第93位 Dreamcatcher「Endless Night」 [MV]
K-POPガールズグループにしてハードロック要素を取り入れた音楽性が斬新。
以前からとある音楽ブログで推されていて気になってたがその評判通りに良かった。
透明感のある美声タイプの歌声も印象的で、やはりK-POPアイドルは歌唱力を鍛えてから
デビューさせてるだけに完成度が高いなと。アイドル文化の違いといえばそれまでだが
個人的にはやっぱり最初から歌が上手い方が好きだなぁ。

第92位 我儘ラキア「SURVIVE」 [MV]
アイドルグループとしてはそこそこ中堅の域に入っているにもかかわらず
こうして出てくるまで遅かった気もするが、その間に歌唱力やパフォーマンス力を
着実に伸ばしていたのが分かる曲だった。MY FIRST STORYのNobさんプロデュース楽曲。


第90位 CODE OF ZERO「The Feelings NEVER SLEEP」 [MV]
5ヶ月連続配信リリースのラストを飾る曲にして、心に沁みるメロディの
エモバラード曲を届けてくれた。この前のGOLD RUSH(レポはこちら)で
やってくれなかったのは心残りだったので次こそは期待したい。

第89位 秋山黄色「サーチライト」 [MV]
こちらもアニメのオープニング曲っぽいと思いきやドラマ主題歌だったパターン。
光に照らされながら突き進むかのような疾走感がたまらない。

第88位 春ねむり「愛よりたしかなものなんてない」
ポエトリーリーディング形式で聴かせる音楽にしてここまで魂を揺さぶられる曲に
出会ったのは久しぶり。個人的にはMOROHA以来か?
サビに行くほどに盛り上がりを見せる曲展開と歌唱にどんどん引き込まれていった。

第87位 ウォルピスカーター「徒花の涙」 [MV]
サビの歌唱、これは聴いていて思わず涙が出るほどスゴい・・・
何なんだこの迫り来る渾身のハイトーンボーカルは。さらに驚いたのは、
歌ってるのは女性かと思いきや男性らしい。高い声を出すならば
ふにゃふにゃ声ではなくこれぐらいガツンと響く歌声を自分も出したいものだ。

第86位 花譜「危ノーマル」 [MV]
「♪自分だけ違うとかどうでもいいだろ 大切なのは素直でいること」
ポップで上質なサウンドにのせてこんなこと歌われると即上位に入れたくなる。

第85位 オメでたい頭でなにより「哀紫電一閃」
せっかくのアニメタイアップ曲なのにMVが無い?というのはさておき、
この曲も歌謡曲テイストのメロディにラウドロックが融合したオメでたらしい名曲。

第84位 AREINT「伝えたいことがあるんだ」 [MV]
福岡発の若手女性ボーカルバンドにして楽しみなバンドが現れた。
聴かせるバラード系の曲で歌メロもギターメロも良くて心に響く。
ちょっとDoAsっぼいよなとも思った。「♪いくら辞めてしまおうと もがいても」
「♪諦めることなんてできやしないんだ」サビの歌詞も本当いいよなぁ。
もがいて苦労して乗り越えて・・・そんな音楽には共感せずにはいられない。

第83位 CODE OF ZERO「1337」 [MV]
この前のGOLD RUSHでも歌ってくれた、王道中の王道ガールズロック。

第82位 color-code「THE MARCH」  [MV]
3人組ダンスボーカルグループの曲にして抜群にストイックでカッコいい。
静かに魂を燃やすような曲の世界観に一発で惹かれた。
まるで洋楽ハードロック系バンドのバラード曲のカバーソングみたいだなと思いきや
調べてみたらメンバー自作曲だというから尚更ビックリだ。

第81位 RAISE A SUILEN「SOUL SOLDIER」
「♪味方は己だけで十分」はスゴい。孤高の戦士って感じで思わず感情移入してまうし
間奏で飛び出すギターソロ&キーボードソロも聴くほどに胸にくるものがある。

第80位 枢木あおい「テサグリロンド」 [MV]
アニソン風楽曲で全くのノーマークながらランクインしてしまうほど良かった。
この歌手は初めて聞く名前だなと思って調べてみたら、デビュー作のタイトルは
「高級料亭で働く京都出身はんなり美少女がAVデビュー」ってまさかのセクシー女優か!

第79位 宮本浩次「P.S. I love you」 [MV]
シンプルなバラード曲でありながらも言葉に重みを感じられるのはさすが。
「♪悲しみの歴史それが 人の歴史だとしても」
「♪何度でも立ちあがる人の姿は どこかまぶしい」
聴けば聴くほどに深いし、それでいて優しい。

第78位 SALTY DOG「ANTI-LIAR」
2019年の年間1位楽曲を歌ったバンドがここで登場。2020年は配信シングルの
リリースのみだったがその新曲も弦楽器系アレンジの効いたアニラウドの名曲。

第77位 Da-iCE「CITRUS」 [MV]
いや~これは当ブログ的にはまさかの上位ランクインで自分でも驚いた。
数年前の加藤ミリヤ「少年少女」以来のサプライズではないだろうか?
フォーク風の懐かしいメロディが良かったのに加えて
メインボーカルの歌唱力も高く、サビのハイトーンもしっかりと心に響く。
男性アイドルというよりダンスボーカルグループと言えるほどの実力派じゃないか。

第76位 煌めき☆アンフォレント「太陽系ワンダーラスト」 [MV]
ファンタジー感満載のデジタルポップ。楽曲自体は素晴らしいのだが
歌唱力の低いアイドルグループの曲は最近あまり推していないのが当ブログ。
上手いアニソンシンガーが歌ってればもっと上位にしてたなぁ。KOTOKOさん辺りなら。

第75位 GUNIX「WAVY TOXIC」 [MV]
現在は惜しくも活動休止となったANIME GIRL、少年カミカゼのメンバーの
和教さんを中心に結成された男女ツインボーカルバンド。
EDMやニューメタル要素を組み込んだ今風のラウドロック系楽曲ながら
メロディがキャッチーで聴きやすいのはさすが信頼と実績の和教さんのバンドなだけある。

第74位 イオラシャイン「Answertalk」 [MV]
期待の若手3ピースバンドが現れた。「♪こたーーえよーーこたーえをーー」
この伸びやかなメロディと歌唱に開始数秒にして引き込まれた。
若手男性ボーカリストにしては声質が太くて芯のある歌声、いいぞいいぞ!
加えてAメロの歌詞も良い。ハンディってどういう心境でこんな詞を描いたんだろう?

第73位 ЯeaL「Dead or Alive」  [MV]
イントロの時点から存分に感じられる高い演奏力と、
パンチの効いた歌唱、そしてサビのインパクト、どれをとっても一級品。
ちなみに最新アルバムのボーナストラックとして収録されたカバー曲の選曲を見ると
ソニーからアニタイで売り出される系のバンドの曲ばかりであまりにもどストライク。

第72位 SPYAIR「One Day」  [MV]
「♪何も怖くなんてないって 強がってばっかの少年が
今もまだ 汗ばむ背中を見つめているから」この熱苦しい世界観たまらんぜ。
さすがハイキュー主題歌などに何度も起用されるだけある、
こういうスポーティーな曲を歌わせたら必勝請負人なバンドだ。

第71位 Gacharic Spin「the first star」
サビで2段階加速して「♪もう1回もう1回 立ち上がるよ」と歌う所は
特に心を突き動かされるし何度も脳内リピートしてしまうほどのインパクト。
ピアノのメロディを効果的に生かした編曲もスター感ある。

第70位 LOVEBITES「When Destinies Align」 [MV]
歌詞は全英語詞で海外志向の強い本格派ハードロック・メタル系ガールズバンドの曲で
洋楽を聴いてるような感覚ながらも、このメロディの良さはジャパメタにも影響を受けた感。
まるで生まれて初めて大好きになった洋楽アーティストである、
HELLOWEENのガールズ版みたいだなと聴くほどに思えてきてどんどんハマっていった。

第69位 THE SLUT BANKS「サクラハナビラ」 [MV]
今回もまたシブくて貫禄を感じられる歌声と楽曲を届けてくれた。これぞダンディズム、
俺の中ではヒゲダンといったらTHE SLUT BANKSと竹原ピストルだと言いたくなる。

第68位 黒田倫弘「hummingbird」 [MV]
元Icemanのボーカリスト。孤高の戦士が愛を求めるかのような
楽曲の世界観に一発で惹かれた。間奏のギターソロもカッコ良過ぎ。

第67位 遠藤正明「ご唱和ください 我の名を!」
開始数十秒にして天にも響き渡るかのような圧倒的歌唱。
これを聴くとあらためて日本一の男性ボーカリストだと思えてくる。

第66位 One Year Later「DREAMER」 [MV]
元LoVendoЯの宮澤茉凜さん率いるガールズバンドのデビュー作。
曲を聴いた瞬間にこれはLoVendoЯの対バン相手の常連でもあった
Gacharic Spinに影響を受けたのではと思ったほどカッコいいデジロック系楽曲。
宮澤さんはHR/HM好きらしいのでその影響も感じられる。そりゃ一発で好きになる。

第65位 G-FREAK FACTORY「ヴィンテージ」  [MV]
Aメロのポエトリーリーディングからして一気に引き込まれた。
竹原ピストルやMOROHAなどに並ぶぐらいのガッツ溢れる語り最高じゃないか。
ネットの音楽好き界隈ではこのような男臭い楽曲やバンドを
ちゃんと高評価してくれる人が少ないように感じるのが残念に思う。

第64位 CHiCO with HoneyWorks「決戦スピリット」 [MV]
1stアルバムはアニソン系アーティストにしてはリア充向けっぽい曲が多く感じて
それ以来敬遠気味なユニットだったが、この曲は久しぶりのクリーンヒットだった。
汗と涙と青春を歌った熱き名曲は時代や年代に関係なくいつ聴いてもいいものだ。

第63位 鈴木このみ「Theater of Life」  [MV]
大傑作ベストアルバムの後にリリースされたシングル曲はどれも悪くはないけど
以前までと比べると物足りない印象だった。しかし今回は一発でそうだこれだと、
持ち前の若手No.1クラスの歌唱力を存分に生かしたバンドロック系楽曲を
歌ってくれたのが良かった。コーラスの入れ方などもアニソンっぽくていい編曲。

第62位 ZAQ「イノチノアカシ」  [MV]
こんなにも歌唱力スゴかった!?元から上手かったが更なる覚醒を遂げたのか?
やっぱりアニソンシンガー界はレベル高過ぎ。楽曲の方もサビの盛り上がりがピカイチ。

第61位 LiSA 「炎」 [MV]
これまでのバラード系の曲の中でもトップクラス。2020年の躍進っぷりには
あらためて驚かされた。アニメ共々まさかここまでロングヒットするとは。
ちなみに個人的に鬼滅の刃は昨年放送のアニメをグロいと感じて2話で切ってしまい
それっきりということでつくづく好きなアニソンと好きなアニメが一致しない定期。

第60位 SAKI「FIGHT」 [MV]
CYNTIAよりもAldiousが歌いそうなゴリゴリのメタル曲に最初聴いた時は驚いた。
何だこの女版北斗の拳みたいな曲は。ファイティングスピリッツ満点で最強じゃないか。

第59位 LOVEBITES「Holy War」  [MV]
これぞ王道中の王道メタル楽曲で疾走感も抜群。戦士が光臨を告げるかのような曲で
アニソンで例えるならばJAM Projectの曲みたいな世界観がカッコ良過ぎ。

第58位 MY FIRST STORY「1,000,000 TIMES feat. chelly (EGOIST)」  [MV]
EGOISTのchellyさんをゲストボーカルに迎えた楽曲。
やはりバンドとアニソンシンガーのコラボ曲は名曲の宝庫だと分かる。
2000年代からソニー系列のアニメタイアップで売り出される歌手やバンドに
軒並みハマったのを彷彿させるようなヒロイックな男女ツインボーカル曲最高だ。

第57位 逆に、ゆうちゃんバンド「Good-bye Worry」  [MV]
ガールズシーンの若手注目株としてGOLD RUSHにも出演したこのバンド。
(当時のレポはこちら)今回あらためて曲を聴いてみると、
ゆうちゃんは聴く者に元気を与える才能を持っているのではないかと感じられた。
思わず口ずさみたくなるほどのポップ感もあって万人ウケも確実な曲では。

第56位 キミイロプロジェクト「ダーウィンダーウィン」  [MV]
イントロや間奏の超絶キャッチーな電子音のメロディに加えて重低音を組み込んだ
編曲がドツボにハマった。ソロパートの歌唱力が低いアイドル楽曲あるあるながらも
やっぱり曲自体は最高なのでもうちょい上の順位でも良かったほど。

第55位 鈴木瑛美子「After All」 [MV]
バラード系の曲でここまで胸にガツンと響く曲を聴かせてくれたのは
さすがサウンドプロデュースが亀田誠治さんというだけある。
何より歌唱力が頭1つも2つも飛び抜けているからこそ感動的。
サビのハイトーン&ロングトーンはまるで大笑福!と歌っているかのようでしたよ。

第54位 妖精帝國「Autoscopy」
イントロからパンパカパーン!とド派手な編曲にうおおおおおーっ!!
こういうパンパカ感満載な曲を年間ベストで高評価する音楽ブログは他に無いものなのか。

第53位 RING MY HELL「MOBY」 [MV]
坊主頭のボーカルがバンドメンバーの演奏と一体となって声を張り上げていて
コーラスワークもカッコいい。硬派な体育会系バンドって感じでこういうのを
高校野球の地方大会の中継テーマ曲で起用して欲しいなってすぐに思ってしまう。

第52位 三上ちさこ「SA (Samurai Anthem)」  [MV]
打ち込み系サウンドのノリの良さに加えて、
イントロからうおおおおおおおおというコーラスが入るところも最高に盛り上がる。
「♪左中間へ伸びろ 弧を描き大きく翔べよ」この爽快感たまらんと思いきや
こちらの楽曲解説によるとMLB番組主題歌をきっかけに交流があるという
シンシナティ・レッズの秋山翔吾選手をモデルに作った曲らしい。そうだと思った。

第51位 Roselia「Avant-garde HISTORY」
イントロのギターからしてハードロック感全開、
ピアノのメロディも絶妙に絡むミドルバラード曲で聴けば聴くほどに
Elements Gardenの皆さんによる編曲の素晴らしさがにじみ出てくる。

(続く)



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