ブログトップ


2013年10月20日日曜日

[CDレビュー]  LiSA「LOVER“S”MILE」


LiSA「 LOVER“S”MILE【通常盤】」
(2012/2/22)

1. 優しさに辿りつくまで   
2. oath sign   
3. now and future   
4. EGOiSTiC SHOOTER   
5. WiLD CANDY   
6. 花とミツバチ   
7. ROCK-mode  
8. 笑ってほしくて   
9. アンフィル   
10. ジェットロケット   
11. LOVER“S”MiLE   
12. 終わりのない歌 -Special track-  
13. oath sign (Acoustic Ver.) -Special track- 
お気に入り度:★★★★★★☆ (6.5/10)




アニソンロック歌手、LiSAの1stアルバム。
かつて所属していたアニメ発バンド「Girls Dead Monster」の路線を継承した
ガールズロックアルバムとなっています。

前半の1~5曲目までは良いと思ったのですが・・・ 
同系統である平野綾の1st・2ndアルバムや藍井エイルの1stアルバムなどと比べると、
全体的に楽曲が弱い。特に中盤以降の曲については、
普通のポップス曲ばかりになってしまったという印象で、
編曲が平凡なのが、アニソン系アーティストの作品らしくないなと。
収録時間約10分の物語風大作である、12曲目「終わりのない歌」に関しても
なぜこんなに曲の展開が冗長なのか・・・ 
LiSAさんの歌唱に関してはどの曲も迫力があって良いだけに、やはり惜しいなと。

そんな中で、シングル曲である2曲目「oath sign」は、
サビで一気に盛り上がる歌唱と曲展開が、頭一つ抜けて良く感じました。
ここぞとばかりにストリングスが加わるドラマチックな編曲を聴くと、胸が熱くなる。
彼女にまでエレガ系の曲をたくさん歌わせろとまでは言いませんが、
やっぱりアニソン系歌手の作品ならばこんな曲が2~3曲位は欲しいよなと!
アルバムオリジナル曲では4曲目「EGOiSTiC SHOOTER」が私的ベストトラック。
パンクロックな曲で一見荒削りだが、その中にもメロディの良さがある。
早口でまくし立てるサビの歌唱は痛快そのものでした。

まもなくリリースされる2ndアルバムこそは、ガルデモ時代の「Crow Song」レベルの
名曲が数多く並ぶ作品になっていることを願いたいところ。
先行シングル曲の「traumerei」は、イントロからして編曲がメタリックで
なおかつ歌詞もカッコ良くて、モロに好きな系統の曲だっただけに期待です。



0 件のコメント: