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2013年11月14日木曜日

[CDレビュー]  JAM Project「THUMB RISE AGAIN」


JAM Project「 THUMB RISE AGAIN」
 (2013/10/23)

1. Groundbreakers
2. THUMB RISE AGAIN
3. Rage against the intrigue
4. Fight on!
5. Live True
6. Amor ~とある男の物語~
7. 侍パーリー
8. Frontiers
9. MIKAZUKI ~天赦日~
10. Light and Shadow
11. Lost my heart ~風の記憶~
12. Viva My Life
13. Long way to go  
お気に入り度:★★★★★★★★☆ (8.5/10)




JAM Projectの約3年ぶりのオリジナルアルバム。
前作のオリジナルアルバム「MAXIMIZER ~Decade of Evolution~」を聴いた時は
そのあまりの素晴らしさに驚き、その後数ヶ月は過去の作品を遡りながら
毎日のようにJAMの曲ばかりを聴く日々が続きました。
あそこまで1組のアーティストに徹底的にハマりまくったのは
私のリスナー人生の中で、未だにJAM Projectマイブームのあの時だけ。
今作は果たして、あの前作の感動再びとなるか!?と期待して聴かせて頂きました。

1曲目は「Groundbreakers」は壮大なオーケストラナンバー。
もはやクラシック、もしくは交響曲といっていい。
今作は前作とは違ってシリアスな雰囲気から入ったなと思いましたが
収録時間が7分強と長いだけに、もう少し印象に残るメロディが欲しかったかなと。
2曲目「THUMB RISE AGAIN」はスリリングなシンフォニックロックナンバー。
メロディ・節回しはこれぞ影山節、彼らの王道路線で素晴らしい。
3曲目「Rage against the intrigue」はブラスロック系の曲。
4曲目「Fight on!」はきただにひろし作詞作曲。ソロ曲で全く同じタイトルの曲が
あったぞというツッコミはさておき、今作の曲の中では一番メタリックな感じで良い。
5曲目「Live True」ではイントロからしてジャジーで、おしゃれ風味な
バンドサウンドを聴くことができる。さらに間奏では変拍子っぽい展開もある。
新境地ではあるが、こういう曲はJAMには求めていないんですよね・・・
6曲目「Amor ~とある男の物語~」はヨーロピアンテイストを感じるロックナンバー。
これもまた新境地、前曲よりは好きだなと。
7曲目「侍パーリー」は作詞作曲遠藤正明、編曲R.O.Nということからも
一目瞭然の熱い曲。ただサビメロはもう一押し欲しかったかなと。
8曲目「Frontiers」は、人生という名の旅を歌ったミディアムバラード。
聴いていて笑顔になれる優しい曲です。サウンド面ではストリングスの音色も美しい。
9曲目「MIKAZUKI ~天赦日~」は民族音楽っぽい要素の入ったバラード曲。
これまた今までのJAMっぽくない曲だなと。歌メロが弱く感じたのが惜しい。
10曲目「Light and Shadow」で、やっと久しぶりにJAMらしいアッパーチューンが。
11曲目「Lost my heart ~風の記憶~」はロック系のパワーバラード曲。
この曲は素晴らしい! サビのメロディの良さもさることながら、
そのサビでの「ウォーウォーウォー」というコーラスを含めた5人の声の一体感に
これぞJAMの歌唱の素晴らしさを感じさせてくれる。
12曲目「Viva My Life」はヒップホップっぽい感じのポップス。
歌詞がありきたりなだけに某グリーンやファンモン辺りが歌っても全く違和感が無い。
こういう曲を1曲だけ作ってアルバムに入れるのは毎回のことですが、
個人的には別に無くてもいいかなと・・・
ポップス系なら「The everlasting」のような曲がまた聴きたいです。
13曲目「Long way to go」は約2分の短い曲で、1曲目と同じようなアレンジの曲。
エンディング曲としては合っているといえるでしょう。

1曲目から8曲目まで疾走感満点の曲で攻めまくった前作とは違い、
今作は、今までに無い位の多彩なアプローチがされているというのが最大の特徴です。
それもあってか、楽曲の数々にハードロック要素は感じることはできても、
メタル要素はあまり無いように感じてしまいました。
抜群の疾走感を持ったメロスピ系の曲が無いのは、やはり寂しいなと。
近年の曲でいえば「MAXON」や「NOAH」みたいな曲が今作にも入っていれば・・・
いかんせん今までのベスト盤を含めたアルバム作品の曲が超名曲揃いなだけに
個人的には色々思うことはありましたが、それでもアルバムのコンセプト自体は
しっかりしているので、良いアルバムであることは間違いないです。
常に進化しようとする姿勢を感じる、チャレンジ精神に溢れたアルバムでした。



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