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2014年6月22日日曜日

[CDレビュー]  Aldious「Dazed and Delight」


Aldious「 Dazed and Delight(DVD付)」
(2014/6/18)

1. Butterfly Effect
2. シャンデリア
3. Imagination
4. 魅惑のパレード
5. puffy eyes
6. アネモネ
7. Red strings
8. I Don't Like Me
9. The Breeze at Dawn
10. Dominator
11. Megalomaniac
12. Other World (Album Version)
お気に入り度:★★★★★★★★★ (9/10)




Aldiousの4thアルバム。ガールズメタルシーンを代表するバンドとして、
今作もメタルへのこだわりを感じさせつつも、
同時に新たな挑戦の数々が詰まったアルバムとなりました。

まず1曲目「Butterfly Effect」はこれぞAldiousとでもいうべきな、
妖艶さを漂わせながら疾走する、ゴリゴリのメタルナンバー。
サビのメロディには意外性があり、ドラマチックに感じられる。
ボーカルのRe:Noさんの歌唱力も前作より上がりました。文句無しの名曲です。
そして2曲目「シャンデリア」、3曲目「Imagination」と
ハードロックナンバーが続きますが、前作よりも楽曲の雰囲気や歌詞の内容に、
前向きさを感じることができる。これは変化といっていいでしょう。
4曲目「魅惑のパレード」はタイトルでイメージした感じとは全く違う、
低音歌唱が中心の曲で、楽曲全体からどことなく危険な香りが漂っている。
5曲目「puffy eyes」はパワーバラード曲。サビでは「♪なんでーー!」という
憂いを帯びたボーカルの叫びが響き渡る。これはインパクトがありました。

6曲目「アネモネ」はサビの高音歌唱が妖しげで、なおかつ浮遊感を感じさせてくれる。
ただライブだと声量的に大丈夫かなとも思ってしまいますが。
サウンド面では電子音を入れてきたのが意外。CyntiaにはよくあることだがAldiousにはほとんど無かった。
そして7曲目「Red strings」ではえらくポップな曲が出てきて驚いた。
個人的にはこれも全然あり。むしろ1曲ぐらいはこういうのがあった方が面白い。
8曲目「I Don't Like Me」はピアノバラード調の前半から、後半にいくにつれ
バンドサウンドが盛り上がりを増していくのが良い。その一方で歌詞は切ない。
でもこのように自分がイヤになることってあるよな・・・心に響きます。
そして9曲目「The Breeze at Dawn」はえらく重い雰囲気のメタルで驚いた。
歌唱メロディともに、女性ボーカルの曲でここまで低音が重々しく響く曲というのは
そう滅多に無い。これもまた新境地開拓だなと感じることができました。

10曲目「Dominator」はシングル曲なだけあって今作一のキラーチューン。
ハードかつセクシー、嬢メタルの新たな傑作といっていいでしょう。
11曲目「Megalomaniac」はAldious史上最速と称されるメタルナンバー。
これはぜひライブでヘドバンしまくりたいと思える曲です。
そしてラストとなる12曲目「Other World」は何となくアニソンっぽい感じもする、
前向きなロックチューン。アルバムの最後を飾るにふさわしい名曲でした。

新ボーカルのRe:Noさんの儚げな声質と、その歌詞の内容から、
ダークなイメージが強かった前作に比べると、今作は曲種が増え、
さらに7、12曲目などに代表されるように比較的明るめの曲が増えたこともあって
アルバム全体がよりバラエティ豊かになったと感じました。
ボーカルが前作よりも歌に感情を込められるようになったことも大きかったです。
Re:Noさんにはぜひ、前ボーカルのRamiさん時代の名曲「Spirit Black」
を原曲キーで歌えるぐらいになって欲しいと思ってました。
これほどまでの名曲が歌われなくなるのはもったいないですからね。
8月に行われるライブのチケットは既にとってますので、
次はライブで聴けることを楽しみにしてます。これからも一層の活躍を期待したいです。







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