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2012年2月8日水曜日

[CDレビュー]  「ミサイルイノベーション」


ミサイルイノベーション」
(2005/7/27) 

1. ミサイルイノベーション
2. Manic Monday
3. 砂のお城
4. モロヘイヤダンディー
5. 鮮やかな花
お気に入り度:★★★★★★☆ (6.5/10)





現Do As Infinityの大渡亮さん率いるバンド、ミサイルイノベーションの1stミニアルバム。
DoAsが一度解散した直後の2005年にリリースされた作品です。
まず1曲目はメロディレスなパンクナンバー、2曲目は洋楽カバー、
3曲目はバラード曲、4曲目は渋い雰囲気のギターロック、そしてラストは
DoAsの5thアルバム収録曲「アザヤカナハナ」のセルフカバーといったように、
5曲入りながらもバラエティに富んだアルバム構成となっています。


このバンドの曲の最大の特徴は、高音を張り上げるようなことが無く終始低音域で歌う
亮さんのボーカルと、同様に低音主体で大人な雰囲気を感じさせるバンドサウンドでしょう。
これは他の歌手に例えれば、福山雅治の曲に似た感じの雰囲気。
そして歌詞の方は、まず1曲目はクレジットを見ずとも誰が作詞したか分かってしまう
これぞ亮さんワールドといった感じの曲となってますが、それに対して3~5曲目の歌詞は、
1曲目に比べるとしっかり作られていると思いました。
しかしそれでも、「砂のお城」では2番Aメロの歌詞の計6行の中に3回も「…」が出てきたり、
「モロヘイヤダンディー」では歌詞に「!!!」が計29回も出てきたりといったように
やっぱりここでも独自の作詞センスが炸裂しております!
とりあえず「!」マークは1個で十分ではないかと思いました。あと「…」はいらないかと。
そういうのをあまりにも多用してしまうと、歌詞が安っぽく見えてしまうような気がします。
確かに誰が作ったか一発で分かるぐらい個性があるといえばあるのですが、
しかし、DoAsの曲の歌詞にはこのノリはなるべく持ち込まないでもらいたいです…


そんなアルバムの中で一番印象に残った曲は、やはり4曲目「モロヘイヤダンディー」でしょう。
サビの歌詞にて、「♪究極のS●Xマシーン」「♪マジスゲェ~」などとのたまっており、
これを聴いたら、そりゃ伴ちゃんもソロでやりたくなるよなと思わせる曲となっています!
DoAsが再結成してくれた今だからこそ、こんなことが言えるんですけどね。


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