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2012年2月4日土曜日

[CDレビュー]  SWITCH「Ladies&Gentlemen」



SWITCH「Ladies&Gentlemen」
(1997/3/26) 

1. COCO JAMBOO  
2. DJパパ  
3. 神様たのむぜ  
4. いつか歌った歌  
5. Gimmick Shelter 
6. 茎になりたい  
7. You're Just My Lady  
8. 夕暮れまでにサンセット
9. SHY-LIGHT  
10. Gene
11. 砂の上で踊ろう  
12. DJパパ(Single Version)  
13. 星を見上げて 
お気に入り度:★★★★★★ (6/10)





1997年にリリースされた、SWITCHの2ndアルバム。
前作アルバムの出来が良かったので、この作品にも期待していたのですが、
いざ蓋を開けてみると、今作は地味な雰囲気のR&Bやソウルばかりになってしまった印象。
アルバムオリジナル曲でノリの良いアッパーチューンと呼べるのは3曲目の「神様たのむぜ」
ぐらいしかなく、前作にあったカラフルさがなくなってしまったのは個人的に残念の一言でした。
派手なアッパーチューンだった先行シングル曲の「DJパパ」も、
このアルバムの2曲目では音数を減らした、良く言えば大人っぽいアレンジとなっており、
そして12曲目の方に従来のシングルバージョンが収録されているのを見ると、
今作の12、13曲目は、これはアルバムコンセプトに合わないということで
ボーナストラック的扱いにされたのかなと思いました。
そこまでして大人の路線を突き詰める必要があったのか・・・
まだ2作目なのにこんなに早く路線変更しなくてもいいのにと思いました。


それでも、仮にボーナストラック的に最後に追いやられたものだったとしても、
ラスト曲の「星を見上げて」は名曲。当時は「天才てれびくん」の主題歌として
オンエアされていた曲で、希望やワクワク感に満ちあふれていた曲でした。


この作品を最後に彼らは解散してしまったわけですが、
やはり1stアルバムで売り上げ的にブレイクすることができなかったのが不運だった。
なのに2ndではさらに売れなさそうな地味路線へといってしまったのはなぜなのか・・・


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