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2019年2月27日水曜日

[CDシングルレビュー]  Roselia「Safe and Sound」


Roselia「 Safe and Sound[Blu-ray付生産限定盤]」
(2019/2/20)

1. Safe and Sound
2. PASSIONATE ANTHEM



Roseliaの8thシングル。表題曲「Safe and Sound」は音楽の持つ力というものを
存分に感じられるバラード曲。同じバラード系でもかつて当ブログで絶賛した
前シングルのC/W曲「Sanctuary」と比べると重低音アレンジは控えめで、
Cyntiaに例えると4枚目のアルバム「WOMAN」のようなポップ路線の曲。
それでいて歌詞が素晴らしい。「♪冴え渡る熱い音が 夢の行方を追いかけて」
これは音楽という道に懸けるRoseliaのテーマ曲的な歌詞であると同時に、
熱い音というのは人間誰もが持つ魂の鼓動という意味にも感じられる。
夢を追いかけることを熱く歌ったエモーショナルな曲でそりゃ心に響く。

カップリング曲「PASSIONATE ANTHEM」はイントロのシンフォニックアレンジからして
ドラマチックなハードロックナンバーで、サビで転調する曲展開や
挑戦を歌った歌詞がたまらなくカッコ良くてヒロイックそのもの。
歌い出しの「♪Passionate Voice」はこれまでのRoseliaの曲の中でも最もキーが
高いのではないだろうか。この部分の歌唱がさすが相羽あいなさん元女子レスラーだと思う。
なんでこの曲が表題曲に選ばれなかったのかと感じてしまうほどの傑作。
音楽関連でANTHEMとつく作品はもれなくいいよなぁとあらためて思ってしまった。

アニメ「BanG Dream!」から生まれたバンドでありながら今作も
表題曲C/W曲共にストイックな魅力に溢れた曲を届けてくれた。
これからアニメ本編の方で挿入歌としても登場するのではないかと思うので
どういう形で流れるか楽しみ。これぞクライマックスの場面で流して欲しい曲。
2月20日にバンドリ関連アーティスト計6バンドがCDを同時リリースした中で
Roseliaが最も売れたという結果はあらためて快挙だと感じられる。
こんなにも迫力とスケール感に溢れた壮大な音楽が高く評価される世界であることこそが
当ブログ管理人がアニソン系アーティストにハマった最大の理由ですからね。






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