JAM Project「 JAM Project BEST COLLECTION IX THE MONSTERS」 (2012/11/14) 1. THE MONSTERS 2. NOAH 3. GARO-MAKAISENKI- with JAM Project 4. 我が名は牙狼 5. Metamorphose 6. LIMIT BREAK 7. The advent of Genesis 8. 覇王の剣 9. PREDESTINATION 10. 鋼のレジスタンス 11. Believe in my existence 12. 願い 13. PROMISE ~Without you~ 14. 覇 15. Believe ~永遠のLink~ 16. Glorious Days ~10th anniversary of Ragnarok~ お気に入り度:★★★★★★★★★★ (10/10) JAM Projectの通算9枚目のベストアルバム。 まず1曲目「THE MONSTERS」の、そのあまりに圧倒的な編曲と歌唱を聴いて 感じたことは、JAM Projectって「JApanese Metal Project」の略だったのか?と。 そう思ってしまうぐらいに、今までの彼らの曲の中でも最高クラスに激しい メタルナンバーを1曲目からぶつけてきました。 歌詞の方も思いっきり「METAL THUNDER!」と叫んでます。 さらに、その1曲目のアウトロから途切れることなく2曲目「NOAH」に 突入するという、この流れもまさにメタル。 去年のシングル曲にもなったこの「NOAH」というこれまた最高の曲を 聴くたびに思うことは、彼らには、いつかライブハウスにて ヘドバン有りのライブを開催して欲しいなと。 一応彼らのコンセプト上、ライブのターゲットには 子供たちも含まれているので無理だとは分かっていても、 もはややってる音楽が完全にメタルなんだからそう思ってしまいます! そして3曲目には壮大なインスト曲「GARO-MAKAISENKI-」を挟み、 4曲目「我が名は牙狼」へと続くこの流れも素晴らしい。 当初シングルとして「我が名は牙狼」を聴いた時は、良い曲ではあるが 「牙狼 ~SAVIOR IN THE DARK~」と比べると・・と思っていましたが このアルバムの流れで聴くと、曲により一層のパワーが宿ったかのよう。 そして、こんなハードで壮大な楽曲群でありながらも、 メロディが良くてそれなりに聴きやすく、 他のHR・HM系バンドとは違った個性も発揮できているというのが見事。 これは彼らの作曲・編曲のセンスの素晴らしさと、さらに紅一点ボーカルの 奥井雅美さんの存在があることが大きいと思います。 中盤以降はポップ寄りの曲やバラード曲も交えた作品となっているのは もはやいつも通り。今作も音楽性の幅の広さは発揮されています。 この中盤以降の曲の中では、やはりシングル曲「鋼のレジスタンス」は 他の曲とは違う輝きを放っている。サビのキーボードアレンジは鳥肌モノ。 同じくシングル曲の「Believe in my existence」も 壮大なコーラスワークが光る、感動的なアッパーチューンです。 さらにアルバムオリジナル曲では、ハードながらも爽快感抜群な「覇王の剣」、 争いの無い世界を願うことを歌ったバラード曲「願い」、 デスメタルっぽい雰囲気から始まる重厚ミディアムロックナンバー 「覇」といった曲が特に印象的でした。 そしてラストは、未来へ向けての希望を感じさせてくれるかのような 大団円ナンバー「Glorious Days」で終わるという構成も良かったです。 今年に入ってからのシングル曲は、どうもマンネリ感を感じるような曲が 多かったので、私の中では一時期ほどの熱は冷めてきたかなと思ってましたが、 しかしこのアルバムを聴いたらそんな思いは全て吹っ飛んだ。 やっぱりJAMは最強だ。そう再確認させてくれる作品でした。
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2012年12月7日金曜日
[CDレビュー] JAM Project「JAM Project BEST COLLECTION IX THE MONSTERS」
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