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2013年8月23日金曜日

[CDレビュー]  KIDS「奇跡の軌跡」


KIDS「 奇跡の軌跡」
(2012/11/7)

1. film
2. ミラーボール  
3. 四季  
4. 流星群  
5. ヒーロー  
6. 祈り  
お気に入り度:★★★★★★☆ (5.5/10)





奈良出身の4人組バンド、KIDSの2ndミニアルバム。

正統派ギターロックアルバム。まず1曲目「film」はアッパーで爽やかな感じが良い。
そしてリードトラックとなった2曲目「ミラーボール」はダンサブルな曲で、
今作の中においても、文字通りに一番キラキラと輝いているように感じました。
バラード曲は3曲目「四季」のみ。4曲目「流星群」はバンプっぽい曲。
5曲目「ヒーロー」はバンドマンになった自分が昔の友人に会うという設定の曲で
「最終回にお前が打ってスタジアム沸かす日がきっと来る」という歌詞が印象的。
これは友人が野球選手になったということか?そういう比喩表現なのかもしれませんが、
実在のモデルがいるのかなと気になった曲でした。
6曲目「祈り」は、個人的にあまり印象に残らずでした。

現状では、これといった特徴が無いバンドだなと・・・
曲名の数々からしてありきたりだし、歌詞も決して悪くは無いが普通。
一番の特徴といえば、タイアップが関西ローカル番組ばかりという地域密着っぷりで
タワーレコードでの各種特典も大阪の店だけてなく橿原店でも付けてくれるということか?
後者は地元民としてはとてもありがたい、むしろ全歌手そうしてくれ!と思うんですが。

この先さらに躍進するためには、彼らにしか作れないような、
何かこれだというものを見つけてそれを伸ばして欲しいところ。
いっそのこと2曲目のような踊れる曲中心の路線でいってもいいのではと思いました。
平均年齢23歳とまだ若いバンドなだけに今後に期待です。




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